「CFB A1000」。
 カール F. ブヘラが3年に渡る大プロジェクトの末に2008年、ついにバーゼルワールドで発表した、自社開発ムーブメントの名称だ。現在、このCFB A1000搭載のモデルを目下開発中であり、その発表は2009年のバーゼルワールドの予定である。このムーブメントの大きな特徴である「ローター」に関して、
  ◯ペリフェラルローターの採用
  ◯ローター周辺部品の特殊加工、素材、そしてシステム
が挙げられる。
 このムーブメント、一見すると手巻のようではあるが、実は<ムーブメントの縁を回転するローター>である「ペリフェラルローター」を採用した。「ペリフェラル」とは英語で「peripheral」、つまり「周辺の、周囲の」という意味。
 一般的に見られる扇形のローターは、衝撃が加わった際、ローターが支えている軸から外れてしまう、もしくは軸自体折れてしまうという問題が実は起こりやすい。これを解決するために今回カール F. ブヘラが採用したのが、2つの機構で特許申請中の「ペリフェラルローター」だ。そしてこのローターにおいて耐震性を確固たるものにしたのが、<ボールベアリングの使用>である。
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