
CWC Certified Watch Coordinator
時計についての広範かつ基礎的な知識を認定し
販売の現場で活用されるCWC資格検定制度とは?
2011年に始まった日本時計輸入協会による「ウオッチコーディネーター(CWC)」の資格検定制度。時計にまつわる広範な知識を身につけることで時計の正確な情報を顧客に提供することで満足度を向上させ、時計文化の発展をも視野に入れた資格の認定制度である。では一体、時計販売の現場では、このCWC資格をどのように取り入れ、どのように活用しているのだろうか? その実際をアンティークウォッチや独立時計師の作品を扱う名店シェルマンの新宿伊勢丹5階ウォッチフロアで働く上野恭照(うえの・やすてる)さんに伺った。
CWC(ウオッチコーディネーター)とは?

時計の販売には、豊富な専門的知識を備え、適切な接客対応ができる時計販売のプロフェッショナルが必要とされています。日本時計輸入協会では、業界横断的に顧客満足度を上げる取り組みとして、2011年から「ウオッチコーディネーター資格検定制度」をスタートさせました。現在、約3,000名のウオッチコーディネーターが全国で、時計選びの楽しさと長くご愛用頂く喜びのお手伝いをするために活躍しております。
受験資格:学歴、年齢、性別、国籍に制限はありません。ただし、日本国内に連絡可能な住所があること。
※上級CWCは、ウオッチコーディネーター資格の既取得者(実技実習修了者)であること。
資格取得対象者:
・時計の販売に現在従事している方(販売スタッフ、店舗マネージャーなど)。
・時計営業に携わっている方(経営者、幹部、営業、営業アドミ、マーケティング担当者など)。
・時計業界を目指す方(学生、就職希望者など)。
・時計に興味を持っている方(ユーザー、プレスなど)。
第15期CWC及び第10期上級CWC試験詳細

2026年1月21日(水)に第15期CWC及び第10期上級CWC試験が開催されます。申込期間は2025年11月1日(土)~11月30日(日)です。
【第15期ウオッチコーディネーター試験】
試験会場:東京 / TKP 市ヶ谷カンファレンスセンター
大阪 / TKP ガーデンシティ大阪梅田
福岡 / TKP カンファレンスシティ博多
試験日 :2026年1月21日(水)
試験時間:13時~15時(2時間)
申込期間:2025年11月1日(土)~11月30日(日)
受験料 :8,800円
出題範囲:筆記試験はマークシート方式による選択問題で、CWCテキストより幅広く出題します。
【第10期上級ウオッチコーディネーター筆記試験】
受験資格:ウオッチコーディネーター資格の既取得者(実技実習修了者)
試験会場:東京 / TKP 市ヶ谷カンファレンスセンター
大阪 / TKP ガーデンシティ大阪梅田
試験日 :2025年1月21日(水)
試験時間:13時~15時 / 15時15分~17時15分(計4時間)
申込期間:2025年11月1日(土)~11月30日(日)
受験料 :11,000円
出題範囲:マークシート方式による選択問題で、上級CWCテキストとCWCテキストの両方から、主に製品や製造に関わる【A編】と、歴史や販売に関わる【B編】に分類し出題されます。筆記試験合格には、AとB両編ともに合格と判定されることが必要です。
*なお、上級CWCテキストの<アンティーク時計>、<世界の時計ミュージアム>、<コーヒーブレーク>、およびCWCテキストの<コーヒーブレーク>は出題範囲から除きます。
【合否通知と発表】
・受験者全員に対して合否通知を郵送します。
・併せて協会ホームページに合格者受験番号を掲載発表(2026年2月中旬予定)
INFORMATION

ウオッチコーディネーター資格検定(CWC)についてのお問合せは・・・
一般社団法人 日本時計輸入協会 JWIA-CWC事務局
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町4-3-11 DK共同ビル7階
Tel:03-3548-9042
Fax:03-3548-9043