2017年、60周年を迎えるハミルトンのアイコンウォッチ「ベンチュラ」
色褪せることのない普遍と革新

　1957年1月3日に発表された世界初の電池式腕時計「ベンチュラ」は、ウォッチメイキングのあり方を根底から覆しました。世界中の時計メーカーにとっての長年の夢でもあり、500年近い時計作りの歴史における革新となった電池式腕時計を現実のものとしたハミルトン。この画期的な機構を携えた「ベンチュラ」は、今日のクォーツ時計の先駆けとして未来を変えることとなりました。また、キャデラックなどをデザインし、当時のアメリカで名を馳せていたインダストリアル・デザイナーのリチャード・アービブが手掛けたエキセントリックなベンチュラは、発売と同時に1万2000個以上の驚異的なセールスを記録。発売から半世紀以上が経った現在でもなお、斬新で新鮮に映るそのデザインは、エルヴィス・プレスリーをはじめとする多くの著名人を魅了し、今日も世界中の時計愛好家やファッショニスタから愛され続けています。目まぐるしく変わるトレンドや、テクノロジーの発展によって日々変化し続ける時代の中でも、色褪せることのない「ベンチュラ」の先進性と存在感。初代モデルの発売から60周年を迎える2017年、オリジナルデザインを受け継ぐヴィンテージデザインや、エルヴィス・プレスリーとの密接なストーリーを物語るタイムピースなど、大胆な進化を遂げたアニバーサリー コレクションが発表されます。

オリジナルモデルを受け継ぐヴィンテージデザイン - ベンチュラ 【YGPVD モデル】

　オリジナルモデルを彷彿とさせる、クラシックなイエローゴールドPVDを纏ったベンチュラ。左右非対称のケースデザインに加えて、“世界初の電池式時計” として時計界に残した足跡を象徴するエレクトリック（電気）マークや、“原子” をイメージしたゴールドカラーのインデックスなど、当時のディテールが数多く受け継がれています。ゴールドカラーの針と赤い先端の秒針を配したホワイトダイヤルや、リザードの型押しが施されたブラウンレザーストラップは、ヴィンテージな雰囲気を演出。70年に渡るベンチュラの輝かしい歴史と伝統を際立たせる、エレガントなデザインに仕上げられています。

“タイムレス” と “モダン” の融合 - ベンチュラ 【デニム モデル】

　“常識や変化を恐れない” というベンチュラ・スピリットを継承した60周年のアニバーサリーコレクション。ベンチュラと同様に1950年代のアメリカで流行し、時代を超えて愛され続ける “デニム” とのハーモニーによって、「ベンチュラ」に新たな表情が生まれます。最新技術の3Dプリントを駆使したデニム模様のダイヤルと、オーセンティックなデニムのストラップのコンビネーション。ストラップの裏地にはブルーレザーを組み合わせ、スタイリッシュなデザイン性と心地よい装着感を実現。タイムレスに愛されるデザインと素材を融合させることで、コンテンポラリーなベンチュラへ昇華しています。

ロックミュージックのようなダイナミズム - ベンチュラ エルヴィス 80 スケルトン

　1957年の発売当時、時代を先駆けた近未来的なベンチュラの佇まいは、多くの人々を魅了しました。なかでも、1961年に映画「ブルー・ハワイ」の劇中でベンチュラを着用したエルヴィス・プレスリーは、自らベルトをカスタマイズし、公私を通じて愛用したと言われています。ジャンルを超越した音楽スタイルや個性的なファッションなど、時代を築いた彼の生き方はまさに、“革新性” というベンチュラ・スピリットそのもの。キング・オブ・ロックンロールが愛用したステージマイクを想わせる「ベンチュラ エルヴィス 80 スケルトン」は、幾何学模様のスケルトンダイヤルからムーブメントが覗く、ダイナミックなデザインに仕上げられています。ストラップには、上質なブラックラバーと、エルヴィスが愛用した蛇腹ブレスットをモチーフとしたステンレススチールブレスレットをラインナップ。パワフルでロックなデザインは、腕元で圧倒的な存在感を放ちます。

ベンチュラ アニバーサリーコレクション （写真右上から順に）

Ventura
ベンチュラ （YGPVD モデル）

Ref.：H24301511 （Lサイズ）
ケースサイズ：32.3×50.3mm
ケース素材：SS（イエローゴールド PVD加工）
防水性：5気圧
ストラップ：クロコ型押しカーフ
ムーブメント：クォーツ
仕様：ミネラルクリスタル風防
価格：101,000円（税抜）
発売予定：2017年4月

Ref.：H2410151 （Sサイズ）
ケースサイズ：24.0×36.5mm
ケース素材：SS（イエローゴールド PVD加工）
防水性：5気圧
ストラップ：クロコ型押しカーフ
ムーブメント：クォーツ
仕様：ミネラルクリスタル風防
価格：98,000円（税抜）
発売予定：2017年4月

Ventura
ベンチュラ （デニム モデル）

Ref.：H24411941 （Lサイズ）
ケースサイズ：32.3×50.3mm
ケース素材：SS
防水性：5気圧
ストラップ：ブルーデニム
ムーブメント：クォーツ
仕様：ミネラルクリスタル風防
価格：91,000円（税抜）
発売予定：2017年11月

Ref.：H24211941 （Sサイズ）
ケースサイズ：24.0×36.5mm
ケース素材：SS
防水性：5気圧
ストラップ：ブルーデニム
ムーブメント：クォーツ
仕様：ミネラルクリスタル風防
価格：88,000円（税抜）
発売予定：2017年11月

Ventura Elvis 80 Skeleton
ベンチュラ エルヴィス 80 スケルトン

Ref.：H24555381
ケースサイズ：42.5×44.6mm
ケース素材：SS
防水性：5気圧
ストラップ：ブラックラバー
ムーブメント：自動巻き、Cal.H-10-S、80時間パワーリザーブ
仕様：サファイアクリスタル風防
価格：193,000円（税抜）
発売予定：2017年12月

Ref.：H24555181
ケースサイズ：42.5×44.6mm
ケース素材：SS
防水性：5気圧
ストラップ：SS製ブレスレット
ムーブメント：自動巻き、Cal.H-10-S、80時間パワーリザーブ
仕様：サファイアクリスタル風防
価格：198,000円（税抜）
発売予定：2017年12月

G-SHOCK アニバーサリーイヤーの最後を飾る プレミアムG-SHOCKの頂点

アニバーサリーイヤーの最後を飾る
プレミアムG-SHOCKの頂点

>>積み重なった歴史から生まれた時計

Gressive Impression時計ファンをさらに拡げるべく移転＆拡大してリニューアル「oomiya 大阪心斎橋店」

Gressive Impression
時計ファンをさらに拡げるべく
移転＆拡大してリニューアル
「oomiya 大阪心斎橋店」

>>旧店舗での問題を解決して生まれたゆとりの新空間

取材・文：竹石祐三 / Report&Text：Yuzo Takeishi

oomiya 大阪心斎橋店についてのお問合せは･･･
〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場4-7-6
営業時間：11:00～20:00
定休日：水曜日
Tel：06-6251-0077
>>>Gressive掲載ページはこちら
>>>oomiya 大阪心斎橋店 WEBサイトはこちら

　ロンジンが、2017年に創業185年を迎えました。これを記念し、長年にわたる功績を1年を通して振り返るデジタルプロジェクト「On This Day」がロンジンの公式ウェブサイトおよび公式SNSアカウントで実施中です。過去その日に起こった小さなストーリーが、2017年1月1日から12月31日まで1年間公開されます。

　 1832年、オーギュスト･アガシによりスイス・サンティミエで設立されたロンジンは、当初は他の時計ブランドと同じように供給業者から時計パーツを購入して地元の時計職人に自宅で組み立てさせる、いわゆる「エタブリスール」方式を採用していました。それを1850年代半ばに経営を引き継いだアガシの甥であるアーネスト･フランシロンが、それぞれ独立していた時計の複数の製造工程を集約し、一か所で完結できるような工場の建設を計画し、1867年、スーズ川（サンティミエ渓谷を流れる川）の右岸の「ロンジン」と呼ばれる場所に製造工場を誕生させたのです。

　 時計ブランドの先駆けになったこの世界初のシステム下で生まれた多くのクリエイティブな時計は、ロンジンの世界的な地位を高めました。1889年には、ロンジンの名前と翼のついた砂時計のロゴを商標登録。現在では、世界知的所有権機関（WIPO）に登録される中で、昔と同じ登録商標を使用している最も古いブランドです。またロンジンは、スポーツ計測の分野でもその技術を活用し、世界的な認知を誇ります。さらに世界の冒険家たちとの繋がりも築き、そのネットワークはその後の様々な高いレベルのスポーツをサポートするに至っています。

　ロンジンは創業185周年を祝し、今までの豊富な歴史を振り返るプロジェクト「On This Day」を立ち上げ、1年間を通し365個のロンジンにまつわる様々なストーリーが公式ウェブサイトおよび公式SNSアカウントで公開されています。

「On This Day」プロジェクトリンク先：
公式ウェブサイト - www.longines.jp/185years/on-this-day
公式SNSアカウント - https://www.facebook.com/longinesJP/

SIHH2017 A.LANGE & SÖHNE New Model2017年 A.ランゲ＆ゾーネ新作情報

　一昨年の2015年、新工場をオープンさせたA.ランゲ＆ゾーネ（A.LANGE&SoHNE）。その目的は製品数を増やすことではなく、生産効率の向上。仕上げたパーツを隣棟に持っていくなどといった無駄な動きを省き、ワークフローを整理整頓することで、納期を短くするのが目的だ。

　それゆえ、2017年の今年も新作は少ない。目玉となるハイコンプリケーション・モデルを軸に、ダイアルカラーや素材の追加、さらに既存モデルのマイナーチェンジが行われるのも例年どおりだ。

　目玉となるのは、ブースの巨大時計にもなった「トゥールボグラフ・パーペチュアル “プール・ル・メリット” （TOURBOGRAPH PERPETUAL “Pour le Mérite”）」、そして鳴り物の「ツァイトヴェルク・デシマルストライク（ZEITWERK DECIMAL STRIKE）」になる。

　その詳細は別稿のアントニー・デ・ハス氏へのインタビューで明らかにするとして、個人的なヒット作は「ランゲ1・ムーンフェイズ（LANGE 1 MOONPHASE）」である。

　同社の歴史を語る傑作「ランゲ1」のスモールセコンド部分にムーンフェイズを加えた「ランゲ1・ムーンフェイズ」は、2002年に誕生したロングセラーモデルだ。しかしランゲ1のムーブメントが一昨年に刷新されたことを受けて、こちらのモデルもリニューアルを行った。

　しかし単なるムーブメント変更に留まらない。

　新生「ランゲ1・ムーンフェイズ」のムーンフェイズ機構は二重構造になっており、下段ディスク（天空ディスクと呼ぶ）はナイト＆デイ表示で、明るくなりそして星が出るという様子を表現。その上にゴールド製の月が動いていく仕組み。当たり前のことだが、周期次第で月は日中でも出ている。そんな天空の様子を、時計で再現しているのだ。

　ムーンフェイズ機構は、実用というよりも “ロマンティックさ” を楽しむモノ。その濃度を高めたところに、惹かれてしまうのだ。

＞＞＞トゥールボグラフ・パーペチュアル “プール・ル・メリット” （TOURBOGRAPH PERPETUAL “Pour le Mérite”）

取材・文：篠田哲生 / Report&Text：Tetsuo Shinoda
写真：江藤義典 / Photos:Yoshinori Eto
※表記は2017年3月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。
※2017年最新作レポートの掲載価格つきましては、税抜き表記を行っているものもあります。

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A.LANGE & SÖHNE(A.ランゲ＆ゾーネ) についてのお問合せは……
A.ランゲ＆ゾーネ
〒102-0083 東京都千代田区麹町 1-4　半蔵門ファーストビル
TEL：03-4461-8080
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　Bell & Ross（ベル＆ロス）が、ルノー・スポール F1 チームとのパートナーシップを祝して、2017年のBasel Worldで発表予定の3部作の1つ、「BR 03-94 R.S.17」を発表しました。

　 イベントはロンドンのロイヤル・ホーティカルチュラルホールでゲストと共に行われました。2017年になって新車を発表するのは同チームが初ということもあり、新車のお披露目は特に興奮に満ちていました。ルノー・スポール F1 チームのドライバーである、ジョリオン・パーマーとニコ・ヒュルケンベルグも出席しゲストにご挨拶。ベル＆ロスのCEOであり創立者の1人であるカルロス・A・ロシロもゲストに新しい「BR 03-94 R.S.17」を紹介しました。

　 1994年に最初のコレクションが誕生して以来、ベル＆ロスは常に戦闘機パイロットの腕元にありました。時を経て、航空時計の分野で欠かせないブランドへと成長しました。2016年2月には、新たな世界の開拓を探求するベル＆ロスは特別なF1の世界でルノー・スポール F1 チームの公式タイムキーパーに就任。権威あるモータースポーツとブランドの原点である航空の世界は多くの共通点を持ちます。それぞれの技術者は、究極の性能、スピード、メカニズムの精度を常に追求しているのです。

「ルノー・スポール F1 チームとベル＆ロスは限界に挑戦するという共通の目的があります。2017年は我々ブランドにも特に重要であり、このパートナーシップは精度と速度が上手く噛み合った場合どんなことが成し遂げられるのかを象徴するでしょう。私達はルノー・スポール F1 チームと冒険の旅に乗り出し、2017年も間違いなくそうなります」とベル＆ロスのCEO、カルロス・A・ロシロは語ります。

まるでF1のエンジン

　F1にインスパイアされて誕生したモデルは、実際のレースでも使われている最新の技術開発と最も革新的な素材が用いられています。そして2017年2月21日、「BR 03-94 R.S.17」が初公開されました。衝撃を考慮して採用されたセラミックケースとモーターレースの世界にこの上なくフィットするスポーティなカーボンファイバーダイヤル。軽量で弾力性に富むこの素材はルノー・スポール F1 チームのR.S.17のステアリング・ホイールを連想させます。クロノグラフの情報は、ルノーが最初にF1に参戦して以来常にアイコンカラーであるイエローに陽極酸化処理を施して統一し、識別性に優れています。シリーズの他のモデルは数週間以内にバーゼルで発表されます。

　 ルノー・スポール F1 チームとのパートナーシップは、ベル＆ロスにとってインスピレーションと原動力の源です。モータースポーツの華である、技術力、メカニズム、素材を象徴し、優れたオリジナリティの証明にとどまらず、卓越性と最上級の精度を追求します。

BR 03-94 R.S.17

Ref.：BR0394-RS17
ケース径：42mm
ケース素材：マット ブラック セラミック
防水性：100m
ストラップ：ウーヴン模様のブラックラバーとヘビーデューティー仕様シンセティックファブリック、ブラックPVD（物理蒸着）コーティングSS製尾錠
ムーブメント：自動巻き、Cal.BR-CAL.301
仕様：時、分、3時位置にスモールセコンド、日付、クロノグラフ、9時位置に30分積算計、センターにクロノグラフ秒針、フランジにタキメーター表示、カーボンファイバー製の文字盤、メタル製のSuperluminova®をコーティングしたアプライド型数字、Superluminova®をコーティングしたメタル製のスケルトン仕様の針、反射防止サファイアクリスタル
限定：世界限定500本
予価：750,000円（税抜）

　複雑機構をシンプルにすること。これこそ、H．モーザーのエンデバー・パーペチュアル・カレンダーの哲学です。市販されているパーペチュアル・カレンダーの中で、間違いなく最も純粋、最も独創的、最も実用的なモデルです。このシャフハウゼンを本拠地とするマニュファクチュールは、エンデバー・パーペチュアル・カレンダー・ピュリティーにおいて、洗練された控えめな表現に焦点を当て、ブランドを前面に出すのを避けるという考え抜かれた方法を追求しています。

　 50個限定製造モデルとなるエンデバー・パーペチュアル・カレンダー・ピュリティーは、ダイナミックで立体感のあるデザインによって際立つ新しい42mmケースと、ロゴを排したダイヤル、シンプルなダブル・インデックスを備え、ミニマリズムと純粋性の究極の表現となっています。時を超えた美しさを放つこの時計は、真のラグジュアリーには不必要な飾りはいらないことを示しています。

　 象徴的なH．モーザーのエンデバー・パーペチュアル・カレンダーは、複雑なムーブメントを搭載しながら、絶対的にシンプルなことで定評があります。複数のサブダイヤルや、読みにくい日付ディスクはありません。インデックスは時間を表示するだけでなく、小さなセンター針を通じて月も表示します。さらに、新しい日付デザインを採用した3時位置の大型の日付窓と、9時位置のパワーリザーブ表示を備えることで、市販されている中で最も読み取りやすいと同時に、調整の簡単なモデルとなっています。時間帯を問わず、いつでも前または後ろに動かすことができるからです。新しいエンデバー ケースには、キャリバー HMC 800が搭載されており、そのラインは40.8mmモデルよりもさらに直径を拡大するために変更が加えられています。この寸法42mmのケースは、いちだんとダイナミックな外観を備えていながら、カーブしたケースバックによって手首にエレガントに収まります。

　 エンデバー・パーペチュアル・カレンダー・ピュリティーは、H．モーザーのミニマリズムの哲学をいっそう推し進めています。ダイヤルは12時位置と6時位置のみにインデックスがあり、ロゴやブランド名はありません。このモデルは、壮麗で神秘的なミッドナイトブルー フュメ ダイヤルによって、ひと目で見わけることができ、これ見よがしのブランド表示がなくても真のラグジュアリーは見違えることがないことを証明しています。

　 最後に、2017年1月1日より製造されるすべてのニューモデルと同じく、この腕時計はダイヤルに「スイス メイド」というラベルを備えません。なぜなら、シャフハウゼンに本拠を置くマニュファクチュールは、部品の95%以上をスイスで製造しており、このラベルが十分に厳格であるとは考えていないためです。

エンデバー・パーペチュアル・カレンダー・ピュリティー

Ref.：1800-0200
ケース径：42.0mm
ケース厚：11.9mm
ケース素材：18K ホワイトゴールド
ストラップ：手縫い、ブラック アリゲーター レザーストラップ、レッド レザー ライニング Moser ロゴが刻印された18K ホワイトゴールド製フォールディング バックル
ムーブメント：手巻き、Cal.HMC 800（自社製）、毎時18,000振動、最小7日間（168時間）パワーリザーブ、32石
仕様：パーペチュアル カレンダー、大型の日付窓、小さなセンター針による月表示、時針および分針、6時位置のオフセット セコンド ダイヤル（秒停止機構付き）、9時位置のパワーリザーブ表示、ムーブメント サイドの閏年サイクル表示および調整用プッシュボタン、ダブル・プル・クラウン機構、ミッドナイトブルー フュメ ダイヤル、ドーム型サファイアクリスタル風防、ドーム型サファイアクリスタルのシースルーケースバック、「M」で装飾されたリュウズ、ケースのムーブメント側に「1 of 50」の刻印
限定：50本

　2017年までで9年間にわたり出版され、6ヶ国語で発行されている「ル・ブラッシュ便り」に、いよいよ日本語版が登場しました。最新号における主要テーマの概要は、以下をご覧ください。

タイムピース

　日本の木版画を新たに解釈し、腕時計の文字盤をデザインする方法とは。ブランパンのメティエダールのアトリエで、職人たちはこの難題に取り組みました。この特別レポートでは2016年バーゼルワールドで発表されたグレートウェーブに焦点を当て、最初のスケッチからエングレーバーの仕事まで、その制作工程を詳しくご紹介します。

　 また、バーゼルワールドでは、フェミニンな魅力に満ちたレディバードの誕生60周年を祝いました。時計業界初の女性社長兼オーナーであったベティ・フィスターが考案したこのモデルは、当時世界最小の丸型腕時計として発表されました。今号では20ページにわたり、このタイムピースの歴史と過去から現代までの進化を特集しています。

ブランパン オーシャン コミットメント

　極限の寒さと遥かな深海。ローラン・バレスタ氏が、南極のアデリーランドを目指す新たな調査探検「ゴンベッサIII」について語ります。海洋生物学者、水中写真家、そしてブランドのパートナーであるバレスタ氏は、リュック・ジャケ監督による長編映画『皇帝ペンギン』の撮影から10年を経て、再び南極に足を踏み入れました。この記事では、バレスタ氏の旅と発見のハイライトをご紹介します。

暮らしの芸術

　このNo.17では、日本の美食文化をたっぷりとお楽しみください。瓢亭や美山荘など、一流料理店へご案内いたします。ありきたりな寿司などとはまったく違う斬新なアイデアを取り入れながら、伝統に対する敬意を込めた料理を提供する名店揃いです。今回は、日本酒についてもご紹介します。米を発酵させて作るこのアルコール飲料は、日本の象徴でもあります。その始まりから食べ物との相性まで、この機会にぜひ知識を深められてみてはいかがでしょうか。

印刷版とデジタル版

「ル・ブラッシュ便り」各号（印刷版またはデジタル版）は、無料でご購読いただけます。iPadバージョンは、Apple StoreのBlancpain Libraryからダウンロード可能です。デジタル版では、ビデオや補足説明など、さらに充実したコンテンツをお楽しみいただけます。オンラインまたはブランパン ブティック・正規販売店でもご注文できます。印刷版は以下URLから購読の登録が可能です。
http://www.blancpain.com/ja/inscription-ja-0

　2017年2月23日 東京 ― 空気を動力源として時を刻む、技術と美を完璧に調和した傑作。このジャガー・ルクルトのアイコニックな置時計アトモスの新作「アトモス568」 by マーク・ニューソンが、都内で発表されました。今回の新作は、現代アーティストの中でもっとも影響力のあるデザイナーのひとり、マーク・ニューソンとの３度目のコラボレーションとなります。

　 アートピースとも言える「アトモス568」 by マーク・ニューソンにふさわしい、都内のエクスクルーシブなロケーションでは、本国から来日したクリエイティブ・ディレクターのヤネック・デレスケヴィクスからゲストへのご挨拶の後、ヤネックとマーク・ニューソンによるプレゼンテーションが行われ、100名以上のプレス関係やVIPがそのアトモスの機構の希少性や、デザインのこだわりを直接聴く機会となりました。

　 2008年以来取り組んでいる、ジャガー・ルクルトとマーク・ニューソンによるコラボレーション。今回、マーク・ニューソンは再び自らのイマジネーションを、宙に浮かぶようなデザインの置時計で表現しています。それは、アトモス本来のアイデンティティに忠実でありながら、現代的な精神を見事に演出しています。このタイムレスなデザインは、マーク・ニューソンの才能と、ジャガー・ルクルトの熟練の職人たちの技巧の融合であり、あらゆる意味で時に挑むような置時計を生み出しました。透明感のある美しさと、デリケートなシンプルさを備えた「アトモス568」 by マーク・ニューソンは、静謐に包まれ、滑るように時を動かすショーケースを提供します。

Gressive Impression200年以上の伝統を誇る ウルバン・ヤーゲンセンの魅力

200年以上の伝統を誇る
ウルバン・ヤーゲンセンの魅力

>>200数十年の時を経て甦った伝統の高精度時計

取材・文：名畑政治 / Report&Text：Masaharu Nabata
協力：レ・ザルティザン / Special thanks to：Les Artisans

ウルバン・ヤーゲンセン(URBAN JÜRGENSEN) についてのお問合せは……
有限会社レ・ザルティザン
〒170-0005 東京都豊島区南大塚2-3-20-105
TEL:03-5940-7797(代表)
＞＞ウルバン・ヤーゲンセン(URBAN JÜRGENSEN) 公式サイトはこちら
>> ウルバン・ヤーゲンセン(URBAN JÜRGENSEN) 公式サイトはこちらのGressive掲載ショップはこちら