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Gressive Impression  自らの歴史を俯瞰し“伝説の未来”を創出する ブライトリングの新世界戦略

カーン氏が思い描く
ブライトリングの“伝説の未来”?

カーン氏が思い描くブライトリングの“伝説の未来”?

「ブライトリングというキャビネットは開けるたびに新しい驚きがあります。だからこそブライトリングは、歴史があって、常に興味深いブランドでありたいと思うのです。これまでも他社とは違うことをやってきましたし、デザイン面でも他社とは一線を画してきました。今後もブライトリングは、そのようなブランドであり続けたいのです」(カーン氏)

「BREITLING Roadshow Shanghai 2018」の翌日、上海のホテルでカーン新CEOらによるワークショップが行われた。このワークショップにおいて、ブライトリングのCEO就任から現在に至るまでのカーン氏の施策と思いが、自らの口によって語られた。


  カーン氏がまず行ったのは、ブライトリングの過去の製品の点検とブランド・イメージなどの調査だった。その過程でオーストリア在住の時計コレクターであるフレッド・マンデルバウム氏を知る。すぐさまカーン氏はマンデルバウム氏に連絡し自宅を訪問。“世界一”と言われる膨大なブライトリング・コレクションを目の当たりにしながら、ブライトリングの偉大な歴史について語り合ったという。


「マンデルバウムさんと会って、私はブライトリングのポテンシャルに気づいたのです。もちろん、かつて私はブライトリングの競合ブランドにいましたから、その存在は知っていました。しかしCEOに就任し、マンデルバウムさんと語り合うことで、改めてブランド(ブライトリング)の豊かな歴史を知ったのです」(カーン氏)


  ここでカーン氏が再認識したブライトリングの豊かな歴史とは、クロノグラフだけではなく、時計メーカーとしての過去の豊富なコレクションだった。


「ブライトリングというと航空用クロノグラフなど、タフなモデルをイメージするでしょうが、かつてのモデルには、あまり知られていないものの、これから我々が打ち出していくべき重要なモデルがあったのです。

  特にブライトリングと航空界との絆はよく知られていますが、スキーやサイクリング、ヨットなどのスポーツにも深く関わってきました。

  たとえば1998年、歴史上初めて、熱気球による世界一周無着陸飛行に成功した「オービター3」は皆さんもよくご存じだと思いますが、ジャズ・トランペッターのマイルス・デイビスや、フランスの名優イブ・モンタンたちがブライトリングを自らの意志で購入し、愛用していたことは、ほとんど知られていないでしょう。

  また、世界で初めてブライトリングを腕に宇宙空間へ旅だった宇宙飛行士スコット・カーペンターは知っていても、1967年に『空から赤いバラ』という映画で主演のラクエル・ウェルチがブライトリングを着用したことは、ほとんど知られていません。

  これら以外でもブライトリングは婦人用モデルを多数展開し、世界の多くの女性に愛されていたことも、あまり語られることがありませんでした。

  私は、このような語られてこなかったブライトリングの多彩な側面を、改めて打ち出していきたいと考えているのです」(カーン氏)

  • ブライトリングの三代目当主であるウィリー・ブライトリングが1938年に設立した「ユイット・アビエーション」

    ブライトリングの三代目当主であるウィリー・ブライトリングが1938年に設立した「ユイット・アビエーション」は、クロノグラフ機能付き八日巻きコクピット・クロックやパイロット・ウォッチなどを開発するための部署だった(ユイットとはフランス語で8を意味する)。この事実に基づき、カーン氏は上海において新コレクション「ナビタイマー8」を発表した。

  • 1940年代にブライトリングが製造した大型のアビエーター・ウォッチとコクピット・クロック

    1940年代にブライトリングが製造した大型のアビエーター・ウォッチとコクピット・クロック。ウォッチは回転式ベゼルの内側に付けられた三角形のマーカーを利用することで、フライト時間などのメモリーとして活用することができる。下地の図版はブライトリングの「ユイット・アビエーション」をアピールする当時の広告。

過去にインスパイアされ
未来を生み出す新たな展開

  ではカーン氏は、ブライトリングの新たな展開において、具体的にどのような方法を考えているのだろうか?


「私は時計の品質と性能、エレガンスやモダンさを統合して表現していく必要があると感じ、イメージボードを作成しました。このボードに展開されたのはクールでハイエンド、だけど堅苦しくはないイメージです。工業製品としての硬さも持ちつつ、ラグジュアリーさを忘れない。そんなイメージを訴求するため、私は1950年代に使われていたブライトリングのロゴを改めて使うことを決め、これからは、この“B”のロゴを、すべての製品で展開していきます」(カーン氏)


  この古くて新しい伝統のロゴを用い、過去の遺産からインスピレーションを得て生み出されたのが、この上海で発表された新作「ブライトリング 8」。その詳細はまた後ほど紹介しよう。


  こうしてロゴの修正、コレクションの再構築、新作ウォッチの発表、と次々に改革を断行するカーン氏だが、新たなブティックをオープンする計画もあるという。それが近々、北京にオープンする新コンセプトのブティックだ。


「新しい北京のブティックは、レトロなインダストリアル(工業)系のクールさを基調としつつ、若々しくカジュアルで、あらゆる日々のシーンに親しみ、誰からも愛されるブラッグシップ・ショップを目指しています。

  製品においては、往年の名機と呼ばれるモデルの再生産も考えていますし、小振りでクラシックかつエレガントなモデルも作る予定です。これは昨年、私が東京を訪問した際に手に入れたケース径38mmの非常に美しい『モンブリラン』にインスパイアされたモデルになるでしょう。また、エレクトロニクスを駆使したモデルも継続しますが、これらはプロ用のツールとなるモデルに限定して展開していく予定です。

  一方で婦人用のドレス・ウォッチも展開します。これは2018年の秋以降になると思いますが、スポーティかつエレガントなモデルを展開していくことになるでしょう。  

  このように、これからのブライトリングでは、スポーティさとエレガントさを両立させていくことが重要です。ブライトリングの知名度はスイスの時計ブランドの中でも非常に高いものがありますが、従来の顧客をがっかりさせず、同時に新しい顧客にも満足していただけることが大切だと考えています」(カーン氏)

取材・文:名畑政治 / Report&Text:Masaharu Nabata
協力:ブライトリング・ジャパン


BREITLING(ブライトリング) についてのお問合せは……
ブライトリング・ジャパン株式会社
〒105-0011 東京都港区芝公園 2-2-22 芝公園ビル
TEL: 03-3436-0011
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