1832年の創業以来、継承されてきたブランドのフィロソフィー「Elegance is an attitude ―エレガンスとは生き方にあらわれる」。
記念すべき創業190年の節目に、エレガンスの譜系を象徴する4名のアンバサダーがそれぞれのエレガンスへの想いを語る。
エレガンスという言葉の印象について「どんな時でも、ブレないこと」と答えるのは、俳優・ダンサーの石橋静河さん。エレガンスを感じる人については「伸びやかな人」と続けるが、その言葉を借りるならば、石橋さんはまさにエレガンスを体現した人と言えるだろう。
「側から見て、華やかな生活や豊かな暮らしをしているように見える人でも、日々の積み重ねをしないといけない。そういうふうに見える人だからと言って決して楽に生きているわけではなく、いろんな努力をしていると思うので、それを投げやりにならずにできることが、エレガンスを体現する生き方なのかと思います。
見栄を張ったり、格好つけたりしてしまうと、それを続けなければいけないので大変だと思うんです。もちろん、それも素敵なことだと思いますが、それよりも自分の気持ちに素直でいることを追求するほうが、無理なく自分も気持ちよくいられますよね。それは周りにも伝わると思うので、自分を大きく見せたり、偽ったり、強がったりせず、辛いときにはそれを周りに打ち明けたり頼れたりしたらいいと思うし、逆に自分も声をかけたりするなど、素直でいることが結果的にエレガンスにつながるのではないかと思います」
15歳のときには、アメリカへのバレエ留学を経験。「最初の2年間はホームシックにかかり、毎日家族に電話をして、泣きながら『つらい……』と言っていましたね。家族からは『帰ってきていいよ』と言われるのですが、それを言われると悔しくて『帰らない!』と返すのを何度も繰り返して、その2年を乗り越えました。
特に今の時代は、つらかったり、いろんなことが起きて気持ちが少し浮ついてしまったり、パニックになったりすることがたまにあると思うのですが、そんななかでも、落ち着いて冷静に判断することって、生きていくうえですごく大事だと思うんです。そういう人がいると、周りも落ち着けたり、『あ、大丈夫だ』って思えたりもするし。だから私もそんな人になりたいですね」
ロンジン ドルチェヴィータ / Ref:L5.2550.71.7
そんな石橋さんの手首を飾るのは「ロンジン ドルチェヴィータ」。ダイヤモンドをセットしたレクタンギュラーケースは、クラシカル&エレガントな雰囲気を放ち、これに組み合わされるブルーのレザーストラップは、空のような爽やかさを漂わせる石橋さんに相応しいチョイスだ。
「『ロンジン ドルチェヴィータ』は、純粋に綺麗だと感じましたし、使われている青色に深みがあるのがとても格好いいと思いましたね。光が当たったときに、ダイヤモンドが反射する姿も美しく、素敵な時計を身に着けられたことに、光栄な気持ちになりました。
ギラギラと主張するのではなく、キラッと輝いたり、ふと目を遣った時に落ち着いた青色を感じられたりする作りはさすがですね。シンプルにTシャツとジーンズのような、すごくラフなスタイルにエレガントな時計を着けているような組み合わせが素敵だと思います」
石橋静河/1994年生まれ、東京都出身。2015年の舞台『銀河鉄道の夜 2015』で俳優デビュー。初主演作『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』で第60回ブルーリボン賞新人賞、第91回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞ほか、多数の新人賞を受賞。近作に映画『あのこは貴族』『前科者』、舞台『未練の幽霊と怪物─「挫波」「敦賀」─』『近松心中物語』、ドラマ『東京ラブストーリー』『大豆田とわ子と三人の元夫』など。本年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では静御前役で出演。
取材・文:竹石祐三 / Report & Text:Yuzo Takeishi
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