クストス(CVSTOS) 2009 SIHH 新作モデル


 フランク・ミュラー グループの経営者の一人であるヴァルタン・シルマケスの子息、サスーン・シルマケスの若き才能を発散させるフィールドとして誕生したのが、クストス(CVSTOS)である。彼がデザイナーのアントニオ・テラノヴァと出会い2005年にスタートしたこのブランドは、翌年トノウ型ケースの「チャレンジ」と、ラウンド型ケースの「チャレンジ-R」というモデルを携えて、本格的に始動した。
 2009年は、初の角型ケース「エヴォスクエア」が登場。手首にフィットするように湾曲した"カーヴェックス"になっているが、正面から見たときに歪みを出さず、正方形に見えるようにデザイン処理されたケースが特徴的である。また、トゥールビヨン搭載の「ヨッティングクラブ」は、文字盤にヨットのボード部分に使われるチーク材をあしらい、ストラップには、クルマのシートなどに使われる合成皮革「アルカンターラ」を採用。ブランド設立当初から新素材の使用に積極的な、クストスらしい一本に仕上がっている。
 このほか披露されたのは、クストスのハイバージョンと位置づけられた、VIP顧客向けのスペシャルオーダーモデル「ハイ・フィデリティ」など。不況を感じさせないエネルギッシュな新作陣に、トレンドの追い風を受けるブランドの好調ぶりがうかがえた。


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Evo Square Chronograph
モデル名:エヴォ スクエア クロノグラフ
Ref.CVE-CHR
ケース径:縦50mm×横50mm
ケース素材:ステンレススチールケース+ブラックチタニウムベゼル
防水性:100m
ストラップ:ラバー
ムーブメント:自動巻、毎時28,800振動、42時間パワーリザーブ
仕様:クロノグラフ、パワーリザーブ表示、日付表示
予価:4,410,000円(税込)
発売予定:2009年 秋

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 デザイナーのアントニオ・テラノヴァ氏いわく、クストス初のスクエアケースは、トノウ型の「チャレンジ」と同じ縦59mmというケースサイズにこだわって設計したのだという。実際の幅は50mmであり縦の辺よりも短いが、腕に沿ってカーブするのを計算に入れて、どこから見ても真四角と錯覚するような凝ったデザインに仕上がっている。文字盤の中央にサークルを描いたのも、"正方形"を強調するためだ。なおムーブメントは、フランク・ミュラー ウォッチランドで製造されたものが投入された。
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文:越知絵里香 写真:板津亮
※表記は2009年2月現在のものになります。


クストス についてのお問合せは…
フランク・ミュラー ウォッチランド東京
〒104-0061東京都中央区銀座 5-11-14-B1 POSCO東京ビル
TEL: 03-3549-1949
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