SIHH2011 RALPH LAUREN WATCH New Model | 2011年 ラルフ ローレン ウォッチ新作 オートモーティブ　ウォッチ　01

　 2011年、ラルフ ローレン氏は、自身が所有する1938年製「ブガッティ タイプ57SC クーペ・アトランティ―ク」の内装を時計デザインに取り入れ、新作「オートモーティブ　ウォッチ（Automotive　Watch）」を完成させた。黒いマット仕上げの文字盤中央部には、経年変化による蓄光塗料の焼けを再現したアラビア数字のインデックスを配置し、それを取り囲むように天然木のリングを嵌め込んでいる。それはヴィンテージカーのダッシュボードそのもの！　これはつまり、ラルフ ローレン氏の車への情熱を具現化したモデルである。

　 文字盤に採用された木材は楡（にれ）。その美しい木目から彫刻などに使用されるほか、高級車のダッシュボードやキャビネットにもよく使用される素材である。

　 搭載されるエンジンは、IWC 製手巻きムーブメント、キャリバーRL98295。いわゆるIWCの「ジョーンズ・キャリバー」をベースとする高性能手巻きキャリバーである。

　 ちなみに、これはラルフ ローレンのタイムピースとして、初めてのアラビア数字を採用したモデルでもある。

＞ウッド・ダイアルに香る高い趣味性