AUDEMARS PIGUET | オーデマ ピゲ 2022新作 オーデマ ピゲ、ロイヤル オーク初のフライング トゥールビヨン オープンワークを発表

オーデマ ピゲがロイヤル オーク50周年を記念し、初のロイヤル オーク フライング トゥールビヨン オープンワーク 41mmを発売します。このステンレススティールのタイムピースはエレガントなモノクロのデザインで、マニュファクチュール初のオープンワーク自動巻きフライング トゥールビヨンのメカニズム、キャリバー2972を搭載しています。オーデマ ピゲが社内開発したこの最新ムーブメントは、オープンワークとトゥールビヨンのメカニズムに関するオーデマ ピゲの豊かな経験から生まれました。コンテンポラリーなデザインがさらにステップアップしています。
フライング トゥールビヨン、品格あるオープンワークのアーキテクチャー
新登場のキャリバー2972はセンターローターとフライング トゥールビヨンを組み合わせており、2019年にCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲに搭載されたキャリバー2950を進化させたものです。シンメトリーでまとめた構造の中に光が美しくきらめく設計です。ブリッジのフォルムは水平、垂直に仕上げられ、高度に様式化させ多層構造に仕上げたオープンワークにより、ウォッチに美しい立体的効果が生まれます。
キャリバー2972は、1930年代から腕時計のデザインとして可能な限りの進化をとげた由緒あるオープンワーク技術で仕上げられています。メインプレートとブリッジからできるだけ素材を削ぎ落とすことにより光が通過し、メカニズムの繊細な美しさを浮き出させます。この作業をメカニズムの機能を損なわないよう細心の注意をもって行います。最新の製造テクノロジーを駆使し、メインプレートとブリッジはまずデジタル機械(CNC)で外形をカットし、次に放電機械(EDM)でディテールを整えます。この製造プロセスでは高精度で素材を微妙に削りとり、望む形状を出すことができます。
一つ一つの部品は「ヘアライン」、サテン、サーキュラーブラッシュ、サンレイブラッシュ、スネイル、ポリッシュ面取りなどを始めとするオートオルロジュリー独特の装飾で仕上げられます。ウォッチの両面に見えるへこみ角のポリッシュ仕上げは、手作業によってのみ可能な最高レベルのクラフツマンシップの見事なディテールです。部品はロジウムカラーに仕上げられ、ウォッチのステンレススティールケースとブレスレットの色に合わせ、ウォッチ全体が現代的なモノクロのスタイルにまとめられています。
ダイヤルの6時位置には、重力の影響を補正し精度を向上させるフライング トゥールビヨンが輝きます。テンプを収めた小さな回転キャリッジが1分で1回転し、ヒゲゼンマイの動きを止めません。メインプレートに支えられただけのフライング トゥールビヨンは、今日ごくわずかの時計師だけが作ることのできる希少なアートの象徴とされています。

50周年アニバーサリーを記念するローター
この新しいタイムピースはロイヤル オーク「50周年」を記念する特別なローターを使っています。これは2022年を通じて発表されるロイヤル オーク アニバーサリーモデルに使用されるものです。ウォッチのサファイアケースバックからは、22Kピンクゴールドの特製ローターが見えます。ローターはロジウムカラー仕上げで、オープンワークムーブメントのグレー、そしてステンレススティールのケースカラーとスムーズにマッチしています。
光がきらめくスレンダーなライン
ロイヤル オーク フライング トゥールビヨン オープンワークのステンレススティールブレスレットとケースはデザインが新たに進化し、34mm、37mm、38mm、41mmのサイズで展開されています。
多くのポリッシュ面取りが施されたケースとブレスレットはスレンダーで、サテンブラッシュとポリッシュを使いわけた部品に光が繊細にきらめきます。さらに一体化ブレスレットの最初の4個のコマはかなり薄く、スレンダーなスタイルをアピール。従来のものより薄くすることにより全体を軽くし、使い心地を向上させています。サファイアケースバックはケースへの一体化を深め、手首にぴったりフィット。
ホワイトゴールドのアワーマーカーと針には蓄光処理を施し、暗い場所でも読みやすくなっています。さらにコレクションの他のロイヤル オークモデルとも調和をとるためプロポーションがわずかに調整されています。

トゥールビヨン ウォッチのレガシー
1986年、オーデマ ピゲは世界初のトゥールビヨン搭載自動巻きリストウォッチを完成させました。キャリバー2870は厚さ5.3mmのウルトラ シンケースに収められ、巻き上げ機構はケースバック側に配置されています。このトゥールビヨンキャリッジは径7.2mmで現在も世界最小であり、重さは0.123gで最も軽量のキャリッジの一つです。この先駆的なウォッチはオートオルロジュリー市場に新たな道を拓き、トゥールビヨンというメカニズムの存在感を広めました。キャリバー2870の後、耐久性と信頼性を向上させたトゥールビヨンが何世代か生まれました。
トゥールビヨンは1997年にロイヤル オーク25周年記念を祝い、ロイヤル オークコレクションに入りました。その時のモデル25831はオーデマ ピゲの第二世代トゥールビヨンムーブメント、キャリバー2875を搭載していました。スタイリッシュな8角形のオープニングの6時位置にトゥールビヨンキャリッジが光っています。キャリバー2875SQを搭載したオープンワークロイヤル オークモデル(25902)は1999年に発表されました。初のオープンワークのロイヤル オーク トゥールビヨンです。
2003年にはロイヤル オークコレクションで初めてトゥールビヨンとクロノグラフを組み合わせ、キャリバー2889を搭載したモデル25977が発表されました。このステンレススティールウォッチは、二つのコンプリケーションを組み合わせたタイムピースの人気を高め、翌年にはロイヤル オーク トラディション デクセレンス n°4(モデル25969)が登場。
2012年にはロイヤル オーク40周年記念を祝い、新たに41mmのロイヤル オーク エクストラ シン トゥールビヨン(モデル26510)を発表。キャリバー2924を搭載し、ステンレススティールと18Kピンクゴールドのバージョンがあります。またプラチナ40本限定モデル(モデル26511、キャリバー2924SQ)発売の際には、オープンワークのバージョンもリリースされました。このタイムピースには2016年にイエローゴールドバージョン(26513BA)が、また2017年にはステンレススティール(26518ST)とピンクゴールド(26518OR)の二つのバージョンが続きました。
マニュファクチュールの初のロイヤル オーク トゥールビヨン クロノグラフ オープンワークモデル(26347)は、2016年にキャリバー2936搭載、44mmのプラチナモデルとして発売されました。このコンプリケーションメカニズムを搭載したモデルは、続いて2017年にチタンとピンクゴールドで発売されます。
フライング トゥールビヨンは2018年にロイヤル オーク コンセプトでデビューしました。その後2020年のロイヤル オークコレクションで、マニュファクチュールの最新世代のムーブメント、キャリバー2950を搭載した41mmのタイムピース(モデル26530)が発売されます。トゥールビヨンウォッチに関するマニュファクチュールのレガシーは、この自動巻きオープンワークのフライング トゥールビヨン ムーブメントに継承されています。今回ロイヤル オーク50周年アニバーサリーにあたり、コンテンポラリーなスタイルで伝統を再解釈しています。
Royal Oak Flying Tourbillon Openworked
ロイヤル オーク フライング トゥールビヨン オープンワーク
Ref:26735ST.OO.1320ST.01
ケース径:41.0mm
ケース厚:10.6mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:5気圧
ストラップ:ステンレススティール、APフォールディングバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.2972(自社製)、約65時間パワーリザーブ、毎時21,600振動、27石
仕様:時・分表示、フライング トゥールビヨン、ロジウムカラーのオープンワークムーブメント、蓄光処理を施したホワイトゴールドのアプライドアワーマーカーとロイヤル オーク針、スレートグレーのインナーベゼル、シースルーケースバック
限定:ブティック限定
価格:要お問い合わせ
発売予定:2022年6月

※2022年2月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。
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