【Breguet】憧れをかきたてる、トゥールビヨン・クロノグラフ
 ブレゲ(Breguet)が展開するクロノグラフモデルといえば、「アエロナバル」「トランスアトランティック」に代表される、海軍航空部隊の時計の血統をつぐ「タイプXX」シリーズがもっともポピュラーだろう。しかし誰あろう希代の天才時計師、アブラアン-ルイ・ブレゲを創業者に持つブレゲ社ならでは、その遺志を現代の時計に息づかせるセンスもお手のもの。この特集ではあえて、先に挙げたパイロットウォッチと双璧をなすスポーツライン、「マリーンII」シリーズから、古典と革新が同時に体感できる、トゥールビヨン・クロノグラフ搭載モデルを取り上げたい。

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MARINE II TOURBILLON CHRONOGRAPH
モデル名:マリーンII トゥールビヨン・クロノグラフ
Ref:5837BR/92/5ZU
ケース径:42mm
ケース厚み:14mm
ケース素材:18Kローズゴールド
防水性:100m防水
ストラップ:ラバー
ムーブメント:手巻、毎時21,600振動、50時間パワーリザーブ
仕様:トゥールビヨン、クロノグラフ、30分積算計、12時間積算計、トゥールビヨン軸直結スモールセコンド、ブラックロジウム仕上げ18Kゴールドダイヤル、シースルーバック(サファイヤクリスタル)
価格:16,516,500円(税込)
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 マリーンの名から想像されるように、「マリーンII」シリーズは高い防水性を備えた、堅固なつくりを特徴とするスポーツウォッチだ。しかしブレゲ社にとって「マリーン」は特別な意味をもつ名でもある。18、19世紀の大航海時代、海軍御用達のマリン・クロノメーター(精密時計)を手がけることは最高レベルの時計師の証だった。そして「王位海軍時計師」の称号を勝ち得たアブラアン-ルイ・ブレゲはマリン・クロノメーターの製造に比類なき情熱を傾けたという。「マリーン」の名称はそこに由来しているのだ。

 こちらの「マリーンII トゥールビヨン・クロノグラフ」は、計算尺等もなく、クロノグラフ機能としてはごくシンプルな部類。しかし真っ先に視界に飛び込んでくるのは、12時位置の窓からのぞくトゥールビヨン。すでに多くの時計愛好家が知るとおり、調速をつかさどる脱進機をキャリッジカーゴに収めて規則的に回転させ、重力による精度誤差を矯正するトゥールビヨン機構は、アブラアン-ルイ・ブレゲが考案した、いわばブレゲ社のお家芸である。当該モデルに搭載されているのは、近年スイスの有力なウォッチメーカー数社で共同開発したシリコン素材を、脱進機のヒゲゼンマイ、アンクル、ガンギ車に採用した斬新なトゥールビヨン。精度追求に心血を注いだアブラアン-ルイ・ブレゲの矜持がここにも息づいているというわけだ。

 文字盤のギョシェ彫り、ケース側面のコインエッジ、ブレゲ針など伝統的なブレゲのアイコンを用いながらも、「マリーン」の名から想起される波型のパターンが巧みにデザインワークに取り入れられ、古典的な意匠に現代的なエッセンスがバランスよく配合された逸品だ。


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