SIHH2017 RICHARD MILLE New Model | 2017年 リシャール・ミル新作情報

F1レースとレディスへの注力。次なる方向性を鮮明に打ち出した2017年のSIHH
リシャール・ミル(RICHARD MILLE)

 2001年のブランド・デビュー以来、その動向を我々が追い続けているリシャール・ミル(RICHARD MILLE)。2017年のSIHHでは、グッと絞り込んだコレクションで、その圧倒的な開発力とパフォーマンスをアピールした。


 その核となる新作が「RM 50-03 ウルトラライト トゥールビヨン スプリットセコンド クロノグラフ マクラーレンF1(RM 50-03 TOURBILLON SPLIT SECONDS CHRONOGRAPH ULTRALIGHT McLAREN F1)」(長い!)。


 このモデルはリシャール・ミルとマクラーレン・ホンダとの提携による製品第一弾。


 ではなぜリシャール・ミルはマクラーレン・ホンダと提携したのか? その原点はリシャール・ミル氏自身が、子供の時、1966年のモナコ・グランプリでマクラーレンF1デビュー戦を観戦したことにあるという。


 しかも現在、ヴィンテージ・レーシングカー・コレクターとしても著名なミル氏は、マクラーレンのレーシングカーを7台も所有するほど。この両社のコラボレーションは必然の結果と言っても過言ではないだろう。


 さて、その「RM 50-03 ウルトラライト トゥールビヨン スプリットセコンド クロノグラフ マクラーレンF1」だが、ケースにマクラーレンとマンチェスター大学が共同で開発した新素材を採用。その結果、ムーブメントはわずか7グラム。時計全体がストラップ込みで40グラムという、世界最軽量の機械式スプリットセコンド・クロノグラフ・トゥールビヨンが誕生したのである。


 その他のコレクションも実にリシャール・ミルらしいモデルがズラリ。たとえば「RM 07-01 カーボンTPT™・チタン(RM 07-01 CARBON TPT™ TITAN)」や「RM 037 オートマティック(RM 037 AUTOMATIC)」は、これまでメンズ・コレクションにだけ採用されてきた特殊素材「カーボンTPT™」を初めてレディスに採用。さらに極めて硬度が高く、宝石セットのための爪を形成するのが不可能なカーボン素材に特殊な技法で爪を埋め込み、完璧で滑らかなダイヤモンドのセッティングを実現するなど、世界初の技術が投入されている。


 このように世界最高峰のF1レースの世界とレディス・コレクションに注力する姿勢を鮮明に打ち出した2017年のリシャール・ミル。その動向をさらに注視していきたい。



取材・文:名畑政治 / Report&Text:Masaharu Nabata
写真:堀内僚太郎 / Photos:Ryotaro Horiuchi
※表記は2017年2月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。
※2017年最新作レポートの掲載価格つきましては、税抜き表記を行っているものもあります。



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