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SEIKOセイコー創業140周年を記念して蘇った伝説の名機の全貌。王の帰還 03

雰囲気そのままにブラッシュアップ!
オリジナル・モデルとの違いを見る

1965年に発売された“KSK”こと『キングセイコー二代目モデル』

1965年に発売された“KSK”こと『キングセイコー二代目モデル』。1960年に登場した『KS』初代モデルが伝統的な腕時計のスタイルを継承し、ラグの幅も細く繊細な雰囲気だったのに対し、二代目の『KSK』ではラグ幅が太くなり、ダイアルのデザインなど全体の雰囲気が力強く、より近代的に進化した。サイズがやや小振りなことを除けば、現代でも十分に通用する魅力を持っている。ちなみに『KSK』オリジナルの初期モデルは日付なしだが、後期には日付表示付きモデルやクロノメーター表示のあるモデルも登場した。

 1965年に発売された『KSK』を徹底的に研究して復刻された『キングセイコー “KSK” 復刻デザイン』。その全体像とディテールを、今度はオリジナル(原型)・モデルとの比較で検討してみよう。

 まず最大の違いはケースの外径である。オリジナルでは36.7mm。復刻モデルでは38.1mmと、1.4mm拡大された。ただ、この外径の違いはオリジナルと復刻モデルを二台ならべて並べてわかる程度。オリジナルを所有する私でも、復刻モデルを最初に手にした際、まったく違和感はなかった。

 次に違うのはケースの厚さ。オリジナルが手巻きであったのに対し、復刻モデルは自動巻きになっているのだから増えて当然だが、その数値はオリジナルが10.9mmであるのに対し、わずか0.5mm増えただけの11.4mm。つまりオリジナルの装着感はそのままに自動巻き化を実現した。

 そしてストラップのバックル。ロゴや全体の雰囲気は見事に再現されているが、バックルの幅がオリジナルでは15mmだったのに対し、復刻モデルでは18mmに拡大されているので、バックル全体が大型化している。もちろん、この点においても違和感はまるでなく、ヴィンテージな雰囲気を巧みに再現されていると感じた。

キングセイコーオリジナル(右)に比べ、1.4mmだけケース径が拡大された復刻モデル(左)

オリジナル(右)に比べ、1.4mmだけケース径が拡大された復刻モデル(左)。「ケース径の拡大を一定の倍率で各部を単純に拡大するとバランスが悪く、ラグやベゼルの面構成をひとつひとつ検討し、角度や寸法を修正しながら何度も3Dプリンターで出力するなど試作を繰り返して完成に至りました」(伏見さん)というデリケートな作業の末、違和感なく拡大することに成功した。




協力:セイコーウオッチ株式会社 / Special thanks to:Seiko Watch Corporation

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