日本時計輸入協会が6月10日の「時の記念日」を含む1週間で、チャリティーオークションを行います。チャリティーオークションの収益金はあしなが育英会に全額寄付されます。
過去3年以上コロナ禍の影響で厳しい状況が続き、支援が必要な学生さんが数多くいる状況です。 ぜひ皆様の温かいご支援をお願い致します。
「時の記念日チャリティーオークション」詳細
開催期間:2023年6月4日(日)正午~6月11日(日)23:59
開催会場:ヤフオクへ出品
https://www.quickdo.jp/charity/tokinokinenbi/
【チャリティーオークション出品物】
F1ドライバーのフェリペ・マッサ選手直筆サイン入りRICHARDMILLEのライカ製双眼鏡、FORTISの自動巻メンズウオッチ、BREITLINGの非売品ゴルフアンブレラ、ZENITHのエルプリメロ型クロック、AUDEMARSPIGUETのロゴ入りポロシャツとキャップのセットなど、魅力的なものが多数あります。
【お問合せ】
(一社)日本時計輸入協会
Tel:03-3270-5901
およそ70年にわたりアイコニックな地位を築いてきた「タイプ XX」コレクションの背景には航空の歴史があり、パイロットの腕に精密機器として着けられ、また伝説を築いたこの時計の特別な個性に魅せられた多くの愛好者の間で着けられてきました。ブレゲ・マニュファクチュールは、革新的できわめて現代的ながら、その歴史を十分に反映し新たにデザインされたモデルを2023年の新作として発表しました。
2023年は、新たな展開、新世代、新型ムーブメントの幕開けとなる「タイプ XX」の新作がもたらされます。アイコニックな「タイプ XX」の新世代は、登場に先立って準備に4年が費やされ、あらゆる期待に応える2つのモデルの発表に至りました。すなわち、軍用モデルから着想したものと、最良の民間モデルに由来する2つです。ブレゲは、代表的な第1世代「タイプ XX」に基づきながら、これらの時計にコンテンポラリーでダイナミックなスピリットとともに最新のテクノロジーを注ぎ込みました。「タイプ XX」の冒険物語にはいささかも衰退の兆しは見られません。
原点回帰
新しい「タイプ XX」を作り出すにあたり、ブレゲが無尽蔵の遺産を利用できたのは当然のことでした。さまざまな点を歴史的な文脈で考えると、1950年代初頭の時点でブレゲが堅牢で特別な仕様の腕時計クロノグラフに対する空軍の要請に応える用意ができていたことを思い出すはずでしょう。
一流のメゾンとしての存在を自負するブレゲは、19世紀に航海の分野でその役を果たしたように、20世紀には航空の分野に貢献し、人類の偉大な冒険に熱心に関わってきました。多くのパイロットが買い求めたのはブレゲの時計でした。1910年にはアルベルト・サントス-デュモン、1918年にはフランスに滞在中のアメリカのパイロットたち、ルイ・ブレゲ航空会社、1920年にはフランスを訪れた日本人パイロットなど、ほかにも多くの人々が手に入れました。
時計と航空航法
パイロットはもとより一般的に航空機の乗員にとって、搭乗中の時間の流れを把握したり、緊張をともなう激務の環境で常に時間を参照することは欠かせません。飛行時間や飛行中間タイムの正確な計測、燃料消費の監視、方位の測定、あるいは作戦の遂行など、これらすべてを満たす機器の開発に時計メーカーたちが長年に渡って取り組み、機器はより正確で扱いやすいものになりました。すなわち積載用クロノグラフや、これに続く腕時計クロノグラフです。
ブレゲ社の保存資料を詳細に調査すると、航空環境の特別な規定に合致する多数の《特注》と称する製品が 1930年代以降に登場していることが判明します。たとえば、耐磁性のシルバー・ケースに収められた径19リーニュの飛行場用クロノメーター、スプリットセコンド・クロノグラフの積算計、断熱ケースが備わる径24リーニュの小型積載用クロノメーター、サーモスタットと照明、シデロメーターなどです。これらの高度な技術による製品は、軍用の航空と国営航空会社として創設されたばかりのエールフランスに供給されました。
1950年代初頭からは、航空機の計器パネルに積載する時計機器の供給が一段と増加しましたが、それはブレゲが30年間も高い評価を得ていた専門技術の中のひとつでした。最も普及したモデルには「タイプ 11」「タイプ 11/1」「タイプ 12」などがあり、これらは多くの国に販売され、さまざまな航空機の計器パネルに搭載されました。とりわけ忘れられないのは、あの超音速ジェット機コンコルドです。
ブレゲ社は、1930年代にすでにクロノグラフ機能が備わる腕時計をより多く製造するようになり、戦後もその傾向が確かに見て取れます。腕時計クロノグラフの流行が始まり、それが長く続くことになりました。
パイロットにとって、航空機に搭乗した際に、安全上の理由から代理機能の仕組みを確立しておくことが必要ですが、その際に極めて重要なのが時計です。当時それは計器パネルのクロノグラフを別のクロノグラフでバックアップすることを意味しており、それは何よりパイロットが着ける腕時計クロノグラフに他なりません。ひとつが使用不能になったら、もうひとつが引き継ぐわけです。これこそがまさに、ブレゲがとくに伝説の「タイプ XX」でスぺシャリストの地位を築いた時計機器の核心的な点でした。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_752.jpgタイプ 20 - クロノグラフ 2057 - ミリタリーモデルの系譜
この時計は、1955年から1959年にフランス空軍に納められた1,100本のモデルから着想を得ています。その名称には、ローマ数で「タイプ XX」と表記される海軍航空隊モデルを含むあらゆるモデルと違い、アラビア数字の「20」が用いられています。ダイヤルは、原型となる「タイプ 20」のスタイルを忠実に保ちながら、ブラックで現代的に仕上げられています。アラビア数字とベゼルの3角マーカー、そしてすべての針にミントグリーンの夜光塗料が施されています。3時位置の30分積算計は、9時位置のスモールセコンドより若干大きくなり、4時と5時の間に日付表示の窓が設けられています。ステンレススティールによる直径42mmのケースには、過去に空軍向けに供給されたモデルと同様に、目盛りの刻みがなく縁に縦溝模様を施したベゼルが備わります。リュウズはオリジナルモデルを想起させるポワル型(梨型)で、3つのポジション(1ニュートラル、2日付修正、3時刻合わせ)の各調整が行えます。2時位置のプッシャーはクロノグラフの作動に用い、計測のスタートとストップを行います。また4時位置のプッシャーは、クロノグラフ針と積算計のゼロリセットに用い、有名なフライバックの原理によって瞬時にクロノグラフの再スタートが可能になります。
タイプ XX - クロノグラフ 2067 - 民間用モデルの系譜
大胆な表情をしたこの2番目の時計は、1950年代から1960年代の洗練された民間用「タイプ XX」の系譜を直接継ぎ、とりわけ1957年に作られた固有番号2988の「タイプ XX」に結び付きます。ダイヤルは2057と同じくブラックで仕上げられていますが、いくつか相違点があります。まず表示が異なり、3時位置に15分積算計、6時位置に12時間積算計、9時位置にスモールセコンドが配置されている点です。また、積算計は軍用モデルと同じように大きさを変えてデザインされ、ダイヤルに一段と力強い表情を与え、視認性も高められています。アラビア数字、針、ベゼルの3角マーカーにはアイボリー色の夜光塗料が用いられています。さらに、4時と5時の間に日付表示の窓が設けられています。ステンレススティールによる直径42mmのケースには、目盛りを刻み、縁に縦溝模様を施した両方向回転ベゼルが備わります。リュウズはクラシカルな直線型で、3つのポジション(1ニュートラル、2日付修正、3時刻合わせ)の各調整が行えます。2時位置のプッシャーはクロノグラフの作動に用い、計測のスタートとストップを行います。また4時位置のプッシャーは、クロノグラフ針と積算計のゼロリセットに用い、有名なフライバックの原理によって瞬時にクロノグラフの再スタートが可能になります。
現行コレクションへの追加が熱望されていたこれら2つのモデルは、航空機の翼を思わせるハバナカラーのレザーボックスに納められて販売されます。この新しいクロノグラフは、カーフスキンのストラップに加え、付属品としてブラックのNATOストラップもボックスに収納されていて、オーナーは好みに応じて時計のスタイルを変えることができます。この時計には、工具をまったく必要とせずに簡単に単独でストラップ交換ができるように考案されたシステムがあります。これにより、ユーザーはストラップ裏面のプッシャーを押すだけでストラップをケースから取り外せます。別のストラップを装着する場合も、ストラップの付け根にある溝をラグの角度をおよそ45度から60度に合わせ、カチっという音がするまで上から被せて所定の位置にはめ込むと、インターロッキングシステムによりしっかりと固定ができます。またこのストラップ交換にはわずか数秒しかかかりません。一方のNATOストラップは、ラグのバネ棒からケース裏面に通して装着します。
高精度と頑強な構造:新型キャリバー728の登場
ブレゲ・マニュファクチュールにおける4年の開発を経て、新しい自動巻ムーブメント、すなわち民間モデル用のキャリバー728と軍用モデル用のキャリバー7281が誕生しました。頑丈な構造と革新的な技術を融合したこの新しいムーブメントと派生ムーブメントは、複数の特許で保護され、コラムホイール、垂直クラッチ、5Hz の高振動、革新的なゼロリセット機構など、クロノグラフに現代的な設計が取り入れられています。これらと並んで、クロノメトリー(高精度な計時)における最先端の革新的な技術も生かされています。まずひげゼンマイ、ガンギ車、アンクルのホーンは、シリコン素材です。このシリコンは、腐食や摩耗に耐性があり、磁力の影響も受けないので時計の精度向上に貢献します。さらに、この自動巻クロノグラフ・ムーブメントには60時間という長時間パワーリザーブが備わります。
両モデルともゼロリセットとクロノグラフの再スタートが瞬時に行えるフライバック機能があります。フライバック機能では、以前なら3段階を要した操作が1回で済み、パイロットにとっては貴重な利点になります。さまざまな時間計測や指示が必要な場合、このフライバック機能を使えばそれらが簡単に行えます。
これらの革新的な作動機能やゼロリセット・システムは、クロノグラフを迅速かつ高精度に用いるために開発されました。どの機能を実行する際も、プッシャーに感じられる感覚は均等でバランスが取れています。同じことはクロノグラフの正確な作動のために用いられる垂直クラッチにも当てはまり、クロノグラフ針は針飛びを起こさずに瞬時にスタートします。時計が衝撃を受けた場合も、ムーブメントの頑強さや正確な動きを確保するために、テンプ受けに両持ち式を選び、テンプをしっかり支えます。動力源となる香箱は、ムーブメントの中でスペースが許す限り最大化され、大きなエネルギーを高密度に蓄える素材で作られたゼンマイが長時間パワーリザーブを生みます。
そして、この新しいムーブメントの価値を高めるのが素晴らしい美観です。装飾には特筆すべきものがあります。サンバーストやスネイル、面取り、ペルラージュ、その他の部品に用いられた目に見える装飾仕上げに加え、ブレゲはコラムホイールにブラックDLC処理を施して摩擦に関する性質の改善を図りながら、他の部品との視覚的なコントラストも強調しています。サファイアクリスタルによるケースバックからはムーブメントの姿を鑑賞できます。ブラック仕上げの自動巻ローターは、飛行機の翼を模し、ブレゲのロゴが刻まれています。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_617.jpgアイコンウォッチが歩んだ道と重要な足跡
「タイプ XX」という代表作の歴史をわずか数行で語るのは困難です。そこで約70年にわたりブレゲ社のカタログに足跡を残した一連の主要モデルに限って簡単に振り返ることにします。
保存資料によれば、発端は1950年代初頭に遡ります。当時すでに航空用機器の製造でスペシャリストの地位を築いていたブレゲ社は、フランス空軍がパイロットの装備品として次のような仕様の腕時計クロノグラフを探していることを知っていました。それは、夜光の数字と針を配したブラック・ダイヤル、気圧や加速度の変化に耐える高品質ムーブメント、回転ベゼル、そしてもちろん「フライバック」機能が備わるクロノグラフです。フライバックの指定は最も重要なものでした。この未来の製品に「タイプ XX」という名称を与えたのは、フランス航空省でした。いくつかの会社がコンペに臨み、契約を勝ち取ったため、複数ブランドから「タイプ XX」が作られることになりました。その一方で、公的機関が締結する契約のために選ばれたブランド各社は、プライベートな顧客のために同じ製品を販売することもできました。軍用の「タイプ XX」と民間用モデルの「タイプ XX」が作られたのはこうした事情によります。
ブレゲの場合は次のように進行しました。1952年にプロトタイプが提出され、1953年に航空技術局から承認を受けます。1954年にはフランス空軍から軍用の「タイプ 20」1,100本の発注があり、1955年から1959年にかけて供給されました。これらは、ダイヤルに30分積算計が配され、ブランド名はなく、ケースバックに正規の時計を示すBREGUET - TYPE 20 - 5101/54が刻まれていました。
もうひとつの有名な供給先は、フランスの精鋭テスト・パイロットが属す飛行試験センター(CEV)でした。センターから発注を受けた80本は、1956年と1957年に納品されました。15分積算計を特徴とするこのモデルのうちの50本については6時位置に12時間積算計も備わり、ケースバックにはCEVの文字と1から80の番号が刻まれていました。
1958年にフランス海軍は、航空部隊(アエロノーティック・ナバル)のパイロットとセーラー用に500本を発注しました。1960年1月13日に全品を納品した軍用の「タイプ XX」は、15分積算計のサークルが拡大され、ダイヤルにブランド名が記されているなど、空軍用の時計とはかなり違っています。そしてケースバックには、BREGUET - MARINE NATIONALE - AERONAUTIQUE NAVALE - N°X / 500が刻まれています。
「タイプ XX」の評判は軍の外にもただちに広がり、民間航空の人々やクロノグラフの熱烈な愛好者たちがブレゲから「タイプ XX」を手に入れようと躍起になりました。1965年に径14リーニュのヴァルジュー製ムーブメントが現代的な13リーニュのものに置き換わり、ダイヤルや針、ベゼルなどに若干のバリエーションがあるものの、1970年まで「タイプ XX」のデザインにほとんど変更が加えられませんでした。こうした民間用「タイプ XX」は、2,000本以上が販売されました。
1971年には「タイプ XX」の第2世代が登場し、これらは以前より大型でポリッシュ仕上げのスティール製ケース、厚いラグ、ブラックのベゼルなどで見分けがつきます。12時間積算計を装備したものと装備しないものがありますが、15分積算計は引き続き搭載されています。このモデルは約800本が販売され、そのほんどは民間向けでした。軍用については、モロッコ王国空軍に50本のみが供給されました。また、アエロスパシアル社(のちのエアバス・インダストリー社)から発注を受けたり、フランス共和国の大統領が公式ギフトのために買い上げることもありました。残る全部が1986年に販売されると、30年以上に及ぶ豊かな歴史にひとまず幕が下ろされました。
その後およそ10年のブランクを経て1995年に復活を遂げた「タイプ XX」は第3世代になり、「アエロナバル」リファレンス 3800(日付表示なし)、続いて「トランスアトランティック」リファレンス 3820(日付表示付き)が登場しました。この新しい「タイプ XX」は、ブラック・ダイヤル、回転ベゼル、フライバック・クロノグラフ機能といった伝統的な航空の世界に由来する特徴を採り入れながら、自動巻きムーブメントの快適な使いやすさが加わりました。デザイン面では、ケースバンドに「伝統的ブレゲ」スタイルの遺産を受け継ぐ縦溝模様(フルート装飾)が用いられました。成功を収めたこのモデルには、長年に渡り貴金属ケースやダイヤル色のバリエーションが次々と導入され、アラームウォッチの「タイプ XX レヴェイユ」リファレンス 3860や、女性用の「タイプ XX」リファレンス 4820などもファミリーに加わりました。さらに、2004年に登場した「タイプ XXI」リファレンス 3810、高速振動技術とシリコン素材を用いた2010年の印象的なモデル「タイプ XXII」リファレンス 3880を加えてファミリーはいっそう充実しました。豊富なバリエーションを展開する「タイプ XXI」については、その系譜が近年導入された3817や、限定モデルのリファレンス 3815にまで続いています。
伝説の顧客たち
フランス空軍、続いて飛行試験センター(CEV)、海軍航空隊、そして数多くの民間パイロットなど、航空界のあらゆる精鋭たちが有名な「タイプ XX」とともに空へと旅立ちました。
ブレゲ社の保存資料によれば、「タイプ XX」の最初期の1本は、ルイ・ブレゲ航空会社からテスト・パイロットで航空界における女性パイロットとして国際的に名を馳せたジャクリーヌ・オリオールに贈呈されたことが分かります。
また多くの航空関連組織が定期的に「タイプ XX」を購入していました。1970年代に第2世代「タイプ XX」の顧客に名を連ねたモロッコ王国空軍はそのひとつですが、他にもアエロスパシアル社(後のエアバスインダストリー社)、フランス大統領、ENAC(国立民間航空学院)、国家憲兵隊、ヘリユニオン・ヘリコプター社、OGA (航空総局)など枚挙にいとまがありません。
また同時に、ブレゲは1950年代初頭から30年にも渡って航空機の計器パネルに積載する時計機器の供給を続けました。最も普及したモデルに「タイプ 11」、「タイプ 11/1」、「タイプ 12」などがあり、これらはさまざまな国に販売され、多くの航空機に搭載されました。とりわけ忘れられないのは、超音速ジェット機コンコルドです。
「タイプ XX」がスポーツ界でも人気だったという事実はあまり知られていません。自動車レースでは、モンテカルロラリーの優勝者に「タイプ XX」が贈呈されました。フェルナン・マゾエロやジャック・ブラバム、ピエール・アレクサンドルといった有名なドライバーたちも「タイプ XX」を着用しました。ピエール・アレクサンドルの時計は、現在ブレゲ・ミュージアムのコレクションに収められています。また1998年には、フランス・フットボール連盟からワールドカップの優勝者全員に特別製の「タイプ XX」が贈られました。
ブレゲと航空
アブラアン-ルイ・ブレゲの孫ルイ-クレマン・ブレゲのそのまた孫にあたるルイ-シャルル・ブレゲは、空の制覇に魅せられ、20世紀初頭に航空という冒険に乗り出しました。ヘリコプターの前身となるジャイロプレーンを作った彼は、1911年にルイ・ブレゲ航空会社を設立し、その航空機が世界で活躍しました。ブレゲ家は1870年に時計製造会社のブレゲを引き継いだブラウン家と親密な友好関係を保ち続けました。したがって航空機製造会社のルイ・ブレゲがブラウン家に対して航空界からの時計の需要について議論すべきだと説いたのは当然でした。そしてルイ・ブレゲは、機体に装備する時計やパイロットが着ける時計を時計製造会社のブレゲから購入しました。ルイ・ブレゲが設立した会社は1966年にマルセル・ダッソーに買収され、1971年にマルセル・ダッソー - ブレゲ航空機の名で統合されました。この会社は1990年に名称をダッソー・アビアシオンに変更しました。
/sites/default/files/newsImage1/s01_748.jpgType 20 Chronographe 2057
タイプ 20 クロノグラフ 2057 - ミリタリーバージョン
Ref:2057ST/92/3WU
ケース径:42.0mm
ケース厚:14.1mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:10気圧(100m)
ストラップ:付け替え可能なカーフストラップとNATOストラップの2本付き
ムーブメント: 自動巻、Cal.7281、60時間パワーリザーブ、毎時36,000振動(5Hz)
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)・日付表示、フライバッククロノグラフ、30分積算計、ブラックダイヤル、シースルーケースバック
価格:2,585,000 円(税込)
Type XX Chronographe 2067
タイプ XX クロノグラフ 2067 - 民間バージョン
Ref:2067ST/92/3WU
ケース径:42.0mm
ケース厚:14.1mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:10気圧(100m)
ストラップ:付け替え可能なカーフストラップとNATOストラップの2本付き
ムーブメント: 自動巻、Cal.728、60時間パワーリザーブ、毎時36,000振動(5Hz)
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)・日付表示、フライバッククロノグラフ、15分積算計、12時間積算計,ブラックダイヤル、シースルーケースバック
価格:2,585,000 円(税込)
ザ・シチズンから2023年の新作として、年差±5秒の高精度エコ・ドライブを搭載し、ブランドの象徴である「イーグル」が羽ばたく様をモチーフにした特定店限定モデルが、2023年6月28日(水)に発売されます。取扱店はシチズン フラッグシップストア、シチズン プレミアムドアーズ、シチズン コンセプトショップです。
【商品特長】
ユニークなブラウンカラーのダイヤル
ニュアンスのあるパターンと金属塗装が施されたブラウンカラーのダイヤルは、ザ・シチズンのシンボルマークであるイーグルの羽ばたきを思わせる躍動感と品格を備えています。
シチズン独自の表面加工技術「デュラテクトプラチナ」が施されたステンレスケース&ブレスレット
耐傷性に優れるだけでなく透明感のある色調が特長で、美しいブラウンダイヤルが映える組合せです。
年差±5秒の高精度光発電エコ・ドライブムーブメントを搭載
0時ジャストカレンダー更新機能や、充電量表?機能も備える光発電エコ・ドライブムーブメントは定期的な電池交換が不要です。
高精度年差±5秒 エコ・ドライブ 限定モデル
Ref:AQ1050-50W
ケース径:39.0mm
ケース厚:11.6mm
ケース素材:ステンレス
防水性:10気圧
ストラップ:ステンレス、三ツ折れプッシュタイプ
ムーブメント:光発電エコ・ドライブ、Cal.A010、フル充電時約1.5年可動(パワーセーブ作動時)、年差±5秒
仕様:時・分・秒・日付表示、充電量表示機能、充電警告機能、過充電防止機能、パワーセーブ機能、パーペチュアルカレンダー、日付早修正機能、0時ジャストカレンダー更新機能、時差設定機能、パーフェックス(JIS1種耐磁、衝撃検知機能、針自動補正機能)
限定:100本、シチズン フラッグシップストア、シチズン プレミアムドアーズ、シチズン コンセプトショップのみでの販売
価格:385,000円(税込)
発売予定:2023年6月28日(水)
0 staticcontent

ブルガリが、新しいハイジュエリーコレクション「メディテラニア」の登場にともない輝かしきイタリアンクリエイティビティと最高峰のスイスウォッチメイキングの伝統を組み合わせた、比類なきハイエンドウォッチのコレクションを発表しました。地中海にインスピレーションを得た、美と職人技を称える壮麗なタイムピースが生まれました。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_751.jpg75周年を迎えたセルペンティ
メソポタミアやエジプトから古代ギリシャ、古代ローマまでさまざまな地中海の文明において強い力をもつ象徴としてあがめられてきた蛇はブルガリを体現するアイコンのひとつです。ローマのジュエラー、ブルガリのジュエリーコレクションに登場して75周年を迎えるセルペンティを「メディテラニア」コレクションの素晴らしい新作ハイエンドウォッチが称えます。
しなやかに手首に巻きつく「セルペンティ ミステリオーシ パリーニ」は1955年発表のイエローゴールドとダイヤモンドの「セルペンティ シークレット ウォッチ」からインスパイアされました。「ピコリッシモ」ムーブメントが導入されたことで、小さく優美なバランスと完璧なフィット感が叶いました。色石の魔術師と評されるブルガリの技術を遺憾なく発揮し、エメラルド、パライバトルマリン、ダイヤモンドの壮麗な組み合わせをトレンブラーに載せることで特許取得済みのブレスレットにダイナミックな動きが加えられました。ウォッチを収めたホワイトゴールドのヘッドにはラウンドブリリアントカットのダイヤモンドと2石のペアシェイプのエメラルドの瞳があしらわれています。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_616.jpgジョーゼフ・L・マンキーウィッツの映画「クレオパトラ」でエリザベス・テイラーが主演を務めた際にブルガリがデザインしたセルペンティ ウォッチに着想を得た「セルペンティ ミステリオーシ ドラゴーネ」。ホワイトゴールド製のドラゴンのヘッドはダイヤモンドで飾られ、2石の美しいエメラルドの瞳がはめこまれています。3連のホワイトゴールドのブレスレットにはラウンドブリリアントカットダイヤモンドとエメラルドが余すところなく散りばめられ、希少なタイムピースを完成させるとともに、他の追随を許さないほどに心地よいフィット感を叶えています。ブルガリのすべてのピースに共通する遊び心が感じられるドラゴンのヘッドは、小さな舌を押すとケースが開き中からダイヤルが現れます。ヘリテージピースと同様、左右どちらの手首にも纏えるようダイヤルの向きは簡単に変えられる仕組みになっています。ブルガリが誇る最小の機械式ムーブメントが搭載されています。
/sites/default/files/newsImage1/s01_746.jpgSERPENTI MISTERIOSI PALLINI
セルペンティ ミステリオーシ パリーニ
Ref:103882
ケース素材:ホワイトゴールド
ストラップ:ホワイトゴールド製ブレスレット
ムーブメント:手巻き、ピコリッシモキャリバー、約30時間パワーリザーブ、毎時21,600振動
仕様:時・分表示、128石のパライバ(約15.63ct)、2石のペアシェイプエメラルドおよび75石のラウンドエメラルド(約9.82ct)、ラウンドブリリアンカットダイヤモンド(約31.69ct)をあしらったホワイトゴールドケースと155mmのダブルツアーブレスレット、パヴェダイヤモンド(約0.28ct)を施したダイヤル
予価:132,000,000円(税込)
SERPENTI MISTERIOSI DRAGONE
セルペンティ ミステリオーシ ドラゴーネ
Ref:103785
ケース素材:ホワイトゴールド
ストラップ:ホワイトゴールド製ブレスレット
ムーブメント:手巻き、ピコリッシモキャリバー、約30時間パワーリザーブ、毎時21,600振動
仕様:時・分表示、2石のペアシェイプエメラルドおよびラウンドエメラルド(約11.66ct)、ナベットダイヤモンド(約40.65ct)をあしらったホワイトゴールド製ケース、パヴェダイヤモンド(約0.28ct)をあしらったダイヤル、165mmのトリプルツアーブレスレット
予価:96,800,000円(税込)
セイコーウオッチ株式会社が、セイコーにおける薄型メカニカルウオッチの原点「ゴールドフェザー」を、60余年ぶりにクレドールの名の下に蘇らせます。限定モデル1機種が2023年7月8日(土)より発売、希望小売価格は3,410,000円(税込)です。続けて、レギュラーモデル1機種が2023年8月11日(金)より発売、希望小売価格は3,300,000円(税込)です。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_748.jpgセイコーの薄型メカニカルウオッチの原点「セイコー ゴールドフェザー」から「クレドール ゴールドフェザー」へ
セイコーの機械式時計開発の歴史を紐解くと、1950年代、多くの技術者たちが目指したのは「高精度化」と「薄型化」の2つのテーマでした。当時の技術者たちが総力をあげてこの難題に取り組み、1960年に新たな2つの腕時計が誕生しました。一つは「高精度」を追求した「グランドセイコー」、そしてもう一つが「薄型」を極めた「セイコー ゴールドフェザー」です。
「セイコー ゴールドフェザー」は、その名のとおり、着け心地が羽根に触れたように上品で柔らかい薄型ドレスウオッチでした。搭載された「キャリバー 60」は、画期的な新設計によって開発された、当時、世界最薄である厚さ2.95mmの中三針(中心に秒針の付いた)腕時計のムーブメントでした。「キャリバー 60」の設計思想を受け継ぎ、1969年には、二針ムーブメントで、世界有数の薄さを誇る厚さ1.98mmの「キャリバー 6800」が開発され、「セイコー U.T.D.(=Ultra Thin Dress)」モデルとして発表されました。その後「キャリバー 68系」は、1993年以降クレドールを代表する薄型メカニカルムーブメントとして多くのモデルに搭載され、現在に至っています。
セイコーの薄型メカニカルウオッチの系譜を脈々と受け継ぎ、クレドールの名のもとに蘇った「ゴールドフェザー」は、まさに現代にふさわしい高級薄型メカニカルウオッチといえます。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_613.jpg細部まで精緻に作り込んだ、羽根のように軽やかで柔らかな薄型メカニカルウオッチ
「クレドール ゴールドフェザー」は、「セイコー ゴールドフェザー」をもとに、現代の高級薄型ドレスウオッチとしてふさわしいスペックとデザインにアップデートされた新コレクションです。羽根のように「薄く」、「軽やかで」、「空気をはらみ」、「艶やかで」、「優美」であることがをデザインコンセプトとされました。
本作のケースは5つのデザインコンセプトに基づき、丸みを帯びた優美でおおらかな造形と、袖口に収まりやすい薄さの両立が図られています。さらに、ムーブメントをケースに直接固定し、裏ぶたのサイズを最小化する新構造が採用されたことで、ケース裏側の斜面が広くなり、腕に着けた際、実際の厚さよりも薄く見えるデザインに仕上げられています。また、細く軽やかなかん足とベゼルには、熟練の職人によって、それぞれザラツ研磨とダイヤカットが施され、繊細なシルエットを際立たせるように煌めきます。
立体感のあるボックス型サファイアガラスはダイヤルの上に空気をはらんだような柔らかい空間を作り出しています。ダイヤルは外周に向かって緩やかにカーブさせ、羽根をイメージした艶やかな放射仕上げが施されています。また、裏ぶたやかん足の裏側など、腕に触れる部分を全て曲面で構成することで、優しい着け心地に配慮されています。
限定モデル(18Kイエローゴールドモデル)のダイヤルには、宙に舞う羽根をイメージしたスパイラル状の放射仕上げが採用されています。ダイヤルに直接彫りこまれたインデックス、ブランドロゴ、分目盛の陰影が上品で繊細な立体感をもたらしています。
レギュラーモデル(18Kピンクゴールドモデル)は、ダイヤルに沿って曲げた極細のインデックスが採用され、視認性が一層向上されています。
また、両モデルともダイヤル下部には、1960 年の「ゴールドフェザー」ロゴが現代的にブラッシュアップされ、コレクションロゴとして印刷されています。
/sites/default/files/newsImage1/s01_744.jpgゴールドフェザー U.T.D.
Ref:GBBY982
ケース径:37.1mm(りゅうず含まず)
ケース厚:7.7mm
ケース素材:18Kイエローゴールド
防水性:日常生活用防水
ブレスレット:クロコダイル、18Kイエローゴールド製美錠
ムーブメント:手巻、Cal.6890、平均日差+25秒~-15秒、約37時間パワーリザーブ(最大巻上時)、毎時21,600振動、22石
仕様:時・分表示、シルバーダイヤル、ボックス型サファイアガラス(内面無反射コーティング)
限定:30本
価格:3,410,000円(税込)
発売予定:2023年7月8日(土)(クレドールサロン先行発売)、2024年4月上旬(クレドールショップ)
ゴールドフェザー U.T.D.
Ref:GBBY980
ケース径:37.1mm(りゅうず含まず)
ケース厚:7.7mm
ケース素材:18Kピンクゴールド
防水性:日常生活用防水
ブレスレット:クロコダイル、18Kピンクゴールド製美錠
ムーブメント:手巻、Cal.6890、平均日差+25秒~-15秒、約37時間パワーリザーブ(最大巻上時)、毎時21,600振動、22石
仕様:時・分表示、シルバーダイヤル、ボックス型サファイアガラス(内面無反射コーティング)
価格:3,300,000円(税込)
発売予定:2023年8月11日(金)(クレドールサロン先行発売)、2024年4月上旬(クレドールショップ)

最新コンセプトに則って設置された
ブランドコーナーをご体感いただける
「ハラダ本店」新店舗、グランドオープン。
株式会社ハラダは、本店を徳島県徳島市の東新町から同市の沖浜町に移転し、2023年4月28日にリニューアルオープンいたしました。
4階建ての新店舗の1階から3階までは、新規取り扱いも含めた多種多様なブランドの商品を取り揃え、4階にはバーカウンターとイベントスペースを設置。ゆとりある27台の駐車場を構え、より多くのお客様の需要にお応えできるようになりました。
また、最新コンセプトに則って設置された各ブランドコーナーでは、より洗練された空間をご体感いただける上に、各種ジュエリーはもちろんのこと、世界でも数少ない「フランク ミュラー ブティック」では、新たに家具や食器などもご用意しております。
さらに新店移転に際し、四国初の正規品販売店として、「チューダー」の取り扱いをスタートいたしました。
これまで以上に洗練されたラグジュアリーな空間で、ぜひ商品との素晴らしい出会いをお楽しみくださいませ。
高級腕時計 正規販売店 ハラダ本店
住所:〒770-8053 徳島県徳島市沖浜東1丁目9
TEL:088-622-6872 FAX:088-655-1236
営業時間:11:00~19:00
定休日:水曜日(2023年5月中は無休)
店舗詳細はこちら
株式会社ハラダ
株式会社ハラダは1929年の創業以来、時計・宝飾・眼鏡の正規ブランド取扱店として、徳島県で信頼と実績を積み上げてまいりました。現在では同県に眼鏡専門店も含めた4つの店舗を展開しております。積み上げてきたお客様の信頼と実績こそがハラダの誇りであり、これまで通りお客様の満足と信頼のために邁進してまいります。

「パイロット オートマティック」と「パイロット ビッグデイト フライバック」は、ヴィンテージの美しさから脱却し、過去と現在の航空界全体からインスピレーションを得ました。耐久性、視認性、直感的な操作性など、欠かせないすべての機能が取り入れられています。ゼニスが1世紀以上前に広く定義したコードに敬意を表して、記録されている初期の飛行士時計やダッシュボード計器のいくつかが備わり、ゼニスのスタイルや航空界への控えめな敬意と共に、今、より現代的な文脈で再解釈されています。
大空に挑む夢。上に上がり、新しい視点を得る自由への追及。空はあなたのものであり、あなたの星をつかむように呼びかけています。航空界に対するゼニスの情熱は、19世紀後半にまで遡ります。ゼニスの創業者ジョルジュ・ファーブル=ジャコは、人類が空を征服する時がついに来ようとしていることを信じ、地平線のはるか向こうに自由と無限の可能性を見出した勇敢な先駆者たちと共に、ゼニスもそこにいる必要があると考えていました。1888年、ゼニスはフランス語の「Pilote」を、また1904年には英語の「Pilot」を商標登録しました。その後の数年間で、ゼニスはパイロット用の特殊な時計やダッシュボードの計器類を製造する卓越したメーカーとなりました。ゼニスを採用した無数の人物の中でも最も注目すべきは、ルイ・ブレリオです。彼は1909年に初めて英仏海峡の横断を成功させ、歴史的偉業を成し遂げました。今日、ゼニスは、最新世代のパイロット コレクションによって、この比類なき伝統を守り続けています。
伝統とモダニズムのバランスを取りながら、長年にわたってさまざまな形をとってきたゼニス パイロット コレクションは、マニュファクチュールで最も長い歴史を持つラインであり、経験豊富な時計愛好家や熱心な航空ファンを魅了してやみません。新たなチャプターでは、夢を見る自由や、自分の限界と周囲の世界を継続的に超えていく空間を求めるという私たち一人ひとりの中にあるパイロット精神に応えます。
/sites/default/files/newsMainImage1/01_212.jpgパイロット オートマティック
ゼニス パイロットウォッチの新世代モデルであるパイロット オートマティックは、コレクションの美的コードを振り返り、繊細なディテールが溢れる傑出したシルエットを実現しています。40mmのステンレススチール製またはブラックセラミック製ケースに収められたパイロット オートマティックは、全体的に新しいケースデザインが特徴的で、ラウンドケースの上には、固定されたフラットトップ ラウンド型ベゼルが採用されています。スチール製バージョンでは、表面に縦方向のサテンブラッシュド仕上げとポリッシュ仕上げの面取りが施されています。またブラックセラミック製バージョンでは、全体にマイクロブラスト仕上げが施され、さりげないマット仕上げになっています。パイロットウォッチの特徴である大型リューズは、よりモダンで角張ったフォルムとなっていますが、手袋をしたままでも行いやすい操作性はそのままです。
ブラックオパラインの文字盤には横方向の溝が施され、古い航空機の機体を構成する波型のメタルシートに似せています。1900年代初頭からゼニスのパイロットウォッチやダッシュボード計器の特徴であり続けるオーバーサイズの夜光アラビア数字が、よりモダンなフォントとなり、ホワイトのスーパールミノバが塗布されたメタルマーカーとして施されています。6時位置の日付窓には、夜光アワーマーカーが白いフラットな線としてあしらわれ、飛行機の人工水平器を思い起こせます。ここでは、装着者が時計の向きを瞬時に判断し、疑いを持つことなく時刻を読み取ることができます。文字盤には「Pilot」のサインが入っていますが、これはゼニスが、この文字を文字盤に施す権利を保持する最初で唯一のブランドであるためです。
サファイアクリスタルのケースバックから眺めることができるこのパイロット オートマティックには、高振動の自社製エル・プリメロ 3620を搭載。完全に巻き上げた状態で60時間のパワーリザーブを実現します。巻上げ機構のブラック オープンローターは、パイロットに地球の水平線に対する方位を知らせる典型的で必要不可欠な「人工水平器」ダッシュボード計器を思い起こさせます。
付属のストラップも、パイロット オートマティックの2つのバージョンそれぞれが持つ特性と完璧にマッチしています。ブラックセラミック製バージョンには、パイロットのために新たに開発されたフォールディングバックルを備えたブラックのさりげないコーデュラ・エフェクト ラバーストラップと、より実用的なカーキカラーのコーデュラ・エフェクト ラバーストラップが付属しています。スチール製のモデルには、同じブラックのコーデュラ・エフェクト ラバーストラップが付属していますが、セカンドストラップはブラウンのカーフスキン製。フライトジャケットやグローブ、ハットなど、ヴィンテージ パイロットによく見られる道具を連想させます。ストラップの交換は、ストラップの裏側に直接組み込まれたクイックリリース機構によって簡単に行うことができ、ストラップを固定しているバネ棒から工具を使わずに簡単に取り外すことができます。
/sites/default/files/newsMainImage2/02_178.jpgパイロット ビッグデイト フライバック
ゼニスのパイロット コレクションは、クロノグラフのリファレンスなしには完成しません。この最新モデルでは、キャリバー、エル・プリメロ 3600に、パイロットのために考案された数々の新機能を搭載した新バージョンが開発され、さらに進化を遂げています。
パイロット ビッグデイト フライバックは、42.5mmケースの2つの異なるバージョンが用意されています。ステンレススチール製バージョンは、エル・プリメロ フライバック クロノグラフの中でも特に優れたモデル、その名も「レインボー フライバック」に倣っています。クロノグラフ分積算計は、交互に色を変えて仕上げられ、5分マークをより簡単に見分けることができます。中央のクロノグラフ秒針とクロノグラフ分針は、鮮やかなオレンジのトーンで仕上げられ、1997年に発表されたアイコニックなエル・プリメロ レインボーへの想いを込めています。ブラックセラミック製バージョンは、夜光のホワイトマーカーと針によってカラーを抑えた実用的な外観となり、波型のブラックオパライン文字盤と大胆なコントラストを成しています。
性能面では、新しい高振動自動巻クロノグラフキャリバー、エル・プリメロ 3652が、パイロットに最適な5Hzクロノグラフにビッグデイトとフライバック機能という2つの機能を統合しています。読みやすさに加えて、パイロット ビッグデイト フライバックのオーバーサイズの日付表示は、ビッグデイトの両輪を0.03秒以内に進めて安定させる、特許取得済みの次世代コンプライアンス機構を備えています。もともと厚い羊革の手袋をはめた飛行士のために考案されたフライバック機能は、ワンプッシュでクロノグラフ機能をゼロにリセットして再開できるため、パイロットの操作を簡素化し、停止せずに連続した時間を記録することが可能です。ケースバックからは、「人工水平器」ローターを搭載したエル・プリメロ クロノグラフ キャリバーを見ることができます。セラミック製パイロット ビッグデイト フライバックには、ブラックとカーキのコーデュラ・エフェクト ラバーが、またスチール製にはブラックのコーデュラ・エフェクト ラバーストラップとブラウンのレザーストラップが付属しています。すべてのストラップにはクイックリリース機構が搭載され、工具を使わずに簡単に交換することができます。
水平線のはるか彼方を目指した航空界の先駆者たちのスピリットを受け継いだ新しいパイロット コレクションは、どんなに高く遠い夢であっても、それを追いかけるよう呼びかけています。空はあなたのものです。今こそ、最も高い、あなたの星をつかむ時ではないでしょうか。
/sites/default/files/newsImage1/03_160.jpgパイロット オートマティック
Ref.:49.4000.3620/21.I001
ケース径:40mm
ケース素材:セラミック(ブラックマイクロブラスト仕上げ)
ストラップ:ブラックコーデュラ・エフェクト ラバー、カーキコーデュラ・エフェクト、スチール製トリプルフォールディングバックル(ブラックPVDコーティング)、完全に交換可能なストラップシステム
防水性:10気圧
ムーブメント:自動巻、Cal.エル・プリメロ 3620、約60時間パワーリザーブ、毎時36,000振動(5Hz)
仕様:時・分表示、センターセコンド、6時位置に日付表示、横方向の溝が施されたブラック文字盤
価格:1,210,000円(税込)
パイロット ビッグデイト フライバック
Ref.:49.4000.3652/21.I001
ケース径:42.5mm
ケース素材:セラミック(ブラックマイクロブラスト仕上げ)
ストラップ:ブラックコーデュラ・エフェクト ラバー、カーキコーデュラ・エフェクト、スチール製トリプルフォールディングバックル(ブラックPVDコーティング)、完全に交換可能なストラップシステム
防水性:10気圧
ムーブメント:自動巻、Cal.エル・プリメロ 3652、約60時間パワーリザーブ、毎時36,000振動(5Hz)
仕様:時・分表示、スモールセコンド、6時位置に瞬時に読み取れるビッグデイト、フライバック クロノグラフ、3時位置に30分カウンター、横方向の溝が施されたブラック文字盤
価格:1,727,000円(税込)
パイロット オートマティック
Ref.:03.4000.3620/21.I001
ケース径:40mm
ケース素材:ステンレススチール
ストラップ:ブラックコーデュラ・エフェクト ラバー、ブラウンカーフレザー、スチール製トリプルフォールディングバックル、完全に交換可能なストラップシステム
防水性:10気圧
ムーブメント:自動巻、Cal.エル・プリメロ 3620、約60時間パワーリザーブ、毎時36,000振動(5Hz)
仕様:時・分表示、センターセコンド、6時位置に日付表示、横方向の溝が施されたブラック文字盤
価格:968,000円(税込)
パイロット ビッグデイト フライバック
Ref.:03.4000.3652/21.I001
ケース径:42.5mm
ケース素材:ステンレススチール
ストラップ:ブラックコーデュラ・エフェクト ラバー、ブラウンカーフレザー、スチール製トリプルフォールディングバックル、完全に交換可能なストラップシステム
防水性:10気圧
ムーブメント:自動巻、Cal.エル・プリメロ 3652、約60時間パワーリザーブ、毎時36,000振動(5Hz)
仕様:時・分表示、スモールセコンド、6時位置に瞬時に読み取れるビッグデイト、フライバック クロノグラフ、3時位置に30分カウンター、横方向の溝が施されたブラック文字盤
価格:1,463,000円(税込)
