白蝶貝とグラデーションのコンビネーションダイアルによって有機的な表情に仕上げた「メカニカルムーンフェイズ」の70周年記念モデル。グリーンからネイビーへと変わりゆく色調は実に幻想的な雰囲気を放っている。
オリエントスターを代表するスケルトンの70周年限定モデルが彗星をモチーフとする一方、「メカニカルムーンフェイズ」や「モダンスケルトン」「クラシックセミスケルトン」といった人気のコレクションは、星雲をモチーフとしたスペシャルモデルを展開する。しかも各コレクションにおける星雲の表現は大きく異なっており、それぞれに幻想的な宇宙の世界が堪能できる。いずれのモデルも、新たなる“輝ける星”にふさわしいデザインワークだ。
「メカニカルムーンフェイズ」の70周年記念モデルは、ダイアルに白蝶貝を用い、その独特な模様とグラデーションによって星雲を表現。外周に向かってグリーンからネイビーへとグラデーションが施されたダイアルは、広大かつ深淵な宇宙を彷彿とさせ、眺めていると吸い込まれてしまいそうになる不思議な魅力を携えている。パワーリザーブインジケーターやオリエントスターのロゴ、ムーンフェイズ機構は宇宙に輝く星をイメージしたゴールドで彩色されているが、このアクセントカラーとグリーン、ネイビーを組み合わせることにより、クラシカルな印象の強いメカニカルムーンフェイズが一転、モダンな表情を生み出している。
特徴的なダイアルの積層構造を生かし、各パーツの色調を変えることで星雲をイメージさせた「モダンスケルトン」の70周年記念モデル。ラメを用いたダイアルが幻想的な雰囲気を放ちつつ、積層ダイアルによってモダンさも持ち合わせている。
同じモチーフでも、「モダンスケルトン」70周年記念モデルは、ダイアルに用いられたパーツの色調を微妙に変えることによって星雲を描いている。ダイアル外周はネイビー、ダイアル上層はラメを配したブルーグリーン、パワーリザーブインジケーターとスモールセコンドは明るいグリーン、そしてダイアル下層にディープグリーンをそれぞれ用い、奥行きを感じさせるデザインを実現。そしてこのモデルも、12時のローマンインデックスや時分針、ブランドロゴなどにゴールドを採用して輝く星を表している。積層ダイアルが宇宙の雄大さを表現しつつもインダストリアルな雰囲気を感じさせる、次代のオリエントスターにふさわしいデザインワークだ。
ブルーのグラデーションダイアルにラメを散りばめた「クラシックセミスケルトン」70周年記念モデルは、夜空を眺めているかのような美しさ。写真はメンズモデルで、レディスモデルのダイアルにも同様のデザインが採用されている。
「クラシックセミスケルトン」の70周年記念モデルはメンズとレディスで展開。まさに宇宙を思わせる、深みのあるブルーグラデーションのダイアルにはラメが吹き付けられ、ペアウォッチとしても着用できるエレガントで落ち着きのあるデザインにまとめている。9時位置の開口部をアクセントとしたシンプルな3針モデルだが、クラシカルなボンベダイアルや、12、3、6、9時には楔形のインデックスを用いるなどディテールにこだわり、その表情は実に立体的。何より、ダイアルのデザインは夜空を眺めているような錯覚に陥らせてくれるほどに美しく、そのストレートなデザインは長く愛用したくなる魅力がある。
取材・文:竹石祐三 / Report & Text:Yuzo Takeishi
写真:江藤義典 / Photos:Yoshinori Eto
オリエントスターが70周年を迎えたこのタイミングで発表され、レギュラーモデルとして展開される新しい「クラシックセミスケルトン」は、“やさしいひかり”をデザインコンセプトにした、ナチュラルで淡いトーンが特徴的なダイアルを採用。多様な服にもコーディネートしやすい一方で、すべてのモデルが自社製の機械式ムーブメントを搭載。それでいてプライスは6万円前後と手に取りやすい、機械式時計のエントリーとして最適なモデルになっている。
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※価格は2021年10月15日現在のものです。
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