BASEL WORLD2012 SEIKO New Model | 2012年 セイコー新作 グランドセイコー メカニカル ハイビート 18Kモデル　01

　 昨年（2011年）、セイコーの旗艦モデルである「グランドセイコー」は、1988年に復活して以来、最高の出荷額を記録したという。従来、グランドセイコーと言えば比較的、年配の方からの支持が多かったが、近年は20代の顧客も増え、幅広い年齢層に愛される国産腕時計のマスターピースとなっている。

　 そこでこのグランドセイコーの頂点を極めるモデルとして送り出されるのが、新作「グランドセイコー メカニカル ハイビート 18Kモデル（GRAND SEIKO Mechanical High Beat 18K Model）」だ。

　 その名称の通り、搭載ムーブメントは高精度を誇る36000振動／時のCal.9S85。このムーブメントは、1970年12月発売の61系GS以来の「グランドセイコースペシャル（GSS)規格検定」を上回る「新GSS規格」に準じた、平均日差+4秒〜-2秒（静的精度）、携帯時の精度目安は日差+8秒〜-1秒という高い精度を誇っている。

　 ケースは頂点モデルにふさわしくすべて18Kソリッドゴールドを採用。カラーはホワイト、ピンク、イエローが揃っており、3モデル合わせて年間200本が生産される。

　 文字盤には特別モデルを意味する「SPECIAL」のロゴが入り、ローターにはケースと同色の18金のGSエンブレムが採用されている点も見逃せない。

＞ダイアルに光る「SPECIAL」の文字