SIHH2014 A.LANGE & SÖHNE New Model | 2014年 A.ランゲ＆ゾーネ新作 1815トゥールビヨン　01

　 新作「1815トゥールビヨン（1815 TOURBILLON）」には、トゥールビヨンの高い精度を体感できる画期的なメカニズムが搭載されている。

　 重力からの影響を分散し、時計の精度を高めるために考案されたトゥールビヨンだが、通常はその動きを止められないため、時報に正確に合わせることができなかった。そこでA.ランゲ＆ゾーネの技術陣は、2008年発表の「カバレット トゥールビヨン（CABARET TOULBILLON）」に搭載したストップセコンド機構と、特許取得のゼロリセット機構を初めて合体させ、リューズを引くとトゥールビヨン（秒針を兼ねる）が止まり、瞬時にそれがゼロ位置に戻る。この機能により、時刻を時報に合わせて1秒の狂いもなく時刻を合わせることが可能となった。

　 もちろん、リューズを引くとV字形のバネがテンワの方に押され、バネがテンプを一瞬で停止させる作動状態が、ダイヤル側の窓から見ることができる。

　 このモデルの直径は39.5mmという絶妙なサイズ。これも大きな特徴である。

　 ちなみにPtモデルが世界限定100本。18KPGモデルはレギュラー・バージョンとなっている。

＞精度を極めるべく、ふたつの特許機構を搭載