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2022 New Model | GIRARD-PERREGAUX
2022年 ジラール・ペルゴ新作 キャスケット 2.0

【編集顧問 田中克幸 ピックアップ】

 230年以上続くジラール・ペルゴ(GIRARD-PERREGAUX。以下GP)の歴史の中でも、1970年代のクォーツ開発時代は時計愛好家が注目するところのひとつ。独自にクォーツの技術開発を試みたGPは、1970年のバーゼルで振動数32,768Hzの量産型クォーツを発表。そして1976年~78年にかけて発光ダイオード(LED)式時計「Ref.9931(9939)(9934)」、通称“キャスケット”を8,200本製造する。時計愛好家が長年注目した当モデルは、2021年の第9回「オンリーウォッチ」にユニークピースとして出展、さらに本年(2022年)2月発表の新作が世界限定820本の「キャスケット 2.0(Casquette 2.0)」だ。こうして歴史の表舞台に返り咲いた名品の登場は実に喜ばしい。


キャスケット 2.0

Casquette 2.0
キャスケット 2.0
Ref:39800-32-001-32A
ケースサイズ:42.40×33.60mm
ケース厚:14.64mm
ケース素材:ブラックセラミックおよびグレード5チタン
防水性:50m(5ATM)
ストラップ:ブラックセラミック、内側はラバー製、チタン製フォールディングバックル
ムーブメント:クォーツ、Cal.GP03980
仕様:時・分・秒・日付・曜日・月・年表示、クロノグラフ、セカンド タイムゾーン、シークレット デイト、グレード5チタン製プッシュボタン、チューブ状LEDディスプレイ
価格:561,000円(税込)

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時計愛好家待望の「キャスケット 2.0」。まるで近未来型ドライバーズウォッチの先駆けとも言える、ケース手前の時刻表示計に当時のGPのセンスの良さを感じる。ブラックセラミックおよびグレード5チタン製ケース、2021年の第9回「オンリーウォッチ」出展品と同型の振動数32,768Hz のCal.GP03980搭載。世界限定820本。


1976~78年にかけて計8,200本が製造されたLEDディスプレイ装備のRef.9931、通称“キャスケット”。時計の手前部に時刻表示計を設置する近未来的なフォルムは時計愛好家の注目となった。GP開発の32,768Hzの振動数は発表後クォーツ式時計の世界標準に採用。写真のステンレススティール(Ref.9931)の他、マクロロン©(ポリカーボネート。Ref.9939)とイエローゴールドプレート(Ref.9934)の計3種類を発表。ケース上のGPロゴは今回の新作にも踏襲。


2021年開催の第9回「オンリーウォッチ」(デュシェンヌ型筋ジストロフィー症研究へのチャリティーオークション。隔年開催)出展品。クリスティーズ発表の落札価格は80,000CHF(=スイスフラン。約10,640,000円。1CHF=133円で換算)だが100,000CHF(13,300,000円)で販売されたという。設計は1976年のオリジナルを手本とする一方、ケースは現代にふさわしいフォージドカーボンとチタン製。新作にも採用された振動数32,768Hz のCal.GP03980搭載。


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    ソーウインド ジャパン株式会社
    〒102-0093 東京都千代田区平河町2-2-1
    TEL: 03-5211-1791


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