2024.02.22|注目アイテム

【パルミジャーニ・フルリエ】美しいカラーダイヤルを纏うYOSHIDAスペシャルモデルの魅力とは?

編集・文:戸叶庸之 / 写真:岡村昌宏(クロスオーバー)

“YOSHIDAスペシャルモデル”とは、東京・渋谷区幡ヶ谷の名店YOSHIDAと各社のコラボレーションから生まれる別注モデルの総称である。そこに宿るのは、高級時計の圧倒的な販売実績に基づく審美眼、そしてYOSHIDAの時計に対する愛情や熱意にほかならない。パルミジャーニ・フルリエ(PARMIGIANI FLEURIER)のYOSHIDAスペシャルモデルは、昨今の高級時計のトレンドを押さえた“カラーダイヤル”が特徴にある。スタイリッシュなルックスと素晴らしい出来栄えの複雑機構を堪能してほしい。


1. 時計を美しくする絶妙なトーンのブルーダイヤル

トンダ PF マイクロローター

PFS914-1020003-100182、40mm、ステンレススチールケース、自動巻き、YOSHIDAスペシャルモデル 限定100本、¥3,795,000 (税込)


 

「トンダ PF マイクロローター」は、2021年にスポーティな外観を持つ複雑機構のコレクション「トンダ PF」発表当時から作り続けている定番モデルのひとつだ。

ダイヤルのレイアウトは、時針と分針、インデックス、12時位置のブランドロゴ、6時位置のデイト表示、必要最低限の要素で構成されている。その2針を軸にしたドレッシーなダイヤルは、シンプルというよりもミニマルという表現がしっくりくる。

「トンダ PF マイクロローター」のデザインを実現するために開発されたのが、プラチナ950製マイクロローターが駆動する厚さ3㎜超薄型自動巻きムーブメントCal.PF703。これによってケース厚を7.8mmまで抑えることに成功している。パワーリザーブは約48時間を維持する。

YOSHIDAスペシャルモデルから登場した「トンダ PF マイクロローター」は、ダイヤルに“ライトブルー”と呼ばれるカラーを採用。パルミジャーニ・フルリエのレギュラーモデルで見られる“ミラノブルー”よりも薄いブルーは、ダイヤルに施したバーリーコーンのギョーシェ彫りの美しさを際立たせている。


2. 幅広いファッションに対応するグリーンダイヤル

トンダ PF クロノグラフ

PFS915-1020001-100182、42mm、ステンレススチールケース、自動巻き、YOSHIDAスペシャルモデル 限定100本、¥4,994,000 (税込)


 

「トンダ PF マイクロローター」と「トンダ PF アニュアルカレンダー」の2モデルと並び、「トンダ PF」発表当時から展開している人気モデル「トンダ PF クロノグラフ」。

ウォッチメインキングの要となるコラムホイールを備えた自動巻きクロノグラフムーブメントCal.PF070は、5Hz(毎時3万6000回の振動数)の高い周波数で振動し、3時位置に30分積算計、6時位置にスモールセコンド、9時位置に12時間積算計を配置したダイヤルを完成させている。パワーリザーブは約65時間と実用的な設計となっている。

パルミジャーニ・フルリエは“控えめなエレガンス”を標榜するブランドであり、それは展開するあらゆるモデルで実践されている。YOSHIDAスペシャルモデルの「トンダ PF クロノグラフ」は、落ち着きのあるグリーンダイヤルを採用。日常使いに適していることはもちろん、幅広いファッションとの組み合わせが楽しめる。安心して使える100mの防水性能も嬉しい機能だ。


3. 流行のダイヤルカラーを大胆に取り入れた意欲作

トンダ GT アイスブルー

PFS910-1020006-100182、42mm、ステンレススチールケース、自動巻き、YOSHIDAスペシャル 限定100本、¥2,728,000 (税込)


 

2020年に発表されたパルミジャーニ・フルリエで初となるスポーティウォッチ「トンダ GT」。

このモデルの特徴は、優雅な時を刻む2針であることに加え、12時位置にビッグデイト表示、6時位置にパワーリザーブ表示を備えた複雑機構搭載モデルであることだ。歴とした複雑機構でありながら、非常にシンプルに見えるダイヤルのデザインは見事と言うしかない。

ケースに搭載された22Kローズゴールドのローターを持つ自動巻きムーブメントCal.PF044は、約45時間のパワーリザーブを保持し、ブリッジのコート・ド・ジュネーブのような装飾的な仕上げが施されている。

「トンダ GT アイスブルー」と名付けられたYOSHIDAスペシャルモデルは、文字通り“アイスブルー”と呼ばれるカラーをダイヤルの前面に取り入れた意欲的な1本。ブラックで統一されたインデックスと12時位置のビッグデイト表示、ホワイトを採用した6時位置のパワーリザーブ表示がアクセントになっている。

流行色を取り入れてスタイリッシュに仕上げた「トンダ GT アイスブルー」は、着用することで腕元を軽やかにする効果を発揮するはずだ。


4. 超複雑機構をスポーティに仕上げるグリーンダイヤル

トンダ PF フライングトゥールビヨン

PFS921-1020001-100182、42mm、ステンレススチールケース、自動巻き、YOSHIDAスペシャルモデル 限定50本、¥17,226,000 (税込)


 

パルミジャーニ・フルリエは、ウォッチメイキングのあらゆる側面をこだわり完璧主義を貫いている。それゆえ、外装のデザインからムーブメント設計に至るまで一切の隙がない。

このような揺るぎない美学から生まれた「トンダ PF フライングトゥールビヨン」は、7時位置にフライングトゥールビヨンを眺められる大きな窓を設けた独自路線をひた走るモデルである。搭載したプラチナ950製マイクロローターによる自動巻きフライングトゥールビヨンムーブメントCal.PF517は、厚さはわずか3.4mmと驚くような薄さに抑えている。防水性能が100mあることからデイリーユースができる超複雑機構搭載モデルであることが確約されている。

レギュラーモデルがプラチナ950製のケース&ブレスレットに“ミラノブルー”のダイヤルであったことに対して、YOSHIDAスペシャルモデルではケース&ブレスレットをステンレススチールに、ダイヤルカラーを“グリーン”に変更。YOSHIDAの提案によりスポーティな印象に仕上がった「トンダ PF フライングトゥールビヨン」は、パルミジャーニ・フルリエのウォッチメイキングの真髄が感じられる。

BRAND HISTORY

パルミジャーニ・フルリエ

1996年、“神の手を持つ時計師”と呼ばれるミシェル・パルミジャーニがローザンヌにあるボー・リヴァージュ・パレスにて、パルミジャーニ・フルリエの設立を発表。若いブランドでありながらマニュファクチュールとしての体制が整っているため、複雑機構を中心にしたタイムピーズの完成度は非常に高い。2021年には、ブルガリのウォッチメイキングのレベルを飛躍的に高めた功労者のひとりであるグイド・テレーニ氏がCEOとして参画。氏はメゾンのレガシーを継承する一方、現代に適したラグジュアリーなコレクションを手掛けることに力を注いでいる。
STORE INFO
店舗情報
YOSHIDA 東京本店
東京都渋谷区幡ヶ谷2-13-5
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営業時間:10:30~19:30
年中無休(年末年始を除く)

Tel:03-3377-5401

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名古屋 YOSHIDA
愛知県名古屋市中区栄3丁目17番17号
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年中無休(年末年始を除く)

Tel:052-243-5401

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