SIHH2014 A.LANGE & SÖHNE New Model | 2014年 A.ランゲ＆ゾーネ新作 リヒャルト・ランゲ・パーペチュアルカレンダー“テラ・ルーナ”　01

　 新作「リヒャルト・ランゲ・パーペチュアルカレンダー“テラ・ルーナ”（RICHARD LANGE PERPETUAL CALENDAR“TERRALUNA”）」こそ、2014年のSIHHにおけるA.ランゲ＆ゾーネのハイライトである。

　 まず永久カレンダーのレギュレーター・スタイルが、A.ランゲ＆ゾーネ初めての試み。なにより注目したいのは、文字盤の裏側にしつらえられたA.ランゲ＆ゾーネ初のムーンフェイズと天文表示である。

　 ムーンフェイズは天文表示盤中心部で自転する地球(北半球を表示）を常に回りながら月相を変化させる。テンプは太陽の位置を示し、地球、月、太陽の位置がこれにより把握でき、月相がそれを反映していると理解できる。

　 これらの表示は特許取得のPVD加工とレーザーによるもの。表示は極めて精密で、2116個の星が散りばめられ、1日の誤差が生じるのが1058年後だという。 　万が一、表示がズレた場合も時計店に行く必要はなく、「月・曜日・ムーンフェイズ」の一斉修正プッシャーと月／曜日／ムーンフェイズ個別修正用埋め込み式プッシャーがあるので、時刻や他の天体に影響を与えることなく修正可能である。

＞ケースバックの美しい天文表示機能