LOUIS MOINET(ルイ モネ)が、2023年8月、世界三大デザイン賞のひとつ“iF Design Award 2023”をブランド史上初めて受賞しました。受賞した作品は、グレード5チタン製ケースにレトログラードを搭載した「テンポグラフ スピリット」です。
表彰ページ:https://ifdesign.com/en/winner-ranking/project/tempograph-spirit/552515
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_948.jpg■ “iF Design Award”について
ドイツ・ハノーファーの「インダストリー・フォーラム・デザイン・ハノーファー」が1953年より主催する“iF Design Award”(iF デザイン賞)は、レッド・ドット・デザイン賞、IDEA賞と並んで、世界三大デザイン賞といわれています。
「プロダクト」「パッケージ」「コミュニケーション」「室内デザイン」「プロフェッショナルコンセプト」、「サービスデザイン」「建築」「UX(ユーザーエクスペリエンス)」「UI(ユーザーインターフェース)」の9つのカテゴリーで構成されており、132人の専門家による厳正な審査の末に、分野ごとに表彰が行われます。
56ヵ国から約11,000点の応募があった2023年のiFデザイン賞で、「プロダクト」カテゴリーの時計・ジュエリー」部門にて、ルイ モネはブランド史上初の受賞を果たしました。受賞作品の「テンポグラフ スピリット」は、独創的な文字盤デザインや、複雑機構を搭載する裏に秘められたコンセプトが、高く評価されました。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_797.jpg■ 受賞作品「テンポグラフ スピリット」とは
◆ 機能性と審美性を両立した文字盤デザイン
40.7mm径のグレード5チタン製ケースに、254個のパーツで構成される自社製キャリバーLM85を搭載。時計の右側は、20秒ごとにフライバックするレトログラード秒針と、時間・分を表示するインダイヤルを搭載し、時計本来の機能を果たしています。対して、左側からは、レトログラードを作動させる複雑な機構を鑑賞することができます。時計としての機能性とメカニズムの審美性を、兼ね備えています。
◆ レトログラードが刻む秒
1秒1秒の経過をより際立たせ、「時間」の新しい価値を感じてもらうために、レトログラード機構が搭載されています。中央に配置しているレッドのレトログラード秒針は、20秒ごとに元の位置に瞬時にフライバックする仕様です。9時位置のスモールセコンドは、レトログラードの周期に対応して20秒ごとにブルー・ブラック・レッドに色分けされており、本来の秒針同様に60秒で1回転します。
◆ 究極のフォルム
飛行機やレーシングカーに用いられる、空気の流れをコントロールするエアロダイナミクスの技術を、時計全体のフォルムに採用。これにより、表面の触り心地や装着感が高められています。ラグは横方向にくり抜かれたオープンワーク仕様になっており、ストラップはケースとぴったり合うように特別にデザインされています。風防ガラスをドーム型に成型することで、どの方向からも時計の内部が見えやすくなっており、メカニズムの立体感と迫力を楽しむことができます。
メカニカル ワンダーズ
テンポグラフ スピリット
Ref:LM-85.20.50
ケース径:40.7mm
ケース素材:グレード5チタン
防水性:5気圧/50m
ストラップ:ルイジアナアリゲーターレザー、フォールディングクラスプ
ムーブメント:自動巻き、Cal.LM85、約48時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)
仕様:時・分・秒(9時位置のスモールセコンド)表示、レトログラード(20秒ごとにフライバック)
限定:世界限定60本
価格:5,060,000円(税込)
ピアジェの2023年の新作として、魅力的なダークブルーを基調とした「アルティプラノ アルティメート コンセプト」が「Watches & Wonders Shanghai 2023」にて発表されました。創業当時よりピアジェは薄型ウォッチの開発製造で才能を発揮し、技術を培ってきました。卓越した技術に芸術的な色使いとデザイン性が融合して誕生したのが、ミッドナイトブルーの新作「アルティプラノ アルティメート コンセプト」です。
ピアジェは薄型ウォッチの開発に情熱の火を燃やし続けてきました。それは専門領域を超越したメゾンの精神、文化、そしてアイデンティティであり、約150年前に始まったムーブメント製造から現在にいたるまで、あらゆるクリエイションに広く根付いてきました。「Watches & Wonders Shanghai 2023」で、薄型ウォッチの開発と製造技術のパイオニアであるピアジェは、2mmという驚異的な薄さを誇る「アルティプラノ アルティメート コンセプト」の新作を発表しました。
魅力的なダークブルーを基調とした「アルティプラノ アルティメート コンセプト」は、メゾンのシグネチャーカラーであるブルーをさらに際立たせ、よりすっきりとしたデザインに仕上がっています。従来の「アルティプラノ アルティメート コンセプト」はカスタムメイドのみで、このようにシンプルなモデルは初となります。
/sites/default/files/newsImage1/s01_799.jpgAltiplano Ultimate Concept
アルティプラノ アルティメート コンセプト
Ref:G0A47507
ケース径:41mm
ケース厚:2mm
ケース素材:コバルト合金
防水性:2気圧
ストラップ:アリゲーター
ムーブメント:手巻き、ケースと一体化したCal.900P-UC(ピアジェ自社製)、約40時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、13石
仕様:時・分表示、ブルー文字盤、世界最薄手巻ウォッチの1つ、第20回ジュネーブ・ウォッチ・グランプリ(GPHG)で栄誉ある「金の針賞」を受賞
価格:64,680,000円(税込)
2023年の新作としてヴァシュロン・コンスタンタンより、新しい“One of Not Many”の発表を記念して、直径35mmの新しい「オーヴァーシーズ・オートマティック」が登場しました。新しい「オーヴァーシーズ・オートマティック」はケースからブレスレットに至るまで、ピンクゴールドを装い、同系色のゴールドダイヤルと見事に調和し、光り輝く個性を放っています。
パートナーのようにどんなシーンでも寄り添ってくれるこのタイムピースには、2本のストラップが付属されています。
ヴァシュロン・コンスタンタンは2023年のWatches and Wondersで直径34.5mmと35mmの「オーヴァーシーズ」4モデルを発表しました。新しい「オーヴァーシーズ・オートマティック」このスポーティシックなコレクション加わった、ピンクゴールドの直径35mmの新作モデルです。この新作タイムピースは、洗練さと上品さ、そしてさりげないエレガンスを兼ね備え、その輝く個性で "One of Not Many“のキャンペーンに加わった芸術家で探検家であるザリア・フォーマンに寄り添います。
/sites/default/files/newsMainImage1/01_279.jpg同系色のエレガンス
2023年春、ピンクゴールドに代表的なサンバースト仕上げのブルーダイヤルのタイムピースが加わりました。新たな旅への誘いの様に、「オーヴァーシーズ・オートマティック」はその本質の新しい一面を見せてくれます。その特徴的なスタイルとは?調和した同系色のアプローチは、ケースとブレスレットを装うピンクゴールドの温かみのある光の反射、そしてサンバーストサテン仕上げが施された透明なラッカーが覆われたダイヤルが放つ輝きを見事に調和させています。メゾンの職人たちは、ミドルケースやブレスレットとの完璧な調和のために、ダイヤルの正確なニュアンスを生み出すよう大きな力を注ぎました。単色の外観は、マルタ十字を想起させる6面を備えるベゼルに繊細にセットされた90個のダイヤモンドにより際立ち、スリムなカフ・ウォッチのデザインを踏襲しています。ジュエリーのようにスリムで優美なシルエットのこのタイムピースは、いつでも寄り添ってくれる完璧なパートナーです。
ひとつの個性と、多面性
このコレクションの他のモデルと同様に、新作モデル「オーヴァーシーズ・オートマティック」は、ブレスレットとバックルが付け替えられる、インターチェンジャブルシステムが採用され、あらゆるシーンに対応することができます。マルタ十字を想起させるスリムなリンクは、自分の肌の様にしなやかでソフトな着け心地のピンクゴールドのブレスレットに加え、2本のストラップが付属しています。美しく調和のとれたゴールドの組み合わせは、日常的にも、また特別な夜にもぴったりです。ホワイトのカーフスキンレザーを合わせれば、都会的な冒険ができ、ホワイトのラバーストラップと組み合わせると、よりスポーティなタッチをもたらします。プレシャス、都会的、そしてときに大胆な「オーヴァーシーズ・オートマティック」は、いかなるシーンにも対応します。
/sites/default/files/newsMainImage2/02_237.jpgキャリバー1088/1、信頼性の代名詞
「オーヴァーシーズ・オートマティック」は、時、分、秒を刻むムーブメントとして、模範的な信頼性を誇る、キャリバー1088/1が採用されています。高精度の心臓部は、144個の部品から成り、4Hzの振動数で作動します。さらに計時精度を高めるために、約40時間のパワーリザーブを持つこのムーブメントは、正確な時刻調整が可能なストップセコンド機構を備えています。ケースバックのサファイアクリスタル越しに見ることができる装飾は細部に至るまで、緻密に仕上げられています。裏面のブリッジにはコート・ド・ジュネーブの模様の装飾が施され、コレクション特有のゴールド製ローターには方位図のモチーフがあしらわれています。
/sites/default/files/newsImage1/03_217.jpgオーヴァーシーズ・オートマティック
Ref.4605V/200R-B968
ケース径:35.00mm
ケース厚:9.33mm
ケース素材:18K(5N)ピンクゴールド
ストラップ:18K(5N)ピンクゴールド(ポリッシュとサテンブラッシュ仕上げの半マルタ十字リンク)、18K(5N)ピンクゴールド製プッシュボタン式トリプルフォールディングクラスプ、コンフォートアジャストシステム、ホワイトカーフスキンレザー(同系色のステッチ)付属、ホワイトラバー付属、18K(5N)ピンクゴールド製ピンバックル、相互の換装が可能なインターチェンジャブルシステム
防水性:15気圧(約150m)
ムーブメント:自動巻き、Cal.1088/1(ヴァシュロン・コンスタンタン自社開発・製造)、約40時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、26石
仕様:時・分表示、センターセコンドによる秒、日付、ベゼルに90個のラウンドカットダイヤモンド、磁気から保護する軟鉄製ケース・リング、ゴールド文字盤(透明ラッカー、サンバーストサテン仕上げ/ベース部、ベルベット仕上げ/ミニッツトラック部)、ダイヤモンド総数90個(約0.86ct/最小カラット数を保証)
チューダーの腕時計はその歴史において、もっとも果敢に活動する冒険家や熟練のプロフェッショナルたちに選ばれてきました。
何十年にもわたり、アメリカ海軍ダイバーたちの腕元で任務を支えたチューダーウォッチにオマージュを捧げた、新しいぺラゴス FXDが2023年の新作として登場しました。現代における究極の「ミリサブ」として、ストラップバー固定構造、チタニウム製ケース、高性能マニュファクチュール キャリバーと経過時間計測が可能な逆回転防止ベゼルを備えています。
PELAGOS FXD
早くも50年代半ば、チューダーのダイバーズウォッチは米海軍の検査を受け、軍内の複数のチームにより評価されていました。1958年には正式に採用され、さまざまな部隊で活動するダイバーたちに支給するために購入されました。本モデルは、この時代のミッションウォッチの精神を継承しています。ケースにストラップバーが固定(Fixed)された極めて頑丈な構造にちなむFXDという名称は、この時計の背景を暗示しています。本モデルは、往年の「ミリサブ」(ミリタリー サブマリーナーの略称)を、現代の技術を駆使した高性能かつ堅牢な時計として再定義しています。外観は、60年代後半のチューダー オイスター プリンス サブマリーナー Ref.7016を彷彿とさせます。固定バネ棒のような米軍仕様ならではの要素に加え、初期のチューダー サブマリーナーに見られたポインテッドクラウンガードのような、異なる時代のチューダー ウォッチから着想を得たディテールも取り入れられています。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_807.jpgTUDOR AND THE US NAVY
アメリカ海軍は、1950年代後半から何十年にもわたり、チューダーのダイバーズウォッチを採用しました。Navy SEALsが1962年の結成時から80年代後半まで、チューダーを着用して任務に就いていたことも有名な話です。チューダーの堅牢な計器は、水中破壊工作部隊、シービーズ、海軍潜水学校の教官など、あらゆる水中任務に立ち会ってきました。潜水学校では訓練生にスキューバダイビングの基本を授け、米国内外の潜水艦基地では水中潜水艦の整備士のパートナーとなりました。さらにチューダーの時計は、世界中の海面下で、革新的な水中技術が生まれる瞬間にも一翼を担う存在でした。
チューダーは数十年にわたり、ミッションウォッチのサプライヤーとして米海軍をサポートしてきました。1965年発行の「Underwater Demolition Team Handbook(水中破壊工作部隊便覧)」の初版には、チューダー オイスタープリンス サブマリーナー Ref. 7928が、ダイバーズウォッチに関する段落に掲載されています。この便覧は、新人工作員が水中破壊の手順を学ぶ際に欠かせない文献でした。1973年になると、アメリカ海軍の潜水マニュアルに、チューダー オイスター プリンス サブマリーナー Ref. 7016と7021が「海軍公認」の潜水時計として掲載されました。翌1974年、米国防総省の供給システムを管理・追跡するため、ナショナル・ストック・ナンバー・システムが導入されました。そして1978年からは、コード6645-01-068-1088の下で、補給将校は信頼できる海軍承認の潜水時計を必要とする相応の船員または工作員に、チューダー オイスター プリンス サブマリーナー Ref. 9411、または後の76100を購入し、支給することができるようになりました。このコードは、実に2004年まで用品カタログに掲載されていました。
軍人に支給される時計には通常、固有の管理番号が刻印されますが、アメリカ海軍に支給されたチューダーの時計はその限りではありませんでした。全軍で統一されたマーキングシステムは存在しませんでした。これらの時計は何の印も無いか、あるとしても部隊単位で在庫管理の目的で刻印された程度でした。多くの異なるコーディングの類型があることも状況を複雑にしました。数十年のスパンで、複数の品番にわたる非常に多数のチューダー ウォッチが米海軍に納入されていたことが公式に記録されているにもかかわらず、それらの時計の多くには刻印が残されていません。そのため、今日の時計研究家にとって、チューダーの軍支給時計の出自を特定することは困難を極めています。
A UNIQUE SET OF SPECIFICATIONS
もとは現役の戦闘ダイバー部隊と共同で開発されたFXDのケースは、特殊任務に必要な独自の仕様を、完全に満たしています。より高い堅牢性と信頼性のためにチタニウム製ケースに固定されたストラップバーを例とした、チューダー コレクションの中でも異彩を放つ機能的特徴を備えているのはそのためです。ラグ同士をつなぐこの形状は、本モデルの特徴的なシルエットのキーとなっています。もうひとつの特徴は、人間工学に基づいた60ノッチを刻んだ逆回転防止ベゼルです。発光塗料をあしらった60分目盛り入りのセラミック製ベゼルインサートは、ダイバーズウォッチのISO規格6425:2018に準拠しています。
新しいペラゴス FXDの意匠は、60年代後半から80年代前半にかけてアメリカ海軍の軍人たちが着用していたチューダーのダイバーズウォッチを着想源としています。時計全体のカラーはブラック。そして暗闇の使用でも発光強度を最大化させるために1969年に導入された、スクエアが先端に付いた「スノーフレーク」針やスクエア型アワーマーカー。他にも、発光塗料を用いたサンドブラスト仕上げのセラミック製インサートと逆回転防止ベゼルを採用しています。さらに、42mm径チタニウム製ケース全体にサテン仕上げが施され、そのマットな質感によって光の反射が制限されています。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_666.jpgA FABRIC STRAP IN PURE NAVY STYLE
アメリカ海軍のダイバーは歴史的に、主にナイロン製のブラックまたはグリーンのファブリックストラップを装着してチューダー ウォッチを使用していました。ぺラゴス FXDに付属する2つのストラップは、ブレスレットよりもストラップを好むこのミリタリー的習慣から着想を得て、さらに工夫を加えたものです。中央にレッドのラインが入った、セルフグリップ着脱システム付きのグリーン ファブリックストラップが初期設定となっています。さらに、テキスタイルモチーフがエンボスされたブラックのラバーストラップも付属します。
チューダーは2010年にいち早くファブリックストラップを採用して以来、常に先駆者であり続けています。フランスのサン・テティエンヌで150年以上家族経営を続けるジュリアン・フォール社によって、19世紀製の織機を用いて生み出されるファブリックストラップ。それは品質と快適さを両立する唯一無二の存在です。ペラゴス FXDのためにジュリアン・フォールとチューダーは、新しい構造のストラップを開発しました。中央にレッドのラインが入ったフォレストグリーンのナイロン製織りリボン(幅22mm)にセルフグリップ着脱システムを組み合わせた新ストラップは、あらゆる手首に快適にフィットします。
THE MANUFACTURE CALIBRE MT5602
ぺラゴス FXDに搭載されたマニュファクチュール キャリバー MT5602は時針と分針、秒針を備えています。他のチューダーのマニュファクチュール キャリバー同様に、モノブロックのタングステン製ローターはオープンワークで細部にサンドブラストを伴うサテン仕上げ、さらにブリッジとメインプレートはサンドブラスト表面とレーザー装飾が交互に施されています。
堅牢性、耐久性、信頼性そして精度を兼ね備えたこのムーブメントは、2ヶ所で固定されたトラバーシングブリッジによって維持される可変慣性テンプを有しています。また耐磁性シリコンバランススプリングを備えるほか、MT5602はスイス公認クロノメーター認定を取得しています。その認定ではムーブメントの状態で日差が-4秒から+6秒を基準としていますが、チューダーはさらにその上、腕時計として組みあげられた状態で日差が-2秒から+4秒という、より高い基準を達成しています。
その他の特筆すべき特徴は約70時間のパワーリザーブです。それは金曜日の夜に腕時計をはずし、月曜日の朝に身に着けたときに再びゼンマイを巻く必要がないことを意味します。
/sites/default/files/newsImage1/s01_797.jpgPELAGOS FXD
ぺラゴス FXD
Ref:25717KN
ケース径:42.00mm
ケース厚:12.75mm
ケース素材:チタニウム
防水性:200m(660ft)
ストラップ:フォレストグリーンにレッドのセンターライン入りのファブリックストラップ(セルフグリップ着脱システム付き)、テキスタイルモチーフがエンボスされたブラックのラバーストラップが付属
ムーブメント:自動巻き、Cal.MT5602、約70時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、25石、COSCによるスイス公認クロノメーター認定
仕様:時・分・秒表示、秒停止機能による正確な時刻設定、チタニウム製逆回転防止ベゼル、マットブラックダイアル
価格:540,100円(税込)
1973年、ピアジェが後に「ライムライト ガラ」となるモデルを発表してから、2023年で50周年を迎えます。ゆったりとしたカーブを描きながら、プレシャスストーンをセッティングしたラグが一方は上へ、もう一方は下へとアシンメトリに伸びるデザインが特徴的です。 「ライムライト ガラ」の誕生当時、ユニークで大胆なデザインは「ファッションウォッチ」と呼ばれ、メゾンの自由な精神の象徴となりました。
2023年、「ライムライト ガラ」は1970年代と同じカリスマ性、力強いデザイン、クチュールのような贅沢さ、そして革新的な美しさを受け継いでいます。自由闊達な時代が巡りくる中、メゾンもまた限りなく自由なデザインを提案し続けます。
/sites/default/files/newsMainImage1/01_278.jpg華やかでエレガント...小ぶりながらジュエリーウォッチの中で抜きん出た存在感を放つ「ライムライト ガラ」は、 1970年代のピアジェ ソサエティのカルチャーを今に伝えています。
1969年に発表された「21st Century Collection」は、コレクションであると同時にメゾンのマニフェストでもありました。 1957年に開発された厚さわずか2mmの9Pピアジェ自社製手巻ムーブメントにより、オートオルロジュリーとジュエリー製造が融合し、革命的なデザインが誕生しました。
大きな文字盤は視覚効果の可能性の扉を開き、ピアジェは前例のない創造性を発揮、カフウォッチとソートワールウォッチの文字盤には、マラカイト、オパール、ラピスラズリ、タイガーズアイなど色鮮やかなオーナメンタルストーンがあしらわれ、ブレスレットには表面にテクスチャーを刻んだゴールドが使われました。この有名な「21st Century Collection」からわずか 4年後の1973年、ピアジェは後に「ライムライト ガラ」となるモデルを発表します。
/sites/default/files/newsMainImage2/02_236.jpg1973年当時、「ライムライト ガラ」はまだ「ライムライト ガラ」として知られていませんでした。ウォッチがたどったユニークな歴史にちなんでこの名が付けられました。「ライムライト ガラ」は、ブレスレットのしなやかさと着脱のしやすさで、誕生するやいなやレセプションやパーティー、舞踏会、晩餐会、ガラなどで旋風を巻き起こし、トップ クチュリエのドレスをまとった女性たちの手首の上で華々しく輝き、時を刻みました。
グシュタードからモンテカルロ、ニューヨーク、パームスプリングスと、世界中でハイソサエティの人々の集いを催したのが、 4代目のイヴ・ピアジェです。イヴ・ピアジェはファミリービジネスを社交界の黄金時代へと導き、洗練された顧客や俳優、歌手、作家、芸術家の国際的なコミュニティであるピアジェソサエティを作り出しました。ピアジェソサエティのメンバーには、ケーリー・グラント、サミー・デイヴィス・ジュニア、エリザベス・テイラー、ジャッキー・ケネディ、ウルスラ・アンドレス、そしてもちろんアンディ・ウォーホルといった人々が名を連ねていました。
/sites/default/files/newsImage1/03_216.jpgライムライト ガラ
Limelight Gala
ケース径:22.9×27.9mm
ケース素材:18KPG
ストラップ:ルビー、スペサタイトガーネット、ダイヤモンドをセットしたブレスレット、ダイヤモンド147個(5.89カラット)、ルビー47個(6.05カラット)、スぺサルタイト48個(5.97カラット)
ムーブメント:クオーツ、Cal.356P(ピアジェ自社製)
仕様:時・分表示、ゴールド文字盤(パレス装飾)
価格:63,800,000円(税込)
ライムライト ガラ
Limelight Gala
ケース径:26.0mm
ケース素材:18KPG、ラウンドブリリアントカットDIA38個(約2.54カラット)
ストラップ:パレス装飾が施された18KPG製ブレスレット
ムーブメント:クオーツ、Cal.157P(ピアジェ自社製)
仕様:時・分表示、ピンクゴールド文字盤
価格:11,264,000円(税込)
ライムライト ガラ
Limelight Gala
ケース径:32.0mm
ケース素材:18KWG
ストラップ:パレス装飾が施された18KWG製ブレスレット
ムーブメント:自動巻、Cal.501P1(ピアジェ自社製)
仕様:時・分表示、エナメル文字盤、ラウンドブリリアントカットツァボライト計約1.68カラット、ラウンドブリリアントカットサファイア計約1.92カラット、ラウンドブリリアントカットダイヤモンド計約1.47カラット
価格:20,592,000円(税込)
コントラストの妙手を繰り出すH.モーザーが今回組み合わせたのは、レッドゴールドの優美な輝きと文字通り光を吸収する漆黒のVantablack®(ベンタブラック®)です。この魅惑的なコンビネーションはインスピレーションを感じさせる二面性を生み出し、両極端な2つの要素が絡み合って、あたかも人を虜にするダンスのようです。H.モーザーは2023年の新作として、「エンデバー・トゥールビヨン コンセプト ベンタブラック®」と「エンデバー・センターセコンド ベンタブラック®」という、伝統とナノテクノロジーを完璧に融合させて控えめなエレガンスを体現する2つのタイムレスなモデルを作り上げました。トレードマークとなる堅実なラグジュアリーを表現する際に特に重視したのは、時計製造の真の目的である、単なる時間表示にとどまらない感性を表現することです。
H.モーザーが今回生み出したのは、光と影が織りなす魅惑的なシンフォニーです。40mm径のケースと針に使用されたレッドゴールドの華やかで温かみのある色合いと、地球上で最も暗い物質として知られるベンタブラック®コーティングが施されたダイアルの果てしない深淵を思わせる漆黒が対照的なモデルとなっています。カーボンナノ構造体から成るこの革新的な素材は天体物理学向けに開発されたもので、今では天体望遠鏡だけでなく、軍事分野の装備のステルス性を強化するためにも使用されています。光の粒子はベンタブラック®に当たると、その99.965%が吸収されてしまいます。人間の目で対象物を認識するには光の反射が必要なため、ベンタブラック®は物質として認識されないブラックホールのような存在になるのです。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_796.jpgエンデバー・トゥールビヨン コンセプト ベンタブラック®を通じて、H.モーザーはミニマリズムへの賛歌を表現しています。6時位置に配されたミニッツ フライング トゥールビヨンは文字どおり、ブラックホールの中央に浮いているように見え、そこには光の反射、インデックス、ロゴなど、見る者の気を逸らすものは何ひとつありません。このモデルを駆動する創意の極致ともいえる自動巻きキャリバー HMC 804には、自社で設計・製造されたダブルヘアスプリングが採用されています。この対になったヘアスプリングによって拡張時の各ゼンマイの重心の動きが補正され、摩耗が軽減し、精度と等時性が大幅に向上して、類稀な完成度の高さにつながっています。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_656.jpgエンデバー・センターセコンド ベンタブラック®のダイアルには、H.モーザーがベンタブラック®の加工を通して培った専門技術を駆使してレッドゴールドのインデックスが配されています。心臓部に組み込まれているのは自社製自動巻きキャリバーHMC 200で、系列会社であるPrecision Engineering AGが製造した調速機構が搭載されています。キャリバーにはエングレービングが施されたゴールドの大型ローターが収められ、3日間のパワーリザーブを保証します。
この2つのモデルで、H.モーザーはエレガンスと伝統、そして最先端のナノテクノロジーを巧みに融合させました。両モデルとも、ブランドの背後には何よりもまず才能ある時計職人や文字盤を作り込む職人がいることを思い出させてくれるだけでなく、真のラグジュアリー製品の存在感はたとえロゴがなくてもはっきり伝わるということを感じさせてくれます。また、これによってマーケティングの影に隠れがちな洗練されたクラフトマンシップや独自の美しさが日の目を浴びることになり、シンプルさが持つ思いがけないパワーや効果を改めて証明しています。
まさに、疑う余地のないH.モーザースタイルの高級時計です。
/sites/default/files/newsImage1/s01_787.jpgEndeavour Tourbillon Concept Vantablack®
エンデバー・トゥールビヨン コンセプト ベンタブラック®
Ref:1804-0403
ケース径:40.0mm
ケース厚:10.7mm
ケース素材:18K(5N)レッドゴールド
ストラップ:マット加工を施した手縫いのブラックアリゲーターレザー、18K(5N)レッドゴールド製フォールディングクラスプ
ムーブメント:自動巻き、Cal.HMC 804(自社製)、約72時間パワーリザーブ、毎時21,600振動、28石
仕様:時・分表示、6時位置のモジュラー式ミニッツ フライング トゥールビヨン、ベンタブラック®ダイアル、シースルーケースバック
価格:12,639,000円(税込)
Endeavour Center Seconds Vantablack®
エンデバー・センターセコンド ベンタブラック®
Ref:1200-0411
ケース径:40.0mm
ケース厚:11.2mm
ケース素材:18K(5N)レッドゴールド
ストラップ:手縫いのグレークーズーレザー、18K(5N)レッドゴールド製ピンバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.HMC 200(自社製)、約72時間パワーリザーブ、毎時21,600振動、27石
仕様:時・分表示、ベンタブラック®ダイアル、レッドゴールド製インデックス、シースルーケースバック
価格:4,202,000円(税込)
2023年の新作としてオリスより、ミッドセンチュリーのイメージを復刻した「オリス ダイバーズ 65 クロノグラフ」が登場します。
/sites/default/files/newsMainImage1/01_273.jpg新作「ダイバーズ 65 クロノグラフ」は、安定人気の40ミリ径のケースに、洗練されたモノクロームデザインのダイアルで、ステンレススチールブレスレットと、スイスの野生鹿の革を環境に配慮した方法で加工したチェルボボランテのレザーストラップとの2タイプです。
/sites/default/files/newsMainImage2/02_233.jpg1965年当時、レジャーダイビングが盛んになり始めたころに、オリスが初めて世に出したダイバーズウオッチのデザインを踏襲しています。2つのクロノグラフカウンター、絶妙な角度でカーブするラグのケースに、逆回転防止ベゼルと、レトロな雰囲気を醸す2つのクロノグラフボタンが魅力の個性的なモデルです。48時間パワーリザーブのスイス製自動巻ムーブメントを搭載しています。
/sites/default/files/newsImage1/03_212.jpgダイバーズ 65 クロノグラフ
Ref.01 771 7791 4054-07 6 20 01
ケース径:40mm
ケース素材:マルチピースステンレススチール
ストラップ:ブラックチェルボボランテ(鹿革)、ステンレススチール製尾錠
ムーブメント:自動巻、Cal.Oris 771、48時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、27石
仕様:時・分表示、1/4クロノグラフ秒針、9時位置にスモールセコンド、3時位置に30分計、逆回転防止ベゼル、風防サファイアクリスタル、両面ドーム加工、内面反射防止コーティング、ステンレススチール製ねじ込み式リューズ及びプッシュボタン、ブラックダイアル、アプライドインデックス
価格:643,500円(税込)
発売予定:2023年10月
ダイバーズ 65 クロノグラフ
Ref.01 771 7791 4054-07 8 20 18
ケース径:40mm
ケース素材:マルチピースステンレススチール
ストラップ:ステンレススチール、ステンレススチール製フォールディングクラスプ
ムーブメント:自動巻、Cal.Oris 771、48時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、27石
仕様:時・分表示、1/4クロノグラフ秒針、9時位置にスモールセコンド、3時位置に30分計、逆回転防止ベゼル、風防サファイアクリスタル、両面ドーム加工、内面反射防止コーティング、ステンレススチール製ねじ込み式リューズ及びプッシュボタン、ブラックダイアル、アプライドインデックス
価格:676,500円(税込)
発売予定:2023年10月
新しいシックスティーズ・クロノグラフ・アニュアルエディションにより、グラスヒュッテ・オリジナルが、1960年代の精神を現代の人々の手首に再びもたらします。その忘れがたい10年は、シックスティーズという名を冠した最新のタイムピースと同様に、コントラストに特徴づけられた年月でした。さまざまなカラーと質感がこのエディションの外観を決定します。繊細なエンボス加工が施されたグラデーション効果のあるストーングレー ラッカー仕上げの文字盤が、きらめくレッドゴールドの針とダークブルーのテキスタイルストラップに組み合わされています。このクラシックなデザインは、当時と同じように現代でも新鮮で若々しく見えますが、それは活気あふれる60 年代が時代を超越したものであることを物語ります。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_806.jpgシックスティーズ:ライフスタイルの表現
1960年代、若者たちは、自分たちの声を世界に届けるだけでなく、自らを煌びやかに演出していました。この10年間のファッションの領域は幅広く、ビート世代のクリーンなラインとダークなカラーから、ヒッピー文化の色鮮やかで豪華な花柄模様まで多岐にわたりました。衣服はしばしば自己表現の手段になっていたわけです。それから60年を経て、グラスヒュッテ・オリジナルが再びこの哲学を手首の上で表現します。新しいシックスティーズ・クロノグラフ・アニュアルエディションは、手作業で作り上げられた象徴的なタイムピースであり、まさに自分自身のオリジナリティを追求するためのアイテムと言えます。
シックスティーズ・クロノグラフ:個性的な計時性能
60年代のトレンドセッターは、意図的に際立つことを志向していました。シックスティーズ・クロノグラフはそれらにさりげなく寄り添い、自らを前面に押し出すことなく個性を主張します。まず、42mmのラウンド型ステンレススティール ケースが、複雑に洗練された文字盤に目を引きつけます。中央のきらめくグレーは、外側に向かうに連れて暗い色調にフェードし、魅力的なグラデーション効果を生み出します。また、文字盤には当時の工具や技法を用いて精緻にエンボス加工が施されています。2つのホワイトのアラビア数字、切り込みの入った夜光付きアワーマーカー、レッドゴールドカラーの針が特徴的です。このモデルには、コントラストの効いたブルーのテキスタイルストラップが組み合わされます。
シックスティーズの真骨頂:オーダーメイドの精度時計の内部では、39-34 自動巻きムーブメントが正確な鼓動を刻み、時、分、スモールセコンド、秒停止機構、30分積算計を確実に駆動します。精巧に仕上げられた自社製キャリバーの振動数は4Hz相当です。
グラスヒュッテリブ仕上げ、面取りされたエッジ、ポリッシュ仕上げの小ネジ、特徴的なダブルGロゴがあしらわれた21Kゴールド製スケルトンローター(振動錘)など、それらの部品には手作業で芸術的な装飾が施されています。サファイアクリスタルのケースバックからは、洗練されたエレメントをすべて余すところなく眺めることができます。
ストーングレーの文字盤を備えたシックスティーズ・クロノグラフ・アニュアルエディションは、洗練された、コントラストを織り成すデザインで60年代のライフスタイルを讃えるモデルです。このモデルは2023年9月より、世界各国のグラスヒュッテ・オリジナルのブティックおよび特定の正規販売店で発売される予定です。
/sites/default/files/newsImage1/s01_796.jpgSixties Chronograph Annual Edition 2023
シックスティーズ・クロノグラフ・アニュアルエディション 2023
Ref:1-39-34-06-22-04
ケース径:42.0mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:3気圧
ストラップ:ダークブルー合成素材ストラップ、ステンレススティール製尾錠
ムーブメント:自動巻き、Cal.39-34、毎時28,800振動(4Hz)
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)表示、秒停止機構、秒停止機構を備えたクロノグラフ、30分積算計、伝統的なエンボス加工が施されたグラデーション効果のあるグレー文字盤(ブラックラッカー仕上げ)、ホワイトのアラビア数字およびレタリング、切り込みの入ったアワーマーカーおよびスーパールミノバ®ドット、スーパールミノバ®インレイ付き時・分針、サファイアクリスタルケースバック
価格:1,221,000円(税込)
パネライが、象徴的なラジオミールの魅力を再解釈し、特別な1点を発表しました。1960年代のモデルRef.3646に搭載された伝説的なアンジェリュス ムーブメントからインスピレーションを得た、ラジオミール グイド・パネライ&フィリオ。このコレクターズタイムピースは有名なフィリップス オークションの時計部門とのコラボレーションを通じて、2023年11月3日に開催されるジュネーブ ウォッチ オークション:XVIIIで販売されます。フィリップスのバイヤーズプレミアムを含めすべての収益は、ユネスコ政府間海洋学委員会(IOC-ユネスコ)に寄贈されます。
「過去2年間にわたるパネライとのパートナーシップにより、海の重要性と断固たる介入の差し迫った必要性について、世界の意識が高まりました」とウラジミール・リャビニン IOC-ユネスコ事務局長は語ります。「オークションハウスの名門フィリップスと海洋ブランドとしてのパネライとの、今回のシナジーによる彼らの寛大な寄付が、海洋リテラシーに関するユネスコの活動をサポートします。ユネスコとユネスコ政府間海洋学委員会は、青少年の教育とエンパワーメントにおける集団行動を通じて、海洋資源を革新的に活用したいと考えています。より明るく持続可能な未来のためのソリューションを提供できるでしょう」
「私たちは、ラジオミール グイド・パネライ&フィリオのオークションでフィリップスと協力できることに興奮しています」とパネライCEOジャンマルク・ポントルエは語ります。「この特別な時計は、私たちの伝統ある物語の重要な章を体現し、私たちの過去に命を吹き込み、伝説的なアンジェリュス キャリバーと私たちの豊かな歴史を讃えます。フィリップスとのコラボレーションは、ユネスコの大義に対する支援を、継続的に推進するという私たちの取り組みを反映しています。私たちの歴史と技術が認められ、受け入れられるのを実感し、とても嬉しく思います」
/sites/default/files/newsMainImage1/03_m01_0.jpgバックス&ルッソ シニアコンサルタントのオーレル・バックスとフィリップス欧州・中東時計部門責任者アレクサンドル・ゴービは次のように述べています。「パネライの美しいヴィンテージウォッチにインスピレーションを受け、ヴィンテージのアンジェリュス ムーブメントを搭載した時計を世に送り出せて光栄です。私たちは2年近く前からパネライと話し合いを始め、この時計の製作の各段階に参加し、時計が完成していくのを見ることができる喜びを感じてきました。アイデアが物理的なオブジェクトに変換され完成したのです。過去数年間、名門メーカーが現代の時計製造の最先端プロトタイプや、歴史を刻むユニークな作品をオークションに出品する場として、フィリップスが選ばれてきました。このユニークなラジオミールは、まさにその場にふさわしい時計です」
60年代、パネライはイタリア海軍のサプライヤーであり、自己発光モデルのラジオミール ウォッチ Ref.3646を開発しました。そして後に最も象徴的なモデルの1つとして知られるようになりました。ラジオミールの過渡期のモデルであるRef.3646の注目要素がパネライの美学を定義しています。特にワイヤーラグは、ケースに細心の注意を払って溶接された堅牢なラグに変更され、モデルの真の変革を表しています。Ref.3646の歴史的な47mmケースは、当時はフィレンツェで製造されていまいた。
最初の時計は16リーニュの機械式キャリバーを搭載していましたが、パネライはGPF 2/56モデル(1956年製造のエジツィアーノ)からアンジェリュスSF240の採用を決定しました。8日間のパワーリザーブを備えた手巻きのアンジェリュスSF240ムーブメントによって、時計は何もしなくても8日間もの長時間、継続的に動くことができるようになりました。これにより、リュウズを操作する頻度が低くなり、耐水性の寿命が長くなりました。時代を先取りしたもう1つの成果は、時計の心臓部の鼓動がはっきりと見える透明なケースバックです。他ならぬジュゼッペ・パネライ自身が、ムーブメントの印象的なロングパワーリザーブを披露するという、唯一の目的のために行った大胆な選択です。
パネライのアーカイブで発見された歴史的なアンジェリュス キャリバーは、メゾンに挑戦を与えました。それは、当時のパネライ工房で製造されたモデルに敬意を込めて、グイド・パネライ&フィリオの名を冠した時計、再現不可能な唯一無二のラジオミールを作成することです。このたった1つの時計の中心にあるのは、アンジェリュスSF240ムーブメントで、非常に珍しい歴史的な例です。グリュシデュール®テンプは、62年前にパネライの時計に採用されていたものとまったく同じものです。グイド・パネライ&フィリオのために特別に組み立てられたキャリバー、その製造は、ムーブメントのプレートに彫刻が施されていることからもわかるように、1961年6月に遡ります。
/sites/default/files/newsMainImage2/03_m02_0.jpgこれは単なる復刻版ではなく、特別なタイムピースとしてパネライの伝統と歴史を祝う意味を持ちます。このスペシャルエディションの主な特徴は次の通りです。溶接ラグ、サンドイッチダイヤル、マリーナ ミリターレのロゴ、オフィチーネ パネライの刻印、ゴールドカラーの針、9時位置のスモールセコンド、ドーム型サファイアクリスタル。これらは過渡期の形と美学からインスピレーションを得ているため、その特徴が際立っています。絶えず変化するイタリア海軍のニーズを満たすために開発されたRef.3646は、パネライの継続的な革新の重要なマイルストーンなのです。
今回の47mmケースには、パネライ プラチナテック™が採用されました。従来のプラチナよりも深い光沢を維持し、より硬く、傷がつきにくい特性をもっています。
ラジオミール グイド・パネライ&フィリオには、イタリア製カーフストラップとスイス製のネジ式台形ホワイトゴールドバックルも付属しています。セカンドストラップは、当時オフィチーネ パネライのレザーストラップを製造していたレザーグッズメーカー、Cuoierie Meccaniche Brelliによるテーパーのないロングサイズのヴィンテージ構造です。多用途性と歴史的信頼性を備えたこの時計には、リクエストに応じて2つのケースバックが用意されています。1つはモダンなシースルー サファイアクリスタル製、もう1つは当時の素材へのオマージュとしてプレキシガラス®製です。
このユニークなタイムピースは、歴史的なパネライのボックスからインスピレーションを得たパッケージに収められています。ラディカウッドの外装とブラックのアルカンターラで裏打ちされた内部トレイが特徴です。ボックスには2本目のヴィンテージストラップを収納できるスペースもあります。
パネライはユネスコ政府間海洋委員会(IOC-ユネスコ)と2021年より提携し、持続可能な開発のための海洋科学の10年(2021-2030)、オーシャンディケイドをサポートしています。IOC-ユネスコとパネライは、市民、ステークスホルダー、様々な機関が、社会と海との関わりを確実に理解できるよう、海洋リテラシーに関するプログラム開発に注力しています。海洋の知識を利用して、海洋の保全とその経済構築に向けた革新的なソリューションを開発し、より持続可能で公平な社会を目指します。
/sites/default/files/newsImage1/03_s01_1.jpgRadiomir Guido Panerai & Figlio
ラジオミール グイド・パネライ&フィリオ
Ref:PAM01346
ケース径:47.00mm
ケース素材:パネライ プラチナテック™
防水性:5気圧(50m)
ストラップ:ブラウンのヴィンテージ オイルカーフ、ホワイトゴールド製バックル
ムーブメント:手巻き、アンジェリュス製SF240キャリバー、毎時18,000振動、8日間(192時間)パワーリザーブ
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)表示、パネライ プラチナテック™製ベゼル、ファイアクリスタルの窓付プラチナケースバック、サファイアクリスタル風防、ブラックサンドイッチダイヤル、ベージュのスーパールミノヴァ®、歴史的な3/6/9/12の数字、6時と12時位置にホワイトの刻印
限定:ユニークピース、ジュネーブ ウォッチ オークション:XVIIIに出品
より軽量でスリムなデザインを導入したメゾン自慢のドレスウォッチ コレクション、ルミノール ドゥエに新作が加わりました。パネライが、新しいルミノール ドゥエ(PAM01423)とルミノール ドゥエ ルナ トゥットオロ(PAM01504)を上海で開催されるWatches and Wonders 2023で発表しました。パネライのアイコニックなプロポーションを再現しながら、現代的なタッチを意図的に取り入れ、その機械的価値も維持したルミノール ドゥエ。
42mmサイズのルミノール ドゥエ(PAM01423)は、ケース素材に貴重なイエローゴールドを採用しています。時計にダイナミックなニュアンスを与える、濃い色合いの鱗の縁取りが特徴のグリーン アリゲーター ストラップと、ケースと同じイエローゴールド素材のピンバックルがコーディネートされています。ダイヤルは、明るい中心から暗い淵へとグラデーションになったサンブラッシュ仕上げのグリーンで、3時位置に日付、9時位置にスモールセコンドが配置されています。インデックスはホワイトのスーパールミノバ®で、暗闇でグリーンに光ります。自動巻きP.900キャリバーを搭載し、パワーリザ ーブは3日間、防水機能は5気圧(水深約50m)です。ルミノール ドゥエ(PAM01423)はパネライ ブティックのみで販売されます。
/sites/default/files/newsMainImage1/02_m01_10.jpg同時に発表されたルミノール ドゥエ ルナ トゥットオロ(PAM01504)は、ムーンフェイズ モデルです。ケースとブレスレットに用いられたゴールドテック™は、独自のフォーミュラで金にプラチナと銅を豊富に配合した合金で、深くリッチな赤のニュアンスを湛えています。ブレスレットのパーツは、パネライの特許取得済みのリュウズプロテクターからインスピレーションを受けた半楕円形のモチーフです。リンクをポリッシュ仕上げとサテン仕上げの交互に組み合わせることで、このドレスウォッチに洗練されたエレガンスを与えています。精巧に作られた38mmケースには、マザーオブパールのダイヤルがあしらわれています。複雑機構のなかでも最も詩的なムーンフェイズ表示が3時に配置され、回転する円盤がミッドナイトブルーの空に月の満ち欠けを表現します。アラビア数字とバーインデックスにはホワイトのスーパールミノバ®が満たされ、暗闇でグリーンに光り、文字盤を美しく飾ります。イタリア語で月という名の「ルナ」に合わせ、「トゥットオロ」もイタリア語で、「全てゴールド」という意味を持っています。シースルーケースバックからは自動巻きP.900/MPキャリバーの複雑な機構を鑑賞することができます。ルミノール ドゥエ ルナ トゥットオロ(PAM01504)はパネライの旗艦店のみの限定販売です。
/sites/default/files/newsMainImage2/02_m02_6.jpgこれらのモデルにもふさわしい、ルミノール ドゥエ コレクション専用ストラップに新しくラバー素材が加わります。カラーは6色で、ブラック、ホワイト、ミリタリーグリーン、ダークブルー、レッド、ピンク(ピンクは38mmケース用のみ展開)です。これらのストラップには「PAMクリックリリースシステム」が採用され、クリーンでモダン、本質的でミニマルなフォルムが特徴です。
これらの新作は、2016年にデビューしたルミノール ドゥエの世界を構成する一部であり、多才で、都会的なイタリアの洗練を表現しています。リュウズプロテクターを備えた独特のクッションケースは、パネライの伝統を継承しながら、よりスリムなプロポーション、革新的な素材、洗練された美学を備え、現代の時計愛好家を魅了します。
/sites/default/files/newsImage1/02_s01_6.jpgLuminor Due
ルミノール ドゥエ
Ref:PAM01423
ケース径:42.0mm
ケース厚:10.7mm
ケース素材:ポリッシュイエローゴールド
防水性:5気圧(50m)
ストラップ:グリーン アリゲーター、ポリッシュイエローゴールド製バックル、PAMクリックリリース
ムーブメント:自動巻き、Cal.P.900(パネライ自社製)、毎時28,800振動、3日間(72時間)パワーリザーブ、23石
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)・日付表示、ポリッシュイエローゴールド製ベゼル、リュウズプロテクター、サファイアクリスタル シースルーケースバック、コランダムサファイアクリスタル風防、サンブラッシュ仕上げのグリーンダイヤルに夜光アラビア数字とバーインデックス
限定:パネライ ブティック限定
価格:2,819,300円(税込)
Luminor Due Luna TuttoOro
ルミノール ドゥエ ルナ トゥットオロ
Ref:PAM01504
ケース径:38.00mm
ケース厚:12.41mm
ケース素材:ポリッシュゴールドテック™
防水性:5気圧(50m)
ストラップ:ポリッシュとサテンのゴールドテック™OPロゴ入りブレスレット、PAMクリックリリース
ムーブメント:自動巻き、Cal.P.900/MP(パネライ自社製)、毎時28,800振動、3日間(72時間)パワーリザーブ、23石
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)表示、ムーンフェイズ、ポリッシュゴールドテック™製ベゼル、リュウズプロテクター、サファイアクリスタル シースルーケースバック、コランダムサファイアクリスタル風防、ホワイト マザーオブパールダイヤルに夜光アラビア数字とバーインデックス
限定:パネライ旗艦店(日本では銀座店)限定
価格:5,585,800円(税込)