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TUDOR | チューダー 2025新作 チューダーの探検時計の原点である「レンジャー」に新たなモデルが登場

TUDOR(チューダー) 2025新作 チューダーの探検時計の原点である「レンジャー」に新たなモデルが登場

 2025年の新作として、チューダーの探検時計の原点であるレンジャーに、新たなモデルが登場しました。British North Greenland Expeditionとともに氷原を踏破した1950年代から、今日のダカールラリーでサウジアラビアのエンプティクォーターと呼ばれる砂漠を駆け抜けるまで―。堅牢なチューダー ウォッチは数十年にわたり、地球上でもっとも過酷な地を冒険する勇敢な挑戦者たちに寄り添ってきました。そのレガシーを受け継ぎ、レンジャーはより多様な形で展開を広げます。新サイズの36mmと、「デューンホワイト」ダイアルが登場しました。

 新しい「デューンホワイト」ダイアルに加え、既存の直径39mmサイズのレンジャーに、36mmサイズのブラッシュ仕上げ、ステンレススチール製ケースが加わる。レンジャーはいかなる環境や状況にも耐えうるようデザインされた時計です。まさに、どんなミッションにも応えるツールウォッチと言えます。この新たなモデルの登場により、レンジャーが宿す探検の精神は、さらに力強く息づきます。

 複雑であるほど、故障のリスクは高まるものです。そしてそれがダカールラリーでのメカニカルトラブルとなると、レースの完走と、夜の砂漠で冷たく孤独に立ちすくむことの分かれ道となります。それは時計にも通じる哲学です。シンプルさと純粋さこそが、チューダー レンジャーの本質です。頑丈で、信頼性が高く、そして潔いほどにシンプル。無駄をそぎ落とした構造が、極限の状況でこそ真価を発揮します。新たにラインナップに加わったマットな「デューンホワイト」ダイアルは、チューダーが世界で最も過酷なレースに挑む者たちと共有する「冒険の精神」を、さりげなく映し出しています。人類の定住が一切なく、灼熱の砂と岩、そして巨大な砂丘だけが果てしなく続く―ダカールラリーの道なき道。それこそが、レンジャーが生まれながらにして想定していた場所です。

 世界で最も過酷な環境には、時計職人など存在しません。だからこそ、必要なときに確実に動作する時計を携帯するべきなのです。明日出発する目的地が極地であろうとルブアルハリであろうと、レンジャーはあらゆる“レンジ”―冒険の舞台にも対応します。


KEY POINTS
1. 36mmまたは39mm、サテン仕上げの316Lスチール製ケース、316Lスチール製固定ベゼル
2. グレイン仕上げのマットブラックまたは「デューンホワイト」ダイアル、ドーム型、スイスのスーパールミノヴァ®蓄光塗料(グレードA)をペイントしたアワーマーカー
3. 「レンジャー」針、スイスのスーパールミノヴァ®蓄光塗料を塗布(グレードA)
4. COSC認証かつシリコンバランススプリングを備えるマニュファクチュール キャリバーMT5400またはMT5402、約70時間のパワーリザーブ
5. 5年間の国際保証

TUDOR(チューダー) 2025新作 チューダーの探検時計の原点である「レンジャー」に新たなモデルが登場

THE RANGER SAGA

 チューダー レンジャーの起源は1929年にまで遡ります。「The TUDOR(チューダー)」の商標登録から3年後、ハンス・ウイルスドルフは「Ranger(レンジャー)」を登録しました。当時、この名称は特定のモデルを示すためではなく、チューダーの時計に冒険的な要素を付加するために使用されました。現在レンジャーとして認識されている意匠が登場したのは1960年代に入ってからのことで、夜光塗料がふんだんに塗布された3(日付表示の無いモデルのみ)、6、9、12のアラビア数字や独特のデザインの針が印象的です。

 その歴史の中で多くのバリエーションが展開されてきたレンジャー。日付表示の有無、自動巻または手巻、ダイアルにチューダー ローズまたは盾のマークがあしらわれたものまで実に幅広い種類のモデルがあります。早くも1973年には、「レンジャー II」という名称でケースと一体化させたブレスレットを備えるバージョンもラインアップされていました。


THE SPIRIT OF AN EXPEDITION WATCH

 新しいレンジャーは、自らの歴史の中で確立された3、6、9、12のアラビア数字インデックスを配したダイアルを筆頭とするデザイン基準を重んじながら、高性能マニュファクチュール キャリバーやチューダー独自の“T-fit”クイックアジャストクラスプといった最先端技術を採用しています。堅牢で実用的、そして手の届く存在のツールウォッチ。本モデルは、British North Greenland Expeditionが携行したオイスター プリンスとともに誕生した、この探検時計の伝統を受け継いでいます。

 実用性に基づいたこの伝統の象徴として、レンジャーのケースとブレスレットは全体にマットな質感をもたらすサテン仕上げとし、探検時計の純粋な精神を表現しています。一方で、ベゼルのエッジなど一部のディテールにはポリッシュ仕上げを用い、ケースラインに繊細な陰影と立体感をもたらしています。またダイアルに目を向ければ、ペイントされたアワーマーカーのように、歴史からの影響を色濃く受けているディテールに気づくでしょう。ベージュまたはブラックの色調は、グレイン仕上げのマットダイアルとコントラストを成すと同時に、チューダーのロゴや文字のトーンに呼応します。時針は丸みを帯び、分針は角張ったいずれも矢印型の針もまた、レンジャーならではのデザイン。秒針の先端はチューダーの象徴であるバーガンディカラーを採用しています。


MANUFACTURE CALIBRES MT5400 OR MT5402

 レンジャーは、36mmケースにはマニュファクチュール キャリバーMT5400、39mmケースにはMT5402が搭載されています。堅牢性、耐久性、信頼性そして精度を兼ね備えたこのムーブメントは、2ヶ所で固定されたトラバーシングブリッジによって支持される可変慣性テンプを有しています。それらのテンプと非磁性のシリコンバランススプリングを備えるほか、チューダー マニュファクチュール キャリバーはスイス公認検定機関(COSC)によるクロノメーター認定を取得しており、この独立機関が設定した基準を上回る性能を備えています。COSC認定ではムーブメントの状態で日差が-4秒から+6秒を基準としていますが、チューダーはさらにその上、腕時計として組みあげられた状態で日差が-2秒から+4秒という、より高い基準を達成しています。

 その他の特筆すべき特徴は約70時間のパワーリザーブ。それは金曜日の夜に腕時計をはずし、月曜日の朝に身に着けたときに再びゼンマイを巻く必要がないことを意味します。

TUDOR(チューダー) 2025新作 チューダーの探検時計の原点である「レンジャー」に新たなモデルが登場

STEEL BRACELET OR FABRIC STRAP

 またこれらのモデルでは、セルフサイズ調整を可能にする“T-fit”クイックアジャストクラスプを備えたサテン仕上げステンレススチール製ブレスレットも選択可能です。工具不要の簡単な操作で、レンジャー着用者自身が8mmの長さを5段階で調節することができるようになっています。また、すべてのレンジャー モデルにはアーストーンの3色のファブリックストラップもあります。フランスのサン・テティエンヌで150年以上家族経営を続けるジュリアン・フォール社によって、19世紀製の織機を用いて生み出されるファブリックストラップ。それは品質と快適さを両立する唯一無二の存在です。


FIELD TESTING THE TOOL WATCH

 British North Greenland Expeditionは、チューダーとそのツールウォッチの未来を変える出来事だったと言っても過言ではありません。チューダーにとってそれは、現実の過酷な状況下で長期にわたり行われた初めてのテストとなりました。遠征隊員はBBCが毎時発する信号と比較して、それぞれ着用しているオイスター プリンスの精度の変動をモニターし、専用のノートに記録しました。このプロジェクトのために用意された時計は、現地で想定される気温を考慮して“北極仕様”の特別な潤滑油が用いられたうえ、防寒着の上からでも着用できるよう延長パーツを備えていました。グリーンランドから帰還した隊員の一人がチューダーに手紙を書いて送りました。アーカイブに保管されているその手紙には、彼が携行した時計は「驚くべき精度を維持し」、「手で巻き上げる必要は一度もなかった」と記されています。

 “破壊テスト”と呼ばれるこの試験方法は、極限の環境下の現場で専門家によって時計が評価されるもので、1952年に開始したチューダー初の大々的な広告キャンペーンのテーマと見事に合致しています。そしてこのアプローチによってチューダーのツールウォッチの数々が開発され、世に出ることになったのは言うまでもありません。この堅牢性の概念は、その後の数十年にわたるブランディングが証明しているように、常にチューダーの哲学の中心にあり続け、審美性やプレステージ性よりも、困難な条件下での技術的パフォーマンスに重きを置くブランドの姿勢を物語っています。1970年代初頭のチューダー カタログでは、「仕事道具のチェーンソーと同様の慎重さで時計を選んだ」と語る木こりがレンジャーを着用して登場しています。レンジャー モデルこそが、この時期にチューダーが生み出した堅牢で実用的、そして適正な価格が設定された計器としてのツールウォッチのコンセプトを永続させてきたのです。そのスピリットは今も変わらず、ダカールラリーでエンプティクォーターを駆け抜ける車内にも、完璧にフィットします。

RANGER
レンジャー

Ref:M79950-0008
ケース径:39mm
ケース厚:12mm
ケース素材:サテン仕上げ316Lスチール
防水性:100m(330ft)
ストラップ:316Lスチール製の3列リンクブレスレット、“T-fit”セーフティキャッチ付きフォールディングクラスプ
ムーブメント:自動巻、Cal.MT5402、約70時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、27石、COSC(スイス公認クロノメーター検査協会)によるスイスクロノメーター認定
仕様:時・分・秒表示、秒針停止機能による正確な時刻設定、「デューンホワイト」ダイアル、サテン仕上げ316Lスチール製スムースベゼル
価格:519,200円(税込)

TUDOR(チューダー) 2025新作 チューダーの探検時計の原点である「レンジャー」に新たなモデルが登場

RANGER
レンジャー

Ref:M79950-0003
ケース径:39mm
ケース厚:12mm
ケース素材:サテン仕上げ316Lスチール
防水性:100m(330ft)
ストラップ:ベージュとレッドのライン入りグリーンファブリック、バックル
ムーブメント:自動巻、Cal.MT5402、約70時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、27石、COSC(スイス公認クロノメーター検査協会)によるスイスクロノメーター認定
仕様:時・分・秒表示、秒針停止機能による正確な時刻設定、ブラックダイアル、サテン仕上げ316Lスチール製スムースベゼル
価格:471,900円(税込)

TUDOR(チューダー) 2025新作 チューダーの探検時計の原点である「レンジャー」に新たなモデルが登場

RANGER
レンジャー

Ref:M79930-0001
ケース径:36mm
ケース厚:11mm
ケース素材:サテン仕上げ316Lスチール
防水性:100m(330ft)
ストラップ:316Lスチール製の3列リンクブレスレット、“T-fit”セーフティキャッチ付きフォールディングクラスプ
ムーブメント:自動巻、Cal.MT5400、約70時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、27石、COSC(スイス公認クロノメーター検査協会)によるスイスクロノメーター認定
仕様:時・分・秒表示、秒針停止機能による正確な時刻設定、ブラックダイアル、サテン仕上げ316Lスチール製スムースベゼル
価格:503,800円(税込)

TUDOR(チューダー) 2025新作 チューダーの探検時計の原点である「レンジャー」に新たなモデルが登場

RANGER
レンジャー

Ref:M79930-0008
ケース径:36mm
ケース厚:11mm
ケース素材:サテン仕上げ316Lスチール
防水性:100m(330ft)
ストラップ:ベージュとレッドのライン入りグリーンファブリック、バックル
ムーブメント:自動巻、Cal.MT5400、約70時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、27石、COSC(スイス公認クロノメーター検査協会)によるスイスクロノメーター認定
仕様:時・分・秒表示、秒針停止機能による正確な時刻設定、「デューンホワイト」ダイアル、サテン仕上げ316Lスチール製スムースベゼル
価格:456,500円(税込)

TUDOR(チューダー) 2025新作 チューダーの探検時計の原点である「レンジャー」に新たなモデルが登場


※2025年11月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。

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