WPHH2011 E.C.W. New Model | 2011年 ヨーロピアン・カンパニー・ウォッチ新作 パナール・オートマチック 　01

　 再スタートを切ったE.C.W。そのモデルも大きく印象を変えた。その代表が「パナール・オートマチック（PANHARD AUTOMATIC）」の新作である。

　 ケース・フォルムは同一ながら、従来モデルと大きく異なるのは、なんと言ってもベゼルだろう。これまでは何の飾りもないフラットなベゼルだったが、新型においては同心円状に4本の溝が彫られており、立体感が増している。これに拍車をかけるのが、ベゼルの2・4・6・8・10時位置にセットされたヘキサゴン（六角）・ボルトだ。その表面は機械切削によるシャープな研磨面が光を受けて輝き、これが「パナール・オートマチック」のメカニカルな外観により一層の魅力を与えている。

＞ベゼルと文字盤に新機軸を投入