SIHH2011 A.LANGE & SÖHNE New Model | 2011年 A.ランゲ＆ゾーネ新作 ツァイトヴェルク・ストライキングタイム　01

　 A.ランゲ＆ゾーネ初のストライキング・モデル（音で時刻等を知らせる時計）となった新作「ツァイトヴェルク・ストライキングタイム（ZEITWERK STRIKING TIME）」。このモデルが開発された出発点は、「ランゲ・ツァイトベルク」のディスクの切り替わり音がよく聞こえるので、逆に音で時刻を知らせる機構を搭載したら面白いのではないか、と発想したことだったという。

　 とはいえA.ランゲ＆ゾーネのこと、普通のソヌリとはひと味違い、毎正時の音と15分ごとの音は音程が異なる。つまり、15分、30分、45分の音は少し高く、正時の音は低い。そして、これを繋げるとベートーベンの運命の冒頭のメロディとなる。

　 また、ゴングはミドルケースに固定され、時計の文字盤側からハンマーが見える。こうすることでストライキング機構が待機状態かどうか一目瞭然。

　 この独特の機構を搭載したことで、時計自体の直径が大きくなり、厚さも13.08ｍｍとなっている。ちなみにプラチナ・モデルは世界限定100本。ホワイトゴールドはレギュラー・モデルである。

＞ハンマーの動きによる音の視覚化