
I「今年は、H.モーザーでは初めてダイヤとガルーシャベルトの組み合わせの華やかなモデルが出ていますね。日本でもこうしたダイヤを使ったモデルには非常に人気があります。」
L「大きさは既存のマユと同じですが、ベゼルにダイヤを取り巻いたり文字盤にピンクのパール貝やガルーシャベルトを使用したりしています。」
マユ
H.モーザーでは初の女性をターゲットにしたモデルが新登場しました。H.モーザーの時計に特徴的な“クラシックさ”だけではなく、上品な華やかさがプラスされています。ダイヤの取り巻きに、ガルーシャのベルトの取り合わせが良い意味での予想の裏切りを感じさせます。
I「今、日本でも男性がダイヤモンドの入った時計を着けることが見直されて来ているので、若い女性も含めて、こうした華やかな時計の登場は非常に人気が出ると思います。今までのH.モーザーは、ちょっと落ち着いたものを求める男性に向けた時計が多かったと思いますが、こうしたタイプを制作するにあたって、何かひらめきがあったのでしょうか?」
L「それについてはまず、我々はこれからの時計づくりには1人1人個人の趣味、希望を叶えることが非常に大事になってくるのではないかと考えたのです。そこから、今までクラシックなイメージだったH.モーザーの時計にファンシーなイメージを取り入れることで、若い人たちにこの技術的に素晴らしい時計をアピールしていきたいと考えました。まさに若い女性、イメージとしては例えばパリス・ヒルトンのような女性ですが、そういう人にも是非着けていただきたいと思っています。」
I「では、今後サイズダウンしたレディースモデルの展開や、華やかなモデルのレンジを広げる展開をお考えですか?」
L「例えばレディースサイズとしてサイズダウンするとなると、少なくとも2mm小さい機構の技術開発が必要になってきますので、まだ近い将来にはそういった計画はありません。やはりメインの部分は今まで通り、クラシックで落ち着いたイメージの時計を大事にしていきたいと思っています。」
I「そうした他のブランドとは一線を画したデザインと芯のぶれない姿勢、そして技術の高さに我々は非常に期待してます」
L「是非、これからもH.モーザーのプロダクトに注目して下さい。」
I「ありがとうございました。」