2022 New Model ｜ IWC
2022年アイ・ダブリュー・シー新作　パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41・トップガン・セラタニウム®

【編集顧問田中克幸ピックアップ】

　トップガン・コレクション初の完全セラタニウム®製41mmケースを実現した「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41・トップガン・セラタニウム®（PILOT’S WATCH CHRONOGRAPH 41 TOP GUN CERATANIUM®）」。セラタニウム®製ケースは2019年の「パイロット・ウォッチ・ダブル・クロノグラフ・トップガン・セラタニウム®」でデビュー。ケースのみならずプッシュボタンやリューズにまでセラタニウム®を使用、そのダークメタリックな色合いはIWCとパントン社による共同開発の賜物で“IWC セラタニウム®（IWC Ceratanium®）”と命名。搭載の自社製ムーブメント、Cal.69385はシースルーケースバックから視認可能。IWCブティックならびにEブティック限定販売。

PILOT’S WATCH CHRONOGRAPH 41 TOP GUN CERATANIUM®
パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41・トップガン・セラタニウム®
Ref：IW388106
ケース径：41.1mm
ケース厚：14.5mm
ケース素材：セラタニウム®
防水性：10気圧(100m)
ストラップ：布製インレイ付きのブラックラバーストラップ
ムーブメント：自動巻き、Cal.69385(自社製)、毎時28,800振動(4Hz)、33石、約46時間パワーリザーブ
仕様：時・分・秒(スモールセコンド)・日付・曜日表示、クロノグラフ(クロノグラフ針、9時＝12時間積算計、12時＝30分積算計)
限定：IWCブティックならびにEブティック限定販売
価格：1,644,500円(税込)

1970年代より素材開発を進め、1980年にはポルシェ・デザインスタジオとの共同開発による世界初のチタニウム製ケース＆ブレスレットモデルを完成させたIWC。素材開発はムーブメントと同様IWCの重要テーマであり、5年以上の期間を経て完成したセラタニウム®はチタニウムと同程度の軽量さと頑強さ、セラミックと同等の硬度と耐傷性を兼備する新素材。棒状または板状にしたチタニウム合金をベースに、旋盤加工やフライス加工によりケースやリューズ等のパーツを製造する。

自社製の自動巻きムーブメント、Cal.69385。ベースムーブメントはCal.69370。直径30mm、33石、パワーリザーブ約46時間、毎時28,800振動（4Hz）、コラムホイール装備。2021年発表の「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ41」や、本年（2022年）発表のEブティック限定販売の「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ41“MERCEDES-AMG PETRONAS FORMULA ONE™ TEAM”」等に使用。