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2023 New Model | IWC
2023年 アイ・ダブリュー・シー新作 インヂュニア・オートマティック 40

【編集顧問 田中克幸 ピックアップ】

 ダイアルバリエーションはステンレススティールがブラック、シルバー(写真)、アクアの3種類、チタンはグレーの1種類。ダイアルはオリジナルのRef.1832のグリッド構造を尊重しつつ、交互に90°ずらした垂直線と水平線で構成された模様を軟鉄製のブランク材にプレス加工し、さらに電気メッキを施すことにより完成した。デザイン担当はチーフ・デザイン・オフィサーのクリスチャン・クヌープ氏。ジェラルド・ジェンタの公私に渡るパートナーであり、ジェラルド・ジェンタ継承協会の設立者でもあるエヴリーヌ・ジェンタ女史は、新作を見て「夫が生きていたら、きっと新しいインヂュニア・オートマティック40を褒めてくれたでしょう」と述べたという。


INGENIEUR AUTOMATIC 40
インヂュニア・オートマティック 40
Ref:IW328902
ケース径:40.0mm
ケース厚:10.8mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:10気圧(100m)
ストラップ:一体型ステンレススティールブレスレット、バタフライ・フォールディングバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.32111、毎時28,800振動(4Hz)、21石、120時間パワーリザーブ
仕様:時・分・秒・日付表示、シルバーメッキダイアル
価格:1,567,500円(税込)




1955年誕生の「インヂュニア」ファーストモデル。1936年の「スペシャル・パイロット・ウォッチ」(Ref.IW436)登場以来、IWCはパイロット・ウォッチを通して耐磁性機能の研究を重ね、1948年の「マーク11」で一応の結実を見る。その民生用マークシリーズとも言えるのが当モデルである。特徴はマークシリーズの優れた耐磁性能に加え、ペラトン式自動巻き機構にあった。搭載のCal.852とCal.8521はCal.89譲りの高精度な手巻き式ムーブメントをベースにし、そこに簡素な自動巻きを付加したムーブメント。長寿命・優れた整備性・極めて高い耐衝撃性能を有していた。自動巻きにしたのは時代の趨勢であり、手巻きに比べてゼンマイの巻き上げに必要な間隔が長いので、リューズから侵入する埃・塵等を防ぐことに役立ったからだ。21石、毎時19,800振動。


1976年の「インヂュニア SL」誕生後、インヂュニアは幾度かのリニューアルモデルが発表された。1982年(もしくは1983年)にはケース径34mmの通称“スキニー”のSLモデル(ペラトン式自動巻き機構を廃しETA社エボーシュのCal.375系を搭載。60m防水、40,000A/mの耐磁性)、1987年は「インヂュニア・パーペチュアル・カレンダー」(Cal.37582)、翌1988年は「インヂュニア・クロノグラフ」(Cal.631)、そして同年もしくは1989年にはインヂュニアSLのケースを継承しつつ、全く新しいムーブメントCal.3759(0)搭載の「インヂュニア500,000A/m」が誕生する。一時生産休止の時代を迎えるが2005年には復活、さらに12年後の2017年にはオートマティックやクロノグラフ、スポーツクロノグラフ、パーペチュアルカレンダーの計4モデルが発表された。写真はその中で最もベーシックなオートマティックモデルである。


    MODEL Catalogアイ・ダブリュー・シー モデルカタログ

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    INFORMATION

    アイ・ダブリュー・シー(IWC)についてのお問合せは・・・

    アイ・ダブリュー・シー
    〒102-0083 東京都千代田区麹町1-4
    TEL: 0120-05-1868


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