ジャガー・ルクルトのクロック「アトモス」は1928年に誕生しました。ほかに類を見ないこの時計は従来の動力源や再度の巻上げを必要とせずに何世紀にもわたって動き続けます。
1930年以来、ジャガー・ルクルトは、マニュファクチュールの時計製造技術を活かして、技術的改良を続け、その独創的な才能を活かして、高く評価される芸術作品にまで高めています。
2022年、ジャガー・ルクルトは、類稀な芸術家や職人を取り上げた15の展覧会によって、ヨーロッパの最高のクラフツマンシップを称えるイベント「ホモ・ファベール」に、この「アトモス」を出展します。
時計製造における卓越したノウハウで選ばれたジャガー・ルクルトは、「Genealogies of Ornament」(装飾の系譜)展にて、時計製造と装飾芸術における複雑な職人技やこれまでに培われてきた専門性を紹介します。時間を計測する機械であり、同時に芸術的な傑作でもあるアトモスは、スイスのクラフツマンシップと創意の象徴として世界で認められています。
「ホモ・ファベール」は、ヴェネツィアのサン・ジョルジョ・マッジョーレ島で2022年4月10日から5月1日まで開催されます。
/sites/default/files/newsMainImage1/01_500_jaeger-lecoultre-heritage-atmos-newson-calibre566-b-2010.jpg1928年に誕生して以来、アトモスは、メカニズムの美しさだけではなく、その神秘的な動きで人々を魅了してきました。
人類は、外部からのエネルギー源を必要とせず、自律的に永遠に動き続ける装置-永久機関-にずっと憧れを抱いてきました。しかしながら、これまでそうした機械の発明は実現していません。その理由は単に物理的に不可能だからです。
しかし、ジャガー・ルクルトは、これまでに誕生したどんなメカニズムよりも永久機関に近い装置「アトモス」を生み出すことに成功しました。
宙で時を刻む
1928年、ヌーシャテル生まれの放射線技師のロイターが、置時計のプロトタイプを発表しました。現在ではアトモス0として知られているこのプロトタイプは、物理の法則に逆らうような機構を有していました。電池も電気も、定期的な巻上げも必要とせず、摩耗することも、外部からの介入も無しに、数百年も作動し続けることができる時計でした。
アトモスの背景にある機械的な原則は極めて単純ながら、その実現は大きな課題でした。置時計を作動させるのに必要とされるエネルギーは、日々の気温の変動によって供給されます。熱エネルギーが、機械的なエネルギーに置き換えられ、それがテンプの動きを作動させるというものでした。その秘密はガスを密封したカプセルにあります。このカプセルは、膜によって時計の駆動ゼンマイに接続されています。わずかな温度変化によってガスの体積が変化し、膜がアコーディオンの蛇腹のように「呼吸」して膨張・収縮し、ゼンマイを巻き上げます。気温がわずか1度変わるだけで、置時計は48時間分の動力を得ることができます。
このシステムは非常に優れていますが、ごくわずかな動力しか生成しないため、ムーブメントの消費する動力も同様にできる限り少なくなければなりません。実際、その消費量は極めて小さく、アトモスの置時計の消費量は、15ワットの白熱電球1個の消費量の6000万分の1です。メカニズムは、ねじれ振り子により時を刻み、金属を円形にして作ったテンプは、ニッケルを中心とした合金 エリンバー製の細いワイヤーから吊り下げられています。この環状のテンプが1回の振動に要する時間は1分。それは一般的な腕時計が必要とするエネルギーのわずか40分の1です。
プロトタイプから珍重されるオブジェに
ロイターがそのプロトタイプを発表した2年後の1930年、アトモスⅠの最初のモデルが販売されますが、技術的な問題があり、製品化および製造はすぐに中断してしまいます。
パリのある店で、アトモスを偶然目にしたジャック・ダヴィッド・ルクルトは、独創性のあるそのメカニズムに魅せられ、それを購入します。彼はロイターのコンセプトは優れているものの、メカニズムに問題があることをすぐに理解し、その問題は卓越した時計製造技術で克服できるだろうと考えました。マニュファクチュールがロイターに連絡を取ると、喜んだロイターはすぐにル・サンティエの工房を訪れ、ジャック・ダヴィッド・ルクルトの元で「新しいアトモス」プロジェクトに参加することになりました。改良されたアトモスⅠを販売しながら、ふたりはさらにメカニズムを向上させ、製品として完成させたいという明確な目的を掲げます。
そして根本的な改善がもたらされました。まずはムーブメントを正常に機能させるために気密性を高め、ロイターが使用していた水銀を、より安定性の高い塩化エチルに変更しました。また、部品をすべて見直し、量産に適するよう、メカニズムをよりシンプル、かつ堅牢になるよう設計しました。そして1939年、ジャガー・ルクルトは、新しいキャリバー519の完成度に一定の満足を得て、 「アトモスII」の製品化を開始することになります。
アトモスは瞬く間に成功を収め、1950年にはスイス連邦の公式贈呈品として選ばれるほどになりました。1951年までに、年間の製造数は1万個に達し、1979年には50万個目となるアトモスがル・サンティエから出荷されました。
一定の成功は達成されたとはいえ、アトモスのメカニズムには制約がありました。エネルギーの生成量が極めて少ないため、別の機能を作動させるための動力は十分にはありません。ジャガー・ ルクルトは1982年に、新しいムーブメント、キャリバー540の搭載によりこの問題を解決させます。エネルギー消費を限りなくゼロに近くすることで他の機能の付加が可能となりました。マニュファクチュールのエンジニアたちは、1990年代の終わりに初めてムーンフェイズ機能のあるアトモスを開発し、その後、天球図、調速機構が外から見える文字盤、均時差表示などのコンプリケーションを搭載し、さらにはコンスタントフォース機構を持つ“ミステリークロック”も実現しました。
/sites/default/files/newsMainImage2/02_1.jaeger-lecoultre-makingofatmos568bymarcnewsoncopyjohannsauty.jpgクラシックなデザインの変遷
アトモスは技術的な偉業であり、また芸術的な傑作でもあります。アトモスⅠのオリジナルモデルは、その“ガラスのドーム”の存在により、流線形でモダンなスタイルの基盤を作った極めて純粋な表現であり、今日の収集家たちの羨望の的です。そして、「アトモスII」のキャビネットは、時を経ても廃れることのないアールデコスタイルのラインと、直線的なデザインの絶妙なバランスにより、“ガラスボックス”のクラシックなフォルムの地位をしっかりと築きました。機能性とスタイルの完璧なる融合は、アトモスの数十年にわたる進化の中で、印象的なデザインのアイデンティティを支えてきたのです。合は、アトモスの数十年にわたる進化の中で、印象的なデザインのアイデンティティを支えてきたのです。
またアトモスのキャビネットは、時代の流れの中で、ごく自然にさまざまな芸術的影響を受け入れてきました。1970年代より、ジャガー・ルクルトは、才能あるデザイナーや専門技術を有した職人たちと力を合わせ、天文学的なコンプリケーションを含むアトモスの特別バージョンを生み出してきました。傑出したアトモスの作品の中でも、パリのデザインエージェントであるKohler & Rekowが1988年に考案したユニークなモデルをベースとして、1999年に新しいミレニアムを記念して作られた未来的なデザインの「アトランティス ミレニアム」、ハンドメイドによるキューブ型のバカラクリスタルに、メカニズムがぽっかりと浮かんでいるように見える、マーク・ニューソンによる 「アトモス 566」、そしてグスタフ・クリムトの絵画作品「接吻」を寄木細工で精巧に再現した2012年のアトモス・マルケトリーの「ル・ベゼ」があります。木や藁を使ったマルケトリー、エナメル細工、宝石セッティング、クリスタル製造技術…。グランド・メゾンはその最高級時計製造に対する同様のこだわりでもって伝統の装飾芸術を追求し、芸術性や創造性、精巧なクラフツマンシップの頂点にアトモスを昇華させます。
アトモスのムーブメントはすべて、マニュファクチュールにて開発、製造が行われ、アトモス専用工房にて手作業で組立が行われています。アトモスのメカニズムは、5週間にもわたってテスト、および調整が行われ、完成品ひとつを製造するのに8~10カ月を必要とします。
その発明から90年が経過した今も、アトモスは特別な地位を守りながら、感情で時を伝える置時計であり続けています。アトモスは、デザイン、技術力、伝統へのオマージュであり、そのフォルムの美しさ、テンプの静かな動き、機構の神秘性で人々を魅了し続けます。
2022 New Model | Grand Seiko
2022年 グランドセイコー新作情報

2022年 グランドセイコー新作情報
>ヘリテージコレクション 44GS 55周年記念限定モデル(SLGH009)
>2022年 グランドセイコー(Grand Seiko)
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光を意味するイタリア語の「ルーチェ」とラテン語の「ルクス」からインスパイアを受けた「ルチェア」コレクションより、「ルチェア スケルトン トルトラ 日本限定モデル」が誕生しました。
キジバト(イタリア語でTortora/トルトラ)から着想を得た今回の日本限定モデルは、これから春を迎える季節にふさわしいタイムピースです。キジバトは幸運のシンボルとして古代より愛されてきました。諸説ありますがなかでも「ノアの方舟」という物語に由来するということは広く知られています。この物語の中で主人公のノアは陸地が残っているかを調べるためにハトを放しました。するとキジバトがオリーブを持って帰ったことから、陸地が残っていることが判明したのです。この逸話がもとになってキジバトが平和の象徴として称えられるようになったとされています。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_432.jpg「ルチェア スケルトン」は、ブランドロゴをダイヤルデザインとしてムーブメントに取り入れた史上初のタイムピースです。新作「ルチェア スケルトン トルトラ 日本限定モデル」のオープンワークダイヤルに垣間見えるピンクゴールドのブルガリロゴにトルトラの美しい羽根を彷彿とさせるトープカラーのアリゲーターストラップのカラーコンビネーションは、手元に春の華やぎをもたらします。カボションカットのシンセティックピンクルベライトのリューズと同色の指針は、シンプルな中にも女性らしい優雅な印象をあたえます。
現代を生きる女性を輝かせるタイムピース「ルチェア スケルトン トルトラ 日本限定モデル」は、2022年3月に限定150本で発売します。
/sites/default/files/newsImage1/s01_421.jpgLVCEA SKELTON TORTORA
ルチェア スケルトン トルトラ 日本限定モデル
Ref:SAP103686
ケース径:33mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:50m
ストラップ:トープカラーアリゲーター
ムーブメント:自動巻き、Cal.BVL191、毎時28,800振動、約42時間パワーリザーブ
仕様:時・分・秒表示、ピンクゴールド製ベゼル、ピンクゴールド製リューズにカボションカットのシンセティックピンクルベライトとダイヤモンド1石をセッティング、ピンクゴールド製オープンワークブルガリロゴダイヤル
限定:日本限定150本
価格:1,375,000円(税込)
発売予定:2022年3月
2022 New Model | TISSOT
2022年 ティソ新作情報

2022年 ティソ新作情報
>ティソ シースター 1000 クォーツ 36mm(TISSOT SEASTAR 1000 QUARTZ 36MM)
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2022 New Model | ORIS
2022年 オリス新作情報

2022年 オリス新作情報
>ダイバーズ65 キャリバー400(Divers Sixty-Five Calibre 400)
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モリッツ・グロスマンがセントラルセコンドのバリエーションモデルとして世界限定25本のパープルダイヤルモデルを発表しました。腕元できらめく鮮やかなパープルダイヤルに、カジュアルシーンにも適したクーズーストラップを合わせています。
モリッツ・グロスマンは2021年にブランド初となるセンターセコンドモデル、セントラルセコンドを発表しました。モリッツ・グロスマンのこれまでのモデルでは6時または7時位置のサブダイヤルで秒を表示していましたが、セントラルセコンドでは洗練された長い秒針が文字盤の中央に配置されています。スチール製の針には暗所でグリーンに光る蓄光ハイセラム樹脂が充填されており、スポーティな印象に合わせデイリーユースに適したステンレススチールケースが採用されています。グラスヒュッテの古典的な技法と現代の技術を併せ持った革新的なムーブメントを搭載したこのリミテッドモデルはSchönstesdeutschesHandwerk - 「最も美しいドイツの職人技」の理念を表しています。
世界限定25本のパープルダイヤル
鮮やかなパープルダイヤルは豊かな光彩をたたえ、均整の取れたインデックスや針のデザインが洗練された印象を強めます。繊細なサンレイ仕上げが施されたパープルダイヤルは、光の強さと見る角度により色合いを変え、美しくきらめきます。
ダイヤルカラーとコントラストを成すホワイトで印字されたアラビアインデックスと、一本ずつ丁寧に手仕上げされた自社製の針、そしてケースの細身のベゼルが調和し鮮やかなパープルダイヤルを際立てます。蓄光塗料を用いて記されるアラビアインデックスに加え、時針と分針にも暗所でグリーンに光る蓄光塗料を含むハイセラム樹脂を充填しており、暗闇の中でも時刻をはっきりと読み取ることができます。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_431.jpgキャリバー100.11
セントラルセコンドに搭載されるキャリバー100.11の細部にまで、職人が丁寧に手仕上げしたパーツを見ることができます。プレートと地板に用いられるジャーマンシルバー特有の温かみのある色調をそれぞれ異なる仕上げが施されたパーツの数々が際立たせており、ブラウンバイオレットに焼き戻したネジとも調和します。
秒針をセンターに配置し駆動させるために、ゼンマイの力は中間車を介して3番車から新たに設計された中央の2番車へと伝えられます。
ムーブメント全体の外観のバランスを整え調和させるため、ムーブメントのパーツは同じ高さへと揃えられました。そのためプレートと角穴車の厚みをそれぞれ調整しています。
最高水準の職人技は角穴車の歯の一枚一枚にも見ることができます。角穴車の歯先は十分に面取りされており、そのポリッシュ仕上げが美しい光沢を放ちます。さらに角穴車の表面には細やかなサンレイ仕上げも施されています。
これまでのグロスマン製ムーブメントとは異なり、キャリバー100.11の丸穴車はプレートに覆われ、角穴車の横には目を引く大きなサイズの新たな中間車があります。さらにムーブメント中央の秒針用の歯車も手作業で面取りされ、丁寧に磨かれています。
グロスマンが掲げるサービスコンセプトに則して、中央に位置する秒針のための新しい歯車は必要な際にいつでも取り外すことが可能です。バネが歯車の下にある溝にはめ込まれており、歯車を固定し正確でスムーズな運針を可能にします。ムーブメントが完全に組み立てられた状態でもプレートを外す必要はなく、ネジを回すことでいつでもこのバネを調整することができます。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_347.jpgグロスマン製プッシャー付き手巻き機構
自社で開発された独自のプッシャー付き手巻き機構には完璧な時刻調整のためのメカニズムが採用されており、リュウズを引いた際に異物がムーブメント内部へ入ることや、リュウズを押し戻す際に意図せず針が動いてしまうという問題を解決することができます。
リュウズを引き出すと時刻調整モードに切り替わり、時計は動きを停止します。手を離すとリュウズはバネの力で元のポジションへと戻りますが、そのままリュウズを回すことで時刻の調整が可能です。時計をリスタートさせるには4時位置にあるプッシャーを押し、それと同時に時計は巻き上げモードへと再び戻ります。
リミテッドエディション
パープルダイヤルのセントラルセコンドは世界限定 25 本のリミテッドモデルです。
CENTRAL SECOND PURPLE
セントラルセコンド パープル
Ref:MG-003297
ケース径:41mm
ケース厚:12mm
ケース素材:ステンレススチール
ストラップ:クーズー、ステンレススチール製ソリッドピンバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.100.11(自社製)、毎時18,000振動、約42時間パワーリザーブ(完全巻上げ状態から)、22石(うち1石はゴールドシャトンに使用)
仕様:時・分・秒表示、ストップセコンド機能、グロスマン製プッシャー付き巻き上げ機構、サンレイ仕上げのパープルダイヤル、蓄光塗料を含むハイセラム樹脂とともに仕上げを施したスチール針、シースルーケースバック
限定:世界限定25本
価格:3,850,000円(税込)
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セイコーウオッチ株式会社が、セイコー プレザージュの洗練された日本の美意識を表現するデザインシリーズ「Sharp Edged Series」より、新開発したオープンハート仕様のメカニカルムーブメントを搭載したレギュラーモデル2機種を2022年6月10日(金)より発売します。希望小売価格は各115,500円(税込)です。次に、GMT機能を搭載した限定モデルを2022年7月22日(金)より発売します。希望小売価格は176,000円(税込)です。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_430.jpg眺める楽しさを大切にした、オープンハート仕様の新キャリバー「6R38」
レギュラーモデル2機種に、新開発のメカニカルムーブメント キャリバー「6R38」を搭載。ムーブメントは部品の一部を削ぎ落しながらも耐久性を損なわず、美しい仕上がりを実現しています。9時位置のオープンハート部の奥には技巧の世界が広がり、機械式腕時計ならではのムーブメントの精緻な動きを楽しんでいただけます。パワーリザーブは約70時間を有し、週末に着用せずとも、翌月曜日にそのまま使用可能な実用性を備えます。
2枚のパーツで構成した美しい立体的なダイヤルは、インデックスへと続く段階的な立体造形を強調させています。12か所のインデックスは浮遊しているようなレイヤー感を演出し、見ごたえのあるダイヤルを実現。また、ダイヤルにはシリーズの特徴である「麻の葉紋様」が施されています。平安時代から織物などに用いられており、植物の麻の葉自体が丈夫で早く育つことから、日本では成長や出世の象徴とされてきました。
ダイヤルカラーには日本の伝統色を採用。光沢ある真っ白の練絹の色を表す白練(しろねり)と、藍みを帯びた墨色を表す藍墨(あいすみ)の2種類が用意されています。
ケースは側面から裏ぶたに向かって絞り込む造形で、すっきりとした印象に仕上げられています。さらに、ケース側面を鏡面仕上げと筋目仕上げで磨き分けることで、シリーズの特徴であるエッジを効かせたシャープなシルエットはそのままに、美しさと上質さを際立たせています。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_346.jpg霊峰富士の色彩を表現したGMT機能搭載の限定モデル
本作は、Sharp Edged Seriesから2021年に登場した、GMT機能搭載のレギュラーモデルを特別に仕立てた限定モデルです。日本の風景を象徴する霊峰富士の青々とした雄大な姿にインスピレーションを得て、ダイヤルに深みのある濃紺色が表現されています。光沢感のあるセラミックパーツをベゼルに組み合わせ、ダイヤル色と呼応する色彩を採用することで、一層上質な印象に仕上げられています。また、限定モデルならではの特別仕様として、ダイヤルのカラーリングとマッチする濃紺の艶やかなホースストラップが付属します。
Sharp Edged Series
Ref:SARX097
ケース経:40.2mm(りゅうず含まず)
ケース厚:11.8mm
ケース素材:ステンレススチール(ダイヤシールド)
防水性:日常生活用強化防水(10気圧)
ストラップ:ステンレススチール(ダイヤシールド)
ムーブメント:自動巻(手巻つき)、Cal.6R38、平均日差+25秒~-15秒(気温5℃~35℃において腕に着けた場合)、毎時21,600振動、約70時間パワーリザーブ、24石
仕様:時・分・秒表示、白練(しろねり)ダイヤル、秒針停止機能、シースルーバック
価格:115,500円(税込)
発売予定:2022年6月10日(金)
Sharp Edged Series
Ref:SARX099
ケース経:40.2mm(りゅうず含まず)
ケース厚:11.8mm
ケース素材:ステンレススチール(ダイヤシールド)
防水性:日常生活用強化防水(10気圧)
ストラップ:カーフ
ムーブメント:自動巻(手巻つき)、Cal.6R38、平均日差+25秒~-15秒(気温5℃~35℃において腕に着けた場合)、毎時21,600振動、約70時間パワーリザーブ、24石
仕様:時・分・秒表示、藍墨(あいすみ)ダイヤル、秒針停止機能、シースルーバック
価格:115,500円(税込)
発売予定:2022年6月10日(金)
Sharp Edged Series 限定モデル
Ref:SARF019
ケース経:42.2mm(りゅうず含まず)
ケース厚:13.7mm
ケース素材:ステンレススチール(ダイヤシールド)
防水性:日常生活用強化防水(10気圧)
ストラップ:ステンレススチール(ダイヤシールド)、付け替え用のホースストラップつき
ムーブメント:自動巻(手巻つき)、Cal.6R64、平均日差+25秒~-15秒(気温5℃~35℃において腕に着けた場合)、毎時28,800振動、約45時間パワーリザーブ、29石
仕様:時・分・秒・日付表示、24時針、パワーリザーブ表示機能、濃紺ダイヤル、秒針停止機能、シースルーバック
限定:世界限定900本(うち国内100本)
価格:176,000円(税込)
発売予定:2022年7月22日(金)
セイコーウオッチ株式会社が、セイコープロスペックスから、セイコーダイバーズが挑戦を続けてきた、極地の壮大な氷河の世界をダイヤルに表現した3モデルを2022年6月24日(金)より発売します。希望小売価格は148,500円~159,500円(税込)です。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_429.jpg1965年からその信頼性を実証してきたセイコーダイバーズ
セイコーのダイバーズウオッチは、1965年に国産初のダイバーズウオッチとして誕生以来、独自のテクノロジーを搭載した商品を次々と世に送り出してきました。1966年から「南極地域観測隊」の装備品として4回にわたって寄贈されるなど、地球のあらゆる過酷な環境下で多くの冒険家・探検家に使用され、高い評価を獲得しています。
1968年には、裏ぶたのないワンピース構造ケースに、当時としては世界最高水準の10振動ハイビートムーブメントを搭載し、300mの防水性能と精度を高い次元で共存させたモデルが発表されました。1970年に発表された4時位置のりゅうずガードが特徴的なモデルは、冒険家・植村直己氏が1974年~76年にかけて行った北極圏12,000km犬ぞりの旅に携行され、過酷な環境における高い信頼性・安全性が実証されました。
これらのダイバーズが活躍した南極や北極は、セイコーダイバーズの挑戦の象徴であり、原点とも言える場所です。極地に広がる壮大な氷河の世界をダイヤルに閉じ込めた新たなSave the Ocean モデルが誕生します。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_345.jpg氷河を連想させる立体模様をダイヤルに施した個性豊かな3モデル
3モデルのダイヤルに共通してデザインされている氷河は、地球が徐々に冷えてゆく約1億5,000万年前から約 300万年前までの長い期間、堆積を繰り返した雪が重さと圧力で氷の結晶となり、積み重なって出来上がったものです。その氷河のダイナミックな表情を、立体的で優美な型打ち模様で表現しています。一方、その配色が異なるように、イメージのベースとなる氷河の情景は、それぞれ異なっています。
セイコーダイバーズの原点である1965 ダイバーズをベースにしたモデルは、半世紀を超える長い歴史や培われてきた技術の積層を、長い時間をかけて形成された氷河と重ね合わせ、深いディープブルーのダイヤルとソリッドなブラックのベゼルで表現しています。
1968 ダイバーズ 現代デザインモデルは、セイコーダイバーズ挑戦の始まりの地である、南極大陸の氷河をイメージしています。南極の大地を覆う氷床の壮大な景観が、ライトブルーのダイヤルとダークブルーのベゼルで再現されています。
オリジナルモデルが冒険家・植村直己氏によって1974年~76年の北極圏犬ぞりの旅に携行された1970 ダイバーズ 現代デザインモデル。北極海の上に浮かぶ氷河とその極寒の様子が、真っ白なダイヤルで表現されています。
いずれのモデルも、ケースに擦り傷や小傷から美しい輝きを守るダイヤシールドが施されるとともに、内面に無反射コーディングが施されたサファイア製ガラスを採用しており、高い耐久性と視認性を確保しています。また、搭載されるメカニカルキャリバー 6R35は、70時間のロングパワーリザーブを有し、週末に着用せずとも、翌月曜日にそのまま使用可能な高い実用性を備えています。
セイコー プロスペックスは、これまでセイコーダイバーズをご愛用いただいているダイバーや、大いなる海へ感謝の気持ちを込め、さまざまな海洋保護を支援しています。Save the Ocean シリーズは、その想いを象徴するシリーズです。
セイコーは、国連が定める持続可能な開発目標(SDGs)の目標14(海の豊かさを守ろう)を念頭に、今後も活動を継続していきます。
/sites/default/files/newsImage1/s01_418.jpg1965 メカニカルダイバーズ 現代デザイン
Save the Ocean モデル
Ref:SBDC165
ケース経:40.5mm(りゅうず含まず)
ケース厚:13.2mm
ケース素材:ステンレススチール(ダイヤシールド)
防水性:200m空気潜水用防水
ストラップ:ステンレススチール(ダイヤシールド)
ムーブメント:自動巻(手巻つき)、Cal.6R35、平均日差+25秒~-15秒(気温5℃~35℃において腕に着けた場合)、毎時21,600振動、約70時間パワーリザーブ、24石
仕様:時・分・秒・日付表示、秒針停止機能、逆回転防止ベゼル
価格:148,500円(税込)
発売予定:2022年6月24日(金)
1968 メカニカルダイバーズ 現代デザイン
Save the Ocean モデル
Ref:SBDC167
ケース経:42.0mm(りゅうず含まず)
ケース厚:12.5mm
ケース素材:ステンレススチール(ダイヤシールド)
防水性:200m空気潜水用防水
ストラップ:ステンレススチール(ダイヤシールド)
ムーブメント:自動巻(手巻つき)、Cal.6R35、平均日差+25秒~-15秒(気温5℃~35℃において腕に着けた場合)、毎時21,600振動、約70時間パワーリザーブ、24石
仕様:時・分・秒・日付表示、秒針停止機能、逆回転防止ベゼル
価格:148,500円(税込)
発売予定:2022年6月24日(金)
1970 メカニカルダイバーズ 現代デザイン
Save the Ocean モデル
Ref:SBDC169
ケース経:42.7mm(りゅうず含まず)
ケース厚:13.2mm
ケース素材:ステンレススチール(ダイヤシールド)
防水性:200m空気潜水用防水
ストラップ:ステンレススチール(ダイヤシールド)
ムーブメント:自動巻(手巻つき)、Cal.6R35、平均日差+25秒~-15秒(気温5℃~35℃において腕に着けた場合)、毎時21,600振動、約70時間パワーリザーブ、24石
仕様:時・分・秒・日付表示、秒針停止機能、逆回転防止ベゼル
価格:159,500円(税込)
発売予定:2022年6月24日(金)
セイコーウオッチ株式会社が、セイコープロスペックスのクロノグラフコレクション「SPEEDTIMER」から、セイコーがオフィシャルタイマーを務める世界陸上オレゴン 22の記念限定モデルを2022年6月10日(金)より発売します。希望小売価格は352,000円(税込)、限定数量は全世界で400本です。
確実・正確に時を計り、0.1秒、0.01秒に挑むアスリートたちを支え続けているセイコーの計時の歴史は、1960年代にまで遡ります。
1964年に東京で開催された国際的なスポーツ競技大会において、スタート・ストップ機構に「ハートカム」を搭載したストップウオッチを導入し、それまで不可能とされていた0.01秒単位の高精度な計時を実現しました。当時、誤差が生じるのは仕方ないと考えられていたストップウオッチにあって、わずか3年間でそれを覆す開発を行い、イベントの成功に大きく貢献しました。また、1日の誤差が0.2秒以内の高精度ながら持ち運びが可能な世界初の水晶時計・クリスタル クロノメーターを開発し、計時の電子化をいち早く実現しました。
その後、セイコーは1985年から、国際陸上競技連盟(World Athletics)が主催する世界最高峰の陸上競技大会、世界陸上競技選手権大会の公式計時を担っています。2022年の夏、アメリカのオレゴン州ユージーンで開催される、世界陸上オレゴン 22では、17回連続でオフィシャルタイマーを務めます。
本作は、2021年誕生した新生「SPEEDTIMER」コレクションから、世界陸上オレゴン 22の開催を記念して登場する数量限定モデルです。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_428.jpgセイコーの計時カラーとトラックの質感を表現したダイヤル
新生「SPEEDTIMER」は、セイコーが長年にわたって培ってきた、計時機器に求められる高い実用性を追求したデザイン哲学に基づいたコレクションです。
クロノグラフ秒針は、ダイヤル外周のタキメーター目盛りまで届く長さを確保し、先端をダイヤル側に曲げることで目盛りとの距離を限界まで近づけ、判読性を極限まで追求しています。プッシュボタンは押しやすく、りゅうずは引き出しやすい形状を追求することで、クロノグラフの重要な要素である優れた操作性も兼ね備えています。また、新たに開発されたメタルブレスレットは、適度な厚みと重量感により、重心を下げたケースの安定感と相まって高い装着性を実現しています。
今回の記念限定モデルでは、セイコーの計時を象徴するカラーである鮮やかなイエローがクロノグラフ秒針、9時位置の30分積算計に使用されています。また、砂目調のダイヤルは、選手が駆け抜けるトラックの質感がイメージされており、熱い戦いが繰り広げられるスタジアムの熱狂を腕から感じ取れる記念限定モデルに仕上がっています。
裏ぶたには、大会のエンブレムがあしらわれているほか、ダイヤル同様イエローがステッチや裏材に使用されたカーフストラップがオプションで付属します。ストラップには、裏側の縫目を隠すコンシール加工が採用され、汗や皮脂による革素材の劣化を防ぎ、耐久性を高めています。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_344.jpgオリジナルのスピードタイマーの思想を受け継ぎ、進化したムーブメント
シースルーバックからは、2021年「SPEEDTIMER」コレクションの登場と同時に登場した新メカニカルクロノグラフムーブメント「キャリバー 8R46」が顔を覗かせます。スタート・ストップ時の指針ずれや針飛びを抑制し、優れた計時精度を実現する垂直クラッチに加え、確実な操作感や安定した動作を実現するコラムホイールなど、「1969 スピードタイマー」から脈々と受け継がれる技術が更に進化を遂げて搭載されており、高い計測精度や耐久性を実現しています。3本のアームが一体となったセイコー独自形状の三叉ハンマーは、クロノグラフ針の瞬時帰零を確実に行い、高い耐久性や優れたメンテナンス性を誇ります。
SPEEDTIMER メカニカルクロノグラフ
世界陸上オレゴン 22記念限定モデル
Ref:SBEC015
ケース経:42.5mm(りゅうず・突起部含まず)
ケース厚:15.1mm
ケース素材:ステンレススチール(ダイヤシールド)
防水性:日常生活用強化防水(10気圧)
ストラップ:ステンレススチール(ダイヤシールド)、付け替え用のカーフストラップつき
ムーブメント:自動巻(手巻つき)、Cal.8R46、平均日差+25秒~-15秒(気温5℃~35℃において腕に着けた場合)、毎時28,800振動、約45時間パワーリザーブ、34石
仕様:時・分・スモールセコンド・日付表示、クロノグラフ、秒針停止機能
限定:世界限定400本(うち国内100本)、裏ぶた「LIMITED EDITION」表記、裏ぶたシリアルナンバー入り
価格:352,000円(税込)
発売予定:2022年6月10日(金)