PARMIGIANI FLEURIER | パルミジャーニ・フルリエ 2026新作 ニュアンスと光の芸術。パルミジャーニ・フルリエ「トンダ PF オートマティック 36mm」
2026年の新作としてパルミジャーニ・フルリエが、アルタ・ローサのカラーをまとった新しい「トンダ PF オートマティック 36mm」を発表しました。この色の選択によって、コレクションに新たな表現が生み出されました。これは、単なるカラーバリエーションの追加ではなく、色彩と造形の一貫性を追求し続けてきた、パルミジャーニ・フルリエの研究の延長線上にあります。
パルミジャーニ・フルリエにおいて、新しい色調はつねに、時間をかけて構築されるパレットの一部として考案されます。それは一時的な演出の積み重ねではなく、微細なニュアンスの積み重ねによってメゾンの造形言語を形作る、厳格な試みです。
色彩を単なる後付けの装飾として扱うことはありません。それは自社製キャリバーと同様の緻密さをもって扱われます。つまり、比率・光・素材と切り離せない関係にあり、文脈に沿って調整されるべき要素です。ここでは、時は主張するものではなく、そこに在るもの。穏やかで、揺るぎなく、静かに調和が保たれています。
アルタ・ローサもまた、近年の「トンダ PF」コレクションのあらゆる展開を支える、この論理に基づいています。
光の言語としてのギョーシェ
アルタ・ローサのローズカラーのトーンは、装飾でも象徴でもありません。それは、抑制され、整えられた「鉱物的な色彩の領域」として考案されました。光を支配するのではなく、光のうつろいに合わせて変化するように設計されています。
この光は、正面から射し込む強いものではなく、柔らかく拡散する、フィルターをかけたような、穏やかな光です。表面を打つのではなく、薄いヴェールを通したような光の在り方を追求しています。
トンダ PF コレクションに通じるバーリーコーン(麦の穂)模様のギョーシェは、当初から単なるモチーフではなく、ひとつの言語として定義されました。それは光を受け止め、和らげ、そしてそっと返すための構造体です。トンダ PFのギョーシェは装飾ではなく、「設計そのもの」であり、色彩・凹凸・反射が、一貫した時計の造形言語として調和するための手法なのです。
反射を抑えたサファイアクリスタルを通して、ダイヤルは主張することなくその奥行きを現します。それは静かな均衡を保ちつつ、ダイヤルの質を確かなものにしています。 その結果生まれるのは、表面的な視覚効果ではなく、ひとつの感覚。光とともに呼吸しているかのようなダイヤルは、時間をかけて見つめる者にだけ、その深みを静かに開示します。
比率に導かれたフォルム
18Kゴールドにロジウム加工を施したアプライドインデックスと、スケルトン加工のデルタ針が、この哲学を支えています。幾何学的な本質にまで簡素化されたこれらのパーツは、ダイヤルの構成上の均衡を保ちつつ、視認性を確保しています。
36mmのステンレススティール製ケースに収められたアルタ・ローサは、大きさではなく、比率によって定義されます。スリムなフォルムと、計算されたポリッシュ/サテン仕上げの対比が、光を分断するのではなく、表面を滑らかに流れるように導きます。
腕にのせたとき、この比率は心地よい落ち着きへと変わります。それは空間を占有しながらも、決して自らを主張することのない時計の在り方です。
トンダ PF コレクションを象徴するプラチナ950製のローレット加工ベゼルは、控えめな貴金属の要素を加え、視覚だけでなく触覚を通してもその質を伝えます。反射を抑えたサファイアクリスタルが明快な視界を維持し、100m防水が日常の利便性を担保します。
機構の一貫性
アルタ・ローサを駆動するのは、自社で開発・製造された、自動巻きキャリバーPF770。毎時28,800振動を刻み、60時間のパワーリザーブを備えたムーブメントは、信頼性と緻密な仕上げを兼ね備えています。サファイアクリスタルのケースバックからは、コート・ド・ジュネーブや手作業の面取りで仕上げられたブリッジを鑑賞することができます。
ポリッシュとサンドブラストで磨き上げられた22Kローズゴールド製のスケルトン・ローターは、ダイヤルの色調と静かに共鳴します。ここでも、対比ではなく一貫性が優先されています。
一貫したビジョンの継続
トンダ PF コレクションの中で、アルタ・ローサはスタイルの変化を意味するものではありません。それは、すでに確立された造形言語をさらに突き詰めたもの。建築や現代絵画と同様に、パルミジャーニ・フルリエが追求する一貫性とは、単なる反復ではなく、色彩・光・比率がともに進化していく、地道な語彙の構築なのです。
古典的なウォッチメイキングに根ざした36mmというサイズは、このアプローチをより確かなものにしています。それは、トレンドや性別を特定して選ばれたものではなく、均衡と精緻さのために選択された尺度です。
アルタ・ローサによって、この哲学は新たな色彩の境地を見出しました。情緒的でありながら冷静。現代的でありながら、タイムレス。静止した瞬間に留まるローズ。均衡を保つ時計。穏やかに、昇華された時。
Tonda PF Automatic 36mm
トンダ PF オートマティック 36mm
Ref:PFC804-1020007-100182
ケース径:36.0mm
ケース厚:8.6mm
ケース素材:ポリッシュとサテン仕上げのステンレススティール
防水性:100m
ストラップ:ポリッシュとサテン仕上げのステンレススティール、ステンレススティール製フォールディングクラスプ
ムーブメント:自動巻き、Cal.PF770(自社製)、毎時28,800振動(4Hz)、約60時間パワーリザーブ、29石
仕様:時・分表示、プラチナ950製ローレット加工ベゼル、ロジウム加工の18Kゴールド製デルタ型スケルトン針、バーリーコーンのハンドギョーシェを施したアルタ・ローサダイヤル、ロジウム加工の18Kゴールド製ハンドアプライドインデックス、シースルーケースバック
価格:3,454,000円(税込)
※2026年3月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。
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