Opus X
オーパス10
/ Ref.:500/MMJFMWL.K / 予価:2,478万円(税込)
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毎回、時の表示形態に革新的なアイデアを導入して我々を驚かせるオーパスだが、今回の作品もまた、大きな驚きに満ちている。それは従来の文字盤と針に代わって、回転するフレームに取り付けられたインジケーターにより時刻を表示するのである。見るからに複雑な、このシステムの要(かなめ)となるのが4個の遊星歯車。これによってフレームが一回転する間に各インジケーターのダイアルが反対方向に回り、フレームがどの位置に来ても、常に同じ向きであり続ける。この精緻な動きばかりは実際に「オーパス10」を見ていただかないと理解不可能だろう。
また、時計の背面にはパワーリザーブ・インジケーターがあり、これもまた遊星歯車を採用し、赤いドットがリニア(水平)に移動することで、ゼンマイの巻き上げ残量を表示するのだ。
取材・文:名畑政治 Report&Text:Masaharu Nabata
写真:高橋和幸(PACO)Photos:Kazuyuki Takahashi(PACO)
※表記は2010年6月現在のものになります。
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