2019 New Model | CVSTOS
2019年 クストス新作情報
ブース撮影:江藤義典 Photo:Yoshinori Eto
クストスの持つ高い技術力とセンスを
ふたつの「シーライナー」でアピール
2019年、クストスが発表したのは「シーライナー」の新作2モデル。いずれも、このコレクションが掲げる「ヨットのエレガントなイメージ」に加え、クストスの高い技術力が盛り込まれた作風となった。なかでも注目は「チャレンジ シーライナー ダブル トゥールビヨン(CHALLENGE SEA-LINER DOUBLE TOURBILLON)」で、毎時28,800振動のフライング・トゥールビヨン2基を搭載し、さらに4つの香箱を並列につなぐことでエネルギーロスも抑えた意欲作。一方の「チャレンジ シーライナー クロノ ポルトフィーノ(CHALLENGE SEA-LINER CHRONO PORTOFINO)」は、その名が示すとおりイタリアのリゾート地・ポルトフィーノのマリーナに着想を得たモデルで、同地のヨットクラブとのコラボレーションピースである。2モデルという絞り込まれた本数ではあるが、その高い完成度と発想力で、クストスの存在感をしっかりとアピールしていたのが印象的だ。
>チャレンジ シーライナー ダブル トゥールビヨン(CHALLENGE SEA-LINER DOUBLE TOURBILLON)
WPHH 2019 CVSTOS BOOTH2019年WPHH クストス ブース画像
ブース撮影:江藤義典 Photo:Yoshinori Eto
取材・文:竹石祐三 / Report&Text:Yuzo Takeishi
※表記は2019年2月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。
※2019年最新作レポートの掲載価格つきましては、税抜き表記を行っているものもあります。
>2019年 クストス(CVSTOS)
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クストスは、究極の船<ギガヨット>を想起させる、新しいConcept-S(コンセプトスポーツ)ウォッチ「チャレンジ シーライナー ダブル トゥールビヨン」を発表しました。
この特別なモデルには、ラテン語の ”EQVILIBRIVM(イクゥビリリウム)”バランスや調和を意味するキーワードが掲げられ、圧倒的なハイテク、スポーティー、ラグジュアリーを表現しています。
ギガヨットとは、およそ300フィート以上もあるヨットのことを指し、まるで海の上のラグジュアリーホテルとも例えられています。それはヘリポートやプール、コート、映画館、小型潜水艇、防衛装置など海の上の居住空間とは想像もつかない設備と最新鋭の機能が搭載されています。このような世界観をクストスは時計製作で表現するため2基のトゥールビヨンを搭載したムーブメントを開発します。約60時間のパワーリザーブを備える4個の香箱のエネルギーは、トルク調整され3時と9時に並行してレイアウトされたフライングトゥールビヨンを駆動させるクストス独自のメカニズムとなっています。
このダブル トゥールビヨンには世界初の特許が搭載されています。
2つの特許と独自性について
・4バレルの並列配置
香箱1個400gNmmの並列。トータル1600gNmm(400×4)。
トルクをスムーズに伝えられるメリット。4つの香箱を直列ではなく並列に繋ぎ合わせ、エネルギーロスを抑えています。
※gNmm=瞬間最大トルク
・ディファレンシャルギアの軸受けにセラミック製ボールベアリングを使用
トルクの伝達効率を高める狙い。また耐衝撃性も向上。 4つの香箱からくるトルクをロスなく伝える為にディファレンシャルギアの軸受けにルビーではなくボールベアリングを使用し、エネルギーをバランスよく分配するできる構造にしている特許。
全部で5基のボールベアリングがあり、ディフェレンシャルギアの部分に3基、フライングトゥールビヨン用に2基を使用しています。
・ボールベアリングで支えられたディファレンシャルギアによって1600gNmm(800gNmm×2)という巨大なエネルギーの負荷がかかっても伝達できる構造になっています。
・またボールベアリングは、ルビーに比べて摩擦が少ないため、エネルギーロスを抑えています。
・耐衝撃性も上がっています。
ムーブメントの階層
サードフロア:ディファレンシャル ダブル フライングトゥールビヨン
セカンドフロア:輪列部分(指示機構)
ベースフロア:4つの香箱が並列して設置
中心に集まったエネルギーは、中央の“秒”のところで合致し、それぞれのトゥールビヨンに1/2(50%)づつ分配されます。
史上初の8振動のダブル トゥールビヨン
市場にあるトゥールビヨンは、精度よりもロングパワーリザーブの観点から18 000振動/時=5振動/秒(2.5ヘルツ)~21600振動/時 = 6振動/秒(3ヘルツ)を使用することが一般的ですが、クストスのダブルトゥールビヨンは、パワーリザーブを犠牲にしても精度を向上させるため、2基のそれぞれが28800振動/時 = 8振動/秒(4ヘルツ)で動くトゥールビヨンになっています。2基のそれぞれが8振動/秒で動くハイビートのダブルトゥールビヨンは、世界初となり、その振動数をダブルで採用するということは、高精度への追及の表れです。また高速振動するだけでなく、そのケージのサイズは、16.2mmと大きくする事により、安定した精度が持続できるよう計算されています。このような大きなケージを使用する背景には、直進式のアンクルを採用し、アンクルをより外側へ設置することで、高効率な振動周期を実現し高精度へ貢献しています。
秒針の精度について
秒針は、差動装置(ディフィレンシャルギア)の働きにより、2機のトゥールビヨン精度の平均値が表示されるようになっています。例えば、右側が1日に5秒進み、左側が5秒遅れだと仮定した場合、平均値は0秒となります。姿勢の変化による歩度の乱れが生じた時でも、規則正しい精度の調整が追求されています。
/sites/default/files/newsImage1/01_276.jpg比類のない技術力を誇るムーブメントは、立体構造と空間美になっており、スケルトンの香箱、ハイビートのトゥールビヨン、グレード5 チタン製のアッパーブリッジ、シチリア島のシンボルであるトリナクリアを彷彿とさせる三又の秒針インジケーターなど機能美が創り出す3層構造の奥行きが、見事な陰影を作り出しています。またケースは100m防水を確保し、側面、背面にはサファイアクリスタルの窓も4つあることから、どの方向からも光を取り込み、海底を照らす光のように明るく、美しい海の世界観が見事に創り出されています。
革新というクストスの理念を最大限に表現した、「チャレンジ シーライナー ダブル トゥールビヨン」は、ラグジュアリーなギガヨットの美意識を見事に表現しています。
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CHALLENGE SEA-LINER DOUBLE TOURBILLON
チャレンジ シーライナー ダブル トゥールビヨン
Ref:CVT-SEA-DB-T-S 5N
ケースサイズ:53.7×41.0mm
ケース素材:18Kレッドゴールド
ストラップ:ホワイトラバー
防水性:100m
ムーブメント:自動巻き、ダブルフライングトゥールビヨン、約60時間パワーリザーブ
仕様:側面及び背面に4つのサファイアクリスタル製窓
予価:26,000,000円(税抜)
発売予定:未定

技術、デザインの両面で常に新たな地平線に向かって進むエクスカリバーは、ロジェ・デュブイの才能を存分に発揮することのできる舞台です。最新の“破壊的イノベーションを起こす素材と進化するコンプリケーション”の幕を次々に切って落とすシリアルイノベーター、ロジェ・デュブイは、他分野から得たインスピレーションを武器に、既存の時計製造のあらゆるレベルへの挑戦を続けます。
凍結路上のベストテクノロジー
そのような挑戦の一つに、もう2年になる話題の“パーフェクトフィット”のパートナーシップ、タイヤのスペシャリスト、ピレリとの提携があります。それぞれのR&Dアプローチによる独特のデザイン追求、最新技術を駆使したエンジニアリングとハイテク素材へのフォーカス。2月にスウェーデンのフルヘーデンにあるピレリのテストグラウンドで行われる最新のハイパワータイヤのテストイベントで、アドレナリンは最高に誘発されます。この機会にロジェ・デュブイは、最先端タイヤのテクノロジーを生かしたモデルを世界に先駆けて紹介。そのグラフィックなデモンストレーションと同時にピレリが紹介するのは、凍てつく冬のハイパフォーマンスの主役となる特許保持のスタッドタイヤ。理想的なスタッドの特許保持設計による配置と優れたデザインにより、確かなグリップと快適なドライブ性を確保するピレリ アイス ゼロTM 2は、プレミアムカー向け高級タイヤ界で最高の実力を示すピレリが、スノー/アイス走行に向けて導入する最新のタイヤです。
/sites/default/files/newsImage1/01_275.jpgタイヤのリーダーと並んで走行するのは、シリアルイノベーターの異名を持つロジェ・デュブイ エクスカリバー ピレリ アイス ゼロ2タイムピース。有名なアイコンコレクションのスポーティなデザイン、スケルトンのシグネチャーで知られ、ダブルフライングトゥールビヨンを搭載しています。オートオルロジュリー有数のこのハイコンプリケーションを駆動するのはジュネーブシールを保持するキャリバーRD105SQ。8本限定のエクスカリバー ピレリ アイス ゼロ2タイムピースのホットなスタートは、最先端のスティールネイルスタッドを埋め込んだピレリのタイヤパターンを模したストラップがサポートします。
/sites/default/files/newsImage2/02_311.jpgさらにエクストラとしてロジェ・デュブイはこの希少なタイムピースをさらなるレベルに引き上げるため、チタンのスーパースポーツカースタイルのエッジのDLC加工に代わり、エクスカリバー ピレリ アイス ゼロ2タイムピース独自のモータースポーツの真髄に通じるスタイリッシュなラインを強調しました。冬の日に防寒ウェアに身をかため、究極の状況でのピークパフォーマンスを好むウォッチ愛好家の皆様にお届けするタイムピースです
/sites/default/files/newsImage3/03_64.jpgビジョンを持ったエンジニアが驚くべきウォッチメーカーに出会った時、零下の凍てつく世界でどんなヒートアップが起きるか、期待はますます高まります。
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Excalibur Pirelli Ice Zero II
エクスカリバー ピレリ アイス ゼロ II
ケース径:47.00mm
ケース厚:14.95mm
ケース素材:チタニウム(ブラックDLC)
ストラップ:ブラックラバー(インターチェンジャブルシステム)、フォールディングクラスプ
防水性:5気圧(50m)
ムーブメント:自動巻き、ダブルフライングトゥールビヨン、Cal.RD105SQ、52時間パワーリザーブ、50石
仕様:時、分、秒、表示
「レッセンス」は、従来の「Type1」のケースをより薄く仕上げた新作モデル『Type 1 Slim』を発表いたしました。
『Type1 Slim』誕生の背景には、レッセンス・オービタル・コンベックス・システム(ROCS)と名付けられた、自社開発(特許取得済み)の独自の時計構成パーツユニットがあります。このユニットは、軌道に乗って互いを追いかけるように、常にダイアルが動き続けることを可能にする機構です。その目的は、時刻をより効果的な方法で伝えることです。
情報は、一枚の紙に書かれたかのように、すべて一つの面に表示されており、より高い視認性を確保しています。針やダイアルが層状に重ねられることで、段差のある視界が作り出される従来の時計とは表示方法が根本的に異なります。107 個のパーツで構成されるROCS に組み込まれた歯車は、ムーブメントの分表示の情報を参考にして、時および日付を計算します。
<Evolution>
2014 年に発表されたデビュー作「Type 1」は、今なおレッセンスの本質を最も顕著に表現している時計といえます。この時計の美しさを決定付けている、そのシンプルさと複雑さの視覚的バランスを見ても、このモデルは他の時計とは明らかに異なります。そのバランスの妙は、時間の経過とともに高まっていくばかりです。新しい『Type 1 Slim』のケースデザインは、革命ではなく進化したものといえます。既存モデルと比べて薄くなった(厚さ11mm)だけでなく、まるで融合しているかのように見えるストラップも相まって、よりモダンになっていることがはっきりと分かります。ラグとケースは、ひとつのチタニウム(グレード5)の塊から成型されて作られています。 『Type 1 Slim』の調整は、ケースバックに配されたレバーを用いて手動で行います。この時計にはリューズが存在せず、巻き上げおよび調整のための機構はケースバックそのもので行います。これは人間工学上から見ても優れたデザインで、着用する手の左右も選びません。ドーム状のサファイアクリスタル製風防は、ケースの端ぎりぎりまで広がり、その結果ケース表面のカーブは、非常に滑らかで触り心地良く仕上がっています。視覚的な印象としても、金属感よりもサファイアの質感が勝り、視認性も向上しています。
<ブランドの哲学=「少ないほど豊かである」>
機械式時計をより素晴らしいものにするというレッセンスの追求は、ブランドが独自に考え進めるものです。そのうえで、21 世紀の腕時計がなり得る姿を提案できる製品を創る、というブランドのメッセージを体現する絶好の例が、今回発表する『Type 1 Slim』です。
/sites/default/files/newsImage1/01_274.jpg第一に重視するのは計時精度ではなく、視認性や使い易さ、使用感といった特性を考慮した上で、商品全体としてより魅力的なものを創ることです。「少ないほど豊かである」と考えるレッセンスの哲学は、機能性を向上させると同時に時を超越した時計を生み出し、さらにそこに遊び心のある、魔法のような使用体験を加えているのです。
/sites/default/files/newsImage2/02_310.jpgType 1 Slim
Ref.:Type 1B
ケース径:42mm
ケース厚:11mm
防水性:1気圧
ムーブメント:自動巻き、ROCS1(Ressence Orbital Convex System)、Cal.2892/A、36時間パワーリザーブ、40石
仕様:時、分、秒、日、曜日表示、コンべックス状のジャーマンシルバーダイアル(ブラック)、偏心配置された3つの2軸サテライト(時表示サテライトは3度、秒及び曜日表示サテライトは4.75度の傾斜)
価格:1,970,000円(税抜)
発売予定:2019年5月
※その他バリエーションあります。
Type 1W:ホワイトダイアル、Type 1N:ナイトブルーダイアル、Type 1RS:グレー/シルバーダイアル
A.ランゲ&ゾーネが主催する「ウォルター・ランゲ・ウォッチメイキング・エクセレンス・アワード」は、今年で9回目を数えます。そして今回もまた、時計師の卵たちが豊かな創造力を発揮した応募作品が寄せられました。今回の課題は、音で時刻を知らせる機構を製作することでした。審査員たちは感心した様子で応募作品8点を一つずつ手に取り、吟味しました。その結果、フィンランドのエスポー市で時計師養成学校に通う若干22歳のオットー・ペルトラさんのリピーター搭載時計「オスティナート」が栄冠に輝きました。ペルトラさんには賞金1万ユーロが贈呈されます。
2018年4月に、ランゲ本社の工房で開催されたワークショップで発表されたウォルター・ランゲ・ウォッチメイキング・エクセレンス・アワードの課題は、「ハンマー打ち機構の設計と製作」でした。それから半年間、ドイツ、フィンランド、フランス、日本、オランダおよびスイスの時計師養成学校から推薦された8名の才能豊かな時計師の卵たちが、その課題に取り組みました。
応募作品が出揃った2018年11月末、審査員4人が集まり作品を分析し評価しました。審査員団には、ランゲ商品開発責任者のアントニー・デ・ハスのほか、時計専門ジャーナリストのギスベルト・ブルーナー氏とペーター・ブラウン氏、そしてドレスデン数学・物理学サロン所長のペーター・プラースマイヤー氏が名を連ねます。
活発に意見が交わされた後、審査員団は満場一致で、15分ごとにメロディーを変えて打鐘するリピーター搭載時計「オスティナート」を優勝作品に決定しました。製作したのはフィンランド・エスポー市で時計師養成学校に在学中のオットー・ペルトラさんで、コンテスト応募作品が満たすべき4つの要件すべてにおいて秀でた技能を示しています。
ムーブメントは独創性、機能性、手仕事の質の高さ、美観のどの点においても傑出しています。特に素晴らしかったのは、6つのゴングを組み込み、音量豊かに非常に心地よい音の組み合わせで時刻を知らせる打鐘の完璧さです。このように革新的な構造のリピーターを思いついたのは、ペルトラさんが音楽一家という環境に育ったことと無縁ではないでしょう。作品名にもそれを窺うことができます。「オスティナート」は、曲の中であるリズムまたはメロディーを繰り返し演奏することを意味する音楽用語なのです。
※写真上:作品を評価する審査員たち(左から)ギスベルト・ブルーナー、ペーター・ブラウン、アントニー・デ・ハス、ペーター・プラースマイヤー
/sites/default/files/newsImage1/01_273.jpg審査員団は、応募作品を審査しながら着想を得ることも多々あり、とりわけ応募作品8 点すべての創造性の豊かさについては、総じてこれまで以上のレベルであったと賞賛しています。提出された作品は、堅実なだけではなく、課題が難しかっただけに予想もしなかった意表を突くような興味深い斬新なアイデアで作られたものばかりでした。
今年は、優勝作品以外にも平均以上に優れた2作品に、特別に賛辞が贈られました。この2人の応募者が作ったムーブメントは、それぞれに意外なアイデアを巧みに具体化した完成度の高さで審査員をうならせました。
その一つは、ドイツのプフォルツハイム金細工師養成学校の時計技能士課程に通うリンダ・ホルツヴァルトさんの作品です。音でパワーリザーブ残量を知らせるというアイデアで傑出しているだけでなく、この機構に組み込まれた遊星歯車も自分で設計したという力作です。彼女の作品では特に、アイデアが一つ残らずきちんと時計に反映されている点が高く評価されました。自分で設計したラックと手作業でギョーシェ模様を施したダイヤルなどの装飾要素が、時計を最後まで丁寧に作り上げた完成度の高さを物語ります。
/sites/default/files/newsImage2/02_309.jpg同様に審査員を感心させたのは、東京のヒコ・みづのジュエリーカレッジに在籍する飯塚雄太郎さんの任意に設定した温度を音で知らせるというアイデアです。飯塚さんは、かつて存在したある懐中時計からこの着想を得て、バイメタル構造の機構を設計しました。ベースムーブメントの構造には通常のものと大きな違いが見られます。これは日本文化を色濃く反映した結果です。音を出すためにハンマーが叩く外周リングを、かつて日本でドイツ人地質学者によって発見された石材(サヌカイト)で作ったのです。
/sites/default/files/newsImage3/03_66.jpgSIHH ジュネーブサロン開催中の2019年1月15日夜、国際記者会見の席上でランゲCEO のヴィルヘルム・シュミットがコンテストの結果を発表しました。シュミットCEOは受賞者への祝辞の中で、ウォルター・ランゲの遺志を継いでこのコンテストを継続するために長年にわたって審査員を務めてくださる方々に謝意を表するとともに、応募者と応募者を推薦してくださる時計師養成学校の協力にもお礼の言葉を述べました。
TISSOT [ティソ]の日本初となるコンセプトストア『TISSOT 代官山 コンセプトストア』が2019年2月14日(木)に、東京・代官山にグランドオープンしました。
長い歴史と新たな文化が交差する街、代官山。「伝統と革新」をDNAとして刻むTISSOTにとって、またとないこの地に、スイス湖畔の別荘“シャレー( Chalet)”に着想を得た、上質で温かみのある空間を創造しました。スイスネスと精緻で質の高いTISSOTの世界観を体感いただける特別なストアとして、街を行き交うすべての人々を歓迎いたします。
ウッド、ロック、スチールなど、こだわり抜いたリアルマテリアルの素材感を活かした店内は、“本質を求める人々のための本物のウォッチ”を作り続けてきたTISSOTのウォッチメイキングへの真摯な志を具現化しています。居心地の良い空間で、時計をより気軽に体験してもらえるよう、セミ・オープンディスプレイを採用し、「クラシック」「ヘリテージ」「スポーツ」「レディース」にセクション分けされたシェルフがデコレーションと共に、各々の時計が抱くストーリーを物語ります。象徴的な蒔きストーブが据え付けられた、落ち着いたモダンなラウンジが広がる2階スペースでは、定期的にお客様を招待したイベントを開催予定です。
『TISSOT 代官山 コンセプトストア』は、そのコンセプトに『HELLO DAIKANYAMA』を掲げ、代官山で独自のカルチャーを発信する”ご近所さん”とのブランドの垣根を越えたケミストリーにより、「人」と「時」との関係に、新たなカルチャーを提案していきます。『HELLO DAIKANYAMA』第一弾として、オープン当日より、2つのコラボレーションを実施いたします。
さらに、オープン記念として、ブランドの「伝統と革新」を体現するコレクションより各限定30本のスペシャルモデルを発売いたします。
コンフォートラグジュアリーな空間を彩る、高い機能性と美しいデザインを誇るTISSOTの最高品質のウォッチが、上質な時計を求めて代官山にお越しになるお客様をお迎えいたします。
/sites/default/files/newsImage1/01_272.jpg■『HELLO DAIKANYAMA』第一弾コラボレーションの実施
1.PHOTO EXHIBITION 『HELLO DAIKANYAMA』開催
新旧が共存する街である代官山と深い繋がりを持ち、 TISSOTのDNAに刻まれるエッセンス「伝統と革新」を象徴する著名人にスポットをあてたオリジナルポートレート展を期間限定開催いたします。
開催期間:2019年2月14日~2019年3月14日(予定)
開催会場:TISSOT 代官山 コンセプトストア 2F
フォトグラファー:HIRO KIMURA
出演者:アストリッド・クライン、マーク・ダイサム、久山幸成(KDa)、柴田陽子(柴田陽子事務所代表)、遠山正道(スマイルズ代表)、佐藤友紀(TOM’S SANDWICH代表)、田上陽子(「セルヴォーク」「エッフェオーガニック」ディレクター)、川畑篤宜(ヘアサロン「ウェアー」代表)
2.「かまわぬ」とのオリジナルコラボてぬぐいをプレゼント
代官山に店舗を構えて32年目の「かまわぬ」と、オリジナルてぬぐいを製作いたしました。
時計をご購入いただいた方に、オリジナルてぬぐいでお包みしてお渡しします。
開催期間:2019年2月14日~
※数量限定、無くなり次第終了とさせていただきます。
TISSOT 代官山 コンセプトストア
住所:東京都渋谷区猿楽町19-4 CUBE代官山B棟
営業時間:11:00~19:00
休業日:年末年始
TEL:03-6427-0366
■TISSOT 代官山 コンセプトストア限定モデルの発売
オープン記念として、ブランドの「伝統と革新」を体現するコレクションより各限定30本のスペシャルモデルを発売いたします。
TISSOT SEASTAR 1000 AUTOMATIC
代官山 コンセプトストア限定モデル
30気圧(300m/1000ft)の防水性を誇る、マリンスポーツのパートナーとして申し分のない機能に、シティスタイルに溶け込むエレガントなデザインを融合したダイバーズウォッチ。限定モデルとして、サンレイの輝きが美しいシルバーダイアルに、ブラウンのタンニンなめしレザーストラップを採用したスタイリッシュなモデルが登場します。
価格:89,640円(税込)
限定:30本
TISSOT HERITAGE BANANA
代官山 コンセプトストア限定モデル
1916年の誕生以来、唯一無二のアイデンティティーを放つ「バナナ・ウォッチ」。アール・ヌーヴォー様式のクラシカルな魅力と、時空を超越することのできる「本物」だけが持つ輝きを秘めたタイムピースです。
限定モデルはミラネーゼブレスレットを採用し、繊細なワイヤーメッシュがなめらかに湾曲することで、心地よい着用感を実現。クールな印象を演出するアイテムです。
価格:46,440円(税込)
限定:30本
CZAPEK(チャペック)の最新コレクションFaubourg de Cracovie(フォーブル・ド・クラコヴィ)に、新しいカラー・バリエーションが追加されました。サーモン、シルバー、ブルーを基調としたダイアルは、スポーティでハイエンドのリストウォッチにさらなる刺激を与えます。
Faubourg de Cracovieコレクションから、4つのニューモデルが、ジュネーブの象徴的な通りであるrue de la Corraterie(コラトゥリー通り)にオープンしたCzapek & Cie.社のブティックオープンにあわせて発表されました。新しいタイムピースは、ちょっと皮肉っぽいかもしれませんが、太平洋産の最高級でもっとも有名なサーモンの名称にちなんで、Chinook(チヌーク)、Coho(コーホー)、Sockeye(ソッカイ)、そしてKing(キング)と命名されました。(Chinook : キング・サーモン、Coho : ギンザケ、Sockeye : ベニザケ、King : キング・サーモン)。このモデル誕生のきっかけは、サーモンのリコシェ・ギョーシェのダイアルに、ブルーの針とインデックスを備えたQuai des Bergues(ケ・デ・ベルク)を特注したいというコレクターからのリクエストに応えて、Czapek社が製作したユニークピースからのインスピレーションによるものです。
CzapekのCEOであるXavier de Roquemaurel(ザビエル・デ・ロックモーレル)は、次のように述べています。「このユニークピースの出来栄えが驚くほど素晴らしかったので、そのアイデアをコンテンポラリーなデザインと、ボックス・サファイア・ガラスによるヴィンテージ感を兼ね備えたクロノグラフのラインで再現できないかと思いました。こうして2つのサーモン& ブルー・ダイアルの”Chinook”と”Sockeye”が誕生しました。それからそれらのもつスポーティでバランスの取れたデザインを備えながらも独特のカラー・コンビネーションをもつ、この2モデルをさらに進化させた、サーモンとシルバーのコンビネーションの”Coho”と、サーモンにブルーの針とインデックスを備えた”King”が加わりました。」
Faubourg de Cracovie Chinook、Coho、SockeyeそしてKingは、Czapek社のパートナーであり、LeLocleに本拠を構えるMetalem(メタレム)社のクラフトマンにより製作されたハンドメイドのギョーシェ・ダイアルが特徴です。そのギョーシェは、CzapekのシグネチャーでありQuai des Berguesで採用されたRicochet(リコシェ)と呼ばれる「波の干渉」パターンがモチーフとなっています。
3時と9時位置のサブダイアルから発生する同心円が交差し、スクエアの浮き彫りのように仕上がっています。Czapek DNAの重要な要素であるメインダイアルとサブダイアルは合金である「Alloy 401(55%のゴールド、残りの45%がプラチナ、パラジウム、シルバー)」製です。ほぼゴールドのようなニュアンスを持つユニークなサーモンカラーは、ガルバニック処理によるものです。その色彩は、ギョーシェ・パターンのエッジから生まれる影により独特な感覚をもたらせます。41.5mmのスティール製ケースは、Quai des Berguesコレクションの個性的な「レヴォリューション」ケースを思い起こさせますが、このモデルの場合、リューズガードはクロノグラフのプッシャーとして機能します。
クロノグラフ・コレクションすべてのモデルと同様に、この新しい3モデルにも自社製キャリバーSXH3が搭載されています。コラムホイールを備えたクロノグラフ・ムーブメントはVaucher Fleurierで製作されました。シングルバレルで約65時間のパワーリザーブ、振動数は36,000 vphです。ムーブメントには、リネアハンマーや垂直クラッチなど、最先端かつ高性能な機構が採用され、クロノグラフ針の完璧な始動を約束します。最後に、ダイアモンド・ブラスト仕上げ、アントラサイトのブリッジが、サファイア・クリスタルのケースバックを通して、コンテンポラリーでありながらスポーティという2つの要素を融合させています。
さりげない優雅さと強い個性を表現したこれらのモデルは、3月以降、3,900,000円(税抜/予価)で発売が開始される予定です。
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Faubourg de Cracovie Chinook
フォーブル・ド・クラコヴィ チヌーク
ケース径:41.5mm
ケース厚:11.5mm(ガラスを含むと14.6mm)
ケース素材:ステンレススティール
ストラップ:アリゲーター、ステンレススティール製フォールディング・バックル
防水性:5気圧(5atm)
ムーブメント:自動巻き、Cal.SXH3、クロノグラフ、約65時間パワーリザーブ、毎時36,000振動(5Hz)
仕様:時・分表示、スモールセコンド(6時位置) 、セミ・インスタンテニアスの日付表示(6時位置) 、クロノグラフ、無反射加工「グラス・ボックス」型サファイア・クリスタル、ボンベ・シェイプのギョーシェ・ダイアル
限定:18本
予価:3,900,000円(税抜)
発売予定:2019年3月
Faubourg de Cracovie Sockeye
フォーブル・ド・クラコヴィ ソッカイ
ケース径:41.5mm
ケース厚:11.5mm(ガラスを含むと14.6mm)
ケース素材:ステンレススティール
ストラップ:アリゲーター、ステンレススティール製フォールディング・バックル
防水性:5気圧(5atm)
ムーブメント:自動巻き、Cal.SXH3、クロノグラフ、約65時間パワーリザーブ、毎時36,000振動(5Hz)
仕様:時・分表示、スモールセコンド(6時位置) 、セミ・インスタンテニアスの日付表示(6時位置) 、クロノグラフ、無反射加工「グラス・ボックス」型サファイア・クリスタル、ボンベ・シェイプのギョーシェ・ダイアル
限定:18本
予価:3,900,000円(税抜)
発売予定:2019年3月
Faubourg de Cracovie Coho
フォーブル・ド・クラコヴィ コーホー
ケース径:41.5mm
ケース厚:11.5mm(ガラスを含むと14.6mm)
ケース素材:ステンレススティール
ストラップ:アリゲーター、ステンレススティール製フォールディング・バックル
防水性:5気圧(5atm)
ムーブメント:自動巻き、Cal.SXH3、クロノグラフ、約65時間パワーリザーブ、毎時36,000振動(5Hz)
仕様:時・分表示、スモールセコンド(6時位置) 、セミ・インスタンテニアスの日付表示(6時位置) 、クロノグラフ、無反射加工「グラス・ボックス」型サファイア・クリスタル、ボンベ・シェイプのギョーシェ・ダイアル
限定:18本
予価:3,900,000円(税抜)
発売予定:2019年3月
Faubourg de Cracovie King
フォーブル・ド・クラコヴィ キング
ケース径:41.5mm
ケース厚:11.5mm(ガラスを含むと14.6mm)
ケース素材:ステンレススティール
ストラップ:アリゲーター、ステンレススティール製フォールディング・バックル
防水性:5気圧(5atm)
ムーブメント:自動巻き、Cal.SXH3、クロノグラフ、約65時間パワーリザーブ、毎時36,000振動(5Hz)
仕様:時・分表示、スモールセコンド(6時位置) 、セミ・インスタンテニアスの日付表示(6時位置) 、クロノグラフ、無反射加工「グラス・ボックス」型サファイア・クリスタル、ボンベ・シェイプのギョーシェ・ダイアル
限定:18本
予価:3,900,000円(税抜)
発売予定:2019年3月
2018 SIHH|2018年SIHH(ジュネーブサロン) &WPHH 茨城県:TOMPKINS 水戸 リコメンドモデル
ジュネーブサロンには時計玄人好みのブランドが勢揃いしているので、時計業界のトレンドを把握するためには最重要イベントのひとつと言えます。
2018年の新作モデルを俯瞰して特徴的だったのは、各社がそれぞれのアーカイブからインスピレーションを受けたであろうモデルを発表している点と、それらの多くがブランド内でのローエンドからミドルレンジまでのラインアップを充実させるためのものであるという点ではないでしょうか。

IWC
トリビュート・トゥ・パルウェーバー “150イヤーズ”
創業から150周年という節目を迎えたIWCでは数多くの記念モデルが発表されていますが、中でも一際異彩を放っていたのが1884年に作られたデジタル表示の懐中時計を腕に巻くスタイルで復活させたトリビュート・トゥ・パルウェーバーです。
陶磁器のように艶やかな文字盤には時間と分の小窓と小さな秒針が控えめに並べられているだけで、それがかえって時代を超越するデザインとして強烈な個性を見る者に感じさせます。
【Model Spec】
Ref.:IW505002
ケース径:45mm
ケース厚:12mm
ケース素材:18KRG
防水性:3気圧
ストラップ:サントーニ社製ブラックアリゲーター
ムーブメント:手巻き、Cal.94200、54石、約60時間パワーリザーブ、秒針停止機能付きスモールセコンド
仕様:ホワイトラッカー・ダイアル、大型デジタル表示(時・分)、シースルーバック、ムーブメント裏側に18K ゴールド製ジュビリーメダル
限定:世界限定250本

オフィチーネ パネライ
ルミノールドゥエ スリーデイズ オートマティック
パネライと聞いて多くの時計ファンが頭に思い浮かべるのはいわゆる “デカ厚時計” ですが、2016年にデビューしたルミノールドゥエシリーズは薄型にしてもその印象的なルックスが損なわれないことを証明しています。
2018年は既存の45mmと42mmに加えてさらにコンパクトな38mmも加わって、手首の細い男性はもちろん多くの女性でさえもストレスを感じずに唯一無二のイタリアンデザインを楽しめるようになりました。
【Model Spec】
Ref.:PAM00755
ケース径:38.0mm
ケース厚:11.2mm
ケース素材:AISI 316L SS
防水性:3気圧 (30m)
ストラップ:ミントグリーンのレザー
ムーブメント:自動巻き、Cal.OPXXXIV(自社製)、毎時28,800振動、72時間パワーリザーブ
仕様:時、分、スモールセコンド、日付

TOMPKINS水戸 Shop Sub Manager 大橋弘明
実用性やファッション性、美観や歴史など様々な角度から時計を比較し、お客様の嗜好に合った次の時計を探すお手伝いを心がけています。
SIHH会場のスケールと熱気には終始圧倒されていましたが、新作モデルのことはもちろんスイス・ジュネーブという時計文化の中心地での体験を多くの方に伝えていきたいです。

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ロンジンは、1832年の創業以来、常に高い品格を持つ腕時計を世に送り出し、多くの人々の腕元を飾ってきました。
このたび、新生活を始める方、新しい一歩を踏み出す方への応援の気持ちを込めて、2019年2月23日(土)より、フレッシャーズキャンペーンを実施します。
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【ロンジン フレッシャーズキャンペーン】
開催期間:2019年2月23日(土)~4月7日(日)
対象店舗:ロンジンブティック 銀座をはじめとする全国のロンジンショップ
https://www.longines.jp/retailers/jp
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期間中ロンジンの時計をご購入いただいたお客様に、先着順でオリジナルグッズをプレゼントいたします。
この特別な機会に、ぜひ店頭まで足をお運びください。