2022 New Model ｜ IWC
2022年アイ・ダブリュー・シー新作　パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・トップガン “ウッドランド”

【編集顧問田中克幸ピックアップ】

「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・トップガン “ウッドランド”（PILOT’S WATCH CHRONOGRAPH TOP GUN “WOODLAND”）」は、米海軍パイロットのフライトスーツにインスパイアされたグリーンのセラミックケース採用モデル。これでトップガン・シリーズにはブラック、ホワイトと合わせて3色のセラミックケースが揃い、その開発は米パントン社との協力の下に行われている。マットブラックのプッシュボタンとトップガンのロゴが刻印された裏蓋は、チタニウムとセラミックの特性を併せ持つセラタニウム®製。コラムホイール採用の自社製自動巻きムーブメント、Cal.69380搭載。軟鉄製インナーケース採用。年間1,000本限定生産。IWCブティックならびにEブティック限定販売。

PILOT’S WATCH CHRONOGRAPH TOP GUN “WOODLAND”
パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・トップガン “ウッドランド”
Ref：IW389106
ケース径：44.5mm
ケース厚：15.7mm
ケース素材：グリーンセラミック
防水性：6気圧(60m)
ストラップ：布製インレイ付きグリーンラバー
ムーブメント：自動巻き、Cal.69380(自社製)、毎時28,800振動(4Hz)、33石、約46時間パワーリザーブ、コラムホイール搭載
仕様：時・分・秒(スモールセコンド)・日付・曜日表示、クロノグラフ(クロノグラフ針、9時＝12時間積算計、12時＝30分積算計)、軟鉄製インナーケース
限定：年間1,000本限定生産、IWCブティックならびにEブティック限定販売
価格：1,391,500円(税込)

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近年は自社製ムーブメントへの換装作業を地道に行なっていたIWC。今回発表の“ウッドランド”や“レイク・タホ”に搭載される自社製造の自動巻きCal.69380は、ETA（Valjoux）7750をベースに機能アップしたムーブメント。2019年にモデルチェンジした「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・スピットファイア」に搭載した69000系キャリバーに属する重要なムーブメントのひとつだ。直径30×厚さ7.9mm。

「レイク・タホ」モデルのホワイトと同様「ウッドランド」ではグリーン・セラミックの開発に成功。これでブラックと共に3色のセラミックカラーが揃ったIWCだが、色表現に際しての重要なパートナーが米パントン社である（写真左上に社名が見える）。当社は国際標準に採用される世界的な色見本開発会社。日本で開発される製品のデザインカラーでもおなじみの会社である。