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2023 New Model | CHOPARD
2023年 ショパール新作 L.U.C 1963 ヘリテージ クロノグラフ

【編集顧問 田中克幸 ピックアップ】

 自社開発のルーセントスティール™ケース、COSC認定クロノメーターとジュネーブシール、さらにマニュファクチュール・フライバッククロノグラフ・ムーブメントの手巻き式Cal. L.U.C 03.07-L搭載と、近年のショパールにおける時計製造美学が凝縮された新作「L.U.C 1963 ヘリテージ クロノグラフ(L.U.C 1963 Heritage Chronograph)」。本作は2014年発表の「L.U.C 1963 クロノグラフ」に継ぐ2作目となり、“1963”とは現オーナーのショイフレ家が創業者ショパール家より当ブランドの経営を引き継いだ年、つまりその60周年を記念するモデルである。世界限定25本。レーシングカーのタコメーターを想起させるクロノグラフ針のカウンターが特徴。


L.U.C 1963 Heritage Chronograph
L.U.C 1963 ヘリテージ クロノグラフ
Ref:168556-3002
ケース径:42.00mm
ケース厚:14.55mm
ケース素材:ルーセントスティール™
防水性:50m
ストラップ:グリーンカラーのライニング&ステッチを施したブラウンカーフスキンストラップ、L.U.Cの刻印を施したスティール製ピンバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.L.U.C 03.07-L、約60時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、38石、COSC(スイス公式クロノメーター検定局)認定、ジュネーブ・シール取得
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)表示、スモールセコンドのゼロリセット、フライバッククロノグラフ、2‐3時位置に30分積算計、9‐10時位置に12時間積算計、ストップセコンド機能、PVD加工のグリーンカラー文字盤、シースルーケースバック
限定:25本、ショパールブティック限定
価格:4,554,000円(税込)

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直径42mmのケースは、80%をリサイクル由来の素材で構成されたショパール独自開発のルーセントスティール™製。通常のステンレススティールよりも高い硬度と光度、皮膚への適合性を実現した当素材を、本年(2023年)の年末までに自社の全スティール製腕時計に使用することをショパールが発表したのは3月のことだ。一方スタイリングでは、カール-フリードリッヒ・ショイフレ共同社長が情熱を傾けるカーレーシングのイメージが投影されており、タコメーターを模したクロノグラフ針のミニッツ&セコンドトラック・インデックスや、レーシンググリーンのダイアルカラー、エンジンのピストンを想起させるマッシュルーム型プッシュボタンに見て取れる。


ショパールの創業者名“ルイ-ユリス・ショパール(Louis-Ulysse Chopard)”から採られた“L.U.C”コレクションは、彼らの高級時計製造に対する伝統と技術、精神が込められたシリーズで、初代モデルは1997年発表の「L.U.C 1860」である。当モデルに搭載された“L.U.C”ムーブメントはショパールにとって特別な意味を持ち、インテグレイテッド構造が特徴。中でも“L.U.C”クロノグラフ・ムーブメントの第1号機は、2006年発表の「L.U.C クロノ ワン」に搭載された自動巻きムーブメント、Cal.L.U.C 11CF。これは2012年にCal.L.U.C 03.03-Lへと名称が変更され、さらに手巻きへと変更されたムーブメントが今回の新作にも採用されたCal.L.U.C 03.07-Lである。当ムーブメントは2014年発表の「L.U.C 1963 クロノグラフ」が初搭載となり、2017年の「ミッレ ミリア クラシック XL 90周年 リミテッドエディション」にも採用、そして今回に至ったのが簡単な経緯だ。わざわざ自動巻きムーブメントをノンデイト表示の手巻き機構に仕様変更した点に、カール-フリードリッヒ・ショイフレ共同社長の、時計製造哲学の深みを感じさせる。


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