SIHH2013 RALPH LAUREN New Model | 2013年 ラルフ ローレン新作 RL67 トゥールビヨン　01

　 ラルフ ローレンならではのヴィンテージな雰囲気を、精密なトゥールビヨン脱進器とマッチさせた新作が「RL67 トゥールビヨン（RL67 Tourbillon）」。このモデルは、高級複雑時計の世界に初めて“ラギッド（頑強で無骨な）感覚”を持ち込んだ画期的な存在として注目したい。

　 ケースは、外観の特異性だけでなく、耐久性を高める化学熱処理によるガンメタル仕上げが施されたステンレススティール製。トゥールビヨンのブリッジはラルフ・ローレン氏自身によるデザインだと言う。

　 また、ムーブメントには偏芯した小型の回転錘（巻き上げローター）を持つ“マイクロローター”による自動巻き機構を採用。シースルーバックを通して、その動きと美しいムーブメントの仕上げを堪能できる。

　 さらにアリゲーター・ストラップにも独自の工夫があり、「さくらんぼの種」を粉にしたものと共に攪拌して革を柔らかくし、イタリア製の蜜蝋をたっぷりと含ませたと言う。これによってヴィンテージ感溢れるケースにマッチした使い込んだ風合いが再現され、このモデルの独特の存在感の演出に大きく貢献している。

＞ストラップにも施されたヴィンテージ仕上げ