
ヨーロッパ最大級の時計販売店「ブヘラ」をルーツに持つ時計ブランドという背景もあって、ラグジュアリーウォッチの一角として高く評価されている『カール F. ブヘラ(Carl F. Bucherer)』。
ブースのデザインやインテリアもセンスがよく、アッキーレ・カスティリオーニの照明やミース・ファン・デル・ローエの家具を使って、高級ホテルのサロン風に仕上げている。
機械式時計とは実用品でありながら雰囲気やロマン、ストーリーを楽しむモノだ。そしてそのイメージを伝えるためには、上質な空間が必須であるという考え方は、名門時計店としての経験から生まれたものだろう。
時計を取り巻く環境の良さもまた、カール F. ブヘラのステイタスを高める上での大きなアドバンテージになっている。