SIHH 2016 | 2016 SIHH 新作 レポート ブランドの個性を駆使した新作が登場する一方、 為替相場の急変動に翻弄された2016年の幕開け

SIHH時を巡る旅2016

 2016年で26回目を迎えたSIHH(Salon International Haute Horlogerie=国際高級時計サロン)は、2016年1月18日から22日まで、スイスのジュネーブ空港に隣接する見本市会場「PALEXPO(パレクスポ)」にて開催された。


 今回、出展したブランドは、カルティエ、オーデマ ピゲ、A.ランゲ・アンド・ゾーネ、ボーム&メルシエ、グルーベル・フォルセイ、IWC、ジャガー・ルクルト、モンブラン、パネライ、パルミジャーニ・フルリエ、ピアジェ、リシャール・ミル、ロジェデュブイ、ヴァシュロン・コンスタンタン、ヴァンクリーフ&アーペルの15ブランド。


 これらに加え、新たに「Carré des horlogers(カレ・デ・オルロジェ=時計の広場)」と呼ばれる一角が設けられ、ここにクリストフ・クラーレ、ドゥ・ベトゥーン、H.モーザー、オートランス、HYT、カリ・ヴティライネン、ローラン・フェリエ、MB&F、ウルベルクという、合計9の独立時計師およびブランドが出展した。


 開催後、主催者側の発表によれば、全世界から1万5000人の来場者と1500人のジャーナリストが集まったという。この数字は、来場者1万4500人、ジャーナリスト1200人という2015年の数字からわずかに増加している。


 また、例年と同じくSIHHの開催に合わせてジュネーブ市内において、いくつかのブランドが独自の新作発表会を開き、フランク・ミュラーを中心とするウォッチランド・グループはジュネーブ郊外のジャントウで「WPHH(The World Presentation of Haute Horlogerie)」を開催した。


 思えば2015年のSIHHでは、スイス国立銀行(中央銀行)の対ユーロ上限撤廃によるスイスフラン急騰が話題となったが、今回はこのようなハプニングはなく、ジュネーブにおける年に一度の時計の祭典は粛々と幕を開けた。


SIHH2016

 そこで気になるのが“トレンド”だが、これもまた毎年繰り返しているように、業界全体を巻き込むような大きな流行はないのが実情。


 ただし、昨年に引き続きムーンフェイズを筆頭とする天文表示機構は人気が高く、数社からこういった機能を取り入れた新作が発表された。  そしてもうひとつ、時計の大型化がいよいよ終焉を迎え、小型化に向かうのでは? という兆候が見えてきたことだ。


 実際、いくつかのブランドからケース径37.0mmほどの“小型”(ただし、かつてはこれでも十分に大型だったが…)モデルが発表された。これらは欧米では婦人用の扱いらしいが、我が国およびアジアの市場では男性用としてアピールしていくとのこと。


 個人的に小振りなモデルに親和性を感じる私としては、嬉しい傾向だとお知らせしておきたい。


 これと同時にシンプルでベーシックなモデルの人気も継続中で、一過性のブームとして時計を消費するのではなく、長期間にわたり愛着を持って使い続けたいという思いが定着しつつあるな、という感触を得た。


取材・文:名畑政治、篠田哲生 / Report&Text:Masaharu Nabata、Tetsuo Shinoda
写真:堀内僚太郎、江藤義典 / Photos:Ryotaro Horiuchi、Yoshinori Eto



SIHH 2016 information | 2016年SIHH 取材詳細

SIHH(Salon International Haute Horlogerie=国際高級時計サロン)2016 詳細

開催期間 : 
2016年1月18日(月)から22日(金)

出展ブランド : 
カルティエ(CARTIER)、ジャガー・ルクルト(JAEGER-LECOULTRE)、ボーム&メルシエ(BAUME & MERCIER)など


  2016年1月18日(月)から22日(金)の期間、スイス・ジュネーブにおいて25回目となるSIHH(Salon International Haute Horlogerie=国際高級時計サロン)においてGressive編集部は現地で取材を敢行します。現地より速報でお届けする予定の新作情報の配信方法など、詳しくは決定次第「Gressive FACEBOOK」及び「Twitter」、「メールマガジン」にて順次発表しますので、ぜひ「いいね!」やフォロー、ご登録をお願いします。


SIHH(ジュネーブサロン)とは?
SIHH(ジュネーブサロン)とは、リシュモングループを中心とした腕時計ブランドが年1回行なう、国際時計見本市のこと。 正式名称は「Salon International de la Haute Horlogenie=国際高級時計サロン」で、カルティエ(CARTIER)を筆頭にIWCやヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)、オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET)など全16ブランドが一堂に会し、最新モデルや最新技術を披露する、時計ファンにとっては見逃せないイベントなのです。
バーゼルワールドから離脱し、1991年から始まったSIHH(ジュネーブサロン)。完全招待制で、入場できるのは厳選された世界各国のプレスやリテーラーのみで厳重なセキュリティチェックが施されています。

about SIHH 2016 | 2016 SIHH(ジュネーブサロン)取材について

  2016年SIHH(ジュネーブサロン)取材予定ブランドは以下になります。※都合により変更になることがございます。

2016年SIHH(ジュネーブサロン)取材予定ブランド

CARTIER(カルティエ)
AUDEMARS PIGUET(オーデマ ピゲ)
A.LANGE & SÖHNE(A.ランゲ&ゾーネ)
VACHERON CONSTANTIN(ヴァシュロン・コンスタンタン)
JAEGER-LECOULTRE(ジャガー・ルクルト)
PIAGET(ピアジェ)

Van Cleef & Arpels(ヴァン クリーフ&アーペル)
MONTBLANC(モンブラン)
BAUME & MERCIER(ボーム&メルシエ)
PARMIGIANI FLEURIER(パルミジャーニ・フルリエ)
H.Moser & Cie.(H.モーザー)
Urwerk(ウルベルク)

RICHARD MILLE (リシャール・ミル)
IWC (アイ・ダブリュー・シー)
ROGER DUBUIS(ロジェ・デュブイ)

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