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Leica
ジャーマン・メイドの独創機構を備え
ついに発売された「ライカWatch」レビュー

2018年6月、ドイツのウェッツラーにあるライカカメラ本社で発表された「ライカWatch」が、2022年2月19日、ついに発売された。そこで、発表から4年の歳月をかけて熟成され発売へと至った「ライカWatch」を改めて検証してみよう。

>>4年の熟成を経て発売された注目の「ライカWatch」

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　アーミン・シュトロームが2022年の新作として、斬新なタイムピース「Gravity Equal Force（グラヴィティ・イークォル・フォース）」の新しいリミテッド・エディションを発表しました。オフセンターに配置された印象的なダイアルはジャングル・グリーン。手彫りのギョーシェが美しく映えます。万人の目を引きつけて離さないこのモデルは15本のみの限定生産です。

　極めて印象的な傑作、グラヴィティ・イークォル・フォースに施された最新の解釈は、オフセンターに配置されたジャングル・グリーン ダイアル。美しいギョーシェ彫りは、ブランドのよき友であるフィンランド人のウォッチメーカー、カリ・ヴティライネンが手掛けました。ムーブメント側から観賞できるグラヴィティ・イークォル・フォース タイムピース特有の水平に配された3本のブリッジが、グランドルジュ（grain d'orge）の水平パターンと美しく調和しています。

　マットブラックのPVDコーティングが施されたムーブメント・プレートはジャングル・グリーン ダイアルとの強いコントラストを生み出し、ダイアルカラーの明るい輝きを強調するだけでなく、バレル、マイクロローター、ポリッシュ仕上げが施されたスクリュー、石など、観賞できる他のムーブメント・パーツも引き立てます。キャリバーASB19ムーブメントとスティール製の針はアーミン・シュトローム マニュファクチュール製で、社内で丁寧に手仕上げされています。

　41mm径のステンレススティール製ケースに収まったアーミン・シュトローム グラヴィティ・イークォル・フォース ジャングル・グリーンは、ブラックのステッチ入りブラックアリゲーター・ストラップとの組み合わせ。これにより、時計のジャングル・グリーン ダイアルとブラック・プレートの強いコントラストがさらに引き締まります。

　アーミン・シュトロームの各ウォッチを特徴づけるパイオニア的な技術、魅惑的なデザイン、クラフトマンシップは、このタイムピースにもはっきりと表れています。2019年に発売されたこの自動巻き時計は、コンスタントフォース伝達機構により、安定したテンプへのパワー供給を世界で初めて実現しました。つまり、そつなく安定した精度を常に保証しているのです。搭載されているキャリバーASB19のパワーリザーブは約72時間です。作動停止機構がメインスプリングの完全な巻き戻しを防ぎ、巻き戻しプロセスを一部のみに制御しているため、グラヴィティ・イークォル・フォースのASB19ムーブメントは最も安定したパワー伝達を実現しています。

　この非凡なグラヴィティ・イークォル・フォース新作タイムピースは、ビールのマニュファクチュールでデザイン・製造されました。アーミン・シュトローム製のすべてのウォッチ同様、ASB19自動巻きキャリバーも2度組み立てられています。最初の組み立ての後、ムーブメントを丹念に分解し、各部品を洗浄、乾燥させたあとに再び組み立てて注油し、その後、細心の注意を払って調整および検査を行ってから、再びケースに戻します。

　グラヴィティ・イークォル・フォース ジャングル・グリーンは15本の限定モデルとして2022年9月に発売予定です。

Gravity Equal Force Jungle Green
グラヴィティ・イークォル・フォース ジャングル・グリーン

Ref：ST19-GEF.30
ケース径：41.00mm
ケース厚：12.65mm
ケース素材：ステンレススティール
防水性：3気圧
ストラップ：ブラックアリゲーター、ステンレススティール製ダブル・フォールディング・クラスプ
ムーブメント：自動巻、Cal.ASB19(アーミン・シュトローム マニュファクチュール)、72時間パワーリザーブ、毎時25,200振動(3.5Hz)、28石
仕様：時・分・秒・パワーリザーブ表示、オフセンターに配されたジャングル・グリーンのダイアルとサブダイアルにカリ・ヴティライネンの手彫りによるギョーシェ彫り、反射防止加工サファイアクリスタルのフロント及びケースバック
限定：15本
予価：3,465,000円(税込)
発売予定：2022年9月

Grand Seiko
日本屈指の本格腕時計組立工房
『グランドセイコースタジオ 雫石』現地レポート

2020年7月20日、岩手県雫石町の盛岡セイコー工業内に、我が国を代表するウオッチブランドである「グランドセイコー（GS）」の機械式モデルを専門に製造する新施設がオープンした。それが『グランドセイコースタジオ 雫石』。しかし、なぜ盛岡の地に機械式時計の本格腕時計組立工房が開設されるに至ったのか？　そこではどんなシステムで高級機械式時計が作られているのか？　まずはこの素朴な疑問の解明から取材レポートをスタートさせよう。

>>“東洋の時計王”服部金太郎に始まるセイコー物語

• 取材・文/Report＆text

  

  名畑 政治 / Masaharu Nabata
  Gressive編集長。1959年、東京都生まれ。時計、カメラ、ギター、ファッションなど膨大な収集品をベースに、その世界を探求。1994年から毎年、スイス時計フェア取材を継続中。

• 取材・文/Report＆text

  

  竹石 祐三 / Yuzo Takeishi
  1973年、千葉県生まれ。1998年よりモノ情報誌編集部に在籍し、2011年から時計記事を担当。2017年に出版社を退社し、Gressiveの記事制作に携わる。

• 写真/Photos

  

  堀内 僚太郎 / Ryotaro Horiuchi
  フォトグラファー。1969年、東京都生まれ。1997年に独立。広告、ファッション、CDジャケットやポートレイト等で活動。2006年からスイス時計フェアの撮影を続け、2009年からGressiveに参加。2018年にH2Fotoを立ち上げ写真講師としても活動。

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　ルイ・エラールのアーティスティッククラフトライン Guilloche Mainの第2弾、手動旋盤による新しいパターンの手彫りギョーシェ文字盤の登場です。

　前回モデルを担当した職人が同じ機械を用いて今回のモデルでも丁寧に複雑なギョーシェを施しました。18世紀にブレゲによって発明した時計文字盤の装飾技術を用いてLouis Erardは古典的な枠組みにとどまらず、革新的で現代的な新しい 領域を切り開いていきます。

　今回のギョーシェパターンは大きなダイヤモンドをメインモチーフにした大胆なデザインでヴィクトル・ヴァザルリのオプ・アート作品を彷彿とさせます。

　古の伝統技術と現代の芸術を融合させたアーティスティックラインには、ケースバックに世界限定99本のうちの一つであるという刻印が入ります。

Excellence Enamel Guilloche Main 2
エクセレンス ギョーシェ 2

Ref：LE34237AA95BVA103
ケース径：42mm
ケース素材：ステンレススチール
ストラップ：ブラックのグレインカーフレザー、ステンレススチール製ピンバックル、クイックチェンジシステムを採用
ムーブメント：自動巻き、Cal.SW261-1
仕様：時・分表示、ダイアルに手彫りギョーシェの装飾、シースルーケースバック
限定：世界限定99本
予価：638,000円(税込)
発売予定：2022年3月

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2022 New Model ｜ CAMPANOLA
2022年 カンパノラ新作情報

2022年 カンパノラ新作情報

＞コスモサインコレクション ムーンタイム（AA7804-10E）

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＞2022年 カンパノラ（CAMPANOLA）
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2022 New Model ｜ OMEGA
2022年 オメガ新作情報

洗練のデザインと高い機能をアピールする
スイス随一のビッグメゾン、オメガの新作

　スイスのビッグメゾン、オメガ（OMEGA）。2022年の新作第一弾はスピードマスター誕生65周年を記念する「スピードマスター キャリバー321 カノープスゴールド™（Speedmaster Calibre 321 Canopus Gold™）」だ。さらに3月に多くの新作を同時発表。注目は6,000mの防水性能を持つ「シーマスター プラネットオーシャン ウルトラディープ（Seamaster Planet Ocean Ultra Deep）」。ベースは2019年に実施された「ファイブ・ディープス探査」で水深10,925m（後に10,935mに更新）に達し、人類と時計の潜水記録を塗り替えた「ウルトラディープ」。その後、オメガはこのコンセプトモデルをもとに開発を進め、ついに製品化。コレクションにはチタン・モデルとオメガが独自開発した「O-MEGA スティール」の6モデルをラインナップ。この他、マスタークロノメーターにアップグレードした「スピードマスター '57（Speedmaster ’57 Calibre 9906）」など、注目の新作が数多く登場した。

＞スピードマスター キャリバー321 カノープスゴールド™（Speedmaster Calibre 321 Canopus Gold™）

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文：名畑政治 / Text：Masaharu Nabata
※表記は2022年4月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。

＞2022年 オメガ（OMEGA）
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　2022年の新作としてロンジンより、「コモンウェルスゲームズ」を記念した限定モデル「ハイドロコンクエストXXII コモンウェルスゲームズ」が世界限定2,022本で登場します。

　 新作「ハイドロコンクエストXXII コモンウェルスゲームズ」は「コモンウェルスゲームズ」ロゴの鮮やかな色づかいで彩られた限定感溢れるデザインが、ロンジンが誇るスポーツウォッチ「ハイドロコンクエスト」が持つ高い機能性とパフォーマンスに見事にマッチしたタイムピースです。日本国内ではロンジン オンラインブティック(www.longines.com/jp/)およびロンジン ブティック銀座で限定発売されます。

　コモンウェルスゲームズは、英連邦の国と地域のアスリートが互いに競い合う国際総合スポーツ大会。4年ごとに開催され、第22回となる2022年大会は20競技が開催され参加人数は5000人を超える予定です。

　ロンジンとコモンウェルスゲームズとの関係は1962年のオーストラリア・パース大会に始まり、2014年スコットランド・グラスゴー大会、2018年オーストラリア・ゴールドコースト大会と続きました。

　そして今回新たにタイムキーパーとしてのパートナーシップを締結。2022年、2026年、2030年の大会においてオフィシャルタイムキーパーを担うことが決定しました。

　そしてロンジンは、タイムキーパーとしての初の参加となるこの2022年イングランド・バーミンガム大会を記念し、“ハイドロコンクエストXXIIコモンウェルスゲームズ “を世界2022ピースの数量限定で展開します。

　”ハイドロコンクエスト”は高い機能を満たしたスペックとスポーティーなデザインで数々のアスリートたちからも支持を得ている人気のシリーズ。スポーツの祭典であるコモンウェルスゲームズにふさわしい時計です。

　本限定モデルの特徴はそのデザイン。黒のセラミックベゼルとサンレイ加工の文字盤にコモンウェルスゲームズのロゴカラーが融合されています。定番カラーの黒にヴィヴィッドなカラーリングを施すことで、ベーシックな中にもフレッシュな躍動感を感じさせます。

　また、限定感を高めるケースバックに刻印された2022年バーミンガム大会のロゴと限定ピースのナンバリングも魅力です。

　機能性も抜群。30気圧防水、逆回転防止ベゼル、ねじ込み式のリューズとケースバック、ダブルセーフティフォールディングクラスプ装備のブレスレットをはじめ、”ハイドロコンクエスト”が持つ高いスペックで満たされています。41 mmのスチール製ケースには、シリコン製ヒゲゼンマイを備えた高精度のロンジンエクスクルーシブ自動巻きムーブメントを搭載。永く愛用できる5年間の保証付きです。

　コモンウェルスゲームズとそれに参加するアスリートに敬意を表して生まれた特別なタイムピース。限定モデルならではのデザイン性と高い機能性が光ります。

ハイドロコンクエストXXII コモンウェルスゲームズ
HydroConquest XXII Commonwealth Games

Ref.：L3.781.4.59.6
ケース径：41mm
ケース素材：ステンレススティール
ストラップ：ステンレススティール、ダイビングエクステンション機能付きダブルセキュリティーフォールディングクラスプ
防水性：30気圧(300m)
ムーブメント：自動巻、Cal.L888.5 (ETA A31.L11)、72時間パワーリザーブ、毎時25,200振動、21石
仕様：時・分・秒表示、3時位置にデイト表示、コモンウェルスゲームズロゴカラーが差し込まれたブラックセラミック製ベゼル、ねじ込み式リューズとケースバック、サンレイブラック文字盤、3つのアラビア数字と10個のカボション、コモンウェルスゲームズロゴカラーのミニッツトラック
限定：ロンジン オンラインブティック(www.longines.com/jp/)およびロンジン ブティック銀座限定発売
予価：250,800円(税込)
発売予定：2022年3月中旬

令和2年度第3次補正事業再構築補助金により作成

グランドセイコー フェア
2022年3月1日(火)～4月24日(日)
栃木県：時計・宝石 タケカワ

時計・宝石 タケカワにて、3/1(火)～4/24(日)まで、グランドセイコーフェアを開催いたします。「44GS」55周年を記念した数量限定品から、グランドセイコーブティック専用モデルまで豊富なラインアップを取り揃えております。

フェア期間中、グランドセイコーをご購入の方には、先着でオリジナルノベルティを進呈いたします。(数に限りがございますので、予めご了承ください。)

グランドセイコー フェア 詳細

開催期間：2022年3月1日(火)～4月24日(日)
開催会場：時計・宝石 タケカワ

【購入特典】
期間中グランドセイコーをご購入の方には先着でオリジナルノベルティを進呈いたします。
税込価格60万円以上の商品をお買い上げの方にGSコレクションBOXをプレゼントいたします。
※数に限りがございますので、予めご了承ください。 　

■ヘリテージコレクション メカニカルハイビートGMT 44GS 55周年記念限定モデル SBGJ255 ■946,000円(税込) ■メカニカル 自動巻(手巻つき) ■ブライトチタンケース ■ケース径40.0×厚さ14.0mm ■世界限定1200本(うち国内500本)

1967年に誕生した「44GS」は、グランドセイコーが踏まえるべきデザイン文法「セイコースタイル」の原点となるモデルです。

44GSが世界中に広く認知されるきっかけとなったのは、2014年に発表された44GS メカニカルハイビートGMTモデルが、時計界のアカデミー賞と言われるジュネーブ時計グランプリで部門賞を受賞したことです。

本モデルはこの受賞モデルをベースとした44GS 55周年記念限定モデルです。

■ヘリテージコレクション SBGA211 ■682,000円(税込) ■自動巻スプリングドライブ(手巻つき) ■ブライトチタンケース ■ケース径41.0×厚さ12.5mm

長野県の山奥にある信州 時の匠工房で、匠の手によってつくられているスプリングドライブモデル。毎年冬になると雪が降り、寒さによって空気中で輝く結晶となって軽やかに積もり、冷たい風に吹かれて雪面に模様をつくります。この雪の表面の繊細なパターンを表現したSBGA211のダイヤルは、実は白塗りではなく、その繊細な質感を再現するために特殊な銀めっき加工を施しています。白を使わないことで純白を表現した、美しくも不思議なダイヤルです。

下記商品（SBGW258）は1960年に誕生した初代モデルを、現在のグランドセイコーが持てる最高の技術と進化したデザインでよみがえらせた復刻モデルです。浮き出し加工で仕上げた「Grand Seiko」のロゴマークは、立体的でメリハリのある文字を実現しています。インデックスには、18Kイエローゴールドを採用し、6時位置に「SD（Special Dial）マーク」があしらわれています。

■エレガンスコレクション 初代グランドセイコー デザイン復刻モデル SBGW258 ■3,080,000円(税込) ■手巻メカニカル ■18Kイエローゴールドケース ■ケース径38.0×厚さ10.9mm ■グランドセイコーブティック専用モデル

※価格は2022年3月1日時点の税込表記です。