BASEL WORLD2013 BVLGARI New Model | 2013年 ブルガリ(BVLGARI)新作情報

メインホールへと凱旋し、
本気を見せたブルガリウォッチ
ブルガリ(BVLGARI)(BVLGARI)

 既に2011年には世界最大のラグジュアリー・グループ「LVMH(MOET HENNESSY.LOUIS VUITTON モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン)」に属していたブルガリ(BVLGARI)だが、会場が改装されブース位置が変更になったことで、グループ内でのヒエラルキーも明確になった。


  メインホール1.0のエントランス脇に構えた巨大なブースは、蛇のように腕に巻きつける時計「セルペンティ」を思わせる、しなやかでエレガントなファサードに仕上げており、ラグジュアリー・ブランドらしい、圧倒感を作り出している。


  ちなみにブルガリでは人事異動があり、タグ・ホイヤーで辣腕をふるってきたジャン−クリストフ・ババンが、新CEOとして就任することが決まっている。


  彼はバーゼルワールドの会期中は、ふたつのブースをあわただしく移動しながら仕事をしていたが、タグ・ホイヤー躍進のキーマンのブルガリ移籍が、ブルガリの時計作りに良い影響を与えることだけは間違いないだろう。


  激動しているブルガリだが、時計作りに関しては、あくまでも手堅くコンサバティブにまとめている。そもそもケースやダイアルを専門的に作っている会社を傘下に収める「垂直統合」によって、クオリティの高い時計を作ってきたのだが、2013年のキーワードは「原点回帰」。旗艦モデルである「ブルガル・ブルガリ」のリニューアルに力を注いできた。


  評判が高かったのは、1977年に生まれた「ブルガリ・ブルガリ」の原点である、1975年製ウォッチ。ベゼルに“BVLGARI ROMA”と入ったスペシャルピースを復刻している。そして「ブルガリ・ブルガリ」はケースデザインのリニューアルとクロノグラフの刷新を、あくまでも手堅く行った。


  新CEOを迎えるブルガリは、まさに飛翔する直前と言えるだろう。だからこそ、間違いのない根幹モデルで地固めを行ったのだろう。見事な戦略だ。



取材・文:篠田哲生 Report&Text:Tetsuo Shinoda
写真:堀内僚太郎(Storm) Photos:Ryotaro Horiuchi(Storm)

※表記は2013年7月現在のものになります。



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