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LONGINES新境地を目指すロンジンの新たなる展望 01

「コロナ禍を乗り越え
製品開発とブランドの強化を進めています」

2022年に創業190年を迎えたスイス時計の老舗ロンジンの魅力を多角的に紹介する公式ページ

2022年に創業190年を迎えたスイス時計の老舗ロンジンの魅力を多角的に紹介する公式ページ。現行ラインナップと新作ウォッチの情報はもちろん、ロンジンにまつわる最新のニュースやその歴史的な偉業についても知ることができる。


 2019年から2022年、世界は新型コロナ感染症の流行によって海外渡航が制限され、経済的にも大きな影響を受けた。そこで今回のインタビュー開始にあたっては、新型コロナに翻弄された、この3年間でのロンジンの変化についてうかがうことにした。


「たった3年間ですが、大きな変化がいくつもありました。それは世界的にもロンジンにおいてもです。

 ひとつは長年、我社の代表を務めたフォン・カネルが引退し、マティアス・ブレシャンがトップに就任したことです。

 コロナ禍での就任でしたから、簡単な状況ではありませんでした。しかし我々は、これに屈することなく、新たな商品開発やマーケティングによって、ブランドをさらに発展させていくため、強化していくことに専念したのです」(マチュー・バウムガルトナー氏)


 それは具体的にはどんなことでしょうか?


「まずはデジタリゼーションが進展したことですね。たとえばオンラインブティックの展開を世界各地で継続的に行っています。我々は、これを戦略的に進めました。

 そして、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)に力を入れ、TikTokを開始するなど、デジタルでのマーケティングを強力に推し進めています」(バウムガルトナー氏)


 それは実際の販売には貢献していますか?


「はい。国によっても違いますが販売も伸びています。もちろん、国によって伸び幅に差はあります。

 時計のマーケットは、コンサバティブ(保守的)な側面があり、これが強い国では、eコマースの伸びも、ゆったりとしています。しかし我々は、今後も積極的に投資を続けていきます。

 また、コロナ禍の状況では、買いに行く場所がないのでeコマースで、という顧客も多かったのですが、それが落ち着いた現在、製品のチェックはウェブでするが、実際には販売店に出向いて購入する、という方も多くなっています。


 我々にとって重要なのは顧客満足度の高さであり、それを提供することをまず大切にしています。満足度を高めるため、ウェブを通して画像やビデオなどの素材を提供し、さらなる充実化を図っているのです。このように豊富な情報を提供することで、製品の特徴や良さを判断していただくことになるはずです」(バウムガルトナー氏)


日本独自のアンバサダーが象徴する
世代を超えたエレガンスの継承


 日本でのウェブでの情報発信の状況はいかがですか?


「日本において、コロナ以前はインバウンド需要が大きな割合を占めていましたが、今、そして今後は日本の方々に、どれだけ支持されるかを重視し、ウェブを通してのアプローチも一層強化していくつもりです」(バウムガルトナー氏)


 近年はロンジンが独自に展開する日本人アンバサダーによるPR活動が絶大なる支持を得ていると聞きました。


「日本の市場を重視している我々本社でも、日本のアンバサダーを起用したキャンペーンが成功したことを非常に喜んでいます。

 おそらく、その背景には日本人ならではのエレガンスの表現があると思うのです。アンバサダーキャンペーンにおいては、そのエレガンスを体現できる人を選出することが大切です。“親から子に受け継がれるエレガンス”という精神をアピールしたことが、日本ならではのキャンペーンだったと思います。このようなキャンペーンは、まだ他の国では行っていないことです」(バウムガルトナー氏)








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