2024年4月17日(水)、表参道と明治通りが交差する神宮前交差点に東急プラザ原宿「ハラカド」がオープンした。その名称が示す通り、「ハラカド」は東急グループが運営する新しい感覚で展開される商業施設。かつて1960~70年代、原宿には当時のトップクリエイターたちが集まり、新しい文化創造の拠点となった。その文化と精神を継承し、さらに発展させるべく「ハラカド」は生まれたといっても良いだろう。
この東急プラザ原宿「ハラカド」には、地下1階から7階の屋上テラスまでに全75店舗が集まっているが、これらの施設に集うクリエイターや企業によって構成・運営されるクリエイティブコミュニティ「ハラカド町内会」が設立され、新しい文化の創造と発信を目指すという。今、日本のみならず世界からも注目されている世界都市トーキョーの新たなるランドマークなのである。
この「ハラカド」の一角に新たにオープンしたのがスイス屈指のウォッチマニュファクチュール(高級機械式時計の一貫生産工場)として知られるゼニスのブティック。その名も「ゼニス ブティック表参道」である。
その開業は「ハラカド」のグランドオープンと同じく2024年4月17日(水)。これまでゼニスのブティックは「ゼニス ブティック銀座」など日本全国に3店舗を展開していたが、今回「ゼニス ブティック表参道」のオープンにより4店舗目が加わり、より広い範囲の方々にゼニスの魅力と価値をアピールすることとなった。
しかも、この「ゼニス ブティック表参道」は日本国内における最新ブティックということで、そのファサードとウィンドウには、ゼニスを象徴する最先端のデザイン・コンセプトを世界で初めて採用。それは「頂点」を意味するラテン語をルーツとする「ZENITH(ゼニス)」にあわせ、天上に輝く「星」からインスピレーションを得たシンボリックなデザイン。ランダムに配置された、流れるように輝くライティングは、まさに天空(ゼニス)から降り注ぐ無数の星々をイメージしたものなのである。
ご存知のようにスイス・ウォッチの名門マニュファクチュールであるゼニスは1865年の創業以来、精度と革新を探求し続け、自社工場内に置時計から腕時計までカバーする幅広い製品の一貫生産体制を構築。その高度な技術から数々の名作ウォッチが次々に誕生した。そこで「ゼニス ブティック表参道」では、1階と2階のふたつのフロアにゼニスの150年以上に渡る革新的な時計製造の歴史を総覧できる特別な展示と現代のゼニスを代表する4つのコレクションを展示。それによってゼニスならではの世界観や歴史、技術的な特徴などを総合的に理解できるよう配慮されている。
このゼニスの長い歴史の中でもっとも有名なのが、1969年に発表された自動巻きクロノグラフ・ムーブメントの名機「エル・プリメロ(Cal.3019)」である。
時計機構とストップウォッチ機構、そして自動巻きの機構を一体化させた「エル・プリメロ」(スペイン語でNO.1を意味する)は、開発当初から10振動/秒(36,000振動/時)というハイビート(高振動)・ムーブメントとして設計され、その高度なパフォーマンスが高く評価され、「自動巻きクロノグラフの先駆けであり名機」として時計の歴史に名を刻むこととなった。
現在、ゼニスでは、この「エル・プリメロ」をベースに随所をブラッシュアップし高性能化した基幹ムーブメント「エル・プリメロ 3600」などを搭載する革新的にして魅力あふれる傑作タイムピースを多数、ラインナップ。その正確さと精緻な作り込み、美しいアピアランスから、全世界の時計愛好家にとっての憧れの的となっている。
その「エル・プリメロ 3600」を搭載する人気コレクション「クロノマスター スポーツ」をはじめとして、豊富なゼニスのコレクションを実際に目で見て手にとって吟味できるのが「ゼニス ブティック表参道」の最大の魅力となっている。
また、「ゼニス ブティック表参道」は東京・幡ヶ谷の名店YOSHIDAによって運営されており、YOSHIDAがスイスのゼニス本社にオーダーした「YOSHIDA SPECIAL EDITION」も入手可能。
最新の空間で、特別な限定モデルから最新のモデル、レギュラーモデルに至るまで、じっくりと選べるのも「ゼニス ブティック表参道」の見逃せない魅力である。
「YOSHIDA SPECIAL EDITION」を中心に、「ゼニス ブティック表参道」から一押しの6本を紹介。
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