SIHH2012 RICHARD MILLE New Model | 2012年 リシャール・ミル新作RM 052 トゥールビヨン スカル　01

　 近年のファッションにおいて不可欠なモチーフとなったスカル（skull＝ドクロ）。それを時計ムーブメントに大胆に取り入れたのが、リシャール・ミルの新作「RM 052 トゥールビヨン スカル（RM 052 Tourbillon Skull）」である。

「時計業界では、何か奇抜なことをやらないと停滞から脱出できない。そこでスカルを採用したんだ。若い人はこれをファッションのモチーフとして使うが、私はそこに技術的な進化を取り入れたいと考えた」とリシャール・ミル氏が話すように、スカルは単にデザインとして取り入れられているだけでなく、グレード5のチタンによって地板となっている。

「一般的なスカルはファッションだが、これは芸術作品と思って欲しい。なにより技術的な努力がなければこれだけのものはできなかったはずだ」（ミル氏）

　 また、このモデルではリシャール・ミルとして初のオープンワークがケースに施されており、ベゼルに当たる部分に肉抜き加工が施されたレアなモデルである。

　 そしてこの新作はチタンが世界限定15本、18KRGと18KWGが合わせて6本の製造となっている。

＞ケースには同社初のオープンワークが