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2024 New Model | MORITZ GROSSMANN
2024年 モリッツ・グロスマン新作 トゥールビヨン トレンブラージュ

【編集顧問 田中克幸 ピックアップ】

 2024年最初の新作「トゥールビヨン トレンブラージュ(TOURBILLON TREMBLAGE)」は、自社ムーブメントの手巻き式Cal.103.0と伝統技法“トレンブラージュ”をダイアルに施したスリーミニッツトゥールビヨン。時針を3時位置、秒針を9時、3分で1周するトゥールビヨンを6時、さらにセンターには秒針を配置するレギュレーターモデルである。秒針がトゥールビヨンの開口部を通過する25分から35分には、精確な秒の読み取りのためにカウンターウェイト側に同時間のインデックスを配置。ダイアル側から見て反時計回りに3分間で1回転する直径16.0mmの大型キャリッジ装備(ムーブメント径は38.4mm)。18Kホワイトゴールドモデルも用意。世界限定各8本。


TOURBILLON TREMBLAGE
トゥールビヨン トレンブラージュ
Ref:MG-003617
ケース径:44.5mm
ケース厚:13.9mm
ケース素材:18Kローズゴールド
ストラップ:手縫いアリゲーター、18Kゴールド製フォールディングバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.103.0(自社製)、毎時18,000振動、約72時間パワーリザーブ(完全巻き上げ状態から)、部品数245個、30石(うち4石はネジ留め式ゴールドシャトンに使用)
仕様:時・分、ストップセコンド機能搭載オフセンターセコンド
限定:世界限定8本
予価:38,500,000 円(税込)




2008年に復興したモリッツ・グロスマン初のトゥールビヨンは、再興5年後の2013年11月に発表された「べヌー・トゥールビヨン」搭載のCal.103.0である(この年の6月には新マニュファクチュールの落成と共に「アトゥム」と「べヌー・パワーリザーブ」も発表された)。手巻き式Cal.103.0の特徴のひとつは、ムーブメント径38.4mm(厚さは7.1mm)の約42%を占める16mm径の大型キャリッジ。ダイアル側から見て反時計回りに3分間に1回転する回転数で、直径14.2mmのテンプの振動数は18,000振動/時。またキャリッジ上部に見られる特許登録済みのV字型ブリッジは通常3本の支柱を2本に減らし、ひげゼンマイはグロスマン・テンプの下部に組み込まれている。さらにトゥールビヨンの精度向上のためにストップセコンド機構も内部に組み込まれている。このトゥールビヨンはブランド創設者でありグラスヒュッテにドイツ時計学校を設立したモリッツ・グロスマン本人と、その学校の教師を務めながら1920年にフライングトゥールビヨンの特許を申請したアルフレッド・ヘルウィッグ、さらにトゥールビヨンの発明者であるアブラアン-ルイ・ブレゲへの功績にインスピレーションを得て開発された。


今回のモデル名に採用された“トレンブラージュ(tremblage)”とは、仏語で“震える”(英語では“trembling”)という意味の彫刻技法。2021年の「べヌー・トレンブラージュ」でも披露され、“ビュラン(burin:仏語で“彫刻刀”の意味)”と呼ばれる様々な工具のバリエーションのひとつを使用し、この工具の角を地板に押し当てた状態でそのまま前後左右に細かく動かし続ける。神経の集中が必要な細やかな手作業の様子は、まさにモデル名になった“震える様な細かな集中作業(trembling motion)”そのものである。ダイアルのジャーマンシルバーは銅・ニッケル・亜鉛の合金で、同じドイツを出自とするラング&ハイネにも採用され、風格と風味を表現するには適した素材(参考:webChronos 2021年11月22日公開記事より)。


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    INFORMATION

    モリッツ・グロスマン(MORITZ GROSSMANN)についてのお問合せは・・・

    モリッツ・グロスマン・ジャパン
    〒112-0002 東京都文京区小石川4-15-9
    TEL: 03-5615-8185


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