
長い歴史を持ち、ロングセラーの人気シリーズを抱えるブランドであれば、毎年、何かしらのアニバーサリー・イヤーが巡ってくるが、ブライトリングにとって2014年は、1984年に誕生したモダン・クロノグラフの元祖ともいうべきモデル「クロノマット(CHRONOMAT)」の誕生30周年に当たる年となった。
この「クロノマット」は、1942年に登場した世界初の回転計算尺搭載クロノグラフの名称を引き継ぎながらも、まったく新しい機能を持つ自動巻きクロノグラフとして開発され、当時、イタリア空軍所属の曲技飛行チーム「フレッチェ・トリコローリ」の公式モデルに採用された。あれから30年が経過し、クロノマットは自社開発ムーブメントを搭載し、さらにタフさを増した外装を持つモデルへと進化を遂げている。