SIHH2012 GIRARD-PERREGAUX New Model | 2012年 ジラール・ペルゴ新作情報

前進する老舗マニュファクチュール。その新しい展開に期待が高まる。
ジラール・ペルゴ(GIRARD-PERREGAUX)

  2012年のジラール・ペルゴ(GIRARD-PERREGAUX)の新作は、やや抑え気味だった。その理由として説明されたのが、とても衝撃的なニュースだった。

「実は我々は2013年からバーゼル・ワールドに移行するんです」

  なんでも2011年の3月に参画したPPRグループとの兼ね合いらしい。

  PPR(ピノー・プランタン・ルドゥート)グループとは、LVMHグループ、リシュモン グループと肩を並べる巨大なラグジュアリーグループであり、傘下にはグッチやボッテガ・ヴェネタ、ブシュロンにブリオーニと、錚々たる面々が集まっている。そしてジラール・ペルゴを展開するソーウインドグループもその傘下のひとつとなったのだ。

  とはいえ資本の独立性は保たれており、時計作りに与える影響は特にないそうである。むしろボッテガ・ヴェネタやブシュロンの時計をジラール・ペルゴで製造してきたように、活躍の場が広げるというメリットが出てきそうだ。

  となると"バーゼルデビュー"となる2013年に向けて力を温存するのは当然であり、それゆえ今年の新作モデルはやや少なめということなのだろう。

  注目モデルは定番「ヴィンテージ1945(VINTAGE 1945)」のXXLサイズが拡充されたこと。さらに人気を伸ばしている「ジラール・ペルゴ1966(GIRARD-PERREGAUX 1966)」のレディスモデルにムーンフェイズ機構が初搭載された。

  もちろん得意とする超複雑機構も登場しており、中でもスポーツモデル「ロレアート(Laureato)」にはブルーのスピネル(尖昌石)でブリッジを作ったトゥールビヨンが登場。キャリッジが宙に浮いた独特のビジュアルは、世界中の好事家を喜ばせることだろう。

  さらに優れた時計師であるドミニク・ロワゾー氏がジラール・ペルゴの一員に加わることも発表。新型コンプリケーションの開発を担当するというから、来年以降への期待は高まる一方だ。



取材・文:篠田哲生 Report&Text:Tetsuo Shinoda
写真:堀内僚太郎(Storm) Photos:Ryotaro Horiuchi(Storm)

※表記は2012年2月現在のものになります。



2012 SIHH & WPHH SHOP Recommended Brand2012年SIHH(ジュネーブサロン) &WPHH バイヤーおすすめブランド紹介

BEST新宿本店 宝石の八神 oomiya大阪・心斎橋店 カミネトアロード店 アイアイ・イスズ タイム・アート トミヤ

GIRARD-PERREGAUX(ジラール・ペルゴ) についてのお問合せは……
ソーウインド ジャパン株式会社
〒102−0093 東京都千代田区平河町2−2−1 平河町共和ビル3F
TEL: 03-5211-1791  FAX:03-5211-1799
>>ジラール・ペルゴ(GIRARD-PERREGAUX) 公式サイトはこちら
>>ジラール・ペルゴ(GIRARD-PERREGAUX) のGressive掲載ショップはこちら


GIRARD-PERREGAUX Contents List | ジラール・ペルゴ コンテンツリスト

GIRARD-PERREGAUX MENU | ジラール・ペルゴ メニュー

TIRET

MECCANICHE VELOCI

junghans

GLAHAM

Gressiveスマートフォン
ブランドニュースやショップ情報がスマートフォンからもご覧いただけます!
www.gressive.jp/s/

メールマガジン

>>腕時計の最新情報をメルマガでお届けします。ぜひご登録ください。