メインコンテンツに移動
High complication watch /sites/default/files/staticContentThumbnail/img_31.jpg _self 16 enter

ハイコンプリケーション“実用化”の謎を追う。

多くのパーツが複雑に噛み合い、寸分の誤差もなく動くハイコンプリケーションウォッチは、技巧派ブランドが競い合う機械式時計の花形である。
しかしあまりにも複雑な時計ゆえに、衝撃や誤作動に弱く、故障しやすいという弱点もあった。高価な時計を“資産”と見なし、基本的には金庫にしまっておくだけであれば、それでも問題はなかったのかもしれない。
しかし現代の時計は“ファッションピース”でもあり、使ってナンボの時代になっている。
となれば、どれだけ複雑で優れていても、壊れやすい時計は敬遠されてしまうだろう。
だから技巧派ブランドたちは、“実用性”なハイコンプリケーションを目指すのだ。

enter

取材・文:篠田哲生 / Report&Text:Tetsuo Shinoda
写真:堀内僚太郎 / Photo:Ryotaro Horiuchi



    187041 187042 187043 staticcontent
    ブランドニュース ブライトリング(BREITLING) /sites/default/files/newsThumbnail/main_95.jpg /sites/default/files/newsMainImage/main_102.jpg

     2019年9月20日、ブライトリングが国内4店舗目となるブライトリング ブティック 高松をオープンしました。スイスの最新のデザインコンセプトが活かされた店内では、ブライトリングの圧倒的なフルコレクションが揃います。

    /sites/default/files/newsImage1/01_474.jpg

     四国・中国地方では初となるブライトリング ブティック。快適でスタイリッシュな空間には、選りすぐりの素材とインテリアがふんだんに配され、モダン・レトロな雰囲気を演出した店内でゆっくりと過ごすことができます。

    /sites/default/files/newsImage2/02_504.jpg

     20世紀中ごろのインダストリアル・デザインの特徴を活かしたスペースを、芸術的かつモダンに解釈したデザインへと昇華。美しいデコレーションとハイクオリティなインテリアが選ばれています。ブライトリングをお選びいただくうえで最高の環境をご提供し、最新モデル、限定モデルはもちろん、ブライトリングのフルコレクションをご用意し、素晴らしい商品ラインナップが取り揃えられています。

    /sites/default/files/newsImage3/03_202.jpg

     ブライトリング ブティックは、スタッフの知識・サービス、品揃えなど、その全てにおいてブライトリングのフラッグシップを担うものです。最新の店頭環境で知識と情熱を兼ね備えたブライトリング・セールスマスター(公認販売員)がお客様をお迎えします。

     売場面積70m²、モデル数は常時150本以上、ブティック限定モデルなど希少なモデルもご覧いただけます。

    /sites/default/files/newsImage4/04_146.jpg

    ブライトリング ブティック 高松
    所在地:〒761-8075 香川県高松市多肥下町1523-3
    電話番号:087-865-1884
    営業時間:11時~20時
    定休日:年中無休
    URL:https://ja.breitling.co.jp/stores/10286

    表示
    ブランドニュース オリス(ORIS) /sites/default/files/newsThumbnail/oris_title_2.jpg /sites/default/files/newsMainImage/oris_title_2.jpg

     115年の歴史と革新を続けてきたオリスは、海洋環境問題やプラスチック問題などグローバルで精力的に取り組んできました。より良いものを追求するため革新と行動を続ける姿勢と、電池を一切使わない機械式時計へのこだわりは、いつまでも使い続けることができるというまさに“持続可能性”を表しています。

     オリスジャパンは2019年6月、銀座4丁目並木通りにオープンしたオリス銀座ブティックを、4つの新しい取り組みでサスティナブルな心地良い空間に整えました。


    1. 自然エネルギー発電所の電力を100%利用開始

     オリスジャパン及びオリス銀座ブティックの営業に使う電力を、「みんな電力株式会社」を通し、8月より地球温暖化対策として環境にやさしい自然エネルギー(再生可能エネルギー)でまかなっています。みんな電力の電力トレーサビリティーシステムを利用し、オリスが供給元に選んだ長野県の「高遠さくら発電所・水芭蕉発電所」は水資源を活用した水力発電所で、水資源の改善に向け取り組むオリスの活動と一致したものです。minden.co.jp


    2. 無料Wi-Fi環境をご提供

     オリス銀座ブティックでは、携帯の通信料を削減してくれる無料Wi-Fiをご利用いただけます。インターネットで検索したい時や、ショッピングやお仕事の合間の有効利用に便利です。IDとパスはスタッフにお声がけください。

    /sites/default/files/newsImage1/oris_02.jpg

    3. ガラス製ボトル&グラスを使用

     オリスジャパンでは、プラスチックごみを増やさない取り組みの一環で、ブティックやオフィス 飲料水はペットボトルに入ったミネラルウォーターや使い捨てプラカップでなく、繰り返し使え るガラス製ボトルやグラスを使用しています。また毎月1回、顧客やファンと共に銀座周辺 のゴミ拾い活動“オリス クリーンプロジェクト”を実施しています。


    4. 本格焙煎珈琲サービス

     国内でも珍しいエスプレッソマシンを2Fに導入し、バリスタ研修を受けたスタッフによる香り高いエスプレッソが楽しめます。リラックスした落ち着いた空間で一息つきながら、ゆっくりと時計をご覧いただけます。

    /sites/default/files/newsImage2/oris_01.jpg

    オリス銀座ブティック

    所在地:東京都中央区銀座4丁目3-14 和光オリスビル1F
    東京メトロ各線 銀座駅から徒歩3分
    TEL:03-6228-6866
    営業時間:11:00-20:00
    定休日:不定休


     世界各地にあるオリス直営店と同じスイス本社のデザイナーが手がけた店内は、他の時計店では珍しいオープン ディスプレイなどを導入し、オリスの魅力を見て、触って、お客様に直接感じてもらえる場所を目指します。

    表示
    ブランドニュース ジャケ・ドロー(JAQUET DROZ) /sites/default/files/newsThumbnail/main_94.jpg /sites/default/files/newsMainImage/main_101.jpg

    モダンかつエレガントなこのモデルは、グラン・セコンドに宿る古(いにしえ)の美をさらに進化させています。


     2つの時間帯(現地時刻/基準時刻)と日付表示はすべてのトラベルウォッチに不可欠な要素です。ジャケ・ドローは、この必須の技術的要素とグラン・セコンド(GRANDE SECONDE)独自の美しさを融合させて、デュアルタイム(DUAL TIME)に息吹を吹き込み、世界を股にかける旅行者達を長年に渡りサポートします。

     この旅のテーマは、ジャケ・ドローにとって極めて重要です。およそ3世紀前、ピエール-ジャケ・ドローと息子アンリ・ルイ、そして協力者のジャン-フレデリック・レショーは、海や大陸を超えて彼らの驚異的な機械技術作品を披露していました。1758年以降、スイスからスペイン、フランスからイギリスを経て中国へと、ジャケ・ドロー一族は国際的な時計貿易の先駆者(パイオニア)となっていました。

     今日、この新作モデルはまったく新しい美を見出しています。ジャケ・ドローは、シリコン製のヒゲゼンマイとアンクルの先端を備えた既存の自動巻きキャリバーをベースに、ブランドの象徴として知られる≪8≫を描く、グラン・セコンド(GRANDE SECONDE)の文字盤の下部に配置したトラベルウォッチの複雑機構のデザインを見直しています。その中央部は北極を中心に広がる大陸を示しています(正距方位図法)。この現代の世界地図に生命を宿すために、メゾンはパウダー仕上げを採用し、大陸に大地のキメを与えてリアリズムとボリュームを生み出しています。モデルのデザインに応じて異なるブラックまたはアントラサイトのミラー仕上げのベースを背景に大陸が浮かび上がります。

     さらにこの新作デュアルタイム(DUAL TIME)の新たな一面として、24時間表示による基準時刻(ホームタイム)表示がそれぞれ12時間毎の2つに分割されており、これによって午前(白の部分)と午後(黒の部分)を区別できるようになっています。こうして基準時刻(ホームタイム)の読み取りは直感的かつ瞬時に行えます。グラン・セコンド(GRANDE SECONDE)の文字盤の上部に配された現地時刻は1時間単位で時刻が切り替わるようになっているため、旅先で素早く時刻を調整することができます。サークルサテン仕上げのメタルリング上を回転する、先端の赤い針が指し示す日付表示は時刻調整と連動しています。

     ジャケ・ドローは新たな美に包まれたグラン・セコンド デュアル タイム(GRANDE SECONDE DUAL TIME)の4つのモデルを発表します。ステンレススティールケースを備えた2つのバージョン(オニキスダイアルまたはオパーリンシルバーダイアル)は、旅先のあらゆるシーンで身につけることのできる、ミニマリズムを追求した現代的なデザインを描いています。もう2つのレッドゴールド製バージョン(アイボリーまたはブラックカラーの“高温焼成”エナメルダイアル)は、ジャケ・ドローの伝統的な遺産を結集して、280年以上前に始まりを告げた一族の物語に新たな旅の1ページを刻んでいます。


    「グラン・セコンド デュアルタイム デビュー フェア」概要
    開催期間:2019年9月21日(土)~10月6日(日)
    開催場所:ジャケ・ドロー ブティック銀座
    所在地:東京都中央区銀座7-9-18 ニコラス・G・ハイエック センター
    電話:03-6254-7288
    営業時間:11:00~20:00(月曜日~土曜日)/11:00~19:00(日・祝日)
    定休日:不定休
    ※オニキスモデルのブティックでの展示は9月26日(木)以降になります。


    /sites/default/files/newsImage1/01_473.jpg

    グラン・セコンド デュアルタイム シルバー

    Ref:J016030241
    ケース径:43.00mm
    ケース厚:13.13mm
    ケース素材:ステンレススティール
    防水性:3気圧
    ストラップ:手縫いのダークブルーアリゲーター、ステンレススティールのフォールディングバックル
    ムーブメント:自動巻き、Cal.JAQUET DROZ 2663H24、毎時28,800振動、65時間パワーリザーブ、42石
    仕様:12時位置にオフセンターの現地時刻時分表示、6時位置にオフセンターのポインター秒表示、日付表示、基準時刻24時間ディスク表示、オパーリンシルバーダイアル、シルバーカラーの世界地図とアントラサイト加工を施した基準時刻ディスク、ブルースティールの時針、分針、秒針、カレンダー針、先端に赤色のペイント加工を施した日付表示
    価格:1,740,000円(税抜)

    /sites/default/files/newsImage2/02_503.jpg

    グラン・セコンド デュアルタイム オニキス

    Ref:J016030271
    ケース径:43.00mm
    ケース厚:13.13mm
    ケース素材:ステンレススティール
    防水性:3気圧
    ストラップ:手縫いのブラックアリゲーター、ステンレススティールのフォールディングバックル
    ムーブメント:自動巻き、Cal.JAQUET DROZ 2663H24、毎時28,800振動、65時間パワーリザーブ、42石
    仕様:12時位置にオフセンターの現地時刻時分表示、6時位置にオフセンターのポインター秒表示、日付表示、基準時刻24時間ディスク表示、ブラックオニキスダイアル、18Kホワイトゴールド製アワーリング、シルバーカラーの世界地図とブラック加工を施した基準時刻ディスク、ロジウム加工を施した時針、分針、秒針、カレンダー針、先端に赤色のペイント加工を施した日付表示
    価格:1,910,000円(税抜)
    ※オニキスモデルのブティックでの展示は9月26日(木)以降になります。

    /sites/default/files/newsImage3/03_201.jpg

    グラン・セコンド デュアルタイム アイボリーエナメル

    Ref:J016033201
    ケース径:43.00mm
    ケース厚:13.13mm
    ケース素材:18Kレッドゴールド
    防水性:3気圧
    ストラップ:手縫いのスレートグレーアリゲーター、18Kレッドゴールドの美錠
    ムーブメント:自動巻き、Cal.JAQUET DROZ 2663H24、毎時28,800振動、65時間パワーリザーブ、42石
    仕様:12時位置にオフセンターの現地時刻時分表示、6時位置にオフセンターのポインター秒表示、日付表示、基準時刻24時間ディスク表示、アイボリーカラーの“高温焼成”エナメルダイアル、18Kレッドゴールド製メタルリング、レッドゴールドカラーの世界地図とアントラサイト加工を施した基準時刻ディスク、18Kレッドゴールドの時針、分針、秒針、カレンダー針、先端に赤色のペイント加工を施した日付表示
    価格:2,920,000円(税抜)

    /sites/default/files/newsImage4/04_145.jpg

    グラン・セコンド デュアルタイム ブラックエナメル

    Ref:J016033202
    ケース径:43.00mm
    ケース厚:13.13mm
    ケース素材:18Kレッドゴールド
    防水性:3気圧
    ストラップ:手縫いのブラックアリゲーター、18Kレッドゴールドの美錠
    ムーブメント:自動巻き、Cal.JAQUET DROZ 2663H24、毎時28,800振動、65時間パワーリザーブ、42石
    仕様:12時位置にオフセンターの現地時刻時分表示、6時位置にオフセンターのポインター秒表示、日付表示、基準時刻24時間ディスク表示、ブラックカラーの“高温焼成”エナメルダイアル、18Kレッドゴールド製メタルリング、レッドゴールドカラーの世界地図とブラック加工を施した基準時刻ディスク、18Kレッドゴールドの時針、分針、秒針、カレンダー針、先端に赤色のペイント加工を施した日付表示
    価格:2,920,000円(税抜)

    表示
    ブランドニュース ロジェ・デュブイ(ROGER DUBUIS) /sites/default/files/newsThumbnail/main_93.jpg /sites/default/files/newsMainImage/main_100.jpg

     国内初導入の最新のワールドコンセプトを採用した、ロジェ・デュブイ コーナーがEYE EYE ISUZU本店2階に登場します。匠の技術と独自性かつ大胆なデザインが融合した、スイス屈指の最高級時計の世界を堪能出来る空間となっています。EYE EYE ISUZUはロジェ・デュブイの中・四国地区最大級の正規販売店です。

     新しいワールドコンセプトを採用したロジェ・デュブイ コーナーのオープンと同時に「エクスカリバー 36 アストラルスケルトン フライングトゥールビヨン」が先行発売されます。※先行販売期間は2019年9月14日(土)~9月30日(月)です。


    EYE EYE ISUZU 店舗概要
    所在地:香川県高松市多肥下町1523-1
    TEL:087-864-5225
    営業時間:11:00~20:00
    プレオープン:2019年9月14日(土)
    グランドオープン:2019年9月20日(金) 16:00~

    /sites/default/files/newsImage1/01_472.jpg

    先行発売モデル
    エクスカリバー 36 アストラルスケルトン
    フライングトゥールビヨン

    Ref:RDDBEX0787
    ケース径:36mm
    ケース素材:18Kピンクゴールド
    防水性:5気圧(50m)
    ストラップ:18Kピンクゴールド製ブレスレット、フォールディングバックル、クイックリリースシステム、グレーアリゲーターストラップが付属
    ムーブメント:手巻き、Cal.RD510SQ、60時間パワーリザーブ
    仕様:フライングトゥールビヨン スケルトン、ジュネーブ・シール、ピンクゴールドプレートのフランジに10個のラウンドダイヤモンドをセッティング (0.15カラット)、18Kピンクゴールドの針
    価格:16,650,000円(税抜)
    先行販売期間:2019年9月14日(土)~9月30日(月)

    表示
    585 /sites/default/files/staticContentThumbnail/img_SARW049_SARX061.jpg _self 17 enter

    日本が世界に誇る磁器製造技術から生まれた
    『セイコー プレザージュ』の有田焼文字板

    2019年のバーゼルワールドで世界に向けて発表された『セイコー プレザージュ』の新作。その文字板には400年もの伝統を誇る有田焼の技術が採用されていた。しかし、磁器でどうやって文字板を作るのか? それは実用に耐える精度と強度を備えているのか? こういった多くの謎を佐賀県有田の文字板製作現場に足を運んで解き明かす。

    enter

    取材・文:名畑政治 / Report&Text:Masaharu Nabata
    協力:セイコーウォッチ Special Thanks:Seiko Watch Corporation



      186857 186858 186859 186860 staticcontent
      ブランドニュース オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET) /sites/default/files/newsThumbnail/thumb_3.jpg /sites/default/files/newsMainImage/main_99.jpg

       オーデマ ピゲが2019年10月19日(土)から11月4日(月・振休)まで、東京・六本木の東京ミッドタウンにて『時計以上の何か』と題したエキシビションを開催します。このエキシビションは、オーデマ ピゲ独自の創造的な世界の新体験を来場者に提供します。

      『時計以上の何か』では、何世代にもわたり、型破りなトレンドを生み出すために新たな技術や技法の研鑽を重ね、職人技の追求を続けてきたオーデマ ピゲの職人たちのストーリーを紹介します。今回のエキシビションでは144年に及ぶマニュファクチュールの歴史を紹介し、オーデマ ピゲ・ヘリテージコレクションから厳選された歴史的に価値のあるヴィンテージウォッチから現行モデルまで150本以上の時計が展示されるとともに、受け継がれてきた職人の技に出会い、体感する場が提供されます。

       マティユー・ルアヌールが展示スペースのデザインを手がけ、オーデマ ピゲの委託により池田亮司、アレクサンドル・ジョリー、ダン・ホールズワースらが制作したアート作品が展示されるこのエキシビションは、コンテンポラリーアートやデザインのレンズを通して、ブランドの起原やクラフツマンシップ、そして時間の本質を視覚化します。このような取り組みを通じ、オーデマ ピゲは、異分野の創作者同士で育まれるすばらしい交流を支援し、アーティストとの長期的なコラボレーションを実現しています。

      『時計以上の何か』は、東京ミッドタウンが“デザインを五感で楽しむ”をコンセプトに毎年開催し、2019年で13回目を迎える「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH」の一環として行われるものです。


      144年にわたる職人の技と革新

      『時計以上の何か』では、スイス・ジュラ山脈にある人里離れたジュウ渓谷で創業された1875年から、最新コレクション「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」の発表まで、144年に及ぶマニュファクチュールの歴史を紹介します。起原に忠実に、オートオルロジュリーという芸術の維持に努めてきたマニュファクチュールは、何世代にもわたり時計師や職人、エンジニアを育み、彼らの手からは伝統と革新を融合したすばらしい時計が生み出されました。

       マティユー・ルアヌールのデザインによる、ブロンズカラーで仕上げられたリング状の展示スペースは、オーデマ ピゲの地理的な起原に対する敬意のもとに、ジュウ渓谷でかたどられた現地の岩のレプリカの周りを取り囲むように設置されています。展示スペースには12の部屋が設けられ、オーデマ ピゲが創業から受け継いできた時計づくりの技術やデザインの主要なマイルストーンが紹介されています。来訪者がオーデマ ピゲの歴史に身を浸すことにより、時計の円環を思わせる円形のスペースは活気付くのです。

       12の部屋では、特に前衛的なデザインの時計や、クロノグラフやグランドコンプリケーション、チャイミング機構やアストロノミカル機構などの、ブランドが開発した複雑メカニズムを含む、オーデマ ピゲのコレクションから厳選された150本の時計が展示されます。エキシビションでは、1875年に創業者のひとり、ジュール=ルイ・オーデマの時計学校の卒業制作でつくられた懐中時計を含む、複雑時計の銘品を紹介します。

       さらに来訪者は、オーデマ ピゲの時計師たちによって完成された伝統的かつ革新的な技法を直接目にすることができます。マニュファクチュールの創業以来、オーデマ ピゲの時計を美しく装飾してきた伝統の手仕上げの技法をル・ブラッシュの熟練の職人たちが実際にデモンストレーションし、「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」の技術的な複雑性の主要部分とともに紹介します。

       2016年には、今回と同様にデザインされたエキシビションが、上海の余徳耀美術館(Yuz Museum)でも開催されました。


      オートオルロジュリーとアートの対話

       2012年以来、オーデマ ピゲは受け継がれる意志や起原と環境、複雑性と正確性、アートと技術などをテーマに掲げる、革新的で新しいアート作品のグローバルな制作支援を行ってきました。『時計以上の何か』で展示されるアート作品は、オーデマ ピゲが、ブランドの価値観や比類ないものづくりの経験的本質などを、アーティストがつくり出す作品により共有し、彼らと長期的なコラボレーションを築き上げてきたことを証明しています。

       エキシビションのエントランスでは、オーデマ ピゲの委託により制作された池田亮司の三部作、data-verseの2作目となる作品が来訪者を迎えます。微細な陽子衝突から銀河探査まで、旅をするかのように宇宙を巡る、データに基づいて作曲されたこの作品の1作目は、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展(2019年5月11日から11月24日まで開催中)に出品されています。この宇宙的なアート作品は時計づくりの本質とも共鳴し、マニュファクチュールの時計の中心にある科学と人間性との関係性をさらに広げています。

      /sites/default/files/newsImage1/01_471.jpg

       池田亮司の2つ目のオーディオビジュアルインスタレーション、data.anatomy [for Audemars Piguet]は、来訪者をマニュファクチュールの世界に誘います。このアート作品は、オーデマ ピゲの技術的な記録から集められたデータを分解、再構成しています。オーデマ ピゲのコレクションやアーカイブのさまざまなモデルから集められた10,000を超える部品を分断、加工、結合、再構成することで、デジタル時代の現代におけるオーデマ ピゲの職人の技やアイデンティティを目で楽しめるものへと視覚化します。

      /sites/default/files/newsImage2/02_502.jpg

       エキシビションではさらに、オーデマ ピゲの委託により制作され、マニュファクチュールの地理的起原に対する高度に創造的な解釈が反映されたアート作品も紹介されています。ルアヌールの空間デザインと見事な融合を見せるのが、ジュウ渓谷とオーデマ ピゲの工房やミュージアムで録音された、さまざまな自然音や作業音が取り入れられたアレクサンドル・ジョリーのサウンドインスタレーション、Wild Constellations(ワイルド・コンスタレーションズ)です。作品の音は、展示スペースの内壁を覆うエコウォールに配置された、ピエゾと呼ばれるピアノ線で連結された丸い金色の小型スピーカーを通して奏でられます。壁に張り巡らされたスピーカーとピアノ線の集合体から発せられる音は、行き交う人々の人生や活力、リズムを反映し、こだまさせながら常に変化しています。

      /sites/default/files/newsImage3/03_200.jpg

       さらに、霧に覆われたこの土地ならではの古代の森や氷河地形を切り取ったダン・ホールズワースのシリーズ作品、The Vallee de Joux(ジュウ渓谷)(2011-2017)から厳選された写真が、ブランド初期の作品とともに展示されます。

       オートオルロジュリーとコンテンポラリーアートを織り交ぜた、オーデマ ピゲの地理的、文化的世界観へと没入する旅は、さまざまな驚くべき出会いを提供します。どうぞご期待ください。

      /sites/default/files/newsImage4/04_144.jpg

      エキシビション開催概要
      開催期間:2019年10月19日(土) - 11月4日(月・振休)
      開催会場:東京ミッドタウン(六本木) 芝生広場
      入場料:無料(予約優先:以下のリンクからご予約いただけます)
      ウェブサイト:www.beyondwatchmaking.jp
      開場時間:11:00 - 19:30
      ※10月19日(土)は15:00 - 20:00
      (最終受付は閉館の30分前までとなります)

      表示
      ブランドニュース オメガ(OMEGA) /sites/default/files/newsThumbnail/main_92.jpg /sites/default/files/newsMainImage/main_98.jpg

       オメガが、2019年9月12日(木)、直営店としては都内初の路面店となる「オメガブティック六本木ヒルズ」をオープンしました。これを記念して、同日夜には俳優の平山浩行さんをお招きし、テープカットセレモニーが行われました。

       ブラックのコーデュロイのセットアップに、クラシカルな18Kセドナゴールドのグローブマスターを合わせたシックな装いで登場した平山さんは、「このブティックは、オメガの世界観が存分に表現されたとても美しい空間です。そこには、スピードマスター アポロ11号 50周年記念や東京2020オリンピックの限定モデルなど、今しか手に入らないモデルもたくさん並んでいるので、じっくりと時計を見て楽しむことをおすすめします」と述べました。

      /sites/default/files/newsImage1/01_470.jpg

      「オメガブティック六本木ヒルズ」は、最新のデザインコンセプトを取り入れた2階建てのブティックで、関東最大規模を誇ります。六本木けやき坂通りに面したブティックの外観には大部分にガラスが用いられ、大胆にあしらわれた煌めくゴールドのシャンデリアがラグジュアリーなオメガの世界観を放ち、道行く人たちの目を引きます。

       自然光が入る明るく開放感のある店内は、白い大理石、やわらかみのあるブラウンのゼブラウッド、洗練されたゴールドメタルで構成され、ブランドを象徴するレッドカラーがアクセントとして用いられています。

      /sites/default/files/newsImage2/02_501.jpg

       ゆるやかな螺旋階段で2階に上ると、天井に飾られた3つのシャンデリアの光が煌びやかにフロアを照らします。2階奥には、オメガに関する書籍を集めたライブラリーやシェルフを備えたソファースペースが設けられ、ラウンジのようなくつろぎを感じながら、ゆっくりと時計をご覧いただけます。さらに、コマ調整やストラップ・バッテリー交換などが可能なスペースを設け、クイックサービスがご提供されていく予定です。

       まるで“大人の隠れ家”に訪れたような雰囲気を感じさせるブティックで過ごす時間を、存分にお楽しみいただけます。

      /sites/default/files/newsImage3/03_198.jpg

      オメガブティック六本木ヒルズ 概要
      所在地:〒106-0032 東京都港区六本木 6-10-3 六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り
      電話番号:03-6434-9505
      総面積:約137m²
      取扱商品:ウォッチ、ファインジュエリー、アクセサリー(ブレスレット、カフリンクス、メンズリングなど)
      営業時間:午前11時~午後9時
      定休日:不定休


      平山浩行さん 着用ウォッチ
      グローブマスター マスター クロノメーター

      Ref:130.53.39.21.02.001
      ケース径:39mm
      ケース素材:18Kセドナ™ゴールド
      防水性:10気圧
      ストラップ:ブラウンアリゲーター
      ムーブメント:自動巻き、Cal.8901、60時間パワーリザーブ、超高耐磁性能ムーブメント、METAS認定のマスタークロノメーター
      仕様:日付表示、シルバーダイアル、両面に無反射加工を施したドーム型強化無反射サファイアガラス、 シースルーケースバック

      表示
      ブランドニュース カール F. ブヘラ(CARL F. BUCHERER) /sites/default/files/newsThumbnail/title_JWcarlfbucherer002.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_JWcarlfbucherer002.jpg

       2019年9月10日に東京で開かれたハリウッド映画『ジョン・ウィック:パラベラム』のジャパンプレミアには、ブランドフレンドであるチャド・スタエルスキ監督、そして主演のキアヌ・リーブスが登場し、多くの映画ファン、キアヌファンに出迎えらえました。

       この最新作でもスイスの時計マニュファクチュール、カール F. ブヘラが再びその存在をアピール、さらにジャパンプレミアイベントのスポンサーとして登場しました。車を愛する殺し屋のジョン・ウィックをめぐるこれまでに2作品に続き、第3作でも再び、ルツェルンの時計マニュファクチュールのタイムピースが、キアヌ・リーブスやイアン・マクシェーンの手首で時を刻みます。


      キアヌ・リーブスのようにクールに:

       第3作でも元殺し屋のジョン・ウィックに落ち着いた日々はまだ来ないようです。それもそのはず、今回は彼の命に1400万ドルの賞金がかけられています。一人で戦わなくてはならない殺し屋にとって、今回もマネロオートデイトは信頼できるパートナーです。シルバー文字盤と黒いレザーストラップを持つ時代を超えたクラシックなモデルは、ジョン・ウィックが愛してやまないフォード・ムスタングが登場した年代、つまり1960年代のデザインにインスピレーションを受けています。直径38mmのステンレススティールケースのデイト付3針モデルでは、視線を邪魔するものはなく、信頼性の高い自動巻キャリバーのおかげで、時計は常に必要な時刻を提供します。42時間パワーリザーブですから、ジョン・ウィックが時計をしばらく外しても大丈夫、いつでも次の行動の準備はできています。


      イアン・マクシェーンのように落ち着いて:

       第1作からジョン・ウィックのよき理解者として登場するイアン・マクシェーン演じるウィンストン。コンチネンタルホテルニューヨークの支配人として常に存在感を見せています。彼が着用する時計は、ジョン・ウィックと同じマネロオートデイトですが、文字盤の色はブラック。どんなことにも動じることのないウィンストンの落ち着いた雰囲気にぴったりです。

      /sites/default/files/newsImage1/01_469.jpg

      由緒あるマニュファクチュール

       マネロオートデイトは『ジョン・ウィック:パラベラム』に登場したバージョン以外にもバリエーションがあります。また、マネロコレクションは、ブランドを代表するシリーズとしてシンプルなモデルからクロノグラフ機能付きなど、幅広いラインナップを揃えており、全国の正規取扱店でご購入いただけます。

      /sites/default/files/newsImage2/02_500.jpg

      『ジョン・ウィック:パラベラム』

      2019年10月4日(金)TOHOシネマズ日比谷他全国ロードショー
      配給:ポニーキャニオン

      /sites/default/files/newsImage3/03_196.jpg

      ジョン・ウィック愛用モデル
      マネロ オートデイト

      Ref.:00.10908.08.13.01
      ケース径:38mm
      ケース厚:8.75mm
      ケース素材:ステンレススティール
      ストラップ:ブラックアリゲーター
      防水性:3気圧
      ムーブメント:自動巻、Cal.CFB 1965、毎時28,800振動、38時間パワーリザーブ
      仕様:時・分・秒・日付表示
      価格:340,000円(税抜)

      表示
      ブランドニュース オリス(ORIS) /sites/default/files/newsThumbnail/title_01-115-7759-7153_Oris-Big-Crown-ProPilot-X.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_01-115-7759-7153_Oris-Big-Crown-ProPilot-X.jpg

       オリスより、自社製キャリバー搭載の最新モデル「ビッグクラウン プロパイロットX キャリバー115」が登場します。10日間のパワーリザーブとノンリニアパワーリザーブ表示がどのように機能するか見せるため、キャリバー115のムーブメントをスケルトン化し、美しいスイス製機械式時計の価値を強調したコンテンポラリーなタイムピースです。


      時代を超越する時計

      「ビッグクラウン プロパイロットX キャリバー115」はオリスの時計作りのルーツと、独立ブランドとして進むべき道を示唆するものです。

       今私たちを取巻くテクノロジーの仕組みを理解する人はどれほどいるでしょうか?ナットやボルトの働きはわかりますが、コネクテッドデバイスがどうやって空中の目に見えないネットワークで繋がるのかを理解する人は少ないでしょう。ハイテク技術の進歩により、私たち自身が所有するものの働きさえも理解できない状況になっています。

       スマートフォンをはじめとするツールは私たちの仕事や生活を便利にする有り難い存在でもあります。でも、それらは便利な反面、私たちを縛り付けて奴隷にしてしまう恐れもあり、それらの機能を完全に理解しない限り、完全に信頼するわけにもいきません。それが、今や私たちの不安材料にもなっています。そのことを考えていくと、何世代も前の人たちが憧れた機械式時計が、今の時代にこそふさわしいのではないかという思いに至ります。電気も使わず、何とも「接続」しないもの。アプリもないし、スモークもミラーもない。古風?それとも啓蒙の光でしょうか?

       機械式時計は人の手で作られた、人間に近いものと言えます。自動巻の時計は身に着ける人が動かなければ止まってしまいます。手巻の時計はねじを巻かなければやがて止まります。人との関係が具体的で明白です。

       オリスはその点を深く考えてみました。機械時計のバックボーンを正直に包み隠さず見せるとどうなるか?そしてそのコンセプトを通して見ると、オリスの時計はどうなるか?何を語り掛けるのか?

       その答えが、ビッグクラウン プロパイロットX キャリバー115です。これまでで最もオリスらしい時計、これまで作ったすべての時計に導かれた結実です。

       オリスが1904年の創立以来ずっと拠点としてきたヴァルデンブルグ渓谷の自然からインスピレーションを受けたものであり、現代文化を反映しつつ真のものづくりを追求したいという思いを込めたものです。オリスの本当の個性を表現しています。

       そのアイデアはまずムーブメントから始まりました。オリスは機械式時計だけを作る独立企業です。機械式の鼓動によってすべてが動く時計を作ってきました。創立110周年を記念して、オリスキャリバー110という自社製10日間パワーリザーブ表示、特許取得のノンリニアパワーリザーブ表示、スモールセコンドを搭載したムーブメントを限定モデルで世に出しました。

       このユニークでイノベイティブなコンプリケーションは、その後毎年ランドマークとして発表されるキャリバーの基本構造となり、去年発表したキャリバー114へと続いて、オリスのムーブメント開発のシンボルともいえるシリーズになりました。創立以来270を超える自社開発キャリバーを作ってきた歴史を誇るものでもあります。ビッグクラウン プロパイロットX キャリバー115は、キャリバー110のスピリットを引継ぎつつ、フルスケルトンのムーブメントをイメージして作られました。通常スケルトン仕様は時計師の腕の見せ所となるものですが、これは更にその上を目指すものです。人と機械をもう一度繋ぐものなのです。

      /sites/default/files/newsImage1/01_468.jpg

       プロパイロットXキャリバー115は、そのメカニズムの中身を何も隠すことなく露わにします。12時位置のバレルも、メインスプリングも観ることができます。リューズを回しながら、メインスプリングが徐々に巻かれて10日間のパワーを蓄える様子を観察できるのです。

       何も歪めず、不必要な飾りもありません。キャリバー115のブリッジはマットグレーで、ポリッシュも刻印もされていません。ルーペでムーブメントを覗くと、面取りされず自然な状態のエッジが見えます。スイスの時計作りの伝統技術そのままにあるべき姿を見せているのです。

       オリスのデザイナーが、ムーブメントの美しさをそのまま生かし、1910年代初頭から1917年のビッグクラウンに続く自社のパイロットウォッチと、その後の機械式時計作りの歴史を閉じ込めるダイナミックで大胆なケースを作りました。それはブランドのストーリーを堂々と語っています。

      /sites/default/files/newsImage2/02_499.jpg

       ブラッシュ仕上げのチタンケースも真摯に作られています。1938年のオリジナルに、ジェットエンジンのタービンブレードをモチーフに取り入れたプロパイロットのベゼルを踏襲しました。伝統的なコンセプトを取り入れながらも未来に向かう姿勢を表し、力と自信に満ちています。オリスの時計作りの技と、スイス時計業界が次の時代に進むことへの革新を表しているのです。

       オリスは、見せびらかすような贅沢としてのラグジュアリーではなく、品質や時、空間の真価を理解し、評価するラグジュアリーを提案すべく、不必要なディテールは排除しました。意味のないコンプリケーションは付加せず、本質を追求した生きたクラフトマンシップです。

      /sites/default/files/newsImage3/03_195.jpg

      Big Crown ProPilot X Calibre 115
      ビッグクラウン プロパイロットX キャリバー115

      Ref.:115 7759 7153 7 22 01 TLC
      ケース径:44mm
      ケース素材:マルチピース チタン
      ストラップ:マルチピースチタン、チタン製リフトクラスプ
      防水性:10気圧(100m)
      ムーブメント:手巻き、Cal.115、240時間パワーリザーブ
      仕様:時・分・秒表示、7時と8時位置の間にスモールセコンド表示、時刻調整とストップセコンド、3時位置にオリス自社開発特許取得済みノンリニアパワーリザーブ表示、高級木製ボックス
      価格:810,000円(税抜)

      /sites/default/files/newsImage4/04_143.jpg

      Big Crown ProPilot X Calibre 115
      ビッグクラウン プロパイロットX キャリバー115

      Ref.:115 7759 7153 5 22 04 TLC
      ケース径:44mm
      ケース素材:マルチピース チタン
      ストラップ:ブラックレザー、チタン製リフトクラスプ
      防水性:10気圧(100m)
      ムーブメント:手巻き、Cal.115、240時間パワーリザーブ
      仕様:時・分・秒表示、7時と8時位置の間にスモールセコンド表示、時刻調整とストップセコンド、3時位置にオリス自社開発特許取得済みノンリニアパワーリザーブ表示、高級木製ボックス
      価格:770,000円(税抜)

      表示
      を購読