SIHH2012 A.LANGE & SÖHNE New Model | 2012年 A.ランゲ＆ゾーネ新作 ランゲ1・トゥールビヨン・パーペチュアルカレンダー　01

　 トゥールビヨンと永久カレンダーという二大複雑機構を搭載したA.ランゲ＆ゾーネでもっとも複雑な時計が、新作「ランゲ1・トゥールビヨン・パーペチュアルカレンダー（LANGE 1 TOURBILLON PERPETUAL CALENDAR）」である。

　 開発にあたり、担当者はふたつの点に留意したという。ひとつは「ランゲ1」のシンプルなデザインを保つこと。もうひとつとは視認性に優れること。故にこのモデルには、視認性を高めるため、トゥールビヨンにつきものの脱進機構が見える窓がなく、それぞれの表示が完璧に読み取れる。

　 多彩な暦表示で画期的なのは、文字盤外周部のリングで月の表示を行う機構。これは特許申請中という。

　 なお、アウトサイズデイトが文字盤の左側にあるのは、このモデルが自動巻きであることを示しているが、ランゲでトゥールビヨンに自動巻きを組みあわせたのは初だ。

　 この驚くべき新作はプラチナ製が100本の限定生産。ピンクゴールドは限定ではないもの、トータルで日本に10本入荷するかどうかという希少品である。

＞二大複雑機構搭載の頂点モデル