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ブランドニュース シチズン(CITIZEN) /sites/default/files/newsThumbnail/NA0010-04A_title.jpg /sites/default/files/newsMainImage/NA0010-04A_title.jpg

 シチズンがギンザタナカとコラボレーションし、プラチナ 950をケース素材に採用した機械式腕時計を 2020年2月中旬に16本限定で発売します。また、発売に先駆け、クラウドファンディングサイト『未来ショッピング』での先行予約を2019年11月14日よりスタートします。

  このコラボレーションは、シチズンとギンザタナカが創業者を同じくすることから実現しました。1918年(大正7年)山崎亀吉により創業されたシチズン(当時、「尚工舎時計研究所」)は、2019年に創業101年を迎えました。1892年(明治25年)山崎亀吉により創業された「山崎商店(前身、清水商店)」をはじまりとするギンザタナカも、2019年で創業127年を迎えました。それぞれのブランドの歴史と技術は 100年以上の時を超え、令和という時代を迎えた今、初めてのコラボレーションモデルとして結実しました。

  腕時計のデザインは、尚工舎時計研究所が 1924年に『CITIZEN』の名で世に出した第一号の時計である「16型懐中時計」をモチーフにしています。ギンザタナカ製のケース素材は、変色・変質に強く安定した金属であるプラチナ 950を採用しています。一般的なプラチナ 950がプラチナ 95%にパラジウム等の配合であるのに対し、このケースにはプラチナ 95%に金 5%を特別に配合したものを使用し、ステンレス並みの強度を実現しています。100年以上にわたり、貴金属に携わってきたギンザタナカだからこそ可能となった、特製のプラチナ 950ケースです。

 ムーブメントはシチズンの自動巻きの機械式を搭載しています。シースルーバックから覗くローター(回転錘)にはシチズン第一号時計の「16型懐中時計」にも刻印されていた、創業時より今もギンザタナカに続く品質保証刻印である「☆S(ホシエス)」マークを施しました。裏ぶたにはシリアルナンバーを刻印した数量限定 16本のみのモデルです。専用ボックスと、シチズン、ギンザタナカそれぞれの歩みを解説する特製のミニブックレット(非売品)が付属します。

 このコラボレーションモデルは、2020年2月中旬の発売に先駆け、2019年11月14日より日本経済新聞社が運営する購入型クラウドファンディングサイト『未来ショッピング』にて先行予約を実施します。あわせて、2019年11月14日よりシチズン フラッグシップストア 東京(東京都中央区銀座)とギンザタナカ 銀座本店にてデザインサンプルの店頭展示を開始します。(店頭での予約開始は2020年1月20日を予定しています。)

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■山崎亀吉(1870年-1944年)とは
山崎亀吉は、実業家、 貴族院議員であり、尚工舎時計研究所(現:シチズン時計株式会社)、山崎商店(現:田中貴金属ジュエリー株式会社)の創業者。宝石を身につける風習のなかった日本人に、宝石や貴金属の価値や美意識を伝え、K18やK24といった規定を日本で初めて立案し、貴金属の品質保持、向上の基盤を整えた。日本で最初といわれるダイヤモンドについての本を出版するなど、日本の貴金属業界の黎明期を切り拓いた。さらに、国産時計の産業化を目指し、尚工舎時計研究所を立ち上げ、市民のための国産時計の製造を実現した。第一号時計の「16型懐中時計」は当時の東京市長 後藤新平により、永く広く市民に愛されるように、『CITIZEN』と名付けられ、後にシチズン時計株式会社の社名となった。

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■「☆S(ホシエス)」マークとは
第一号時計の「16型懐中時計」にも刻まれている、品質保証の刻印、「☆S(ホシエス)」マーク。貴金属業界を振興させるために、山崎商店は業界最高水準の厳しい品質基準を設けており、それをクリアした商品には、「☆Sマーク」が刻まれた。今でも田中貴金属ジュエリーの製品には「☆Sマーク」が刻まれている。
※☆S(ホシエス)はTANAKAホールディングス(株)の登録商標です。


■田中貴金属ジュエリーとは
創業1892年。田中貴金属ジュエリーは高品質の貴金属ジュエリーを世に送り出し貴金属の「装飾品としての価値」「資産としての価値」を伝えてきました。ショップブランド名をギンザタナカとして展開し、「ジュエリー」「工芸品」「資産用」の3つのカテゴリーの商品・サービスを提供しています。

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CITIZEN × GINZA TANAKA プラチナモデル

Ref.:NA0010-04A
ケース径:37.0mm
ケース厚:11.6mm(設計値)
ケース素材:プラチナ950(プラチナ95%、金5%)
ストラップ:ワニ革
防水性:5気圧
ムーブメント:自動巻き+手巻き、Cal.0910、約42時間パワーリザーブ(最大巻上げ時)、毎時28,800振動、27石、日差-5~+10秒
仕様:シースルーバック、3年間メーカー保証
限定:16本
価格:3,600,000円(税抜)
発売予定:2020年2月中旬

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【クラウドファンディングサイトでの先行予約について】
クラウドファンディングサイト『未来ショッピング』にて2019年11月14日より先行予約開始。詳細URL(以下ページは2019年11月14日にオープンします。)
https://shopping.nikkei.co.jp/projects/citizen-tanaka


【店頭での予約開始について】
下記店舗にて2020年1月20日より予約開始。
・シチズン フラッグシップストア 東京:東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 1F
 TEL:03-6263-9987 https://citizen.jp/flagshipstore/index.html
・シチズン プレミアムドアーズおよびシチズン コンセプトショップ
https://citizen.jp/store/index.html
・ギンザタナカ 銀座本店:東京都中央区銀座1-7-7
 TEL:0120-556-826 (フリーダイアル)
・ギンザタナカ直営店およびギンザタナカオンラインショップ

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Louis Erard × Alain Silberstein
時計界の伝説、アラン・シルベスタイン。
ルイ・エラールと共に軽やかに復活する。

2019年10月、ルイ・エラール(Louis Erard)がアラン・シルベスタインとのコラボレーションモデルを発表。会場ではルイ・エラール社CEOのアラン・スピネディ氏をはじめ、限定コレクションのデザイナーであるアラン・シルベスタイン氏、エグゼクティブ・アドバイザーのマニュエル・エムシュ氏が新コレクション説明した。

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取材・文:篠田哲生 / Report&Text:Tetsuo Shinoda




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    MAURICE LACROIX
    知覚価値の追求によって高められた
    新たな“アイコン”の魅力

    1990年代のヒット作「カリプソ」に着想を得てデザインされ、2014年に誕生したモーリス・ラクロアの「アイコン」。当初はクォーツモデルでの展開だったが、2018年には自動巻きのモデルも追加。以後、バリエーションを拡充し、好調なセールスも記録するなど、文字どおりブランドの“アイコン”と呼べるコレクションに成長した。誕生からわずか3年。ここまで高い支持を獲得した理由をマネージング・ダイレクターのステファン・ワザー氏に聞くとともに、実際に時計を手に取ってみると、「アイコン」が新たな時計ファンを生む魅力的なモデルであることがよく分かる。

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    取材・文:竹石祐三 / Report&Text:Yuzo Takeishi
    写真:堀内僚太郎 / Photos:Ryotaro Horiuchi




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      ブランドニュース オメガ(OMEGA) /sites/default/files/newsThumbnail/main_111.jpg /sites/default/files/newsMainImage/main_119.jpg

       2019年、オメガがスイスのビール/ビエンヌにあるスウォッチ グループ/オメガ キャンパスである“La Cite du Temps(シテ・ドゥ・タン)”に、新しいミュージアムをオープンしました。新ミュージアムは、受賞歴もある建築家 坂茂氏がデザインを手がけた光あふれる美しい建物の中に位置し、語り継ぐべきストーリーの数々を持つブランドにふさわしい特別なスペースとなっています。


      過去、現在―そして未来へ!
       スイスのビール/ビエンヌにあったオメガ ミュージアムは、単独のスイス時計ブランドのコレクションのみを展示する初めてのミュージアムであり、長年オメガの歴史を守る存在として運営されてきました。しかしブランドが持つ歴史の長さ、そして深さを改めて考慮した際、近い将来、別の場所に新しいミュージアムが必要不可欠であるという結論になりました。


      新しく作られた歴史
       オメガの新しいミュージアムでは、臨場感たっぷりのムービー、見るものを魅了するショーケース、そして体験型アクティビティなどによって、世界的な時計ブランドの多様な側面を紹介しています。


      ソーシャル、そして便利なサービスもオープン
       新しいミュージアムのオープンと時を同じくして、ミュージアム専用のインスタグラム アカウントと#OMEGAMuseumを立ち上げました。さらにオンラインではより充実した“Extract from Archives(アーカイブ参照サービス)”を公開中です。

      YouTube動画もご覧いただけます:https://youtu.be/mM3qe5vBkO8


      開館時間
      火曜日から金曜日:11:00 - 18:00
      土曜日と日曜日:10:00 - 17:00
      月曜日:定休日


      住所とお問い合わせ先
      Cite du Temps SA
      Nicolas G. Hayek Strasse 2
      2502 Biel/Bienne
      Switzerland
      +41 32 343 89 00
      contact@citedutemps.com

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      世界を歩く
       オメガの核心に迫る旅は、世界の大陸の上を歩くことから始まります。フロアには大きな世界地図がデザインされており、そこに埋め込まれたデジタル表示には、数多くの都市の正確な現在時刻が表示されていす。


      ヒストリー オブ タイム
       次の展示に進む前に、ビジターは時間を遡ることになります。この “ヒストリー オブ タイム”とは、初期の置時計から最新のムーブメントまでを網羅した360度動画で、人類がたどってきた精度探求の旅を追体験していただけます。


      オフィシャル タイムキーパー
       オメガの新しいミュージアムでは、誰もが知るスターティング ブロックや赤い電子スターティングピストルなど、実際の計時機器が設置された9mのランニング トラックを走って、自分の中に眠るオリンピアンの才能を解き放っていただけるでしょう。またそれだけでなく、オメガのスキャン オー ビジョン ミリアで撮影した本物のアスリートさながらのフォトフィニッシュ写真を手にすることもできるのです。このフォトフィニッシュ カメラでは、1秒に1万枚のデジタルイメージを撮影することが可能です。

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      Her Time
       これまで100年以上にわたり、オメガは女性用の非常に優れた時計を作ることに深く取り組んできました。見た目の美しさだけでなく、内蔵されている高いテクノロジーにもこだわり続けています。新ミュージアム内の“Her Time”エリアでは、オメガのレディスウォッチのストーリーを華麗に伝えています。初期に作られたレピン ペンダントから、アイコニックなレディマティック、そして“シークレット ジュエリー ウォッチ”や最新のコレクションまで、その進化を紹介しています。


      月への旅
       このエリアでは、ビジターの皆さんの想像力を宇宙に打ち上げることになるでしょう。月面を模した床や間近で見ることができる月面探査車(ルナローバー)が展示されるなど、オメガの宇宙でのストーリーを探検していただけます。数多くの興味深いビデオや写真、NASAのテクノロジー、そしてオメガがこれまで発表した歴史的に見ても非常に価値の高い“ムーンウォッチ”の数々が展示されています。1965年にNASAによって宇宙飛行が認定されたスピードマスターは、月面で装着された最初の時計となったのです。


      名前はボンド、ジェームズ・ボンド
       オメガは、1995年公開の“ゴールデンアイ”以来、007が立ち向かうすべての危険なミッションにおいて、信頼できるパートナーとしての役割を果たしていす。スタイリッシュなボンドのファッションに一役買っているだけでなく、オメガは、彼がピンチに追い込まれた際の秘密兵器としても活躍しているのです。もちろんボンドの命を救ったような機能はフィクションです。それらは時計の標準装備ではありませんが、このエリアに展示されている時計はとにかくカッコいいの一言です。

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      ウォークイン スピードマスター
       オメガの新しいミュージアムでは、ビジターは時計のムーブメントの内部を探検できます。もちろん歯車に 挟まれるような心配はありません。巨大なウォークイン スピードマスターの中では、魅力的なアニメ映画が 上映されており、有名なコーアクシャル脱進機の内部の仕組みについて学ぶことができます。

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      多くのチャプターで構成されたストーリー
       オメガの過去、現在、そして未来をより掘り下げて知りたい方のためのスペースも用意されています。ブランドが持つ長く魅力的な歴史が、最もふさわしい形 ― 64の展示ウィンドウが設けられたスティール製ブレスレット ― で表現されているのです。


      最新作
       常設展示に加え、オメガ ミュージアムにはその時々の最新モデルや技術を紹介する特別エリアも設けられています。

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      ブランドニュース ティソ(TISSOT) /sites/default/files/newsThumbnail/main_114.jpg /sites/default/files/newsMainImage/main_122.jpg

       フランス語で酒類を入れる大樽を意味するトノーシェイプの描き出す曲線が、まるでポートワインのように甘美なテイストで人々の心を掴むTissot Porto[ティソ ポルト]。この歴史的タイムピースが、2019年の今年誕生から100周年を迎え、メカニカルムーブメントおよびクオーツムーブメントを搭載した全5型で堂々の復刻を果たします。

       アール・デコ全盛期であった1919年に生み出されたTissot Porto[ティソ ポルト]は、樽型のトノーシェイプに、当時Tissotにのみ供給されていた、幾何学的な曲線を描くチャーミングなアラビアン数字の美しいダイアルが特徴的なタイムピース。その名は、ヨーロッパ貿易の最大拠点として、文化の中心地であったポルトガルの北部に位置し、ドウロ渓谷で栽培された葡萄でつくる世界三大酒精強化ワインに数えられるポートワインの出荷が盛んな港街Portoに由来します。

       100年の歴史を刻む記念すべき復刻モデル蘇えったTissot Heritage Porto[ティソ ヘリテージ ポルト]は、オリジナルのディティールを忠実に再現。特に、メカニカル3針モデルは、クラシカルな華やかな色香漂うポワール・スチュアート針とアラビアン数字インデックスが織り成す優雅なバランスに、レイルウェイを配したスモールセコンドがレトロなオリジナルモデル同様のノスタルジアな雰囲気をもたらします。メンズモデルでありながらトノーケースの絶妙なサイズ感と華奢なストラップが、特徴的な繊細なフォルムをまとったラグと共に、心地良いフィット感を実現するため、コーディネートのアクセントを加えるボーイフレンドサイズとして女性にも手に取りやすいタイムピースです。

       ルビー・ワインの如く、その熟成された魅惑的な風合いで時を超えて人々を魅了するレジェンダリーモデルです。


      自分だけのスペシャルな1本に!「TISSOT HERITAGE PORTO 刻印キャンペーン」を開催
      キャンペーン期間中、TISSOT HERITAGE PORTOをご購入のお客様に、ご購入いただいた時計のケースバックにヨーロッパに伝わるラッキーモチーフとお好きな文字10文字以内の刻印サービスを無料で実施します。(※実施期間:2019年12月末日まで)

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      ティソ ヘリテージ ポルト

      メカニカルムーブメント(3針モデル)
      Ref:T128.505.36.012.00
      ケースサイズ:縦42.45×横31.10mm
      ケース素材:ステンレススティール(ローズゴールドPVDコーティング)
      防水性:3気圧(30m)
      ストラップ:カーフレザー
      ムーブメント:手巻き、Cal.ETA 7001
      仕様:ホワイトダイアル、ブラック針、無反射加工サファイアクリスタルガラス
      価格:130,000円(税抜)
      バリエーションあり
      ◆Ref.T128.505.16.012.00、ステンレススティール、115,000円(税抜)

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      ティソ ヘリテージ ポルト

      クオーツムーブメント(2針モデル)
      Ref:T128.509.16.052.00
      ケースサイズ:縦42.45×横31.10mm
      ケース素材:ステンレススティール
      防水性:3気圧(30m)
      ストラップ:カーフレザー
      ムーブメント:クオーツ、Cal.ETA E61.031
      仕様:ブラックダイアル、シルバー針、無反射加工ミネラルクリスタル
      価格:55,000円(税抜)
      バリエーションあり
      ◆Ref.T128.509.16.032.00、ステンレススティール、シルバーダイアル、ブラック針、55,000円(税抜)
      ◆Ref.T128.509.36.032.00、ステンレススティール(ローズゴールドPVDコーティング)、シルバーダイアル、ブラック針、62,000円(税抜)

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      ブランドニュース ジャガー・ルクルト(JAEGER-LECOULTRE) /sites/default/files/newsThumbnail/main_113.jpg /sites/default/files/newsMainImage/main_121.jpg

      非常に珍しい「ポラリス・メモデイト」(写真右)を2019年11月のフィリップス ジュネーブに、世界で唯一の「ラッキー13」(写真左)を2019年12月のフィリップス ニューヨークに出品

       発明の精神を原動力としながら突き進んできた歴史の中、ジャガー・ルクルトは、その卓越したノウハウにより400件を超える特許を取得し、時計職人の熟練の技と創造性豊かな想像力で1200点以上のキャリバーを形にしてきました。

       20世紀中頃に製造されたこの2点の希少なタイムピースが実証しているように、10年ごとにその時代の精神を反映させながら、斬新なアイデアと再解釈がもたらされてきたのです。この2点の腕時計が製造された1950年代から60年代に起こった多くの変化の中、技術が大幅に進歩し、航空宇宙産業が劇的に発展した一方、水中ダイビングは、困難なものへの追求から幅広い層で楽しまれるレジャーへと変貌を遂げました。


      非常に珍しい「ポラリス・メモデイト」(1967年製)を2019年11月のフィリップス ジュネーブに出品
       1950年、ジャガー・ルクルトはアラーム機能を搭載した初の腕時計を発表し、これを「メモボックス」(「ボイス・オブ・メモリー」)と名付けました。このモデルが市場で最も人気のある、信頼性の高いモデルとなっていったことから、ジャガー・ルクルトは、日付表示機能を備えたもの、自動巻タイプ、パーキングメーターを計時するよう設計されたアラーム機能を持つものまで、様々なバリエーションを投入していきました。

       1959年、ジャガー・ルクルトは、ダイビングが専門家の仕事から一般の人が楽しむレクリエーションへと進化を遂げ始めていると気付き、メモボックスを海中でも使えるようにすることを決断します。ジャガー・ルクルトは、ダイバーの安全性を最大限に確保するためには、視覚的なタイマー(インナーベゼル上)と聴覚的なアラーム(ケースを振動させる)の両方を提供すべきだと認識していました。

       その実現のため、ジャガー・ルクルトは、水中でアラーム音の伝達が最適化するよう多層のケースバックを開発し、特許を取得しました。密閉されたインナーケースによってムーブメントを保護する一方、16個の穴が付いたアウターケースがアラーム音を聞こえるようにしただけでなく、その振動により手首でもアラーム音を感じられるようにしたのです。

       米国では「ポラリス」、ヨーロッパでは「ダイバーズウォッチ E859」として知られたリファレンス番号E859は、それぞれにスーパーコンプレッサーウォッチならではのクロスハッチ模様が入った3つのリューズを特徴としています。1つ目のリューズは時刻を設定するためのもの、2つ目は潜水時間の計時のためにインナーベゼルを回転させるためのもの、3つ目は矢印をアラーム時刻に合わせるためにセンターディスクを回転させるものです。

       今回フィリップスのオークションに出品される腕時計は、1967年にアメリカ市場向けに製造されたもので、極めて珍しいダイヤル表示により、他のモデルとは一線を画しています。それは、メモボックスのモデルはほとんどのダイヤルに「Memovox」(メモボックス)のスタンプが施されていたり、ルクルトの名前以外の刻印は入っていなかったりするのですが、この腕時計だけは「Memodate」(メモデイト)とスタンプが入っているからです。

       ポラリス・メモデイトの最も魅力的な点はおそらく、精巧な聴覚複雑機構の伝統と実用的なスポーツウォッチの必要性という時計製造において明らかに相反する2つの側面が組み合わされている点です。その点で、ポラリス・メモデイトは、ジャガー・ルクルトで受け継がれてきた豊かな遺産を生み出し、今に至るまでメゾンを突き動かし続けているオープンマインドな発明の精神をまさに象徴するものとなっています。


      世界で唯一のルクルト「ラッキー13」(1962年製)を2019年12月にフィリップス ニューヨークに出品
       米国人宇宙飛行士としての初の地球軌道周回飛行という偉業を祝い、シカゴ反迷信協会が、13名の米国上院議員とともに、この米国初の7人の宇宙飛行士(マーキュリー・セブン)のひとりに贈ったルクルト「ラッキー13」はまさに1点物の傑作です。

       全てのインデックスに13の数字が施されたこの腕時計は、NASAのマーキュリー計画でグレンが搭乗したマーキュリー・アトラス6号(コールサイン:フレンドシップ 7)を記念したものです。フレンドシップ 7は、マクドネル・エアクラフト社が製造した13機目の宇宙カプセルで、ダイヤルの13は、13を不吉な数字とみなすことをシカゴ反迷信協会が否定していることを示しています。

       1962年4月13日の金曜日に開催された式典は、1962年10月13日に米国議会議事録に記録されました。出品者はこの腕時計の落札金額の一部をオハイオ州立大学にあるジョン・グレン・カレッジ・オブ・パブリック・アフェアーズに寄付する予定です。

       ジャガー・ルクルトの卓越した技術ノウハウを示しているだけでなく、この唯一無二のタイムピースのストーリーの裏には深い意味や人間同士の絆が込められており、腕時計というものが常に社会的、感情的な意義を持ち、時としてそれが実用的な目的よりも重要視されることさえあるのだということを思い起こさせます。

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      ポラリス「メモデイト」 Ref.E859
      1967年製のアラームと日付表示機能が付いた 極めて希少性が高い、魅力的なステンレススティール製のダイバーズウォッチ。

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      ルクルト「ラッキー13」
      独創的かつ歴史的にも重要であり、非常に珍しいセンターセコンドの時刻表示のみと“ラッキー13”のダイヤルを特徴とするゴールド仕様の腕時計。出品者がジョン・H・グレン・ジュニア上院議員のエステートセールで直接購入。

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      ブランドニュース オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET) /sites/default/files/newsThumbnail/main_112.jpg /sites/default/files/newsMainImage/main_120.jpg

       2019年の今年発表されたオーデマ ピゲの最新コレクションは、現代的なエッセンスが加えられた、時代を超越するラウンドウォッチです。マニュファクチュールの妥協することのない精神を体現するCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲは、時間や形、性別という限界を打ち破ります。

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      繊細なカラータッチ
       2019年秋、コレクションのレザーストラップにブルー、ブラウン、グレー、そしてパールの新たな色合いが加わりました。

       エクストラシンベゼルに結合されたラグから、まっすぐ伸びるように続くストラップは、型破りなケースの多面的な構造を彩る、洗練された手仕上げの技法を美しく引き立てます。

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      人間工学に基づいたデザイン
       マニュファクチュールの歴史上初めて、女性と男性両方の着用を意識してデザインされたCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲは、性別という限界をも凌駕します。八角形のミドルケース、ラウンド型のベゼルとケースバックで構成される複雑なケース構造は、誰の腕にも合うようにと考えられたものです。人間工学に基づいたアーチを描くケースは、直径41mmという大きさでありながら万人に共通する快適性が実現され、この時計の革新的なデザインがよく表わされています。

       このコレクションの現代的で抑制の効いたデザインは、さまざまな場面にしっくりと馴染みます。

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      歴史をつくる
       CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲは、オーデマ ピゲ史上最も重要かつ大規模にローンチされたタイムピースのひとつとなり、4つの複雑機構と、コラムホイールとフライバック機能が一体化したクロノグラフ、セコンドとデイト表示付きの自動巻きムーブメント、自動巻きのフライングトゥールビヨンキャリバーの3つの新キャリバーを含む13モデルが一斉に発表されました。洗練された仕上げ技法で、ごく細部にまで手作業で装飾が施されるこれらのムーブメントからは伝統と革新の両方が感じられます。

       常に未来を目前に見据えたコレクションは、2020年に再び新たな進化を遂げる予定です!

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      ブランドニュース オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET) /sites/default/files/newsThumbnail/main_109.jpg /sites/default/files/newsMainImage/main_117.jpg

       オーデマ ピゲのエキシビション『時計以上の何か』が東京ミッドタウンでスタートしました。2019年10月19日から11月4日まで開催される『時計以上の何か』では、高級時計とアートの対話からオーデマ ピゲ独自の文化的、創造的な世界を旅する新体験を提供します。『時計以上の何か』は、東京ミッドタウンが“デザインを五感で楽しむ”をコンセプトに毎年開催し、2019年で13回目を迎える「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH」の一環として行われるものです。

       オープニングに先駆け、オーデマ ピゲは2019年10月18日に130名のゲストをエキシビションの特別プレビューに招待しました。ゲストはエキシビションの空間デザインを手がけたマティユー・ルアヌールや、エキシビションを彩るアート作品を制作したアーティストの池田亮司、アレクサンドル・ジョリーらと対面した他、エキシビションのテーマと関連するさまざまなプログラムに参加しました。また、伝統や受け継がれてきた職人の技、イノベーションに対するオーデマ ピゲの価値観に共鳴する、職人による数々の精緻な品々を通して、完璧を追求する日本文化に触れました。オーデマ ピゲの取締役会会長ジャスミン・オーデマとCEOフランソワ-アンリ・ベナミアスと共に楽しむ特別なディナーが、プレビューの1日を締めくくりました。

       フランソワ-アンリ・ベナミアスは「『時計以上の何か』は、スイス・ジュラ山脈に抱かれた私たちの故郷を世界と、特に東京と繋ぐ架け橋です。マニュファクチュールの創業以来、私たちはジュウ渓谷というルーツに誇りを持ちながら、インスピレーションを求めてより大きな文化的世界にも目を向けてきました。エキシビションで展示されているアート作品は、オーデマ ピゲが、ブランドの価値観や比類ないものづくりの経験的本質などを、アーティストがつくり出す作品により共有し、彼らと長期的なコラボレーションを築き上げてきたことを証明しています」と語りました。

       2019年10月19日は、エキシビションの入口で展示された池田亮司のオーディオビジュアルインスタレーション、data-verse 2の初披露を記念すべき日でもありました。データに基づいて作曲されたこの作品は、人々をミクロからヒューマンスケール、マクロへと宇宙を巡る旅へと誘います。三部作の1作目は、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展で2019年5月に発表され、2019年11月24日まで展示されています。この日はモントリオール現代美術館のディレクター、キュレーターを務めるジョン・ゼッペテッリとアーティストとのトークセッションも行われ、世界中の人々が繋がる今日の世界の複雑性を想起させる池田のデジタルアート作品について、深く掘り下げられる対話が見られました。

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      エキシビション紹介
      『時計以上の何か』では、何世代にもわたり、型破りなトレンドを生み出すために新たな技術や技法の研鑽を重ね、職人技の追求を続けてきたオーデマ ピゲの職人たちのストーリーを紹介します。今回のエキシビションでは144年に及ぶマニュファクチュールの歴史を紹介し、オーデマ ピゲ・ヘリテージコレクションから厳選された歴史的に価値のあるヴィンテージウォッチから現行モデルまで150本以上の時計が展示されるとともに、受け継がれてきた職人の技に出会い、体感する場を提供します。

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       マティユー・ルアヌールのデザインによる、ブロンズカラーで仕上げられた大きなリング状の展示スペースは、オーデマ ピゲの地理的な起原に対する敬意のもとに、ジュウ渓谷でかたどられた現地の岩のレプリカの周りを取り囲むように設置されています。展示スペースには12の部屋が設けられ、オーデマ ピゲが創業から受け継いできた時計づくりの技術やデザインの主要なマイルストーンが紹介されています。来訪者がオーデマ ピゲの歴史に身を浸すことにより、時計の円環を思わせる円形のスペースは活気付くのです。

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       オーデマ ピゲの委託により池田亮司、アレクサンドル・ジョリー、ダン・ホールズワースらが制作したアート作品で彩られるこのエキシビションは、コンテンポラリーアートやデザインのレンズを通して、ブランドの起原やクラフツマンシップ、そして時間の本質を視覚化します。このような取り組みを通じ、オーデマ ピゲは、異分野の創作者同士で育まれるすばらしい交流を支援し、アーティストとの長期的なコラボレーションを実現しています。2016年には、今回と同様にデザインされたエキシビションが上海の余徳耀美術館(Yuz Museum)で開催されました。

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      エキシビション開催概要
      開催期間:2019年10月19日(土) - 11月4日(月・振休)
      開催会場:東京ミッドタウン(六本木) 芝生広場
      入場料:無料(予約優先:以下のリンクからご予約いただけます)
      ウェブサイト:www.beyondwatchmaking.jp
      開場時間:11:00 - 19:30
      ※10月19日(土)は15:00 - 20:00
      (最終受付は閉館の30分前までとなります)

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      A. LANGE & SÖHNE
      かつてないコンセプトの新モデル
      豊かな表情、アクティブさ、洗練、A.ランゲ&ゾーネの「オデュッセウス」

      新作オデュッセウスが、A.ランゲ&ゾーネの歴史に新たな章を加えます。なぜなら、この時計は六つ目となるプロダクトファミリーの礎となるからです。この時計のためだけに開発されたアウトサイズデイト表示と曜日表示を備えた自動巻きムーブメントを搭載し、スタンダードモデルとして初めてステンレススチールケースを採用しています。

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        ブランドニュース パルミジャーニ・フルリエ(PARMIGIANI FLEURIER) /sites/default/files/newsThumbnail/main_108.jpg /sites/default/files/newsMainImage/main_116.jpg

         2019年、パルミジャーニ・フルリエはトリック、カルパコレクションからスレートグレーダイアルモデルを発表してきましたが、これに続き『トンダ クロノール』が誕生しました。ホワイトゴールドとローズゴールド製の2型があり、いずれも25本限定生産です。

         パルミジャーニ・フルリエが修復した作品のひとつに、18世紀にジェームズ・コックスが製作した、ふたつひと組の懐中時計があります。エドワール&モーリス・サンド財団が保有するコレクションに属するもので、どちらもダブルケースにフドロワイヤントを備え、針が1秒間で1回転します。この懐中時計は、パルミジャーニ・フルリエに多くの知識と技術を与えました。

         パルミジャーニ・フルリエの歴史は、1976年修復工房の開設からスタートしました。この時から、過去の偉大な時計職人がつくった傑作の研究が始まったのです。そして、のちにパルミジャーニ・フルリエの創設に結実します。現在、社内に置かれた修復工房は、腕時計だけでなく、ぜんまいで動くあらゆる作品と向き合い、メゾンが手がけるすべての製品のインスピレーションが生まれる場所となっています。

         2017年、『トンダ クロノール アニヴェルセール』が「クロノグラフ」カテゴリーでジュネーブ時計グランプリを受賞しました。受賞の理由には、多くの傑出した特徴が挙げられます。5Hzのハイビート、ふたつのコラムホイール(そのうちのひとつはスプリットセコンド機能用)、垂直クラッチ、貫通ブリッジに支えられたテンプ、ローズゴールド製のムーブメント。

         この度発表されたスレートグレーカラーのダイアルを備えた『トンダ クロノール』にも、ウォッチメイキングセンターとしてのパルミジャーニ・フルリエの知識と技術が集約されています。ストラップとサファイアガラスを除く構成部品は、それぞれ専門のマニュファクチュール(アトカルパ社、エルウィン社、レ・アルティザン・ボワティエ社、カドランス&アビヤージュ社、ヴォーシェ・マニュファクチュール・フルリエ社)で製造されます。パルミジャーニ・フルリエの他の時計と同様、100%スイス製です。レザーストラップは、エルメス社から提供されています。

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         マスキュリンな宝石のような、このオートオルロジュリのモデルを駆動する手巻式キャリバーPF361は、地板とブリッジがゴールド製で、1時間に36,000回振動する心臓部。コラムホイールをふたつ搭載しているのは、『トンダ クロノール』がスプリットセコンドを組み込んだ一体型クロノグラフであるためです。さらに、この機構は垂直クラッチを通じて作動します。カウンターは、読み取りやすさに配慮したオフセンターに設計されています。タキメーターとパルスメーターの目盛り、視認性を高めるために異なるカラーを採用したスプリットセコンド針、リューズよりも少し高めに配置されたカウンターなど、ダイヤルにも特徴があります。

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        『トンダ クロノール』の開発と設計において重要視されたのは、それぞれの機能が美しくまとまるように設計されていることと、内側から外側まで貫かれた美観。その他、10分の1秒の精度の実現や柔らかいゴールドの加工、耐久性のある衝撃に強いムーブメントの設計、駆動部品に施された優美な装飾、すべてがオートオルロジュリの宝石を成す特徴です。そのケースには、モルタージュ装飾で囲われたベゼルが、針が躍動するダイアルという舞台を飾ります。

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        TONDA CHRONOR
        トンダ クロノール

        Ref:PFH282-1000200-HA1241
        ケース径:42.1mm
        ケース厚:14.6mm
        ケース素材:18Kローズゴールド(ポリッシュ仕上げ)
        防水性:30m
        ストラップ:ハバナカラーのアリゲーター(エルメス社製)、ローズゴールド製ピンバックル
        ムーブメント:手巻き、Cal.PF361、65時間パワーリザーブ、毎時36,000振動、35石
        仕様:時、分、スモールセコンド、ビッグデイト、クロノグラフ、スプリットセコンド、スレートグレーダイアル、ローズゴールド製アプライドインデックス、ケースバックにシリアルナンバーおよび「EDITION LIMITEE XX/25」の刻印
        限定:世界限定25本
        価格:14,090,000円(税抜)

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        Ref:PFH282-1200200-HA1441
        ケース径:42.1mm
        ケース厚:14.6mm
        ケース素材:18Kホワイトゴールド(ポリッシュ仕上げ)
        防水性:30m
        ストラップ:ブラックカラーのアリゲーター(エルメス社製)、ホワイトゴールド製ピンバックル
        ムーブメント:手巻き、Cal.PF361、65時間パワーリザーブ、毎時36,000振動、35石
        仕様:時、分、スモールセコンド、ビッグデイト、クロノグラフ、スプリットセコンド、スレートグレーダイアル、ローズゴールド製アプライドインデックス、ケースバックにシリアルナンバーおよび「EDITION LIMITEE XX/25」の刻印
        限定:世界限定25本
        価格:14,090,000円(税抜)

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