2023 New Model ｜ CHOPARD
2023年ショパール新作　ミッレミリアクラシッククロノグラフ

【編集顧問田中克幸ピックアップ】

　本年（2023年）も6月13日から17日までイタリアで開催された“世界で最も美しいレース”、ミッレミリア（1000 Miglia）。1927年に始まる当レースにショパールは1988年より過去35年間にわたりパートナーシップを結び、毎年レースエディションの新作を発表。その36番目となる最新モデルが「ミッレミリアクラシッククロノグラフ（Mille Miglia Classic Chronograph）」である。ケース径は前作と前々作の44mmに代わって今回は40.5mm。また4年間に及ぶ研究開発を経て誕生したショパール独自のステンレススティール素材、“ルーセントスティール™”をケースとストラップのバックルに採用している。

Mille Miglia Classic Chronograph
ミッレミリアクラシッククロノグラフ
Ref：168619-3001
ケース径：40.50mm
ケース厚：12.88mm
ケース素材：ルーセントスティール™
防水性：50m
ストラップ：60年代のダンロップレーシングタイヤにインスパイアされたラバーストラップ、ルーセントスティール™製ピンバックル
ムーブメント：自動巻き、約54時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、37石、COSC(スイス公式クロノメーター検定局)認定
仕様：時・分・秒(スモールセコンド)・日付表示、クロノグラフ、9時位置に30分積算計、6時位置に12時間積算計、ストップセコンド機能、タキメータースケール、エンジンターン仕上げのネロ・コルサ文字盤、外周に「1000 Miglia」のロゴをあしらったシースルーケースバック
価格：1,254,000円(税込)

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今回発表された4色のダイアルカラー中、エンジンターンド仕上げの“ネロ・コルサ（Nero Corsa＝黒い疾走）”＝レーシングブラックモデルには、1960年代のダンロップレーシングタイヤのトレッドパターンに着想を得たデザインで、かつ吸湿性の高いライニングを施したラバーストラップを採用（写真）。ちなみに他の3色のダイアルモデル（“ヴェルデ・キアーロ”＝ライトグリーン、“ロッソ・アマレーナ”＝チェリーレッド、“グリージオ・ブルー”＝ブルーグレー）には、往年のレーシンググローブを想起させるヴィンテージカラーのカーフスキンストラップが用意。

エンジンターンド仕上げの“ネロ・コルサ（レーシングブラック）”ダイアルのスケッチ画。今回はレーシングカーから着想を得た4色のダイアルカラーが用意されたが、他の3色はサーキュラーサテン仕上げの“ヴェルデ・キアーロ（ライトグリーン）”と“ロッソ・アマレーナ（チェリーレッド）”、そしてサテン仕上げの“グリージオ・ブルー（ブルーグレー）”だ。ケース素材は“ネロ・コルサ”、“ヴェルデ・キアーロ”、“ロッソ・アマレーナ”ダイアルの3モデルがルーセントスティール™で、残る“グリージオ・ブルー”ダイアルはルーセントスティール™＆エシカルイエローゴールド製バイカラーケースとなる。