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2020 New Model | MECCANICHE VELOCI
2020年 メカニケ・ヴェローチ新作情報


2020年 メカニケ・ヴェローチ新作情報




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      ブランドニュース ロジェ・デュブイ(ROGER DUBUIS) /sites/default/files/newsThumbnail/title_excalibursuperbia.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_excalibursuperbia.jpg

       ロジェ・デュブイより2020年の新作として「エクスカリバー スペルビア」が登場します。ユニークピース「エクスカリバー スペルビア」は、600個のホワイトダイヤモンドとブルーサファイアをセットしダブルフライングトゥールビヨンを搭載しています。


       傲慢、そして限界を超えることを恐れぬ勇気はロジェ・デュブイの中核を形づくるものです。その二面性は、未知の領域を開拓する行動力、そしてその「性格」から放たれるドラマチックなまでの独創性です。喜び、自由、人生の楽しみを求めるパワフルな姿勢とその性格は、ブランドのDNAにしっかりと刻まれています。そこから生まれるのはトップを走り続けるパワーに満ちた現代的なタイムピース。他者との違いを大胆に打ち出すブランドの魅力は、技術力から生まれ出るデザインです。これら全てを体現した最新のエクスカリバー スペルビアは、大胆で誇張とも見えるパワーをコンテンポラリーな感性でまとめ、最もハードなハイパーウォッチの愛好家も心を奪われるタイムピースです。


      狂っているのか、それとも取り憑かれているのか?

       ロジェ・デュブイは、キリスト教において罪の根源とされる7種類の悪しき感情、欲望として知られる、“七つの大罪”の中の最も深刻な罪を犯しました:それは傲慢、ラテン語でスペルビアと言います。 虚栄心とリスクテイクに強く結びついたスペルビアは、ロジェ・デュブイ自身がそうであるように、アドレナリンへの強迫的な中毒性を持っているかのようにみられます。これを原動力に、人生をより偉大に生きようと志向するロジェ・デュブイは、エクスカリバー スペルビアを生み出しました。人生というゲームで最大限に活躍することを求める人々への至高のトーテムです。

       メゾンの揺るぎない傲慢と限界を超えることを恐れぬ勇気を示すエクスカリバー スペルビアは、パラジウム加工のホワイトゴールド製、600個のホワイトダイヤモンドとブルーサファイアをセットしています。2005年に発表された、伝説的なモデルにインスパイアされた新しい”ダブルフライング トゥールビヨン”のムーブメント、RD108SQは、細部にわたって表現された初のダブルレギュレーターキャリバーで、ボリューム感があり、ダイヤモンドをセットした星型の装飾が施されています。RD108SQは進化したコンプリケーションの先駆者であるロジェ・デュブイへのトリビュートでもあります。このようなムーブメントを作ることができる時計師はほんのわずかしかいません。RD108SQのダブルフライングトゥールビヨンは秀逸でアイコニックなシグネチャーです。

       先陣を切って進むハイパーウォッチに秘められた多くの秘密。ロジェ・デュブイが得意とする魔術はすべて、ディテールに宿ります。ロジェ・デュブイはエクスカリバー スペルビアで、これまで誰もプレイしたことのないゲームを披露します。

       輝かしいワールドプレミアの舞台に立つエクスカリバー スペルビアの限界を超えることを恐れぬ勇気は、外装のメタルやセットした宝石の数だけではありません。まさに大胆なのは、フランジ、ベゼル、ケース、リューズにセットされているすべての石は4面体であり、カーブした面にインビジブルセットされていることです。セッティングのうち最も難しいインビジブルセッティングは、カーブした表面ではさらに難しくなります。

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      人が足を踏み入れる勇気のない領域

       ジュエラーもウォッチメーカーもこのようなセッティングを試みたことがない上、さらにそれをメンズウォッチで挑戦するというのはまさに前人未到の大胆な冒険です。このマスターピースで行われたセッティングの複雑なパターンも、これまで実現されたことのないもの。ジュネーブのロジェ・デュブイのマニュファクチュールは、石を裏側から支える構造をいれることにより、石と石の間に何も見えない完璧なインビジブルセッティングを可能にしました。

       さらに複雑なことに、エクスカリバー スペルビアにセットされたすべての石は4面体です。非常に小さな石をこの形にカットするには優れた技術を要します。

       このように一見不可能な冒険もそこに意味がなければ価値はありません。ロジェ・デュブイの次の挑戦は、4面体の石を並べるパターンです。エクスカリバー スペルビアのケースにセットされた238個の石は、それぞれが異なったフォルムとなるようパターンをデザインしたことが特徴的です。マニュファクチュールのクラフツマンたちはその困難な作業の中で、ある一点に6つや7つの石のアングルが重なりあうというような問題も解決しなければなりませんでした。

       ロジェ・デュブイの職人たちのスキルは、ここでとどまるものではありません。エクスカリバー スペルビアの最後の課題は、完璧に並べ合わせた三角の面を仕上げるインビジブルセッティングの最後のステップ、グルービング(溝入れ)にありました。これは4面体の石においては非常に難しい工程で、一つの溝をいれるのに平均30分かかるため、600個のダイヤモンドの3つの表面に入れるだけでも900時間かかります。それに加えケースとベゼルのセッティングに420時間、それも、石のカッティングにかかる時間を別にしてこれほどまでの時間を要します。全体工程では、バゲットカットの石をケースにセットする場合に比べ、約3倍の時間がかかります。ロジェ・デュブイの目指す複雑なスタイルに仕上げるため、エクスカリバー スペルビアではセッティングをカーブした表面に行うという挑戦を加えました。

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        シンプルで率直なこの美しいタイムピースの芸術的なラインは、インテリア/空間デザイナー、KAZ SHIRANE (白根昌和)のアートを思わせます。他者との違いを打ち出すブランド、ロジェ・デュブイは、このアーティストと多くの感性を共有しており、それはビジュアル面だけにとどまりません。

      「私は訪れてくれる人が感じることのできる、インタラクティブな空間作りをしています。鏡を張りつめた空間に人が入ると、鏡に映るという現実にとり巻かれます。そして空間に入った人はこのスペースの共同クリエーターとなることができます。この鏡張りの空間は、この空間に入る人の気持ちを聴きとると共に、増幅するアンプともなります。訪れる人は、自らの心の中を映し出すこの空間において、自身がアーティストとなることができます。このインスタレーションで訪れる人に科される唯一のルールは、この空間を自由に楽しむということです」

       ロジェ・デュブイと私は共通のビジョンを持っています。自らが主役であると感じることのできる驚くべきピースをつくるということです。私にとってロジェ・デュブイ スペルビア ウォッチは、一瞬で不思議の国に運んでくれるタイムマシンのようなもの。私はいつも自分の作品にこのような空間をつくりたいと思っているのです。絶妙なクラフツマンシップは、もちろん素晴らしい。でもそれよりも感動したのは、これがとても芸術的なピースだということです。独創的なデザインが光を美しくとらえ、遠くからでも目をひきます。

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       私の作品がこの新しいウォッチにインスピレーションを与えたことを光栄に思います。芸術には多くの局面があり、新たな可能性を開くものであることを証明しています。

       ロジェ・デュブイが心を込めてプロダクトを作り込むことは、称賛に値します。品質とディテールへのこだわりが随所に見られます。私は、このコラボレーションがさらに発展することを願っています。私の役割はロジェ・デュブイの哲学を表現し、私の芸術を通じて皆様に最高の体験をしていただくことです。

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      メメント・モリ(死を忘れるなかれ)

       選ばれた人のためのハイパーウォッチ、エクスカリバー スペルビアは、人生をより偉大に、そして最大限に生きることに焦点を当てた共通のマインドセットを示すものです。メメント・モリ懐中時計の伝統にのっとり、また「与えられた命は短し、喜びと高揚そして自由をおおいに謳歌するべし」との語句を思い出させるこのエクスカリバー スペルビアのムーブメントには、メメント・モリ と彫り込まれています。これからメゾンのすべてのハイパーウォッチのムーブメントにはこの言葉が刻まれています。死を忘れないということは生を忘れないということです。そして、それは紛れもなくハイパーホロロジーを体験するための最もエキサイティングな方法でもあります。

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      エクスカリバー スペルビア
      Excalibur Superbia

      Ref.:RDDBEX0821
      ケース径:45.0mm
      ケース厚:14.4mm
      ケース素材:ホワイトゴールド、三角錐カットのダイヤモンドセッティング
      防水性:100m
      ストラップ:カーフレザー、インターチェンジャブル クイック リリース システム、ダイヤモンドをセッティングしたホワイトゴールド製カバー、チタニウムブレード、トリプルフォールディングバックル
      ムーブメント:手巻き、Cal.RD108SQ、ダブルフライングトゥールビヨン、72時間パワーリザーブ
      仕様:時・分表示、ホワイトゴールド製のケースバックにブリリアントカットのダイヤモンドセッティング、全部で600個のホワイトダイヤモンドとブルーサファイアをセット
      限定:ユニークピース

      ブランドニュース アストロン(ASTRON) /sites/default/files/newsThumbnail/title_SBXC073_main_trim.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_SBXC073_main_trim.jpg

       セイコーより2020年の新作として、セイコーの創業者である服部金太郎の生誕 160周年を記念する数量限定モデルが登場します。服部金太郎のの誕生日(旧暦)である10月9日(金)より国内、海外で順次発売されします。


       2020年は、創業者である金太郎の生誕160周年という記念すべき年にあたります。セイコーはこれまで、金太郎の「常に時代の一歩先を行く」という理念のもと、数多くの革新的な製品を生み出してきました。その中でも、世界初のGPSソーラーウオッチ<セイコー アストロン>は、バッテリーを気にすることなく、地球上のどこにいても GPS衛星からの電波を受信して、すばやくその場所の正確な時刻を表示するという究極の実用機能を備え、1969年にセイコーが世界に先駆けて発売した<クオーツアストロン 35SQ>に次ぐ第二の革命ともいえる腕時計です。先進のテクノロジーで腕時計の新しい在り方を提示する<セイコーアストロン>は、まさに金太郎の理念を最も体現するブランドと言えます。

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      重厚な存在感を放つ、威風堂々としたデザイン

       本作は、創業者を記念するモデルに相応しい威厳ある堂々とした佇まいをイメージした「黒」と「金」を基調としたモデルです。ベゼルには硬く、耐擦傷性に優れたジルコニアセラミックスを採用し、160周年にちなんだ 16面カットを施しています。豊かで立体的な光の表情と、その光沢感のある輝きがいつまでも味わえる特別な仕上げとなり、ブラックをベースとした立体的なダイヤルを際立たせています。

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      1900年に登録された商標「丸角 Sマーク」を裏ぶたに施した特別仕様

       裏ぶたの中央部には、金太郎が 1900年(明治 33年)に登録した商標「丸角 Sマーク」を鍛造で浮き立たせ、ゴールドカラーで仕上げました。その周囲には金太郎が掲げた理念「常に時代の一歩先を行く」の英訳“ONE STEP AHEAD OF THE REST”と“KINTARO HATTORI”をマーキングしました。

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      「丸角 Sマーク」の特製ピンバッジとメッセージカード、付け替え用ストラップが入ったスペシャルボックス

       裏ぶたと同じ「丸角 Sマーク」の特製ゴールデンピンバッジに加え、金太郎を曾祖父とする、現在のセイコーウオッチ代表取締役会長兼 CEO服部真二からのメッセージカードと付け替え用のクロコダイルストラップをスペシャルボックスに収めた限定パッケージです。

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      服部金太郎略歴

       1860年 銀座に生まれる。1881年 服部時計店(現セイコーホールディングス)創業。1892年 精工舎を設立し、掛時計の製造に着手。1901年 東京時計商工業組合頭取就任。1902年 このころより時計王と呼ばれるようになる。1913年 国産初の腕時計を製造・販売。1923年 関東大震災後、焼失した修理預かり品の時計をすべて新品で返済。1924年 時計類にSEIKOの名称を使い始める。1930年 私財を投じて学術の奨励援助を目的とした財団法人服部報公会を設立。1934年 永眠。

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      服部金太郎 生誕160周年記念モデル
      セイコー アストロン SBXC073

      Ref.:SBXC073
      ケース径:42.8mm
      ケース厚:15.6mm
      ケース素材:チタン(スーパー ブラックダイヤシールド)
      ストラップ:チタン(スーパー ブラックダイヤシールド)
      防水性:日常生活用強化防水(20気圧防水)
      ムーブメント:GPSソーラームーブメント、Cal.5X53、平均月差 ±15秒(受信できない状態で、気温5℃~35℃において腕に着けた場合)
      仕様:時・分・秒表示、GPS衛星電波受信によるタイムゾーン修正機能、スーパー スマートセンサー(自動時刻修正機能)、強制時刻修正機能
      ※「5Xシリーズ」では、タイムゾーン修正(手動を除く)に成功すると、その地域の DST(サマータイム)の実施情報を反映した時刻を表示します。
      付属品:付け替え用のクロコダイルストラップ、特製ボックス
      限定:世界限定2,500本
      価格:400,000円(税抜)
      発売予定:2020年10月9日(金)

      ブランドニュース リシャール・ミル(RICHARD MILLE) /sites/default/files/newsThumbnail/title_RM72-01_RG_34FRONT_BB.png /sites/default/files/newsMainImage/title_RM72-01_RG_34FRONT_BB.png

        2020年の新作としてリシャール・ミルより、自社内で開発、デザインが行われた、初の完全自社製フライバッククロノグラフを継祭した「RM 72-01 オートマティック フライバック クロノグラフ」が登場します。

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      「WITHIN」(真髄)―創造の鼓動

       全ての創造物には、それぞれの内なる世界があります。精神と感覚の狭間で新たなる空間が誕生するのです。唯一無二でありながら、時を超越し、革新的で高い性能を誇る、「RM 72-01オートマティック フライバック クロノグラフ」が、高級時計とダンス・音楽が交差する世界に誕生します。

       リシャール・ミル最新の“代表作”-言わば感動のメトロノームは、テクノロジーをもってエレガンスを表現した作品です。何よりも、自社内で開発、デザインが行われた、初の完全自社製フライバッククロノグラフに注目してください。このために専任チームが30か月もの間、取り組んだ成果なのです。

       新作RM 72-01は時間を表示するにあたって、3という数字を計測のビートとして、3・8・11の数字を強調することにより、表現のリズムを生み出しているのです。ブルー、オレンジ、グリーンの3色の針がそれぞれに3種の時(秒、分、針)を示すために6歯コラムホイールによって指揮され、絶妙なハーモニーで動く様子がご覧いただけます。

       このクロノグラフの分から時への連結部は、秒の歯車から独立しています。これが、リシャール・ミルによって開発され、パテントを取得したダブルスイングピニオンの連動機構です。

      「歯車にかみ合うこのピニオンは対になっています。ひとつが秒、もうひとつが分のためのものです。このシステムを採用することによって、ムーブメントの中心部に据え付ける垂直構造のクラッチよりも、ムーブメントを薄くすることができるのです。」とムーブメントの技術部長であるサルバドール・アルボナは、そう語ります。さらに結果として、このクロノグラフ機構は、パワーリザーブにも影響を及ぼしません。キャリバーCRMC1は非常に薄く、425もの異なる部品を内蔵しているにも関わらず、わずか6.05㎜を実現しているのです。

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       24時間積算計と60分積算計がそれぞれ5時位置と2時位置に配置され、クロノグラフが短時間の計測のみに備えつけられているのではないこと証しています。このメカニズムは、構想から、製造、組み立てに至るまで、レ・ブルルーにあるブランドのワークショップで為されました。オープンワークとなっているケースバックからこの精密機構をリシャール・ミルの刻印とともに見ることができます。

       このモデルは、5Nレッドゴールド、チタン、ブラックセラミックスとホワイトセラミックスの4つのバリエーションを用意しています。自動巻きで、クロノグラフの使用有無にかかわらず50時間パワーリザーブを保持しています。使用感の良さにこだわった造形をもち、機械と手作業による仕上げが相まって、日常で使える時計としてのデザインを完成させました。

       振付師べンジャミン・ミルピエと音楽家トマ・ルーセルという名高いアーティストによって、この技術および芸術面でも野心的なプロジェクトを表現することがかなうのです。リシャール・ミルと同じくハイブリッドなクリエーターであるこの2人は独特な視野と想像力によって、完璧な時の鼓動と調和するムーブメントへのこだわりをテーマに「WITHIN」(真髄)という傑作を創り上げました。

       バレエと交響楽団というそれぞれの領域にあって、べンジャミン・ミルピエとトマ・ルーセル双方が、伝統と伝承という富をもとに、彼らが敬う芸術を現代的ビジョンへと昇華させました。科学と感情の絶妙な融合がブランドの新しいプロジェクトへと彼らをたちまちにいざなったのです。厳しく守られる真髄と現代的な感性とが力強く融合して独創的作品が完成しました。

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      「WITHIN」(真髄)と名付けられた彼らの作品において、ベンジャミン・ミルピエはジョシュア・ツリーの砂漠の真っただ中でカメラの後ろに控えました。この無機質で浄化された風景が、リシャール・ミルが時計に表す素材の高貴さと美しさに共鳴します。この究極の舞台でダンサーたちは、秒針がかちかちと躍動するように生き生きとした力強さで時空をかいくぐり、いつ終わるとも知れぬ踊りを続けるのです。

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       人類その起源を再発見しそこに立ち戻るかのようなこの神秘の空間が、トマ・ルーセルにまさしくインスピレーションを与えることになりました。時計のクロノメーター機能を念頭に置いたうえで、作曲家はそこにテンポをつけ、音楽となったリズムがダンサーたちの思いのままあふれ出るエネルギーへとつながり、生命力の渦の周りを神秘的な音楽に包み込まれるのです。この曲は権威あるロンドン交響楽団の50名の団員により、ロンドンのセント・ルーク教会のスタジオで録音されました。

       RM 72-01オートマティック フライバック クロノグラフは、自社ムーブメントの大集成です。

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      RM 72-01 オートマティック フライバック クロノグラフ
      RM 72-01 Automatic Winding Flyback Chronograph

      ケースサイズ:38.40×47.34mm
      ケース厚:11.68mm
      ケース素材:5Nレッドゴールド
      ストラップ:ラバー
      防水性:30m
      ムーブメント:Cal.CRMC1(自社製)、約50時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、39石
      仕様:時・分・秒・日付表示、2時位置に60分積算計(オレンジ)、3時位置にファンクションインジケーター、5時位置に24時間積算計(グリーン)、9時位置に秒針(ブルー)、7時位置に日付け、5Nレッドゴールド製ベゼル、カーボンファイバー製インナーベゼル、5NレッドゴールドとブラックTZPセラミックス製リューズ
      予価:26,000,000円(税抜)

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      RM 72-01 オートマティック フライバック クロノグラフ
      RM 72-01 Automatic Winding Flyback Chronograph

      ケースサイズ:38.40×47.34mm
      ケース厚:11.68mm
      ケース素材:グレード5チタン
      ストラップ:ラバー
      防水性:30m
      ムーブメント:Cal.CRMC1(自社製)、約50時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、39石
      仕様:時・分・秒・日付表示、2時位置に60分積算計(オレンジ)、3時位置にファンクションインジケーター、5時位置に24時間積算計(グリーン)、9時位置に秒針(ブルー)、7時位置に日付け、グレード5チタン製ベゼル、カーボンファイバー製インナーベゼル5NレッドゴールドとブラックTZPセラミックス製製リューズ
      予価:20,500,000円(税抜)

      ブランドニュース ダニエル ラザー(DANIEL LAZAR) /sites/default/files/newsThumbnail/title_526.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_531.jpg

       2020年の新作としてダニエル ラザーより「エイスワンダー レインボー」が登場します。

       ダニエル ラザーは“これまでに存在しないものづくり”をコンセプトに、個性的なコレクションを発表し続けてきた、ニューヨーク生まれの時計ブランド「ティレット」のディフュージョンラインとして誕生しました。


       ティレットのデザイナーの名前を冠したこのブランドは、個性派時計への最初のステップとして、他の誰でもない自分を演出してくれる相棒として時計を身につけてもらい、いずれは、さらなるラグジュアリーな世界であるティレットへと続くための“Way to Tiret”としてのエントリーブランドです。

       ダニエル・ラザーのフラッグシップモデル「Eighth Wonder(エイスワンダー)」。最大の特徴は、ティレットも得意とする希少な隕石を使用した文字盤と、ケース前面を覆う特徴的なグリッドです。このグリッドはケース幅からはみ出すことなく回転する機構になっています。新作として仲間入りしたエイスワンダー レインボーはチタニウム製のケースとグリッド部分に陽極酸化処理を施すことでレインボーカラーを着色しています。スポーツカーのチタンマフラーなどにも転用されている技術で、細部までライフスタイルにこだわりを持つ人々に向けたコレクションです。

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      EIGHTH WONDER RAINBOW
      エイスワンダー レインボー

      ケースサイズ:縦60mm(ラグ含む)×横50mm
      ケース素材:チタニウム
      ストラップ:ラバー
      防水性:10気圧
      ムーブメント:自動巻
      仕様:時・分・秒表示、ケースグリッドの取り外し交換が可能、トノー型逆回転防止ベゼル
      価格:480,000円(税抜)

      ブランドニュース ブルガリ(BVLGARI) /sites/default/files/newsThumbnail/title_525.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_530.jpg

      2020年9月2日-イタリア、ベネチアにて開催された第77回ベネチア国際映画祭のレッドカーペットに米国の俳優でありディレクターのマット・ディロンは、2020年のジュネーブ・ウォッチ・デイズにて復刻したばかりのアイコニックなブルガリの「ブルガリ アルミニウム クロノグラフ」のウォッチを纏い、登場しました。

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      フランスの俳優であるアントニー・ドロンは、イタリアの女優であるスベバ・アルビティとともにブルガリを纏い初めて一緒にレッドカーペットに登場しました。アントニーの腕もとには、ブラックダイアルにブラックセラミック製のブレスレットウォッチ「オクト フィニッシモ」がエレガントに輝き、スベバのデコルテに煌めいていたのは、ダイヤモンドとエメラルドの新作「バロッコ」ネックレスでした。

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      メキシコの俳優であるアレハンドロ・シュパイツァーの胸元には、ルビーがアクセントに輝くプラチナ製の「バロッコ」のハイジュエリーブローチが輝きを放ち、ゴールドとアリゲーターブレスレットの「オクト フィニッシモ」のタイムピースとともに、レッドカーペットに現れました。

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      2020 New Model | REBELLION TIMEPIECES
      2020年 レベリオン・タイムピース新作情報


      2020年 レベリオン・タイムピース新作情報




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          ブランドニュース オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET) /sites/default/files/newsThumbnail/title_CODE_26399BC-OO-D321CR-01_closeup_GP22S_ORIGINAL.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_CODE_26399BC-OO-D321CR-01_closeup_GP22S_ORIGINAL.jpg

           2020年の新作としてオーデマ ピゲが「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」のコレクションに新たな自動巻きフライングトゥールビヨン クロノグラフを加えました。オーデマ ピゲはフライングトゥールビヨンのクラシシズムと品格を現代的で優れたスポーツコンプリケーションのフライバッククロノグラフに結びつけました。 新作「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライングトゥールビヨン クロノグラフ」は50本限定です。この複雑なウォッチは、現代的なデザインと品格ある建築的な要素により、伝統のクラフツマンシップを確かなアプローチで示しています。


          最前線のアーキテクチャー

           マイケル・フリードマンコンプリケーション部門責任者はこう語りました。「私たちのすべてのプロダクトは過去と現在を繋ぐ糸。それはケースが微妙な光の陰影をとらえる手仕上げのディテールを映し出すキャンバスであり、アーキテクチャルな構造を見るとそれがよくわかる。新しいCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン クロノグラフではさらに光の陰影のコントラストを強調し、オープンワークダイヤルの要素の一つ一つの美しい仕上げ、複雑な多重層のメカニズムにより、微妙なアートワークの世界が展開されている。ケース、ダイヤル、ムーブメントなどウォッチのどの部分も時計師と工芸職人たちのクラフツマンシップを展開する舞台となる。そこにはオーデマピゲの物語が存分に語られている」

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            このハイコンプリケーションウォッチは、18Kホワイトゴールドケース、そしてダイヤルとムーブメントの間の境界をとり払った立体的でアーキテクチャルなダイヤルデザインを組み合わせています。オープンワークのブリッジは、チタンとニッケルシルバーをそれぞれロジウムカラーとブラックメッキで仕上げてコントラストをアピール。深みの中に光を微妙に映し出しています。ムーブメントと外装部品は100以上の手磨きのアングルを含み、サテンブラッシュとサンドブラストを組み合わせ、すべて手作業でていねいに仕上げられています。

           3時位置と9時位置には複雑なメカニズムの一部をのぞかせる透明なクロノグラフカウンター、6時位置ではダイナミックなフライング トゥールビヨンが回転します。ブルーラッカーのインナーベゼルに、ホワイトゴールドの針とクロノグラフリングが上品な彩りをそえ、ウォッチに合わせたダークブルーのハンドステッチを施したアリゲーターストラップが全体を引き立てます。

           薄いベゼルのフォルムにぴったりとフィットした複雑なダブルカーブのサファイアクリスタルを通して、現代的なダイヤルデザインと洗練された手仕上げの美しさを堪能することができます。サファイアケースバックからはキャリバー2952のサテンブラッシュとサンドブラスト仕上げのオープンワークブリッジが見えます。このキャリバーはマニュファクチュールの最新の自動巻きムーブメントで、フライング トゥールビヨンとフライバッククロノグラフを組み合わせています。22Kピンクゴールド製、ロジウムカラー、オープンワークの回転錐がブリッジ、ケースの色と美しくマッチしています。

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          オーデマ ピゲトゥールビヨンウォッチのパイオニア

           CODE 11.59バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨンクロノグラフは、マニュファクチュールのトゥールビヨンウォッチのたゆまぬ開発の成果を示すものです。1801年にアブラハム=ルイ・ブレゲが発明したトゥールビヨンのシステムは懐中時計に使われ、世界各地で愛用されましたが、腕時計には1986年までほとんど使われませんでした。トゥールビヨンは、今日まで時計づくりの技術とアートのシンボルとして評価されてきました。このメカニズムを熟知する時計メーカーは非常に少数です。

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           1980年の始め、オーデマピゲの取締役ジョルジュ・ゴレイはアトリエに新しく入ってきた時計師セルジュ・メイランに、時計史で初めて5.3ミリという超薄のケースに自動巻きトゥールビヨンを収めるという挑戦的な課題を与えました。セルジュはこの挑戦に見事に成功。このトゥールビヨンは今日でも径7.2ミリ、0.123グラムという世界で最も小さく最も軽いトゥールビヨンの一つです。1986年に発売されたこのウォッチは、複雑なメカニズムの魅力で高級時計の市場に新たな道をひらきました。

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            マニュファクチュールは続いて1999年にトゥールビヨンとクロノグラフを初めて組み合わせたウォッチ、ジュール・オーデマ トラディション デクセランス n°1を発表。トゥールビヨン、クロノグラフとミニッツリピーターを組み合わせたこのプラチナ製20本限定のムーブメントは、全て社内で開発製造したものです。2003年にはオーデマ ピゲ初のクロノグラフ トゥールビヨン ムーブメント手巻きキャリバー2889が、ロイヤルオークコレクションに搭載されました(ref. 25977)。それ以来、この複雑なムーブメントはマニュファクチュールのコレクションの中で多くの進化を遂げています。

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           CODE 11.59バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨンクロノグラフは、オーデマピゲが初めてフライング トゥールビヨンと組み合わせたもの。この複雑なメカニズムは2018年にロイヤル オークコンセプトコレクションの中でマニュファクチュールが発表しました。クロノグラフとフライングトゥールビヨンを搭載した最新のCODE 11.59バイ オーデマ ピゲコレクションにより、マニュファクチュールは伝統のクラフツマンシップを新たな解釈でよみがえらせました。

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          CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン クロノグラフ

          Ref.:26399BC.OO.D321CR.01
          ケース径:41.00mm
          ケース厚:13.75mm
          ケース素材:18Kホワイトゴールド
          ストラップ:「大きな竹斑」入りブルーアリゲーター(ハンドステッチ)、18Kホワイトゴールド製APフォールディングバックル
          防水性:30m
          ムーブメント:自動巻き、Cal.2952、約65時間パワーリザーブ、毎時21,600振動
          仕様:時・分・秒表示、ブルーラッカーのインナーベゼル、フライングトゥールビヨン、フライバッククロノグラフ、オープンワークダイヤル
          限定:オーデマ ピゲ ブティック 銀座、オーデマ ピゲ ブティック 大阪、オーデマ ピゲ ブティック 名古屋、YOSHIDA 東京本店にてお取扱い、世界限定50本
          価格:要問合わせ

          ブランドニュース オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET) /sites/default/files/newsThumbnail/title_CODE_26399CR-OO-D002CR-01_closeup_GP22S_ORIGINAL.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_CODE_26399CR-OO-D002CR-01_closeup_GP22S_ORIGINAL.jpg

           2020年の新作としてオーデマ ピゲより「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」のコレクション加わった新たな自動巻きフライング トゥールビヨン クロノグラフの18KWGのケースに18KPGのミドルケースを用いたバイカラーモデル「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン クロノグラフ」が日本先行発売されます。

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           オーデマ ピゲは新作「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン クロノグラフ」で、フライング トゥールビヨンのクラシシズムと品格を現代的で優れたスポーツコンプリケーションのフライバッククロノグラフに結びつけました。

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          CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン クロノグラフ

          Ref.:26399CR.OO.D002CR.01
          ケース径:41.00mm
          ケース厚:13.75mm
          ケース素材:18Kピンクゴールド(ミドルケース)、18Kホワイトゴールド(ベゼル、ラグ、ケースバック)
          ストラップ:ブラックアリゲーター 、18Kホワイトゴールド製APフォールディングバックル
          防水性:30m
          ムーブメント:自動巻き、Cal.2952、約65時間パワーリザーブ、毎時21,600振動
          仕様:時・分・秒表示、18KWG製ベゼル、フライングトゥールビヨン、フライバッククロノグラフ、オープンワークダイヤル
          限定:世界限定50本、日本先行発売
          価格:26,800,000円(税抜)

          ブランドニュース A.ランゲ&ゾーネ(A. LANGE & SÖHNE) /sites/default/files/newsThumbnail/title_524.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_529.jpg

           この特別モデルほど、A.ランゲ&ゾーネが伝統の時計技法をさらに発展させ、高級時計業界に幾度となく新たな刺激を与えてきたことを明確に物語る時計はないと言っても過言ではないでしょう。2017年に発表された「トゥールボグラフ・パーペチュアル “プール・ル・メリット”」は、5種類の複雑機構を同時に搭載した他に例のない技術のマスターピースです。そしてこの度、フェルディナント・アドルフ・ランゲの功績を称えるため、内製したハニーゴールド製ダイアルにブラックロディウム仕上げを施し、ハニーゴールドケースに収めた限定エディションが製作されます。

           フェルディナント・アドルフ・ランゲが一大決心をして、ザクセンの山間の小さな町グラスヒュッテに懐中時計工房を設立したのは、1845年12月7日のことでした。それが、ザクセン高級時計産業の起源となりました。それを記憶にとどめるべく、A.ランゲ&ゾーネが“F. A.ランゲへのオマージュ”アニバーサリーコレクションを製作します。このコレクションは、1815 ファミリーの「1815 ラトラパント・ハニーゴールド」、「1815 フラッハ・ハニーゴールド」、「トゥールボグラフ・パーペチュアル・ハニーゴールド」の3モデルで構成され、いずれも製作数限定で展開されます。この特別エディションの一つ、50本限定のトゥールボグラフ・パーペチュアル・ハニーゴールドは、2017年に初めてチェーンフュジー機構、トゥールビヨン、クロノグラフ、ラトラパント、永久カレンダーの5種類の複雑機構を初めて1本の腕時計に搭載した「トゥールボグラフ・パーペチュアル “プール・ル・メリット”」に、特別な装飾仕上げを施したムーブメントと今までになかったダイアルを収めて登場します。


          ハニーゴールドに気品あふれるレリーフ彫り
           A.ランゲ&ゾーネは、「トゥールボグラフ・パーペチュアル・ハニーゴールド “F. A.ランゲへのオマージュ”」のダイアルを、これまでとはまったく違うアプローチでデザイン・製作しました。ブラックロディウム仕上げを施したダイアルは、直径43mmのケースと同じ18Kハニーゴールド無垢製です。ダークカラーを背景に、浮彫りの数字と目盛りならびにロゴがくっきりと浮かび上がります。これらはダイアルに取り付けたのではなく、ダイアル表面から約0.15mm隆起しているのです。このレリーフ彫りによって、ダイアルが立体的な印象に仕上がり、この時計に独特の魅力を生み出しています。

           時刻とカレンダーを表示する針、そしてブラックロディウム仕上げのムーンディスクも、ダイアルと同じハニーゴールドで製作されました。ムーンディスクの艶々とした表面が少し盛り上がった二つの月を、手彫りの星々が縁取ります。ダイアルとムーンディスクは本社アトリエで製作されました。だからこそ、創造性に富んだデザインを完璧な形で実現できたのです。

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          前代未聞の複雑さ
          「トゥールボグラフ・パーペチュアル・ハニーゴールド “F. A.ランゲへのオマージュ”」のキャリバー L133.1は684個の部品からなり、比類なきほどに複雑な構造のムーブメントです。ラトラパント・クロノグラフを制御するコラムホイール、チラネジテンプ、そして手作業による仕上げまで、昔ながらの高級時計製作技法に則っています。この時計にグランド・コンプリケーションと命名しても、決して大げさではありません。ただしそれは、A.ランゲ&ゾーネがまだ、この名前を冠する時計を作っていなかったとすればの話です。その名前はすでに、2013年に発表され、世界でたった6本しか存在しない合計7つの複雑機構を搭載するマスターピース「グランド・コンプリケーション」に捧げられています。


          複雑機構の五重奏
           2017年に発表された「トゥールボグラフ・パーペチュアル “プール・ル・メリット”」は、その年のSIHHジュネーブサロンで注目を集めました。このような形で5つの複雑機構を融合させた腕時計は、他に例がなかったからです。A.ランゲ&ゾーネはすでに2005年に、チェーンフュジー機構、トゥールビヨン、そしてラトラパント・クロノグラフを搭載した「トゥールボグラフ “プール・ル・メリット”」を製作していました。そこに永久カレンダーを加えるだけで、さらに200を超える部品が必要になるだけでなく、それによってムーブメントの動力の流れが根本的に変わるため、新たに設計し直す必要がありました。

           表示針付き永久カレンダーは、毎月の日数が異なるにもかかわらず2100年まで日付を正しく表示します。2100年にカレンダーを修正すれば、再び次の100年間、毎日正しい日付を示します。カレンダーは三つのサブダイアルで構成されています。12時位置の日付、9時位置の曜日を指す針はハニーゴールド製です。月とうるう年は3時位置のサブダイアルで表示に一つの表示として配置されています。日付針付き日付表示の上半分には、誤差が1日分に累積するのに122.6年かかる高精度のムーンフェイズ表示が見えます。

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           永久カレンダーとラトラパント・クロノグラフを連動させるのは、設計技師たちにとって至難の業でした。なぜなら、クロノグラフ機能の使用中にカレンダー表示が進むときに、機構が干渉し合うことも、振幅の低下によって歩度の安定性を損なうことも、あってはならないからです。ここで、A.ランゲ&ゾーネの高度に複雑なクロノグラフの開発における長年の経験が生かされます。ゴールドプレート仕上げのクロノグラフ針の上に重なるブルースチールのラトラパント針は、クロノグラフ針とは別れて一旦停止し、10時位置のボタンを押せばクロノグラフ針に追いつき再び一緒に動きます。このようにして、計時中に何度でもラップタイムをとることができます。サファイアクリスタルのシースルーバックからは、その切替えプロセスを制御する2個のコラムホイールの動きをつぶさに見ることができます。30分積算計が9時位置に配置され、クロノグラフ表示がすべて揃えられました。

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           トゥールビヨンとチェーンフュジー機構を相互に緻密に調整して連係させることにより、物理的に避けられない二つの干渉要因、すなわち重力と徐々に弱まるゼンマイのトルクが補正されています。A.ランゲ&ゾーネが、腕時計という小さな空間で初めてチェーンフュジーで動力を伝達することに成功したのは、1994年のことでした。フュジーと呼ばれる螺旋状の部品と香箱をチェーンで連結し、テコの原理を巧みに応用してゼンマイの動力を常時一定のトルクでムーブメントに伝えます。フュジー(均力車)に組み込まれた遊星歯車の働きにより、ゼンマイを巻き上げる時にも香箱から脱進機に途切れなく動力が伝達されます。

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          アニバーサリーエディションならではの装飾仕上げ
           キャリバー L133.1には、職人が腕によりをかけ非常に丹念に仕上げ装飾が施されています。それらは、主要なディテールにおいて2017年モデルと異なります。アニバーサリーエディションでは洋銀製の受け部品の表面に粒状感を持たせ、ブランドロゴの刻印にブラックロディウム仕上げが施されています。クロノグラフ受けの手彫りの繊細な線もブラックロディウム加工で仕上げられています。それによって模様に立体感が生まれ、伝統的な機構に現代的な雰囲気を醸し出しています。

           工芸技能を駆使した装飾仕上げは、チェーンの線彫り模様にまで至ります。表面が曲面になっているトゥールビヨンの受け部分に施したブラックポリッシュは、最高度の技能と根気が要求される表面仕上げです。トゥールビヨンキャリッジを挟んで支持する2個のダイヤモンド受け石は、かつての最高品質クラス1Aの、F. A.ランゲ作の懐中時計を彷彿とさせます。当時のA.ランゲ&ゾーネの最高品質の証しであった、ゴールド製チラネジを付けたテンプ、受け石を固定するビス留め式ゴールドシャトンも使用されています。ムーブメントの仕上げ装飾に花を添えるのは、ハンドエングレービング入りテンプ受けに収まるダイヤモンド受け石です。ウォルター・ランゲとギュンター・ブリュームラインは、ブランドを再興すると同時に1Aと呼ばれる当時の最高品質基準を取り入れました。それはA.ランゲ&ゾーネの製品哲学として、伝統を現代に伝えています。

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          TOURBOGRAPH PERPETUAL HONEYGOLD “Homage to F. A. Lange”
          トゥールボグラフ・パーペチュアル・ハニーゴールド “F. A.ランゲへのオマージュ”

          Ref:706.050FE
          ケース径:43.0mm
          ケース厚:16.6mm
          ケース素材:18Kハニーゴールド®
          ストラップ:手縫いのダークブラウンレザー、18Kハニーゴールド®製フォールディングバックル
          ムーブメント:手巻き、Cal.L133.1(ランゲ自社製)、36時間パワーリザーブ(完全巻上げ状態)、毎時21,600振動、52石(うち2石はダイヤモンド受け石)
          仕様:時・分表示、トゥールビヨン、ラトラパント機能付きクロノグラフ、日付・曜日・月およびうるう年表示付き永久カレンダー、ムーンフェイズ表示、サファイアクリスタル風防(モース硬度9)、ブラックロディウム仕上げの18Kハニーゴールド®製ダイアル、レリーフ彫りの数字および目盛り
          限定:世界限定50本
          参考価格:500,000ユーロ(ドイツVAT19%含む)
          発売予定:2020年11月

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