2014年のラルフ ローレンは15点の新作を発表。それらの大半はレディス・モデルである。たとえば2013年に登場した「スティラップ コレクション スティール リンク(STIRRUP COLLECTION STEEL LINK)」のコレクションが拡大され、サイズ違いやダイヤモンド・セッティングの違いなど、さまざまなバージョンが登場。また「スリム クラシック コレクション(SLIM CLASSIQUE COLLECTION)」にはクオーツ・ムーブメントを搭載したケース径32.0mmのバージョンが新登場。その控えめな美しさは、時計の古典美を愛する層に歓迎されるに違いない。
もちろん、メンズ・モデルにも注目すべき製品は少なくない。
「スポーティング コレクション クラシック クロノメーター モデル スティール ブラック ダイアル(SPORTING COLLECTION CLASSIC CHRONOMETER-STEEL-BLACK DIAL)」は、COSC(スイス公式クロノメーター検定所)の認定を受けた高精度ムーブメントを搭載する力強いモデル。
そしてメンズ・モデル最大のトピックが「サファリ コレクション」に登場した「ブラック サファリ フライング トゥールビヨン(BLACK SAFARI FLYING TOURBILLON)」だ。ラルフ ローレンのために複雑時計開発工房が製造したムーブメントを搭載し、特殊ブラック処理のケースや楡の木のダイアル装飾などが盛り込まれた特別なモデルに仕上がっている。
また、人気の高いキャンバス製ストラップにブラックやブルーの新色が登場し、このジャンルでもラルフ ローレンはトレンドを牽引する存在となりつつあるようだ。