BASEL WORLD2012 SEIKO New Model | 2012年 セイコー新作 グランドセイコー メカニカルGMT 10周年記念モデル　01

　 1998年の「グランドセイコー」機械式ムーブメント搭載モデルを発売再開以来、数多くの新型ムーブメントと新モデルを発売してきたセイコーだが、エポックメイキングとなったのは、2002年に登場したメカニカルGMTモデルだった。これは長いグランドセイコーの歴史の中でも初の基本時刻表示以外の機能を追加したバージョンであり、その後のダイバーズやクロノグラフなどへ発展する基盤となった。

　 そのメカニカルGMTの発売から10年を迎えた2012年、セイコーは10年前のモデルと同じデザインを採用し（ムーブメントは最新バージョン）、ブランドカラーの濃紺を基調とした限定モデルを発表した。それが新作「グランドセイコー メカニカルGMT 10周年記念モデル（GRAND SEIKO Mechanical GMT 10th Anniversary Model）」である。

　 10周年記念の特別仕様として、文字板に「グランドセイコーブルー」を採用。GMTモデルで重要な24時針はブルー文字板に映える金色仕上げとし、記念モデルにふさわしい風格を獲得した。裏蓋はシースルーバックで、自動巻きローターは陽極酸化処理を施したブルー仕上げのチタンを採用する。

　 限定モデルにはふたつのバージョンがあり、ひとつは24時表示ベゼルとメタルブレスレット付きのスポーティな「SBGM029」（写真）。もうひとつは濃紺のレザーバンドモデル「SBGM031」（価格は483,000円。税込）。世界限定1000本（国内販売予定数800本）。発売日は8月24日の予定。

＞ローターはブルー仕上げのチタン製