夕暮れに地平線から放たれる太陽の最後の光のように、新しいオイスター パーペチュアル デイトジャスト 31のダイアルは光と影の交わりを表します。レッドオンブレダイアルは中央の炎のような色みから縁の深い色みへと繊細に色が変化します。この明暗のコントラストをベゼルとダイアルにセットされた輝くダイヤモンドが引き立てます。
/sites/default/files/newsMainImage1/05_m01_3.jpgLIGHT AND SHADE
ロレックスは18 ct イエローゴールド製のオイスター パーペチュアル デイトジャスト 31の新モデルとレッドオンブレダイアルを発表しました。
2019年に再登場したオンブレのデザインが、初めて炎のような色みで登場します。同年PVD(物理蒸着)プロセスにより作られ、当初はデイデイトにのみ採用されていたオンブレダイアルは中央のカラーが縁に向かって徐々に深いブラックに変わっていく同心円状のグラデーションが特徴です。
/sites/default/files/newsMainImage2/05_m02_3.jpg今回、発表された時計はレッドオンブレダイアルに10個のダイヤモンドをセットしたアワーマーカーがあしらわれ、46個のブリリアントカットダイヤモンドがセットされたベゼルとコンシールドタイプのクラウンクラスプを装備したプレジデントブレスレットを備えています。
デイトジャスト 31には、時計製造技術の最先端を行くムーブメントのキャリバー2236が搭載され、日付、そして時間、分、秒を表示します。
すべてのロレックス ウォッチと同様にオイスター パーペチュアル デイトジャスト 31はSuperlative Chronometer(高精度クロノメーター)認定で、手首着用時に極めて優れた性能を発揮します。
/sites/default/files/newsImage1/05_s01_3.jpgOYSTER PERPETUAL DATEJUST 31
オイスター パーペチュアル デイトジャスト 31
Ref:278288RBR
ケース径:31.0mm
ケース厚:10.6mm
ケース素材:18 ct イエローゴールド
防水性:100m(330ft)
ブレスレット:18 ct イエローゴールド製プレジデントブレスレット(3列リンク)、18 ct イエローゴールド製クラウンクラスプ(コンシールドタイプ)
ムーブメント:自動巻き、Cal.2236(ロレックスによる完全自社製造)、約55時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、31石
仕様:時・分・秒表示、早送り機能付瞬時に変わる日付(3時位置)、秒針停止機能による正確な時刻設定、ベゼルに46個のブリリアントガソトダイヤモンド(約1.02 ct)、レッドオンブレダイアル(グロス、サンレイ仕上げ)に10個のダイヤモンド
価格:7,327,100円(税込予価・今春発売予定)
落ち着いたラベンダー、温かみのあるサンドベージュ、フレッシュなピスタチオグリーン。オイスター パーペチュアルを彩る新しいダイアルにはパステルカラー、鮮やかなラッカー、滑らかなマット仕上げの出会いをたたえる多彩なカラーが並びます。
/sites/default/files/newsMainImage1/06_m01_0.jpgA FRESH LOOK
バリエーションに富み、個性的なダイアルで高く評価されているオイスター パーペチュアルコレクションに、柔らかく落ち着いたパステルカラーのラッカーダイアルが加わります。ラベンダー、ベージュ、ピスタチオの新しいラッカーダイアルに、現行モデルにはないマット仕上けが施されました。
ラベンダーマットラッカーダイアルはオイスター パーペチュアル 28に、ベージュマットラッカーダイアルはオイスター パーペチュアル 36に採用されます。ピスタチオマットラッカーダイアルを備えたオイスター パーペチュアル 41には、デザインが新しくなったオイスターケースとスリムになったオイスタークラスプが装備され、さらに調和のとれたラインとバランスが実現しました。
/sites/default/files/newsMainImage2/06_m02_0.jpgオイスター パーペチュアル 28にはキャリバー 2232、オイスター パーペチュアル 36とオイスター パーペチュアル 41にはキャリバー 3230が搭載されています。時計製造技術の最先端を行くこれら2つのムーブメントにより、時間、分、秒を表示します。
すべてのロレックス ウォッチと同様にオイスター パーペチュアルモデルはSuperlative Chronometer(高精度クロノメーター)で、手首着用時に極めて優れた性能を発揮します。
/sites/default/files/newsImage1/06_s01_0.jpgOYSTER PERPETUAL 28
オイスター パーペチュアル 28
Ref:276200
ケース径:28.0mm
ケース厚:10.7mm
ケース素材:オイスタースチール
防水性:100m(330ft)
ブレスレット:オイスタースチール製オイスターブレスレット(3列リンク)、オイスタースチール製オイスタークラスプ(フォールディングタイプ)、イージーリンク(約5mmのエクステンションリンク)
ムーブメント:自動巻き、Cal.2232(ロレックスによる完全自社製造)、約55時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、31石
仕様:時・分・秒表示、秒針停止機能による正確な時刻設定、ラベンダーダイアル(マットラッカー)
価格:855,800円(税込予価・今春発売予定)
OYSTER PERPETUAL 36
オイスター パーペチュアル 36
Ref:126000
ケース径:36.0mm
ケース厚:11.6mm
ケース素材:オイスタースチール
防水性:100m(330ft)
ブレスレット:オイスタースチール製オイスターブレスレット(3列リンク)、オイスタースチール製オイスタークラスプ(フォールディングタイプ)、イージーリンク(約5mmのエクステンションリンク)
ムーブメント:自動巻き、Cal.3230(ロレックスによる完全自社製造)、約70時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、31石
仕様:時・分・秒表示、秒針停止機能による正確な時刻設定、ベージュダイアル(マットラッカー)
価格:932,800円(税込予価・今春発売予定)
OYSTER PERPETUAL 41
オイスター パーペチュアル 41
Ref:134300
ケース径:41.0mm
ケース厚:11.6mm
ケース素材:オイスタースチール
防水性:100m(330ft)
ブレスレット:オイスタースチール製オイスターブレスレット(3列リンク)、オイスタースチール製オイスタークラスプ(フォールディングタイプ)、イージーリンク(約5mmのエクステンションリンク)
ムーブメント:自動巻き、Cal.3230(ロレックスによる完全自社製造)、約70時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、31石
仕様:時・分・秒表示、秒針停止機能による正確な時刻設定、ピスタチオダイアル(マットラッカー)
価格:980,100円(税込予価・今春発売予定)
2025年の新作としてIWCシャフハウゼンが、ジュネーブで開催されたウォッチズ&ワンダーズでブラックセラミック製の「インヂュニア・オートマティック 42」を発表しました。「インヂュニア・オートマティック 42」は、ジェラルド・ジェンタによるケース一体型ブレスレットのデザインと、フルセラミックの仕様とを初めて組み合わせたモデルです。象徴的なデザインをセラミックで忠実に再現するために、この時計は革新的なマルチパーツ・セラミックというケース構造を採用しています。このモデルは、サテン、サンドブラスト、ポリッシュ仕上げを組み合わせてセラミック製パーツの仕上げを細部に至るまでこだわることで、他とは一線を画しています。サファイアガラスの裏蓋からは、ペラトン自動巻き機構、セラミック製パーツを装備する、60時間パワーリザーブのIWC自社製キャリバー82110を見ることができます。
セラミックは非常に硬度が高く、傷がつきにくいだけでなく、スティールよりも軽く、温度変化の影響を受けません。これらの特性により、腕時計に使用するのに理想的な素材となっています。IWCシャフハウゼンのセラミックに関する専門知識は、ほぼ40年にわたって蓄積されてきました。1986年、スイスの高級時計マニュファクチュールであるIWCは、酸化ジルコニウム・セラミック製ケースを備えた世界初の腕時計を発表しました。マイルストーンとなったこのモデルの発表以降、IWCのエンジニアはこの分野での技術開発を続け、窒化ケイ素、炭化ホウ素、着色セラミックといった、まさに革新的な素材を導入し、最近ではセラミック・マトリックス・コンポジット(CMC)を使用した初の時計ケースを製造するに至っています。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1174.jpg「インヂュニア・オートマティック 42(Ref.IW338903)」は、ジェラルド・ジェンタによるケース一体型ブレスレットのデザインと、フルセラミックの仕様とを初めて組み合わせたモデルです。ケースリング、ベゼル、裏蓋リングはすべてブラックの酸化ジルコニウム・セラミック製です。リューズガードやリューズなどの追加パーツも、この非常に硬く傷がつきにくい素材で作られています。中央のリンクを介してケースに繋がる一体型のブラックセラミックブレスレットは、人間工学に基づく完璧な設計により、快適な着用感をもたらします。セラミックは特に軽い素材なので、ブレスレットはより快適に着用できるのです。ブラックの文字盤には、IWCインヂュニアの特徴的なデザインである、細いラインとスクエアで構成された個性的なグリッド・パターンが採用されています。優れた視認性を確保するため、ブラックの針とメタル・マーカーにはスーパールミノバ(Super-LumiNova®)が塗布されています。
マルチパーツ・ピュア・セラミックというケース構造
「インヂュニア・オートマティック 42」は、セラミックで象徴的なインヂュニアのデザインを忠実に再現したモデルで、可能な限りスリムなスタイルを実現しています。これを実現するため、IWCは3つのパーツから成るセラミックケース構造を採用しました。ケースリング、ベゼル、裏蓋リングはすべてセラミック製です。ベゼルと裏蓋リングは機能的なネジでケースリングに固定されるため、この構造では内側にもチタン製リングが必要になります。そのリングは表と裏のネジに適応し、ムーブメントを保持するとともに、10気圧の高い防水性に寄与しています。表と裏のサファイアガラスは、チタン製リングで保持するのではなく、セラミック部分に直接圧着されています。この革新的なアプローチにより、オリジナルのステンレススティール製ケースの構造を忠実に保持したセラミック製ケースが実現しました。インヂュニアの特徴的なプロポーションと複雑な角度を維持しながら、構造の完全性と防水性を確保できたことは、優れたデザインとエンジニアリングの成果と言えます。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_992.jpgセラミックを仕上げる高水準のディテール
ビッカース硬度、約1,300の酸化ジルコニウム・セラミックは、地球上で最も硬い素材の1つです。焼結プロセスを経たセラミックは、ダイヤモンドチップのツールでしか加工できません。IWCは「インヂュニア・オートマティック 42」において、セラミックにおける仕上げの限界を押し広げました。ケースのパーツにはサテン仕上げの後、滑らかなサンドブラスト仕上げが加えられ、エッジ周りには繊細なポリッシュ仕上げが施されます。ブレスレットのリンクも同様に、サテン、サンドブラスト、ポリッシュ仕上げを組み合わせた精巧な表面処理が施されています。この何段階にもわたる非常に複雑な仕上げにより、洗練された美しさが生まれ、完璧なレベルの美しい光の反射が得られます。
セラミック製のパーツを使用したペラトン自動巻き機構
「インヂュニア・オートマティック 42」は、IWC自社製キャリバー82110を搭載しています。ペラトン自動巻き機構は、両方向のローターの動きを効率的に主ゼンマイのエネルギーに変換し、60時間のパワーリザーブを蓄えます。非常に大きな負荷のかかる巻き上げ機構のパーツは、実質的に摩耗のない酸化ジルコニウム・セラミックでできています。自動巻きホイールと歯車止めはブラックセラミック製、ローターのベアリングはホワイト・セラミック製です。テンプは4Hzで振動し、正確な計時機能を保証します。サファイアガラスの裏蓋から見えるこのムーブメントは、オールブラックの時計のデザインを引き立てます。
/sites/default/files/newsImage1/s01_1139.jpgIngenieur Automatic 42
インヂュニア・オートマティック 42
Ref:IW338903
ケース径:42.0mm
ケース厚:11.6mm
ケース素材:ブラックセラミック
防水性:10気圧
ストラップ:ブラックセラミック、バタフライクラスプ
ムーブメント:自動巻き、Cal.82110、毎時28,800振動(4Hz)、22石、60時間パワーリザーブ
仕様:時・分・秒・日付表示、秒針停止機能、ブラック文字盤、ブラックの針とアプライドインデックス、ブラックセラミック製リューズ、シースルーケースバック
価格:2,961,200円(税込)
2025年の新作としてIWCシャフハウゼンが、ジュネーブで開催されたウォッチズ&ワンダーズで「ビッグ・パイロット・ウォッチ・ショックアブソーバー・トゥールビヨン・スケルトン XPL」を発表しました。このモデルでIWCは、衝撃から保護するための特許取得済みSPRIN-g PROTECT®ショックアブソーバー・システムをトゥールビヨン搭載モデルに初めて採用しました。カンチレバー・スプリングは、フライング・ミニッツ・トゥールビヨンを搭載したIWC製キャリバー82915に適合するよう、完全に再設計されました。ムーブメントの質量を軽減し、システムのパフォーマンスを最大限にするために、地板、ブリッジ、ローターはスケルトン加工されており、複雑な機構と内部のバルク金属ガラス(BMG)製ショックアブソーバー・スプリングがよく見えるようになっています。テクニカルなデザインのこの非常に複雑な時計は、セラタニウム®製ケースとリューズを備えています。このモデルにはセラタニウム®製ピンバックルを配したパターン柄のブラックのラバーストラップが組み合わされています。
トゥールビヨンは、高級時計製造において最も洗練された複雑機構の1つです。この機構では、テン輪とアンクル(テンプと脱進機)が小さなケージに収められ、これが1分間に1回転します。このくり返される回転により、時計の振動によってパーツにかかる重力が相殺され、精度が向上します。その複雑さにより、トゥールビヨンは非常に繊細で壊れやすい機構でもあります。また、限られたスペースの中で何十もの部品が連携して動作する必要があるため、特に衝撃による損傷を受けやすくなります。「ビッグ・パイロット・ウォッチ・ショックアブソーバー・トゥールビヨン・スケルトン XPL(Ref.IW357701)」により、IWCのエンジニアリング部門であるXPL(IWCエクスペリメンタル)は、高級時計製造の限界を再び押し広げました。ブランド初となるこの非常に複雑な時計では、特許取得済みのSPRIN-g PROTECT®ショックアブソーバー・システムとトゥールビヨンが組み合わされています。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1175.jpgIWCのエンジニアリング部門であるXPL(IWCエクスペリメンタル)の飛躍的革新
IWCシャフハウゼンの先進的なエンジニアリング部門であるXPLは、機械式時計の耐久性を向上させ、応用範囲を極限的な環境まで広げるための新技術を開発しています。研究分野の1つは、ムーブメントの衝撃保護です。時計が衝撃を受けると、ムーブメントに高いGフォースがかかる可能性があります。たとえば、時計のケースが硬い表面に衝突した場合、加速度は300~1,000Gの範囲になる可能性があります。ムーブメント内部で発生する加速力は最大1,000Gに達します。IWCシャフハウゼンの特許取得済みSPRIN-g PROTECT®システムは、カンチレバー・スプリングを使用してムーブメントを緩衝し、ケース内でムーブメントを吊り下げます。ケースに衝撃が加わった場合、ムーブメントは圧縮スプリングシステムが衝撃力を大幅に軽減することによって保護されます。独自のリューズカップリングシステムにより、カップリングが外れるとムーブメントはケース内で自由に動き、外力から免れます。
トゥールビヨン用に再設計された衝撃保護機構
SPRIN-g PROTECT®システムをIWC自社製キャリバー82915に適合させるには、スプリングの形状を再設計する必要がありました。8本のアームをそれぞれ、高度なシミュレーションツールを使用して再計算し、トゥールビヨンムーブメントの寸法と重量に適合させ、再設計されたショックアブソーバーには、先進的な測定方法を用いた包括的なテストが課されました。一連のテストにおいて、保護されたトゥールビヨンムーブメントは10,000Gを超える衝撃に耐えることができたのです。
弾性特性を備えた先進的なバルク金属ガラス
この並外れたパフォーマンスの鍵は、スプリングの完璧な形状とバルク金属ガラス(BMG)という素材を用いたところにあります。このスプリングは縦横にわたって衝撃力が均一にかかるように設計されています。非常に複雑な製造プロセスにより、BMGには不規則な原子スケールの構造が与えられます。この非結晶質の微細構造により、素材の弾性が従来の金属よりも大幅に向上します。これは、ショックアブソーバー・スプリングの重 要な要件です。しかし、この素材を製造することは、工学的にとても大きな挑戦となります。液体金属は、その構造が非結晶質のままで結晶質にならないように、非常に急速に冷却する必要があります。そうしないと、金属はその長所となる特性を失うことになるからです。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_993.jpg保護されるべき質量を減少させるスケルトン加工されたムーブメント
スプリングで保護するものの重量を低減することは、ショックアブソーバー・システムの性能にとって重要なことです。このため、IWC製キャリバー82915の地板、ブリッジ、ローターはスケルトン加工されています。文字盤は12時位置の特徴的な三角形と分目盛りを備えたシンプルなブラックのリングに縮小され、スーパールミノバ(SuperLumiNova®)が塗布された三角形の針までもスケルトン加工されています。6時位置に見えるフライング・ミニッツ・トゥールビヨンは56個のパーツで構成され、重量は0.663グラムしかありません。このアプローチにより、IWCのエンジニアはムーブメントを可能な限り軽量化し、ショックアブソーバー・システムの性能を最大限に引き出すことができました。また、さまざまなパーツとBMGスプリングも見事に視認できるようになっています。このムーブメントは、セラミック製のパーツで強化されたペラトン自動巻き機構を備えています。両方向へのローターの動きを利用し、効率的に80時間のパワーリザーブを主ゼンマイに蓄えます。
セラタニウム®製ケースとリューズ
この時計のケースとリューズは、IWCが開発し、2017年に初めて発表した革新的な素材であるセラタニウム®を使用して製造されています。セラタニウム®は特殊なチタン合金をベースにしています。棒状の素材から加工されたパーツはその後、仕上げが施され、加熱炉で高温熱処理されます。この熱処理の過程で、セラミックの性質を帯び、暗色のメタリックな仕上がりになります。その結果、セラタニウム®で作られたパーツはチタンと同じくらい軽くて壊れにくいと同時に、セラミックと同じくらい硬くて傷がつきにくくなるのです。セラタニウム®製ケースは、両サイドに特徴的なラバーバンパーを備えています。このきわめて複雑で未来的なビッグ・パイロット・ウォッチには、セラタニウム®製ピンバックルの付いたテクニカルパターンのブラックのラバーストラップが組み合わされます。
/sites/default/files/newsImage1/s01_1140.jpgBig Pilot's Watch Shock Absorber Tourbillon Skeleton XPL
ビッグ・パイロット・ウォッチ・ショックアブソーバー・トゥールビヨン・スケルトン XPL
Ref:IW357701
ケース径:44mm
ケース厚:13mm
ケース素材:セラタニウム®
防水性:10気圧
ストラップ:ブラックのカーフスキン製インレイ付きラバーストラップ、セラタニウム®製ピンバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.82915、毎時28,800振動(4Hz)、25石、80時間パワーリザーブ
仕様:時・分表示、秒針停止機能付きトゥールビヨン、スケルトン文字盤、ブラックの針、セラタニウム®製リューズ、シースルーケースバック
価格:要お問い合わせ
2025年の新作としてIWCシャフハウゼンが、ジュネーブで開催されたウォッチズ&ワンダーズで「パイロット・ウォッチ・パフォーマンス・クロノグラフ・パーペチュアル・カレンダー・デジタル・デイト・マンス」を発表しました。同モデルは、セラタニウム®製のケースとブレスレット、タキメーター目盛り付きのブラックセラミックベゼル、槌目模様が質感を高めるブラックの文字盤を組み合わせています。パーペチュアル・カレンダーは、大きなゴールドカラーのディスクを使用して日付と月をデジタルで表示します。この時計は、68時間パワーリザーブのIWC自社製キャリバー89802を搭載しています。着色されたサファイアガラスの裏蓋から見ることのできる、高度なエンジニアリングで製造された部品数474の機械式ムーブメントは、クロノグラフ機能も駆動します。
2023年、IWCシャフハウゼンは、タキメーター目盛り付きのセラミックベゼルを備えた初のクロノグラフである「パイロット・ウォッチ・パフォーマンス・クロノグラフ 41」を発表しました。そして2025年、同ブランドは、パーペチュアル・カレンダーを装備した初のパフォーマンス・クロノグラフをコレクションに加えました。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1176.jpg「パイロット・ウォッチ・パフォーマンス・クロノグラフ・パーペチュアル・カレンダー・デジタル・デイト・マンス(Ref.IW388801)」は、セラタニウム®を使用したテクニカルなオールブラックのデザインが印象的です。ケース、プッシュボタン、リューズ、ブレスレットはすべてIWCが開発したこの素材で作られています。IWCの厳格な仕様に従って鍛造された特殊なチタン合金をベースにしたセラタニウム®は、チタンの軽さおよび構造的完全性と、セラミックと同様の硬度および耐傷性を兼ね備えています。ケースとブレスレットのパーツは、棒状の素材から加工され、加熱炉で高温熱処理されます。この熱処理により、セラミックの特性が得られ、表面がマットブラックに仕上がります。ポリッシュ仕上げのブラックセラミックで作られたベゼルには、タキメーター目盛りが付いています。着用者はクロノグラフを組み合わせて使用し、1kmの基準距離での平均速度を測定できます。槌目模様が施されたブラックの文字盤は、複雑な工程を経て製造され、職人技と絶妙な仕上げを誇る最高傑作となっています。日付と月を表示するディスク用の開口部を備えた3時と9時位置のサブダイアルは、円形のテクニカルな構造を特徴としています。ブラックのインデックスと針には、スーパールミノバ(Super-LumiNova®)が塗布され、完璧な視認性が確保されています。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_994.jpgパーペチュアル・カレンダーのデジタルバージョン
パーペチュアル・カレンダーは、9時と3時位置にある大きなゴールドカラーのディスクを使用して日付と月を表示します。これらの表示は、一桁の数字を使用してデジタル形式で時間と分を表示する、1880年代のIWCのブランドを象徴するPallweber(パルウェーバー)懐中時計からインスピレーションを得ています。それらの表示ディスクを駆動するメカニズムは非常に複雑です。一桁と十桁のディスクの前進ホイールは毎日進みますが、毎晩少しずつエネルギーが蓄えられます。このエネルギーは、日付と月を表示するディスクに加え、6時位置の閏年ディスクも進める必要がある月または年の終わりに正確に放出されて各ディスクを駆動します。パーペチュアル・カレンダーは、各月の異なる長さを自動的に認識し、4年ごとに2月末に閏日を追加します。したがって、「29」と「02」の組み合わせは、文字盤に4年に1度だけ表示されることになります。4枚のディスクを備えた複雑な機構にもかかわらず、カレンダーはリューズを回すだけで調整できます。
この時計には、474個のパーツで構成されたハイエンドの機械式ムーブメント、IWC自社製キャリバー89802が搭載されています。搭載されるムーブメントはクロノグラフ機能も駆動します。計測された時間と分は、12時位置の積算計に組み合わされて表示されます。効率に優れたダブルラチェット式自動巻き機構により、68時間ものパワーリザーブが主ゼンマイに蓄えられます。着色されたサファイアガラスの裏蓋からは、この巧妙に設計された複雑なムーブメントを見ることができます。ブリッジはブラックにカラーリングされ、同様にローターもブラックのカラーリングでスケルトン加工されています。
/sites/default/files/newsImage1/s01_1141.jpgPilot's Watch Performance Chronograph Perpetual Calendar Digital Date-Month
パイロット・ウォッチ・パフォーマンス・クロノグラフ・パーペチュアル・カレンダー・デジタル・デイト・マンス
Ref:IW388801
ケース径:43.0mm
ケース厚:16.5mm
ケース素材:セラタニウム®
防水性:10気圧
ストラップ:セラタニウム®
ムーブメント:自動巻き、Cal.89802、毎時28,800振動(4Hz)、51石、68時間パワーリザーブ
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)・月・日付表示、パーペチュアル・カレンダー、フライバック機能付きクロノグラフ、秒針停止機能付きスモールセコンド、ブラックの文字盤と針に発光塗料、セラタニウム®製ねじ込み式リューズ、シースルーケースバック
価格:12,936,000円(税込)
2025年の新作としてIWCシャフハウゼンが、ジュネーブで開催されたウォッチズ&ワンダーズで「インヂュニア・オートマティック 35」を発表しました。この新しい自動巻きモデルにより、スイスの高級時計マニュファクチュールであるIWCは、3型の35mmケースのモデルで「インヂュニア」コレクションをさらに充実させました。1つはゴールドカラーの文字盤を備えた18Kレッドゴールド製。他の2つのモデルはステンレススティール製で、ブラックまたはシルバーメッキの文字盤を備えています。新しい「インヂュニア・オートマティック 35」は、40mmケースのモデルと同様、人間工学に基づいた設計となっており、細部にまでこだわった仕上げが施されています。
2023年、IWCシャフハウゼンは「インヂュニア・オートマティック 40」を発表しました。このモデルは、ジェラルド・ジェンタが1970年代に発表した「インヂュニア SL(Ref.1832)」の象徴的なデザインを復活させた、ブレスレット一体型のラグジュアリー・スポーツウォッチです。スイスの高級時計マニュファクチュールであるIWCは2025年、「インヂュニア・オートマティック 35」でコレクションを拡充しました。この新しいコンパクトな自動巻きモデルのケースの直径は35mm、厚さはわずか9.44mmです。
「インヂュニア・オートマティック 35」には3種類のバージョンがあります。1つは、18Kレッドゴールドのケースとブレスレット、ゴールドカラーの文字盤を備えたモデルです(Ref.IW324903)。その他に、ステンレススティールのケースとブレスレットを備えるモデルが2型あり、一方がシルバーメッキの文字盤(Ref.IW324901)、もう一方がブラックの文字盤(Ref.IW324906)となっています。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1177.jpg強化された人間工学とハイエンドならではの仕上げ
よりコンパクトなサイズにもかかわらず、「インヂュニア・オートマティック 35」は、IWCインヂュニアの特徴的なデザインの要素をすべて備えています。その中には、5つの機能的なネジが装備されたベゼル、中央のリンクを介して取り付けられる一体型ブレスレット、アプライド・インデックスが配置されたグリッド・パターンの文字盤などがあります。デザイナーとエンジニアが協力し、インヂュニアのすべてのパーツと特徴となる部分を35mmのケースのサイズに忠実に合わせ、プロポーションを整えて仕上げました。その結果、インヂュニアの一目でわかる外観と感触が、完璧な人間工学に基づく快適な装着感とともに、より小型でよりフラットな形状で実現されています。
40mmバージョンと同様、「インヂュニア・オートマティック 35」も細部にまでこだわった仕上げが印象的です。3つの新しいモデルは、サテン仕上げとポリッシュ仕上げの表面を組み合わせて仕上げられているため、質感が高まり、光を美しく反射します。5つの機能的なネジでケースリングに固定されたベゼルはサテン仕上げで、その外側のエッジがポリッシュ仕上げになっています。ブレスレットのH型リンクもエッジがポリッシュ仕上げのサテン仕上げで、中央のリンクとケースバックには全体的にポリッシュ仕上げが施されています。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_995.jpgグリッド・デザインの特徴的な文字盤
「インヂュニア・オートマティック 35」の特徴は、精巧に制作された文字盤です。この文字盤は、細いラインとスクエアで構成される特徴的なグリッド・パターンを備えています。さらなるディテールは、日付表示窓の複雑なフレーミングです。3つのモデルすべてのアプライド・インデックスは、個別に手作業で取り付けられ、スーパールミノバ(Super-LumiNova®)が塗布されています。18Kレッドゴールド製のモデルは、ソリッドゴールドのアプライド・インデックスとゴールドメッキの針、2つのステンレススティール製のモデルは、ステンレススティールのアプライド・インデックスとロジウムメッキの針を備えています。
サファイアガラスのシースルー裏蓋
「インヂュニア・オートマティック 35」の3種類のバージョンはすべてシースルー裏蓋を備えており、そこから42時間パワーリザーブの自動巻き機構を備えたキャリバー47110を見ることができます。ペルラージュ装飾とコート・ド・ジュネーブ装飾で仕上げられたムーブメントは、ゴールドメッキのローターを備えています。
/sites/default/files/newsImage1/s01_1142.jpgIngenieur Automatic 35
インヂュニア・オートマティック 35
Ref:IW324903
ケース径:35.0mm
ケース厚:9.4mm
ケース素材:18Kレッドゴールド
防水性:10気圧
ストラップ:18Kレッドゴールド、バタフライ・フォールディングクラスプ
ムーブメント:自動巻き、Cal.47110、毎時28,800振動(4Hz)、23石、42時間パワーリザーブ
仕様:時・分・秒・日付表示、秒針停止機能、ゴールドカラー文字盤、レッドゴールドのアプライド・インデックスおよびゴールドメッキの針、シースルーケースバック
価格:5,753,000円(税込)
Ingenieur Automatic 35
インヂュニア・オートマティック 35
Ref:IW324901
ケース径:35.0mm
ケース厚:9.4mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:10気圧
ストラップ:ステンレススティール、バタフライ・フォールディングクラスプ
ムーブメント:自動巻き、Cal.47110、毎時28,800振動(4Hz)、23石、42時間パワーリザーブ
仕様:時・分・秒・日付表示、秒針停止機能、シルバーメッキ文字盤、ロジウムメッキのアプライド・インデックスと針、シースルーケースバック
価格:1,554,300円(税込)
Ingenieur Automatic 35
インヂュニア・オートマティック 35
Ref:IW324906
ケース径:35.0mm
ケース厚:9.4mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:10気圧
ストラップ:ステンレススティール、バタフライ・フォールディングクラスプ
ムーブメント:自動巻き、Cal.47110、毎時28,800振動(4Hz)、23石、42時間パワーリザーブ
仕様:時・分・秒・日付表示、秒針停止機能、ブラック文字盤、ロジウムメッキのアプライド・インデックスと針、シースルーケースバック
価格:1,554,300円(税込)
ショパールが2025年の新作として、Watches & Wonders Geneva 2025にて「アルパイン イーグル 41 SL ケイデンス 8HF」を発表しました。
2019年に発表された「アルパイン イーグル」は、その誕生以来、継続的に数々の新しい技術的偉業を達成し、コレクションを拡充し続けてきました。高振動モデルにおいて第三弾となる新作モデルは、コレクション史上最も軽量で、新たな頂点を極めています。この偉業を達成するため、250本の限定エディション「アルパイン イーグル 41 SL ケイデンス 8HF」の41mm径ケース、リューズそしてベゼルはセラミック加工チタンで製造され、特殊形状のラバーストラップを採用しています。搭載されたクロノメーター認定の高振動キャリバー「Chopard 01.14-L」の地板とブリッジにも同様にセラミック加工チタンを使用することで、ムーブメントの軽量化も実現しています。完璧に極められた美によって、この最先端技術が引き立てられています。セラミック加工チタンにはスポーティーなビーズブラスト仕上げを施し、チタン製のピッチブラック文字盤には、オレンジのアクセントがさりげなく添えられ、美しいコントラストを演出します。「アルパイン イーグル 41 SL ケイデンス 8HF」は実に、精度、スタイル、スポーティーな要素を兼ね備えたタイムピースです。
軽量への挑戦
イーグルフェザーの重さ? いいえ、最新作「アルパイン イーグル 41 SL ケイデンス 8HF」の重量で、モデル名に冠された「SL」は、“Super Light”を示しています。このモデルは、現在までに製造された「アルパイン イーグル」コレクションにおいて、間違いなく最軽量のタイムピースです。この偉業は、時計の外装だけではなく、ムーブメントを構成する部品にも、最先端の素材を巧みに組み合わせることによって成し得たものです。
重量の軽量化に偶然は存在しません。まず、直径41mm、厚さ9.75mmのケースには、グレード5のセラミック加工チタンが使用されています。8本の機能的なビスを配したべセル、コンパスローズを刻んだリューズ、そしてストラップのバックルにも、同素材を採用しています。軽量性に加え、セラミック加工チタンの使用は、メゾンのウォッチアトリエが誇る前衛的なスピリットが反映されています。この超耐性メタルは、エレクトロプラズマ技術を用い、チタンを酸化させるプロセスによって生成されます。プラズマ処理によって、1,000ビッカースに達する硬度、そしてセラミック素材と匹敵する耐衝撃性、耐擦傷性がもたらされます。航空宇宙や自動車産業に向けて開発されたこの素材は、時を経ても劣化することのないアンスラサイトグレーカラーを纏い、もっとも過酷な環境下での使用を想定したタイムピースにとって最適な素材と言えるでしょう。
「アルパイン イーグル ケイデンス 8HF」シリーズ初となるラバーストラップを備えたモデルが登場しました。同コレクションにおいて、XL クロノモデルのみに使用されきたラバーの採用を通じ、スポーティーな外観がさらに際立ち、同時に軽量化が実現されました。また、イーグルの虹彩にインスピレーションを得たパターンが型押しされた文字盤のベースにもチタンを使用しています。このように、時計の軽量化にさまざまな工夫を凝らすと同時に、ムーブメントにも数々の変更が加えられています。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1183.jpg高振動ムーブメントにおける希少なパフォーマンス
ショパール共同社長カール‐フリードリッヒ・ショイフレは、「高振動が精度を向上させる」というテーマに対し、特に強い関心を抱いています。ウォッチは日常で常に何らかの衝撃を受けており、これがテンプの振動に影響を及ぼします。しかしながら、統計上、テンプの振動が速いほど、衝撃が平均歩度に与える影響は減少します。また、高振動は高速でもあるため、歩度の等時性を素早く回復させます。
2012年、ショパールは、業界初となるクロノメーター認定を得た高振動ムーブメント搭載ウォッチの生産を手掛ける先駆的なメゾンとして、その地位を確立しました。本格的ウォッチメイキングのラボラトリーであるショパール マニュファクチュールよって生み出されたキャリバー「L.U.C 01.06-L」が、限定100本のチタン製「L.U.C 8HF」に搭載され、このモデルは真のコレクターズピースとなり、「L.U.C」コレクションのさらなるラインナップの充実に貢献しました。その後、複雑な製造工程により限定生産のみに搭載が許されたCOSC認定高振動ムーブメントは、ブラックセラミック&DLCコーティングのチタン製「L.U.C 8HF パワーコントロール」第2シリーズにキャリバー「L.U.C 01.09-L」が、「スーパーファスト パワーコントロール ポルシェ 919 HF」にキャリバー「Chopard 01.11-M」が採用されています。
「L.U.C」オートオルロジュリーコレクション、およびスポーティーな「スーパーファスト」シリーズを通じてその精度を証明した後、メゾンの高振動ムーブメントは2021年と2023年に「アルパイン イーグル」コレクションのふたつの限定エディションにおいて進化を遂げました。
従来の脱進機を備えたムーブメントに比べ、より高い技術力と複雑な製造工程を要するキャリバー「Chopard 01.14-C」を搭載したこの新作「アルパイン イーグル 41 SL ケイデンス 8HF」は、外装と同じく地板とブリッジにもセラミック加工チタンを用い、ブラックカラー仕上げが施されています。これまでに発表されたモデルと同様に、卓越した精度を誇るムーブメントは、スイス公式クロノメーター検定局の認定を受けています。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1001.jpgその偉業と素材
ショパールでは、毎秒8Hzの高振動を最大限に活用するために、単結晶シリコンの特性を利用しています。この軽量で自己潤滑性のある素材は、アンクル、ガンギ車、振り石などの激しい摩擦の影響を受けやすいすべてのパーツに使用され、摩擦の発生を最小限に留めています。
シリコンの軽さ、その摩擦特性、さらに製造技術により提供された自由度を活かし、ショパールはエネルギーの消費量を増加させることなく、高振動を可能とする脱進機を開発しました。
キャリバー「Chopard 01.14-C」は、通常、高振動とは両立し得ない60時間という驚異的なパワーリザーブを確保します。ショパール マニュファクチュールで培われた開発力、数々の特許、高度な技術を駆使することによって、一見すると相容れない、精度、パワーリザーブ、耐久性という要素を同時に実現しています。「アルパイン イーグル」の特徴であるカジュアルシックなスタイルを纏ったこの高振動ウォッチは、卓越したクロノメーターのラインナップの一翼を担っています。
ピュアなデザイン
「アルパイン イーグル」の象徴的なデザインコードを継承しつつ、控えめなアンスラサイトのモノクロームトーンと特別な仕上げによって、そのデザインは美しく昇華されました。ミドルケースとベゼルはビーズブラスト仕上げが施され、ケースの面取りされた部分と8本のビスにも同様の仕上げを施しています。このサンドブラスト仕上げは、ラバーストラップのテクスチャーにまで広がり、統一感を生み出すとともに、柔軟性と快適な装着感をもたらします。ブラックに加え、オレンジのラバー製とオレンジのステッチを施したブラックカーフスキン製のふたつのオプションを取り揃えています。
型押しの文字盤は、イーグルの虹彩を想起させるモチーフを特徴としています。コレクションのインスピレーション源である威厳あるイーグルの鋭いビジョンにオマージュを捧げています。そのピッチブラックの色調は、人間の支配から解き放たれた野生の世界が息づくアルプス山間の漆黒の暗闇に着想を得ています。インテンスブラックを背景に、イーグルのフェザーをかたどったカウンターウェイト付きのオレンジカラーの秒針と、秒針に調和するオレンジカラーのミニッツトラックが、文字盤全体にエレガントで視認性を高めるコントラストがもたらされ、今まで以上にスポーティーなルックに仕上がっています。文字盤の下方には、同じくオレンジカラーでダイナミックなアロー型のロゴが配され、ショパールの高振動タイムピースのオリジナリティを象徴します。
/sites/default/files/newsImage1/s01_1148.jpgAlpine Eagle 41 SL Cadence 8HF
アルパイン イーグル 41 SL ケイデンス 8HF
Ref:298600-3028
ケース径:41.00mm
ケース厚:9.75mm
ケース素材:ビーズブラスト加工グレード5チタン
防水性:100m
ストラップ:チタンのインサート入りブラックまたはオレンジカラーのラバー製ストラップ、あるいはオレンジのステッチをあしらったブラックカラーのカーフレザー製ストラップ、セラミック加工チタン製ピンバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.Chopard 01.14-C、約60時間パワーリザーブ、毎時57,600振動(8Hz)、28石
仕様:時・分・秒表示、4時と5時位置にセミインスタントの日付表示、ストップセコンド機能、イーグルの虹彩に着想を得たサンバーストモチーフを型打ちしたピッチブラックPVD加工チタン製文字盤、シースルーケースバック
予価:3,762,000円(税込)
ショパールが2025年の新作として、Watches & Wonders Geneva 2025にて「アルパイン イーグル 41 XP CS プラチナ」を発表しました。
今回初めて、ショパールは「アルパイン イーグル」スポーツウォッチコレクションに、超薄型“41 XP”ケースとリデザインされたブレスレットの絶妙なバランスを特徴とする特別なプラチナ製タイムピースを加えました。傑出した純度を誇るプラチナで作り上げられた新作モデルは、残念ながら地球温暖化の影響で危機に瀕しているアルプス氷河の色彩の変化にインスパイアされた「Shades of Ice(シェイド オブ アイス)」ブルーのグラデーションを施した文字盤を、ホワイトゴールド製の針が引き立てる高貴なセッティングを採用しています。モデル名の“CS”が示す通り、センターセコンドを備えるこの比類ないタイムピースは、ジュネーブ・シール(Poincon de Geneve)とプラチナ製マイクロローターを搭載した超薄型のクロノメーター認定ムーブメント「L.U.C 96.42-L」によって駆動します。100mの防水性を備え、強さと持久性に優れたスポーツウォッチです。
エクセレンスへの舞台となるプラチナ
プラチナは他に類を見ないほど希少価値が高く、かつ魅力的な金属です。その希少性はゴールドの30倍にも及びます。比類ない純粋さは、850、900、950という法定純度を示す刻印によって記されており、1,000分のいくつであるか、つまり各合金におけるプラチナの割合を示しています。プラチナは時計製造やジュエリーに使用される最も純度が高い金属と言えるでしょう。ゴールドと比較すると40~60%も高密度であり、腐食や摩耗に極めて強く、世代を超えて受け継がれる優れた耐久性を兼ね備えています。その傑出した特性ゆえ、プラチナの加工には特別な技術と特殊工具を使用する必要があります。一方で、プラチナの高い展延性は、複雑な技術形状を持つ小型オブジェの製造に最適であり、医療や先進工学といった分野において広く使用されています。また、低アレルギー性で、時を経ても変わらぬ輝きを放つという事実から、日常的な着用にも最適と言えるでしょう。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1184.jpgショパールでは、最高純度の950/1000(Pt 950)のみを使用しています。「アルパイン イーグル」のモデルでは今作が初めてとなる高貴なプラチナ素材は、メゾンの他のウォッチコレクションでは、たびたび採用されてきました。1997年以来、タイムピース「L.U.C 1860」は幾度もこの貴金属で製作され、その後も「L.U.C」コレクションの他のモデルにも用いられています。プラチナほど傑出した素材には、丁寧に手作業で作られた作品に見られるような独自のマークが求められます。今後ショパールでは、プラチナ製のタイムピースには、その識別のため、ケースサイドに手彫りのミツバチのシンボルを使用します。19世紀のルイ‐ユリス・ショパール以来、ミツバチはマニュファクチュールのシンボルのひとつとされてきました。勤勉で誠実、謙虚なミツバチは、協調的な努力により全体を結束させる要であり、アトリエが掲げ続ける価値観を完璧に体現しています。
このホールマークを最初に冠する「アルパイン イーグル 41 XP CS プラチナ」は、2022年に発表されたフライングトゥールビヨン搭載ムーブメントを収めるために導入された「アルパイン イーグル 41 XP」のケース構造をベースに、プラチナで製造されます。素材は見事なキャンバスとなり、メゾンの職人たちが手がけた作品の卓越性を明らかにしてくれます。ケースと一体型のブレスレットは、メタルが際立つような曲線、ボリューム、アングルをダイナミックにデザインしています。ポリッシュ仕上げの面取り、様々な高さのリンク、鏡面仕上げとサテンまたはヘアラインのマット仕上げのコントラストを際立たせるメタル特有の輝きの中に、その複雑さを余すことなく表現しています。「アルパイン イーグル」コレクションのインスピレーションの源である形状と素材に尽きることはなく、ショパールはこのタイムピースに巧みにリデザインされたラインを纏う新たな一体型ブレスレットを導入しました。ケース周囲の最初の5つのリンクが以前のモデルよりも急な傾斜を形成する一方で、バックル周囲のリンクはよりスリムに作られています。エレンガスを極めたこのブレスレットのシルエットは、人間工学と最適な着用感を追求したものです。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1002.jpg荘厳なアルプスにオマージュを捧げる文字盤
「アレッチブルー」、「ローヌブルー」、「ヴァルスグレー」といった、アルプスの雄大さを想起させる名を冠した色彩豊かな文字盤は、「アルパイン イーグル」コレクションのシグネチャーのひとつです。メゾンは、荘厳な自然の美にインスパイアされ、ブルーのグラデーションを纏った新色「Shades of Ice(シェイド オブ アイス)」をコレクションに加えます。淡い中心部から深みのある輪郭部へと変化するその独特な色合いは、光の変化や時間の経過とともに透明から濃い色へと反射が移り変わる氷河やアルプスの湖の煌めく美しさを物語っています。山々の清らかな水を連想させる文字盤の中央は、インテンスブルーへと変化し、険しくそびえたつ氷河を思わせます。この謎めいた色調の移り変わりは密度によるものであり、その密度が増すほどにブルーが深みを帯びるクリスタルの物語は、ウォッチの文字盤を縁取るプラチナの高い密度と完璧に共鳴しています。
真鍮の表面に施された“イーグルアイリス:イーグルの虹彩”を放射状に模した型押しから生み出される独特な文字盤のテクスチャーは、光の反射によってタイムピースに命を吹き込みます。それは、光と影、太陽と氷を狭間としたアルプスの日常。夜明けから夕暮れまで、刻々と変化する眩い煌きは、雪に覆われた景色に降り注ぐ太陽の光線のように人々の目を奪います。エシカルホワイトゴールド製の時針と分針が、この壮観な文字盤の繊細な美をより一層引き立てます。
ショパール共同社長のカール‐フリードリッヒ・ショイフレは次のように強調します。「『アルパイン イーグル』コレクションは、洗練のテクスチャー、素材、そして色彩の変化を巧みに組み合わせ、新境地を開きました。時代を超越したエレガンスを称えるショパールの職人技、ウォッチメーカーの卓越した技術、そしてこの世のものとは思えないアルプスの美しさを体現しています。新作『アルパイン イーグル 41 XP CS プラチナ』は、タイムピースの枠を超えて、自然の雄大さと豊かさに感動的なオマージュを捧げる作品です」。
傑出したムーブメント
薄さ8mmという「アルパイン イーグル 41 XP CS プラチナ」のケースには、ショパールのハイエンドな自社製ムーブメント「L.U.C 96.42-L」が搭載されています。センターセコンドを備えたこの洗練の極薄(3.30mm)自動巻きムーブメントは、この種の巻き上げに理想的な密度を持つプラチナ製のマイクロローターを搭載しています。メゾンの技術的卓越性を象徴するショパールツインテクノロジーの二重香箱が採用されたキャリバーは、65時間のパワーリザーブを実現します。繊細なコート・ド・ジュネーブ装飾が施され、その品質はジュネーブ・シールが証明しています。日常生活における多用途性を可能とする100mの防水性を備え、COSC(スイス公式クロノメーター検定局)認定をも取得するタイムピースです
/sites/default/files/newsImage1/s01_1149.jpgAlpine Eagle 41 XP CS Platinum
アルパイン イーグル 41 XP CS プラチナ
Ref:295396-9001
ケース径:41mm
ケース厚:8mm
ケース素材:プラチナ950
防水性:100m
ストラップ:テーパー形状のプラチナ950製ブレスレット、プラチナ950製セーフティプッシュボタン付きトリプルフォールディングバックル、18Kエシカルホワイトゴールド製留め具
ムーブメント:自動巻き、Cal.L.U.C 96.42-L、約65時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、29石
仕様:時・分・秒表示、ストップセコンド機能、イーグルの虹彩に着想を得たサンバーストモチーフを型打ちしたブラス製"Shades of Ice(シェイド オブ アイス)"ブルー文字盤、シースルーケースバック
限定:ショパールブティック限定
予価:16,654,000円(税込)
ショパールが2025年の新作として、Watches & Wonders Geneva 2025にて「アルパイン イーグル フライング トゥールビヨン」を発表しました。
ショパールは、「アルパイン イーグル」でピュアなデザインと洗練されたメカニズムを特徴とする現代的なスポーツコレクションの創造を実現しました。ショパール マニュファクチュールの時計製造におけるノウハウや革新的開発の恩恵を享受し、「アルパイン イーグル」コレクションは、フライバック機能を備えたクロノグラフムーブメントや高振動キャリバーに加え、2022年以降はフライングトゥールビヨン搭載ムーブメントをも網羅します。厚さわずか3.30mmの「L.U.C 96.24-L」ムーブメントが、新作「アルパイン イーグル フライング トゥールビヨン」を駆動します。ショパールは、クロノメーター認定とジュネーブ・シール(Poincon de Geneve)の品質証明を同時に取得するフライングトゥールビヨンウォッチを製造する唯一のマニュファクチュールです。ブレスレット一体型の41mm径ケースを備えるこのモデルは、80%以上のリサイクル率から成るショパール独自の「ルーセントスティール™」を素材に使用し、メゾンのアトリエで一貫製造されています。テクスチャード加工の「ローヌブルー」文字盤の6時位置には、開口部が施され、軽やかに鼓動するトゥールビヨン機構がその姿を覗かせ、タイムピース全体に洗練されたエレガンスを漂わせています。
メゾンの歴史的なモデルにインスピレーションを得て、ショイフレファミリーの三世代の男たちによって新たな解釈が施された「アルパイン イーグル」コレクションは、誕生以来、絶えず新たな革新を取り入れることでその魅力を増し、最新作にはショパール マニュファクチュールのウォッチメイキングにおけるノウハウによって開発されたフライングトゥールビヨンムーブメントが搭載されています。誉れ高いジュネーブ・シールの品質証明を取得したこの比類ない「アルパイン イーグル フライング トゥールビヨン」は、コレクション二作目となるキャリバー「L.U.C 96.24-L」の技術的偉業を備えたタイムピースです。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1185.jpg革新的な認定トゥールビヨン
フライングトゥールビヨンは、上部のブリッジがないことが特徴です。トゥールビヨンキャリッジを支えているのは下側のブリッジのみであるため、まるで宙に浮いているかのように見え、ムーブメント全体に透明感を生み出しています。ショパール マニュファクチュール初のキャリバー(1997年発表「L.U.C 96.01-L」)をベースとした「L.U.C 96.24-L」は、厚さわずか3.30mmという同様の薄さを実現しています。
この超薄型ムーブメントの採用によって、「アルパイン イーグル フライング トゥールビヨン」のサイズを最適化させることが可能となりました。ケース厚はわずか8mmへと抑えられ、サイドとベゼルは従来の「アルパイン イーグル 41」に比べてスリムに設計され、文字盤の視認性が向上しました。コレクションを象徴するこの調和の取れたプロポーションが、このタイムピースに上品で優雅な趣を与え、軽やかな複雑機構と絶妙なハーモニーを奏でています。
「L.U.C 96.24-L」ムーブメントには、正確な時刻調整を可能にするストップセコンド機能が搭載されています。この精度はスイス公認クロノメーター検定局(COSC)の認定を受けており、その証明として、文字盤上のロゴ下に“CHRONOMETER”の刻印が施されています。
市場に出ているフライングトゥールビヨンウォッチにおいて、ショパールのモデルはクロノメーター認定と誉れ高いジュネーブ・シールの品質保証の双方を取得する唯一のタイムピースです。ジュネーブ・シールは、ジュネーブ州で組み立てられたタイムピースの優れたクラフツマンシップと円滑な作動を保証します。時計のケースバックに刻印されたこの証は、黄金の鍵と「アルパイン イーグル」のインスピレーション源を彷彿とさせるイーグルで構成されたジュネーブ市の紋章を表しています。
ショパールツインテクノロジーに基づく積載式二重香箱により、65時間ものパワーリザーブを確保するムーブメントは、その薄さをもたらす高密度の22Kゴールド製マイクロローターによって自動で巻き上げられます。メゾンの職人たちが製作するムーブメントの部品は、そのひとつひとつにコート・ド・ジュネーブ装飾が施され、ショパール マニュファクチュールが培ってきた細部へのこだわりを体現しています。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1003.jpg洗練された審美性
その純粋で端正なデザインによって、「アルパイン イーグル」コレクションは自然の力強さに着想を得て、ショパールの豊かな創造性と先見の明を宿したスピリットを反映しています。「アルパイン イーグル フライング トゥールビヨン」は、この美学を忠実に体現した作品です。スタイリッシュな側面を備えるラウンド型ケース、コンパスローズが刻まれたリューズ、8本の機能的なスクリューを配したベゼル、深みのある色調を纏った型打ち文字盤、ルミノバを塗装したインデックス、そして手首に快適にフィットするメタルブレスレット。
このタイムピースの素材には、ショパールが開発した革新的なスティール合金「ルーセントスティール™」が使用され、リサイクル率80%以上を誇り、抗アレルギー性、耐久性、そして比類なき輝きを実現しています。2023年以降、ショパールでは、ケースとブレスレットにスティールが使用される全モデルの製造に、「ルーセントスティール™」を採用しています。
鋭い観察眼をもつ文字盤
今作の文字盤を彩る“ローヌブルー”は、アルプスの美しい景色を構築する自然の色彩に着想を得ています。アルプスを流れる最も有名な川のひとつであるローヌ川を想起させ、その水源はヴァレー州に位置する同じ名を冠した氷河です。標高2,200m以上にあるこの氷河を起点に、澄み切った穏やかなブルーを湛えるこの象徴的な川はレマン湖を経て、地中海へと注ぎます。
この文字盤には、ソリッドゴールドのベースにイーグルの虹彩にインスパイアされたパターンが繊細に描き出されています。6時位置のトゥールビヨンを中心に放射状に広がるサンバーストモチーフは、完璧な透明性を強調することで、そのメカニズムを際立たせています。コレクションの美的コードは、文字盤のゴールド製針と同じフォルムに特別にリデザインされたトゥールビヨンキャリッジのアームにまで反映されています。また、トゥールビヨンキャリッジ上にはスモールセコンドが配され、マニュファクチュールの職人によってスーパールミノバ X1が丹念に塗布されています。
垂直統合型の生産工程を採用するショパールは、ムーブメントからケース、そしてブレスレットに至るまで、「アルパイン イーグル」コレクションのすべての部品の製造および組立てを自社内で行っています。
/sites/default/files/newsImage1/s01_1150.jpgAlpine Eagle Flying Tourbillon
アルパイン イーグル フライング トゥールビヨン
Ref:298616-3003
ケース径:41mm
ケース厚:8mm
ケース素材:ルーセントスティール™
防水性:100m
ストラップ:テーパーを施したルーセントスティール™製ブレスレット、ルーセントスティール™製トリプルフォールディングバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.L.U.C 96.24-L、約65時間パワーリザーブ、毎時25,200振動(3.5Hz)、25石
仕様:時・分表示、6時位置のフライングトゥールビヨンキャリッジにスモールセコンド、ストップセコンド機能、PVD加工による"ローヌブルー"カラー文字盤、シースルーケースバック
予価:19,041,000円(税込)
ショパールが2025年の新作として、Watches & Wonders Geneva 2025にて、プラチナ950製と18Kエシカルローズゴールド製の「L.U.C クアトロ‐マーク IV」を発表しました。
2000年に発表された初代「L.U.C クアトロ」から四半世紀の時を経て、ショパール マニュファクチュールは、クアトロムーブメント誕生25周年を祝し、最新のL.U.Cのデザインコードを踏襲しながら再解釈が施された直径39mmのプラチナ製ケースと18Kエシカルローズゴールド製ケースを備える新作モデルを発表しました。オートオルロジュリーの製造分野における大きな革新となったショパール独自のクアトロテクノロジーは、4つの香箱をふたつずつ積み重ね、全長1.885mのゼンマイを搭載した初の画期的なキャリバーであり、「L.U.C」コレクションに大きな評価をもたらしました。この唯一無二の機構によって、脱進機に一定のエネルギーが供給されるため、実に216時間(9日間)という驚異的なパワーリザーブを実現します。毎時28,800回振動するテンプによって規則正しく動作し、その精度はスイスクロノメーター(COSC)の認定によって保証されています。さらに、ジュネーブ・シールの認定がこの「L.U.C クアトロ‐マーク IV」の技術的、審美的洗練を証明します。
約2mにおよぶゼンマイを備え、卓越のパワーリザーブを実現
既存モデルと同様に、「L.U.C クアトロ」タイムピースの第4世代となる“マーク IV”も、独自のショパールクアトロテクノロジー(2組の積載式二重香箱を用いた革新的な機構)によって駆動します。4つの香箱を合わせると、そのゼンマイの長さは1.885mに達します。ショパールが独自に発表した2000年当時、この技術革新は時計製造史上初のことであり、この機構によって、216時間(9日間)という驚異的なパワーリザーブの実現を可能にしました。
ショパール共同社長カール‐フリードリッヒ・ショイフレは次のように述べています。「『L.U.C クアトロ』は、メゾン ショパールが数年にわたり高級時計製造の分野における精度、革新性、創造性を追求してきた成果であり、まさに技術的偉業なのです」。
クロノメーター認定の精度
ロングパワーリザーブに加え、4つの香箱から伝達されるエネルギーがより均一に分配されるため、クアトロムーブメントはより優れた精度を実現しています。振幅同様に時計が動作している限り、脱進機に送られるエネルギーはより一定化するため、COSC(スイス公式クロノメーター検定機関)が認定する高精度のクロノメーター性能を可能にしています。ヒゲゼンマイの先端がフィリップス曲線を描くことで、調速機構の振動を厳密に制御できます。数少ない真の高級時計製造マニュファクチュールだけが持つ技術的証なのです。「L.U.C」コレクションの特徴である洗練を極めたデザインを踏襲し、ストップセコンド機能、ならびにヒゲゼンマイの有効長を慎重に調整できるようにすることでテンプの振動数、すなわち時計の歩度を細かく調整できるスワンネック緩急針を備えています。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1186.jpg独自のショパールクアトロテクノロジー:コレクションの歴史を彩る技術的偉業
ショパール マニュファクチュールが考案した二番目となるムーブメント「L.U.C 98.01-L」は、メゾンのウォッチコレクション開発において、中心的役割を果たしてきました。マニュファクチュール初のムーブメント「L.U.C 96.01-L」をベースとして開発されたこのキャリバーは、オリジナルの精緻な構造や洗練された設計を損なうことなく、パワーリザーブを延長させることを目的としていました。以来、この機構はあらゆる「L.U.C クアトロ」モデルに採用されるばかりではなく、「L.U.C クアトロ トゥールビヨン」、「L.U.C レギュレーター」、「L.U.C オール・イン・ワン」といった数々のコンプリケーションの開発にも応用されてきました。直近のモデルではジャンピングアワーを搭載した「L.U.C クアトロ スピリット 25」で、8日間のパワーリザーブを実現しました。これは、同じウォッチカテゴリーでは未だ破られていない記録的ロングパワーリザーブです。
今回登場した新作「L.U.C クアトロ‐マーク IV」には、「L.U.C 98.01-L」ムーブメントのバリエーションである「L.U.C 98.09-L」が搭載されました。これまでのモデルとの違いは、パワーリザーブ表示をムーブメントのブリッジ上に移動させたことで、文字盤のレイアウトがよりシンプルで軽快な印象に仕上がっています。
エクセレンスへの舞台となるプラチナ
新作タイムピースのひとつはプラチナ製です。他に類を見ないほど希少価値が高く、かつ魅力的な金属であり、その希少性はゴールドの30倍にも及びます。比類ない純粋さは、850/1000、900/1000、950/1000の法定純度を示す刻印によって記され、それぞれ85%、90%、95%の純度であることを示しています。プラチナは時計製造やジュエリーに使用される最も純度が高い金属と言えるでしょう。ゴールドと比較すると40~60%も高密度であり、腐食や摩耗に極めて強く、世代を超えて受け継がれる優れた耐久性を兼ね備えています。その傑出した特性ゆえ、プラチナの加工には特別な技術と特殊工具を使用する必要があります。一方で、プラチナの高い展延性は、複雑な技術形状を持つ小型オブジェの製造に最適であり、医療や先進工学といった分野において広く使用されています。また、低アレルギー性で、時を経ても変わらぬ輝きを放つという事実から、日常的な着用にも最適と言えるでしょう。
ショパールでは、最高純度の950/1000(Pt 950)のみを使用しています。この高貴な素材は、メゾンのコレクションの他の時計製造にも採用されています。1997年以来、「L.U.C 1860」タイムピースは幾度となくこの貴金属で製作され、その後もコレクションの他のモデルにも用いられてきました。プラチナほど傑出した素材には、丁寧に手作業で作られた作品に見られるような独自のマークが求められます。今後ショパールでは、プラチナ製のタイムピースには、その識別のため、ラグの間に手彫りのミツバチのシンボルを使用します。19世紀のルイ‐ユリス・ショパール以来、ミツバチはマニュファクチュールの象徴のひとつとされてきました。勤勉で誠実、謙虚なミツバチは、協調的な努力により全体を結束させる要であり、アトリエが掲げ続ける価値観を完璧に体現しています。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1004.jpgジュネーブ・シール:優れたクラフツマンシップの証
技術的、そして審美的にも比類ない洗練を体現する「L.U.C クアトロ‐マーク IV」は、ショパールが培ってきた最高水準のクラフツマンシップの結晶といえるでしょう。用途によって異なる数百もの特注工具を使い、ラフカットされた部品の一つひとつは手作業で再加工され、バリが取り除かれた後、伝統的な技法に則って、職人の手で装飾が施されます。たとえブリッジの下に配置されて見えない場所であってもその装飾が省かれることはありません。各パーツは、面取り、サテン仕上げ、ポリッシング、サーキュラーグレイン仕上げ、コート・ド・ジュネーブといった装飾が施され、個別検査を経た後に、アトリエで手作業にて組み立てられます。ショパールが長年にわたって忠実に守り続ける権威あるジュネーブ・シールは、高度な職人技術と細部への配慮による品質によって証明されるものです。この認証はジュネーブ州が制定した法律に基づき、独立機関によって認定されています。構造、外観、精度を含め、ケースとムーブメントに対し、他に類を見ない高度な基準が定められています。
よりスリムに刷新を遂げたケース
この新作タイムピースは、「L.U.C」コレクション最新のデザインコードに従って刷新されたケースにより、従来のモデルから一新した雰囲気を醸し出します。直径39mm、厚さ10.4mmというサイズは、あらゆる手首にもしっくりと馴染みます。プラチナ950と18Kエシカルローズゴールド製のケースは、ポリッシュ仕上げのドーム型ベゼルよりも底面が狭い、水盤のようなフォルムにデザインされています。19世紀、ルイ‐ユリス・ショパールの創造性豊かなヘリテージに連なる懐中時計に発想を得たクラフツマンシップを反映し、この特徴的な輪郭は、印象深く洗練された美しさを醸し出しています。
新しいケースは、側面にバーティカルサテン仕上げが施され、エレガントなだけでなく操作性にも優れた、縦溝が刻まれたリューズを備えています。緩やかなドーム型のサファイアクリスタルは、ベゼルの曲線と完璧に溶け込み、完成されたバランスの良いフォルムを実現しています。ラグはケースに溶接される前に独立して製造され、完璧に美しい仕上がりが保証されていることも、優れたクラフツマンシップの証です。デザインを一新した「L.U.C クアトロ‐マーク IV」は、まさに時計愛好家のために作られたタイムレスな逸品であり、これからのコレクションのデザインに新たな道をひらきます。
技術的洗練を秘めたピュアな文字盤
新作「L.U.C クアトロ‐マーク IV」は、粒子状のテクスチャーと、PVD加工による明るいスカイブルーカラー、またはガルバニック加工による鮮やかなディープブルーカラーを合わせた真鍮製文字盤を特徴としています。ホワイトゴールドおよびローズゴールド製のインデックスと針(スモールセコンドと日付表示を含む)が際立つ文字盤のデザインは、明瞭な表示と視認性を高め、洗練を極めています。従来、12時位置に配されていた伝統的なパワーリザーブ表示は、ムーブメント側に移され、時計のケースバック越しに眺めることができます。この微細な調整によって、調和のとれた外観と直感的なレイアウトを背景に、メカニカルなエレガンスを秘めたピュアなセンスがより強調されます。
/sites/default/files/newsImage1/s01_1151.jpgL.U.C Quattro - Mark IV
L.U.C クアトロ‐マーク IV
Ref:161954-9001
ケース径:39.0mm
ケース厚:10.4mm
ケース素材:プラチナ950
防水性:30m
ストラップ:トーン・オン・トーンのステッチを施したインターチェンジャブルのブラウンアリゲーター、またはトーン・オン・トーンのステッチを施したグレーグレインカーフスキン、プラチナ製ピンバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.L.U.C 98.09-L、約216時間(9日間)パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、38石
仕様:時・分表示、6時位置にスモールセコンド、6時分位置に日付、ブリッジサイドにパワーリザーブ表示、ストップセコンド機能、PVD加工によるスカイブルーカラーの真鍮製フロスティッドテクスチャー文字盤、シースルーケースバック
予価:7,227,000円(税込)
L.U.C Quattro - Mark IV
L.U.C クアトロ‐マーク IV
Ref:161954-5001
ケース径:39.0mm
ケース厚:10.4mm
ケース素材:18Kエシカルローズゴールド
防水性:30m
ストラップ:トーン・オン・トーンのステッチを施したインターチェンジャブルのブルーアリゲーター、またはベージュのステッチを施したブラウンカーフスキン、18Kエシカルローズゴールド製ピンバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.L.U.C 98.09-L、約216時間(9日間)パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、38石
仕様:時・分表示、6時位置にスモールセコンド、6時分位置に日付、ブリッジサイドにパワーリザーブ表示、ストップセコンド機能、ガルバニック加工によるディープブルーカラーの真鍮製フロスティッドテクスチャー文字盤、シースルーケースバック
予価:5,797,000円(税込)